KEIの珈琲。。。

自家焙煎珈琲店開店を夢見ての記録ブログ。

しかし色々重なり、現在一休み。
今は、その時の想いの記録帳です。

岩手県・季節の移ろいを、全身で感じる旅。

2017年03月27日 | 旅 ~バイク・車~
スッポン料理の数々と、温泉と・・・。

前夜、陽気な宿泊客が居て一寸安眠を妨げられたものの、お酒と潤沢な栄養分に支えられ、快調に起床。



昨夜のスッポン鍋の残りの具と出し汁は、朝食に絶好の『スッポン雑炊』としてカムバック。



祈りをささげ、綺麗に戴いたのでした。(^^





この日も実質、ノープラン。

岩手県の被災地の復興市場巡りなど色々話し合った末、岩手県のワイナリーを巡りながら、太平洋側を南下しようと決定。



少しだけ北上する形で、盛岡市に向かってドライブ開始!

国道396号線沿いにある、五枚橋ワイナリー、紫波ワイン、エーデルワインと立ち寄ります・・・が、



五枚橋ワイナリー、イベントの為臨時休業(^^;
ま、ノープランだったし、仕方ないよね。
と、気持ちを切り替えて



紫波ワイン。



試飲は妻任せ。
私はアッシー。(死語)

そして本命の、エーデルワイン。



連休最終日だからか、お客さん、ほとんどいなくて。。



私は指をくわえて眺めるしかないのですが、



無料から有料まで、妻はがっちりティスティング。



何だか、何本か買って帰ったようです。|ω・)
味の程は分かりませんが・・・。





さてこの日は、海岸線をのんびり流すのを念頭にルートを選んだのですが、試飲で思いのほか時間を使い、慌てて移動開始。



道中、どうしても走りたかった遠野市で思い出に浸り、目指す陸前高田市へ。



「復興」と言う言葉はまだ憚れますが、数年前より昨年、昨年より今年・・・と、復興に向けた洗練の度合いは増しています。

津波なんかに負けない都市創り、こんな訪問でしか支援できないけど、何度でも何度でも足を向けたい場所の一つです。



実は昨年、宮古市の南側の山田町・山田湾の『牡蠣小屋』で、蒸し牡蠣食べ放題に行っていました!
そこで今年は、陸前高田・広田湾の『かき小屋 広田湾』で、蒸し牡蠣・生ガキを堪能へ!!



数年前は、寂しくも美しい海が見えていたであろう かき小屋の海側。
現在では要塞のような防潮堤が築かれ、風景は様変わりしていました。

少し昼の時間帯を過ぎてしまっていたのですが、店内は大盛況。
店員さん、お昼も食べられないほど。(^^;



店員さんに言って、ゆっくり最後に回してもらう感じで牡蠣達を出してもらいました。



牡蠣飯を携えて、



ブリッブリのド・新鮮な生ガキ!!

ヤバイ、旨い!! (=゚ω゚)ノ



メインはこれ。3kgの蒸し牡蠣!!
どれも粒ぞろいで大柄!

これが復興に向けた、陸前高田の広田湾の恵み。
様々な希望を一身に背負った、大自然の一滴。





とってもとっても最高に満喫☆
実家向けに、生牡蠣と広田湾産アナゴの押し寿司を発注。
いやぁ最高です!

そう遠からず、青森県から岩手県、宮城県、福島県の海岸線下道を流す旅をやる予定。

その際は牡蠣だけに限らず、食べ放題に限らず、味わいの旅をしたいと思っています。

復興市場への立ち寄りも、自分達の2011年までの思い出の場所を巡る事も全部織り込んで。



過去の防潮堤と最新の防潮堤が並ぶ姿も、いつかただの思い出となる日が来ると信じて。



そして、他の陸前高田を象徴する場所へ。



『道の駅 高田松原』にある慰霊碑で、合掌。



さらに、ここ。



陸前高田の『奇跡の一本松』。

実は、傍まで立ち寄るのは初めて。



それまでは、あえて近くの川の向こう側から手を合わせていました。
2012年に、まだ現存していた一本松を畏怖の念をもって眺めていたのが、昨日のことのように思い起こされます。
2017年、私達にとって5年の歳月を置き、初めて『公園のモニュメント』として気持ちを整理して足を向けました。

