SS540

失敗なんて気にしない。工作あるのみ!

テープLEDで室内灯を作ってみた

2014-01-05 21:48:53 | 模型工作
テープLEDで室内灯を作ってみました。
10年前にくらべれば既製品の白色室内灯も安くなりました。でもまだ10両編成に組み込むには5000円程度は必要。

そこで延長あたりの単価が非常に安価なテープLEDでどの程度満足のいく室内灯が作れるか試してみました。

テープLEDはアキバで探してきました。1袋5mで\5800だったので白色2袋と電球色1袋を買ってみました。

製品自体はこんな感じで販売されています。


またテープ基板の裏には粘着テープが付いているので、剥離紙をはがせばそのまま屋根裏に固定できます。

このほかにそろえた部品は0.1mmの銅板(200×300mm程度で\500)とブリッジダイオード(\30/個)、コンデンサー(0.1μF\3/個)、小型スプリング(\40/両 1両につき2個使用)です。
テープLEDはLED3個が一ユニットになっていてユニット毎に切り離して使用できます。
またユニット毎に回路に抵抗が埋め込まれているのでブリッジダイオードを使用すれば鉄道模型(12V)では直ぐに使用できる優れものです。


まず新幹線に組み込んでみました。
対象はN700系。

25m級車両の場合、3ユニットがギリギリ屋根裏に配置できます。
ブリッジダイオードと集電の為の銅板の配置に一工夫する必要があります。

ブリッジダイオードは両面テープでテープ基板の上に固定。


コンデンサーと集電用の銅板は写真の様に隙間を縫って配置しました。


床下からテープ基板側へはTOMIXの室内灯に似たような構造で接点をもたせました。
KATOの室内灯セットに含まれている銅板と同じように、銅板を幅2mm、長さ4cm程度に切り出し、差し込み口に差し込んでから小型スプリングを半田付けしました。


使用したスプリングはTOMIXのこいつです↓↓

そのままでは若干短く接触が不安定だったので、やや伸ばしました。

完成するとこんな感じです。
パワーパックの目盛りは2.5ぐらいです。

先頭車




グリーン車



暗くすると電球色と白色の区別が写真ではわかりにくい・・・
肉眼ではしっかり電球色に見えています。


さらにもう一例

テープLEDを使用する利点としては、グリーン車と普通車の合造車の電飾が既製品の室内灯よりも簡単に再現できる点が挙げられます。
例えばこんなやつです↓↓↓



既製品の室内灯で使われいるリフレクターを支えるための突起をニッパーで切り飛ばします。


E257系のサロハの場合、白色と電球色をそれぞれ1ユニット使用します。


在来線規格の車両の場合、車端部に写真の様に集電部を設けました。


床下ユニットは新幹線と変わりません。


完成するとこんな感じです。


普通車の場合はこんな感じになりました。



結果1両あたり\200程度で制作でき、色むらも少なく、工作も簡単だったので特急系列では順次この室内灯を組み込んでいこうと思います。
次は窓の大きい通勤型で試してみます。

最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんにちは^_^ (Sofia)
2016-03-29 12:36:59
こんにちは^_^
初めてコメント失礼します
銅板はどちらで購入されたのでしょうか?
室内灯を作る際に、タムタムで銅板を購入していますのでどうしても高価になってしまい困っています。・°°・(>_<)・°°・。
返信する
Unknown (SS540)
2016-04-03 23:20:52
Sofiaさん

銅板の購入先ですが、東急ハンズで買ってきました。
確か150×200程度の大きさで500円もしなかったと思います。
ケガキ針で筋をつけたあとに金切りバサミ(エッチングバサミの様にある程度細かい作業に使えるもの)で切り出して使っています。
切り出した時に銅板が丸まりますが、軽く引っ張れば真っ直ぐになります。
返信する

コメントを投稿