先日何か月ぶりかで仲良しのお友達に会いました。にんぎょうの家でお友達の知り合いが行っているお教室の作品展があるそうで行ってみようということになりました。
若ければ私もやってみたいような作品ばかり、でも根気のいる仕事でしょう。みんなとてもよくできて、数えきれないほどの作品が所狭しと飾ってありました。でも、今の私には、自分もやってみようという積極性がありません。
何を見ても意欲がわいてこないのです。
今日はずっと前から楽しみにしていたディサービス故郷家族の会でした。
私は、一人で悩み、本当のことを話す人もなく、鬱々と過ごしていたので家族の人がどんな看病をして、どんな悩みを持っているのか知りたかったのです。認知症は人に話せるのはほんの一部で、みんな悩んでいるはずです。集まったのは２０人くらいでしょうか？ご主人を看病している人、お父さんや、お母さんを看病している人さまざまです。故郷は、川崎と横浜に沢山の施設がありどこも最高で１２人という小さなところなんですが
来ている人は認知症だけ、だから、馬鹿にされるという心配はありません。それにスタッフの人たちの対応がとても良いので、嫌がらずに行きます。主人も以前は行きたくなくてずる休みばかりしていましたが、今では、楽しそうに出かけます。苦労しているのは自分だけではないということを知っただけでも、行って良かったと思います。認知症の人たちが作った作品が出ていたので写真を撮りました。
最近は余り、クッキーをかまっていられなくなった。散歩も毎日は行かず、何事もおじいちゃん優先になった。
食いしん坊のクッキーは沢山食べてはどんどん太り、大好きな散歩も殆どカートの中、だから、私たちが
食事のときは欲しくて吠えるので、（クッキーはもう御終い）というと、すねてこんな恰好をする。
この格好で私達が食べている間見上げている。
その後主人の認知症は割合安定していて、最近は特にリハビリに意欲を燃やし、週二回行くと言い出しました。今までのように一日遊びの中にリハビリが少し入っているのではなく、リハビリだけしたら帰ってきます。
送り迎えの車も、玄関までは来てくれないので、電話がかかったら私が下までついていくようになりますが、
とにかく本人がその気になっているのが一番なので、私も、併せています。整形外科の先生に言われたらしく、
鉄分の入ったものを食べると言い出して、やたらに鉄分にこだわっています。でもレバーは大嫌いなので、
ひじきを煮たり、アサリの味噌汁作ったり、食事に気を使うようになりました。
私としては、とにかく、認知症の進行が少しでも遅くなってこれ以上進行しないようにと願うばかりです。