被災地の多くが完全な整地化をしていく中で、陸前高田にはもう一か所、私にとっての想い出の場所があります。



『奇跡の一本松』のそばの橋を渡った、丁字路の角にあるガソリンスタンド。
ここは、被災直後から、建物もほとんどそのままで営業し続けている『奇跡の給油所』です。

今でも忘れられないのは、2012年の、まだ何も始まれていない厳しい時期に立ち寄った際に、「いつか、陸前高田はよくなったな!と言ってもらえるように頑張ります」と、店員さんが話してくれた事。その店員さん(家族経営?当時のスタッフ全員が現在も頑張っています)は、この日もせっせと働いていました。

だから今でも、この付近に来た際には、必ずここで給油するのが私の決まり事。
旅好きとして、ドライブ好きとして、外せないスポットです。





岩手県、宮城県、福島県の皆様、頑張って。
今の道のりは、間違いなく、テレビの、ネットの向こう側の人間をも勇気づけてくれています。
私はただの旅好きですが、飽きずに何度も訪れるでしょう。
今回もまた迎えてくれて、有難うございました。





あれもこれも記憶に収めたくて、海岸を流していたら、とっぷりと日が暮れました。

南三陸町・志津川の辺りも、どんどん変わっていました。

次の日は仕事だというのに、三陸海岸の空気感に感覚がマヒしたようです。(笑)



新潟県、山形県、秋田県、岩手県、宮城県。

2泊の旅は、早春の風景を全身で感じた素敵な旅になりました。

有難う、また遊びに行きますね。








おしまい。




秋田県~岩手県・季節の移ろいを、全身で感じる旅。

2017年03月25日 | 旅 ~バイク・車~
秋田県湯沢市皆瀬・やどや三平 での朝。



昨晩の、極限までの飲食の影響は全く見られず。
早朝の静かな宿の中、のんびり温泉に浸かってから散歩。



朝食後、宿のすぐ隣にあるカフェで、マッタリ。。



ノープランの旅は、時間に追われず快適です。



冬の小安峡温泉は、人も、車の往来も少なく、自動車でのんびり移動しながら風景を撮影するなども気兼ねなくできるので、実に快適。。



昨日、若干風があったので、上記のモウモウ感が感じられなかった小安峡の噴気を再散策。



轟々と噴き出す噴気をしばらく橋の上から眺め、小安峡の時間を後にしました。

ハイシーズンの周辺の自然の美しさも想像は難しくないけど、人の頭ばかり見るのも嫌で避けてはいるけど、この大地の脈動を川沿いから身近に見る機会も欲しいから、次回は雪の消えた季節にでも来てみようと思います。
旧皆瀬町、またいつか・・・。





さて、湯沢市皆瀬を後にして、何となく昔情緒の残る同市の『蔵の町』増田へ。



日本酒好きには知れた「まんさくの花(日の丸酒造)」の並ぶ町。
日の丸酒造さんは開店時間の兼ね合いで寄れませんでしたが、町、散策。



なんとも味わいある街並みを散歩していると、ある特徴的な建屋を発見。



元・造り酒屋。
現在は「兵が夢の後」、醸造の蔵は見学のためのがらんどうの空間のみ。



一部、味噌造りに使われていると説明を聞きましたが、私には物悲しさと、まだこの建屋に残っているであろう麹菌のささやきを感じました。
この「がらんどう」の建屋の感じが、亡き父の銘木店を閉じるときの倉庫の空虚感に想いがかぶってしまったからかもしれません。

