木漏れ日語っこ

日々の何気ない出来事や想いを綴って行きます

炎天下

2017-07-12 | メタファーの詩


この炎天下に
灼熱の太陽に照りつけられ
ジリジリ焼かれても

植物はじっと動かず
運命に身を任せている

木陰に逃げ込むことも
水浴びすることも出来ない

その潔さ

逃げ道さえ断たれて
行き詰まったら

この炎天下の植物のように
じっと動かず
運命に身を任せてみる

やがて日は落ち
涼しい風も吹いて来るだろう..