【北京=関泰晴】中国国務院新聞弁公室の王晨主任(閣僚級)は30日、北京で記者会見し、先月末までの1年間に国内のインターネットで、わいせつな写真や映像などを掲載したとして、6万件以上のウェブサイトを閉鎖したことを明らかにした。
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胡錦濤政権は昨年11月、ネットのポルノ撲滅運動を本格化し、中国当局は先月末までに178万5000件のサイトを調査。3億5000万点の写真、映像、文章を削除し、4965人を検挙した。ネット利用者の間では、「当局はポルノ摘発を名目に、言論統制も強化している」との批判も出ている。
また、王主任は、中国のネット利用者数が先月末までに4億5000万人に達し、前年同期比で20・3%増えたと発表した。ネット普及率は33・9%で、世界平均の30%を超えたという。
(2010年12月30日18時43分
読売新聞)
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