・・・でも、こちらで造っているお味噌を求めるお客さんが次々訪れているのも見たので、新たなる活気も感じられたのが本当に救いでした。



さらに、昔の栄華を今に伝える蔵造の古民家も散策。
次期天皇陛下(現在の皇太子殿下)も見学にいらした、素晴らしい梁の通った住居。



現在では絶対に手に入らない立派な銘木で形作られた、堂々たる『家』。
何世代も、何世代も住み続けられるこの家は、現在でも宗家の方が住み続けられていました。



人の住まない家はあっと言う間に傷みます。
保存も維持も大変だけど、さらに次世代への受け継ぎができるよう願ってやみませんでした。



昔の子供の声が、ここそこから聞こえるような・・・美しい日本家屋。

日本家屋は、木造家屋は地震に弱い?
いえいえ、全くそんな事ないですよ。
地震国で100年以上脈々と立ち続けるのは、木造のしなやかさがあるから。
石造を重ねただけの家は、地震国ではどうにもなりませんものね。
各地に残る、こういった町並み、家が先々まで残り続ける事を祈ります。。





増田の町を散策の後、どうしても食べたかった『横手焼きそば』を求めて、某・食堂へ。



横手焼きそばは、全国にも有名な『B級グルメ』。
当然、地元では熾烈な競争があり、様々な評価の下年間毎に『四天王』が選ばれているとか。
そこでも一歩先を行く四天王の一角、『藤春食堂』さんへ♪



この風情! 地元の奥様方だけで頑張るこの食堂、雰囲気も味わい深い!



この食堂は、焼きそば専門店。
最も贅沢な焼きそば『特製焼きそば』は、650円。(H29年3月現在)
見た目よりずっと優しい味付けで、ジャンキーさとは無縁。
とっても美味しくいただき、大満足。
やっぱり、ご当地グルメはご当地に限る!



四天王を年々勝ち得ている訳は、ぜひご当地で確認してみてください(^o^)丿



ところで、この日の宿は岩手県内。
あんまりのんびりする時間も無さそうですが、秋田県と岩手県の県境で、そもそも湯沢市・横手市は岩手県と隣り合っているので、けっこう巡り歩きする時期感がありました。
そこで、



『横手城』へ。



市を一望し、鳥海山の遠望もあり、美しいスポット。
地元の方のデートスポットみたいになっていました。(^^

さらに、これまた歴史ある建物を散策してきました。
『旧日新館』
休館日だったのに、訪ねてみたら拝観させてくれました。(;'∀')



日本建築の技術を基にした、洋館。



イギリス人が住んだこの家は広くはないけれど、これまた豊かな感じがして、住んでいた方の人柄が見えるような美しい家でした。



何となく、記念写真をパシャリ。
閉館日で車も人も来ないタイミングの贅沢写真。(笑)
この見学の後、のんびり岩手県へ向かったのでした。





この日は、岩手県西和賀町・湯川温泉中の湯。



泊まる宿も温泉ですが、先日に習い、他の日帰り湯にお出かけ。(^^



湯治がメインの宿の温泉を借りてきました♪



泉質が肌に馴染みやすく、気持ちよく発汗できる温泉。
これをのんびり堪能し、本日の宿へ突入。

この日の晩は、すっぽん料理を堪能! です☆



スッポンさんの卵ですね。
やや土臭いものの、風味は日本酒向け?
上等な肴♪



スッポンの部位が、余す処無く調理されてきます。



やや抵抗ありますが、生血も焼酎に半日漬けて、美しいルビ色に。
当然、生臭さ等は皆無。

 

お酒と言えば、肝や心臓なども、日本酒と一緒にキュッと戴きました。



ヌタのような調理や、



サラダ風にお洒落に、



レバーや身も、刺身で頂ける新鮮さ。



口を変える意味合いか、イワナや海魚の刺身も出ましたが、この日はかすみました。(^^;



とにかく、スッポン食べつくし。



メインのスッポン鍋!
超ド級のコラーゲンの集合体。
女性の肌がプルップルになること、間違いなし♪
上品な味付けで飽きがきませんでした。
この日も、大・大満足!





