オーストラリアから電話

「おかあさん、コートニーだよ。だいじょうぶ？」と大きな声で電話があった。
初めてホストファミリーをやった１５年前の高校生。日本語を忘れちゃったといいながらも、「看板娘」とかを
覚えている。
まだnurseのお仕事やっているのというと、「看護婦やってるよ。」と日本語。

毎朝、高校へは遅刻、朝ごはんを食べず、ドアをバッタンと閉めて駅へ向かった頃から１５年。懐かしくうれしく、会いたくなった。

お米

田舎の兄からお米が送られてきた。
「東京は米がないとテレビで言っていたからな。少しで悪いけど…」
そちらの少しとこちらの少しは違うんだな、これが。
ありがたく頂戴した。

地震から止めていた夜の歩きを始めた。節電のためスカイツリーも雷門、仲見世も暗い。
歩けないわけでもないので、早く家に戻ってお風呂に入って

帰国

２５日、盛岡のリディアが花巻、大阪、成田と二日間かけて、アメリカ・カンザスシティに戻った。
東京の皆も元気でいてくださいと。
とりあえずは春休みの間の帰国で、また帰ってくると言っていたが・・・。

昨日、四国から来ていたお友達と浅草で遊んだが、仲見世に外国人が殆ど見られなかった。
お店の人は観光バスは来ないので、お客が少なく困ったもんだと話していた。(もっと大変な人達が大勢いるでしょうが)
隅田川きものまつり、三社祭、東京湾花火大会が早々に中止が決まった。浅草サンバ、隅田川の花火も中止になるのかな？
町会の三年に一度の本祭りもきっとなくなるとおもう。

行ってきます！

２４日、シモンは広島へ出発した。
一週間オリエンテーションを受け、山口県へ行くことになる。
ホームステイの学生たちには、日本から出国指示が出ているが、シモンは学生ではない。

と元気に出掛けた。　Good luck to you!

回転すし屋で

シモンと上野で回転すしに入った。
食べていたら、中にいた店長さんがシモンに黙って渡してくれ、びっくりした。

英語が話せないから気持ちだよ、
ホントにありがとう
なんだ日本語はなせんのか
まだまだです
まだまだっていうのは店のこいつらの腕だよ

帰りに「ほんとにおいしかった、ありがとうございました」と大きな声でお礼を言うと、「こんなにほめられたのは
初めてじゃ、またおいで」と。店にいた皆が大笑いしていた。

シモン

３年前にステイしたシモンがニュージャージーからやってきた。
山口県周南市で４月から小学校で英語のアシスタントをやることになり、２４日に広島に行くまで寄ってくれたのだ。
細い体で大きなスーツケース２個と他２個、さぞかし疲れたのだろう。お水だけ飲んで、早々にした。

日本がこんな状況下、会うまでは本当に来るのかと信じられなっかたが、という姿に応援したくなった。

通り

車の数が少なく静かだ。

お彼岸でお墓参りに行くのに、我が家の車は運転手はいるが、ガソリンが少なく動かないらしい。
谷中まで歩いて行ってこようかな

美容院で

午後、上野の美容院へ行った。もうずっとやってもらっている方に「岩手の地震はどうでした？」と気軽に訊ねたら
テレビで見ての通りなの、家は２階が残って両親が無事だったけど、一人暮らしをしていたおばあちゃんの行方がわからないの。弟さんが必死で探しているけど、今日現在消息不明。親戚、お友達何人も連絡がないそうだ。
町が全部なくなってしまって、すぐにでも帰リたいのだが、電車がなくガソリンもない。身動きができないのでどうしたらいいのかと、お仕事をしている時は気が紛れるけれど、手があくと帰って探したいと話していた。
いい知らせがあるといいですね。

盛岡のリデイアさんはアメリカへ帰ることしたとメールがあった。
本国のご両親がさぞかし心配していることでしょう。

お米

米屋さんにも米がなかった。
入口のドアが閉まったまま。陳列台の上は全部からっぽ。
トントンとやったら、いつもここでもち米を買うのを覚えていてくれて、１０キロ分けてくれた。
別に買占めではなくて、お米がなくなったから買いにきたのですと。
普通ならバイクで配達してくれるのだが、ガソリン不足を思って、自分で持ち帰った。

神様お願い

春休みを利用して、ジェニは今日から２週間、山梨のおばさんの家にでかけた。
余震が続いているし、東京にいても授業のある時は、親戚の皆さんにゆっくりと会うこともできなかったので
いい機会だ。のんびりしてきてね。
戻ってくるときには、地震も原発もいい方向に落ち着いていることを願ってやまない。