IHI、防衛省からヘリコプター搭載護衛艦を800億円で受注
掲載日 2011年04月01日
IHIは3月末までに防衛省から大規模災害時の海上基地としても機能できるヘリコプター搭載護衛艦「DDH」を1隻受注した。
受注額は800億円弱で、護衛艦の大きさは現在就役している中で最大級になる。
造船子会社のアイ・エイチ・アイマリンユナイテッド(IHIMU、東京都港区)の横浜工場(横浜市磯子区)で建造する。
これに伴い、IHIMUは2011年3月期に呉工場(広島県呉市)も合わせて約60億円の設備投資を実施して建造体制を整備、
2015年3月期に引き渡す。
受注したDDHは全長248メートル×幅38メートルで、排水量は1万9500トン。主機関にガスタービンエンジン4基を採用し
、30ノットの速力を出せる。乗員数は970人。
哨戒ヘリコプターなど10機以上の艦載機を搭載できるほか、同時に5機以上を発着可能。
軍事作戦以外に用いる消防防災ヘリコプターなども搭載できる。
日刊工業新聞
http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0120110401agbx.html
DDH-181“ひゅうが”もDDH-182“いせ”も東北沖に出ていて、今回の災害派遣で役に立っている以上、22DDHを認めないのは国民の生命を蔑ろにする意図があってのことかと言われかねないでしょうな
それに、今回の震災で、ひゅうがはドック入り中を中断して緊急派遣。いせは引渡し4日前で、引渡しを繰り上げての緊急派遣。
輸送艦おおすみはインドネシアの災害対策演習から引き返してきて派遣されたけど、おおすみ、しもきた、くにさきの輸送艦はヘリポートとしては制限がある上に、物資輸送で駆けまわるからね
ひゅうが、いせ、22DDH、24DDHが揃えば、常備1個タスクフォースの観点からも有効だし
ただ…
22DDHは無事通ったけど24DDHの予算が無事通るか…
復興予算で何年か遅れそうな懸念も拭いきれない…