・・・でも。



グラタン風が出てみたり、



手打ちそばが出てみたり。(^^;



これらの後、スッポン鍋の出し汁を使った雑炊を勧められましたが、昨日に引続きノックアウト!!!
明日の朝ごはんとしてお願いしちゃいました(笑)



あ。
〆にはコーヒーゼリー。。








秋田県と岩手県の県境付近は、近くても文化がやや独特感があり、別な郷(くに)を感じます。
ただ、昔からの食べ物を「戴く」、粗末にしない風土があるからか、豪勢にもてなすものの、背伸びしない食材で振る舞ってくれるのが、なんとも有難く感じました。

たった2泊の旅ですが、移動距離に囚われない時間のお陰で、当地の文化を味わう旅にもなっています。

明日は、基本的に東京へ帰るだけ。

・・・ですが、岩手県を楽しんで帰ろうと、この日の晩に作戦会議。(笑)








ノープランの旅は、またまた次回に続きます。(^o^)丿






秋田県・季節の移ろいを、全身で感じる旅。

2017年03月23日 | 旅 ~バイク・車~
3月の半ば。



私達は、この時期恒例となっている東北地方へ車を走らせていました。

目的は、秋田県某所。
そこへ向かうのに、東北道だけでも良かったのですが、



どうしても新潟県の『笹川流れ』を通りたくて、関越道ではなく、東北道から磐越道にアクセスして新潟県入り。



もう春の装いの笹川流れを、軽くドライブ。
けっこう走っていますが、毎回癒されます。。



ところで。



道中、線路と笹川流れの美しい海岸線とが重なる風景を抜けていたのですが、線路沿いの高台には、黒山の人だかりが。



見ると、バズーカーのようなカメラ抱えて、あちらにもこちらにも人だかり。



もしかしたら、これを撮影していたのかな?
私は電車は疎いので分かりませんが、もうすぐ引退の車両なのか・・・。
でも確かに、単線で小車両で美しい海岸線を走る列車を撮ったなら、素敵な絵になるのでしょうね。(^^



さて、そんなこんなで。



やってきました、秋田県の近く(まだ山形県)。
名峰・鳥海山が美しくそびえる場所まで到達。
どうせ秋田に向かうならと、決めていたルート♪

そして程なく通りかかった道の駅で、



そば飯。



串焼き。



めかぶ蕎麦を堪能。('ω')ノ



食後は改めて、鳥海山の撮影を・・・と思ったら、曇ってきちゃった。(笑)



まだ、冬の名残ある日本海側の空は、天気変化も忙しく、海も少し荒れ模様。
秋田県に近づくにつれ、雲の厚みが増していったのでした。



とはいえ、久しぶりの秋田路。
風も強い中、荒涼とした海の岩場に佇む『十六羅漢』を観光。



何とも不思議な場所に、沢山の地蔵が掘られた、小さな霊場のような場所。



これで風車でもあったら、恐山っぽく見えるかも。

素朴な場所なので、観光バスは近寄らないかも。(^^;
でも好きなので、数回立寄っているスポットです。

そして秋田県入りし、ここからは鳥海山をかすめるように、内陸へ。



道に雪は無いものの、分厚い雪景色が現れました♪



超ご機嫌な風景が続きます☆

今回向かった地は、秋田県湯沢市の『小安峡』。
深い渓谷川沿いから、モウモウと湯煙立ち上る絶景と、その温泉を楽しみに来てみました。
でもこの早春の時期。
渓谷下まで降りる道は、深い雪で閉ざされいて近づけず。



橋の上からの遠望しかないのですが、実際に見ている迫力とは裏腹に、撮れる写真は



こんな感じ。(^^;

