反 予告狩り

ネット上での犯行予告の価値を高めようとする輩に対抗すべく開設しました

シャッターアイランド

2010-04-27 00:21:54 | 映画


みてきました

これは面白かった。

ちなみに現時点での私のこの映画の解釈を書いてみたい
何の予備知識もなしに見たい人は、絶対に読まないでください。














この映画は
主人公の恐ろしく計画的で緻密な捜査と身を張った検証の過程を描いた物語である

主人公は施設を脱出する計画を立てた際に、万が一施設連れ戻されることを考慮して
ベッドの床に自らが書いた「暗号」を隠しておいた
そして、施設職員が1分間席をはずした間を見計らってまんまと脱走を成し遂げた

しかし、外の生活は楽なものではなかった
妻の幻想が現れ酒におぼれる毎日
それが苦しみの原因であることもよく知っていた

ある日、覚悟を決めた主人公は妻の幻想を焼き殺すことでその苦しみから逃れることを選択した
放った火が住んでいたアパートを焼き尽くす

火災現場から主人公は奇跡的に救出されるが、放火犯として逮捕されることになる
シャッターアイランドからの脱走者が犯人であることを知った警察は定められたルールに則り処理を行った

4名の犠牲を出した放火事件解決
犯人は顔に大きな傷のある凶悪な男レディス

火災から救出された主人公は病院のベッドで目を覚まし
混沌とした意識の中でその事件の全貌を新聞記事によって知る

「・・・何かがおかしい」

そのとき、一人の男が現れた
彼を見た主人公に、激しい頭痛が襲う
「見たことのある男だ、彼は誰だ・・・」
主人公は徐々によみがえる記憶とともにまた混沌の中に落ちることになる

次に目を覚ました場所は大きめの漁船の中
「はっきり覚えている、あの顔はシーハンだ。
俺はあの施設で治療を受けていた
そしてその治療には何か大きな陰謀が仕組まれていた
俺は何者だ?」

主人公はその施設の陰謀と自らが何者であるかを
確かめる覚悟を決めた。

朦朧とする意識の中
主人公は自らを鼓舞するように顔を洗った
「俺はテディだ、しっかりするんだ・・・・」

ここからが、映画の最初のシーン

後は、脱走時に自分が残しておいた手がかりと
明晰な捜査によって、施設で行われている事実と自らが何者かを知ることとなる

まだまだ推測は広がるんですが
こんな感じです

ただ、これぐらいの知識を持って映画を見ても
映画の本質には何の影響もありません
大切なのはこの映画が述べていることを、どう理解するかだと思います。

すばらしい映画です。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