第6話「case18 Rouge Morgue」
ある日、コントロールから別の任務を言い渡されるドロシー。
それは、死亡した連絡員の身体に埋め込まれた、王国外務省の暗号表を奪取するというものであった。
任務を言い渡した7によると、該当の死体はノルマンディー公の協力者が知っているという。
ベアトリスと共にロンドン中の死体が集まるモルグへ潜入したドロシーは、既に死体探しを始めていたノルマンディー公の協力者と接触するが、なんとそこにいたのはドロシーの生き別れた父親・ダニーであった。
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本日はベアトが鍵の解錠方を勉強中。そんなときドロシーが鼻歌を。いつも無意識に口ずさんでいる歌。
そしてここにドロシーと同じ歌を口ずさんでいる男が。
公園でコントロールの7から新たな指令を受けるドロシー。その指令内容は、モルグの死体に埋め込まれている王国外務省の暗号表を見つけること。なぜドロシーが選ばれたのか?それはノルマンディー公から同じ命令を受けているものがいる、そしてそれの人物はドロシーの父:ダニー・マクビーン。ドロシーはベアトを連れてモルグへと潜り込む。
それにしてもコントロールはドロシーの家庭環境まで調べ上げ押さえているとは、まさに「黒かグレー」の世界の人たち。
モルグに潜入したとき、怒鳴り散らす声が。ドロシーの父ダニー。そしてデイジーと呼ぶ。ドロシーの本名はデイジー。
今日、モルグへいったことをプリンセスに話すベアト、「ロンドン中の死体が集まってくるんです。毎日あんなに人が死んでいるんですね。」、この言葉に表情を曇らせるプリンセス。でもついうっかりとドロシーの秘密を喋ってしまいそうになるベアト。良い子です。
訳ありの人たちが働くところ、それがモルグ。借金まみれの人、移民、その他人には話せない事情を抱えていることたち。一方ドロシーは自分たちが任務を完了したら父はどうなるのか悩んでいた。この任務はドロシーが適任というだけでなく、コントロールはドロシーがどのような行動に出るか試しているのではないかと思ってしまう。
ダニーのところへ借金取りがやってきた。その様子を見て全てを怪我のせいにして逃げているだけと娘に指摘され暴れるダニー。一番つらいところ・一番触れて欲しくないところだったのでしょう。辛いドロシーを見てダニーに注意しに行くベアト。父がマッドサイエンティストだった自分のつらさと重なったのかも。しかしダニーはベアトを締め上げた時、のどが機械にされていることに気づきおもちゃにする。そこへやってきた娘の拒絶の一言・「触るな!」。
帰りの車の中で自分過去を話すドロシー。ダニーのDVシーン、あれ素手ではなく義手のほうで殴っている。ドロシーは耐えられなくなって今の共和国側へ家出。そしてその日ロンドン革命が。自分でも自覚しているようだが、ドロシーはスパイとしては甘い。これは今後命取りになる可能性がある。先輩スパイが死んでしまう?ドロシーはマミってしまうのか?
プリンセスとアンジェ。しかしここではアンジェではなくシャーロット。普通の少女の顔になっています。それにしてもプリンセス、勉強してるなぁ。
酔った父を家まで送る娘。ノルマンディー公との接触方法を探るドロシーとベアト。そこでベアトはデニーの娘への愛情を知る。目覚めたダニーは娘に手の平に十字が刻まれている死体の歯にメモが挟まれていることを、それをあれば大金が入ることを言う。それは王国外務省の暗号表。もしそれを自分たちが奪えば父はどうなるのか。
こちらはノルマンディー公とガゼル。
家にまで押しかけてきた借金取り。払えないのなら娘を差し出せという。
翌日、ダニーの顔があざだらけ。あの後かなり殴られたのがわかる。一方ベアトは目的の死体を発見。暗号表を入手したドロシーはこれを奪わず書き写すことに。理由はノルマンディー公にばれたくないことと父が謝金地獄から助かるかもしれないから。
歯を持って父のところへ行く。父は幽霊通りのパブで待つようにという。でもこれが最期の姿。ガゼルと取引にいったダニー。娘とやり直したいため報酬の増額を要求。そのために殺される。それにしてもバックで流れている曲がもの悲しい。
そして最高で最悪のラストです。
前回に続き神回でした。しかし最悪回でもありました。
この救いようがないラスト、このような作品は久しぶりです。
ドロシーの本名はデイジー・マクビーン、ドロシーは母の名前でした。しかしこれほどまでにプライベートが明かされてスパイとしてはマイナス要因なのでは。もしかすれば父:ダニーがらみでガゼルに正体がばれるかもしれません。今回はドロシーの死亡フラグ回となるのか?
それにしても「case18」とはどういうことでしょうか?分割2クールなのでしょうか?
私としては今期一番の良作だと思っているのですが、あまり認知されていないのでしょうか。私の周りでも評判をあまり聞きません。勿体ない。
アクタスもがんばってるなぁ。
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