撮影技術が無いとはいえ、残念。(笑)
観光シーズンじゃないから、人は居ないに等しく、小安峡温泉の風景を独り占め!
当然泊まる宿も、温泉宿としました。

で、実際の宿泊先の前に『奥小安峡』に足を延ばし、入ってみたかった温泉へ、日帰り浴☆



あ、ちなみに。
奥小安峡も、小安峡のように、道路淵からモウモウと蒸気が立ち上がるスポットがあり、迫力がありますよ♪



そして立ち寄ったのが、『奥小安峡温泉・阿部旅館』。



温泉に向かう小道も、これまた粋で風情あり、



室内風呂も気持ちよく



露天風呂も最高でした!
この時、図らずも雪が舞って、1人独占の極上の雪見風呂に(≧▽≦)
立寄って大正解でした♪



そして十分楽しんだ後に、今回の宿へ。



『やどや三平』さん。
一日2組限定の、温泉宿です。



室内風呂ですが、家族風呂的に使え、24時間かけ流し温泉。
窓も自由に解放でき、ほとんど露天風呂気分を味わえます。
そして何より、ここは夕食が凄かった!!



天然もの。



当然自家製。



ホッとしますね。



『ミズ』という山菜。
当然、地物の天然もの。
歯ごたえよく、クセのない味わいある一品。



季節外れですが、天然もので美味しかった♪



保存食のキノコ。
やや塩気が利いて、日本酒に最高の肴☆



『皆瀬牛』って知ってますか?
地元のブランド牛で、超絶旨かった!!



・・・では終わらない!!!



秋田県・冬・グルメ
の筆頭『きりたんぽ鍋』。
(当然、炭火でクツクツと煮込み・・・)



地物山菜・キノコ満載で大満足!!



・・・で、でも終わらない。



デザートは、軽めに。。



と思ったら、女将さんから声がかかる。

「お蕎麦は軽めにしますか? 普通盛りにしますか?」
ここに来て、打ちたて、茹でたての作りたて盛蕎麦の案内が!!



条件反射で、夫婦二人で「普通盛り!」と、オーダー。
胃袋はMAXを越えていたのですが、旨いので、あっと言う間に完食!

〆に、きりたんぽ鍋のスープと共に、



極上の、炊き込みご飯!(^▽^;)



も・・・もう出ないよね!?
と、満腹通り過ぎたお腹をさすりながら、祈りました。(;^_^A

贅沢の極み!
この宿、最高です☆





私(妻も)、残すの大っ嫌いなんです。

ましてやこの宿、地物・天然物・冬場の保存食でもてなして戴いていますから。

季節を反映した、季節ものの田舎料理。

私達の旅で、最も欲するのが「気取らないで、ある物でもてなして戴ける」事。

それを、この宿は実践すべく、ご夫婦だけで2組限定宿を長年続けているそうです。

この後、再びゆっくり風呂につかり、爆眠☆

多分100%、この宿はリピートします。

ハイシーズンは平日も予約がとりずらいと聞きましたので、気になった方、悪しからず。。








続きは、また後日。(^o^)丿






早春を、目と味覚と肌で感じる旅。(静岡県)

2017年03月13日 | 旅 ~バイク・車~
ぼちぼち東京都も、本格的な春になりましたね。

この少し前の週末に、趣味の集まりに乗じて、静岡県を旅してきました♪



静岡県の『日本平』界隈は、岩垣イチゴの産地。
ここで、イチゴ食べ放題のオフ会に参加。



そうそうたる同車種が集まり、和気あいあいのミーティング。
そしてお待ちかねの・・・

  

デカいわ甘いわ(笑)
食べ放題ってテキトウなものだろうとタカをくくっていましたが、めちゃくちゃ立派なイチゴ達。結局、実家にもイチゴを送っちゃいました。(^^;
その後は、腹ごなしに皆でお散歩。



日本平からロープウェイを使って、『久能山東照宮』へ。



先ごろ、日光の東照宮の修復が終了し、観光客でごった返していましたが、ここは人ではあったものの、河津桜が見頃の割には混雑も少なく・・・



美しい境内を散策することができました♪





実はこのオフ会にのんびり参加するため、オフ会近くの宿をとってめい一杯参加!と思っていたのですが、私達が求めるようなお宿がなかなか見つからず、日本平か遠く離れ、なぜか伊豆の西側の先へ・・・。
結局、お昼頃には参加者に別れを告げて、早々に西伊豆へ。



伊豆って、どのみち通っても混むし、ずっと避けてきました。
もちろん行った事は何度もありますが、ここ20年以上は踏み込んでいない未開の地(笑)



国道嫌いですから、天城越え近くの険道(県道)で峠越えを楽しみながら、宿に向かいます。

仁科峠という、その道程がご機嫌な道。



夕方近くになり、まだ早春の頃だったので寒さもあり、人け無しの峠に到着。
そう、風も冷たくて、人の気配も無い峠。



人の気配も・・・ん



「お前たち、こんな何も無い所に何しに来たんだ?」
・・・と、言っているような表情。

最初、趣味の悪いただのモニュメントと思いました。
車で横付けしても、微動だにしないから(笑)
この写真の後、彼は悠々と去っていきました。。


伊豆の峠はけっこう険しいので、ここから宿のある西伊豆の海岸は若干の時間を要しましたが、対向車もなくスイスイ。
混んでないので、色々気が楽でした♪



沈む美しい夕日を眺め、ようやく宿に着。

この日は、静岡県松崎町・雲見温泉で一泊。



特別料理を頼んだわけでもないのに、とっても嬉しい船盛登場!!
日本酒、飲みすぎちゃいました(笑)

派手じゃないけど、お風呂も当然温泉。
実に、ご機嫌な夜を過ごすことができました。。





そして、次の日!



朝から、伊勢海老の味噌汁に、地元アジの網焼きが朝食(*´ω`*)
『網元温泉民宿 太郎』 惚れました。リピートしそう☆



朝食後は、雲見漁港(雲見温泉街の目の前の小さな港)から、この光景!!

絶景! 富士山を日本一美しく見られる場所だとか。
さもありなん、さもありなん。
こんな写真撮れて、本当にラッキーでした(^o^)丿

しばらく写真撮影後、



近くの険しい岩肌の上にある神社へ、眺望を求めてGO!



呆れるくらい、厳しい階段や道があるので、杖と手袋は有った方がいいかも。(^^;



登りに登って、



360度の、大パノラマが広がっていました!
これは、富士山側の光景。
港近くの『浅間神社』。どの風景も絶景なので、お勧めですよ。





さらに散策しながら、帰路へ



名勝、千貫門。
写真の右下辺りに妻がいるので、その巨大さが伝わると思います。
ちなみに先ほどの浅間神社は、この千貫門岩を、遥か上から見下ろせます。(^^;



道草喰いすぎたけど、地元の旨いものは抑えたい。
『三共食堂』



名物、『小あじ寿司』。
絶品でした!!

・・・って、お昼の時点で、まだ西伊豆エリア(笑)
帰路、急ぎます。
でも、



堂ヶ島。



黄金岬。

  

恋人岬。



・・・当たり前ですが、ずっと駿河湾の海岸線を走ったものだから、○○岬が出るわ出るわ。(笑)



肝心の富士山は雲間に隠れる事が多かったけど、寄り道しまくって、挙句の果ては箱根の山を国道1号線で越えて、それほど遅くならないうちに帰って来られました。(笑)





梅と桜の間の、河津桜が見頃の時期の、静岡県。

観光地化された場所が多々あって、いつもは近付き難いエリアではあるけど、たまには思い切って出かけてみるもんですね。

道中の時々の混雑さえ目をつむれば、案外隠れたスポットが点在しているようです。

ともあれ、今回のオフ会が無ければ全く近づかなかったはずなので、オフ会を主宰し加えて下さった方には、本当に感謝感謝です。(^◇^)

そして、雲見温泉。

小さく、温泉街自体もやや寂しい感は否めない所でしたが、確かに「最も富士山を美しく見られる」場所であると言ってもいいと思います。

繰り返しになりますが、またいつか、のんびりと連泊をこの地でしてみたい。

そう思わせる、素晴らしい旅をする事ができたのでした。





おしまい。