ブル之介

やっぱりモフモフさわりながら遊びたいヨネ！
というオニイチャンのアツイ要望により、
ホームセンターのコーナンから我が家に招かれた
エントリーNo 3　手人形の「ブル之介」。


オニイチャンが右手にはめるやいなや、
ダンテ豹変。

「なめとんのかワレ！」


「どこのシマのもんじゃ、アアン！？」


「タマとったるわぁぁぁぁ！」


いきり立ったダンテはオニイチャンを睨みつけ、
顔面猫パンチをお見舞いし、さらにはブル之介をはめていない左手も襲撃。
かなりの深手を負った。

ブル之介、お蔵入り決定。




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結構いいヤツ

そんな嫌うなよ。
結構いいヤツなんだよ。
硬いところと柔軟なところがあるけどさ、
筋はまっすぐ通ってるからさ。

お前専用、お前に一途なんだぜ？






ブラッシングを嫌うダンテに
櫛の良さを切々と訴えるオニイチャン。



対するダンテ、「あぐあぐあぐあぐ。」


「ぶちっ。」





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兄貴の一句 その2

　
触れたけりゃ

　　　出血吐血

　　　　　　覚悟せよ




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拝啓オニイチャン

「なんでやねん。」　びしい。


と、突っ込みを入れているような、へんちくりんな寝方でも、


今日選ばれたのはワタシの膝です！ああ顔がにやけちゃう。

「机の上荒れ放題」とか気にしたら駄目ですよ？




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意外とさみしんぼ

オニイチャンが出かけた後、シャワーを浴びにお風呂場へ向かった。
いつものようにダンテがついてくる。

シャワーをひねると慌てて出て行った。
少し前までは出たり入ったりを繰り返し、
落ち着かない様子だったが、
最近はシャワーの音がやむまで待つことが多くなった。

シャワーをとめた。


「むむ！」



ダンテの頭がドアの下からひょっこり現れる。
いつもであれば、床や蛇口の水滴をぺろぺろ舐めはじめ、
呼んでも知らんぷりするのに、
今日は一人ぼっちで待っていたのだ。
こちらを見上げ、喉をぐるぐる言わせている。

尻尾をピンと立て、足にまとわりつく。
しゃがむと遠慮がちに右手をオネエチャンの膝に乗せる。

「えらいねえ、お利口さんに待っててくれたんだねぇ。いい子だよお前は。」
素っ裸のままではあったけれど、
ダンテが満足するまで撫で続けた。

服を着て部屋に戻っても、しばらく彼は傍を離れようとしなかった。





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ニューフェイス見参

よく食べ、よく飲み、よく暴れ、よく眠り、巨大化していくダンテ。


我が家に来る前から、彼は
ファーストチョイスのグロースをふやかして食べている。
育児本によると、そろそろカリカリに移行する時期らしい。

ファーストチョイスの粒は薬指の爪と同じくらいあり、
子猫にはちょっと大きいように思う。

ストックが少なくなったので、
これはいい機会と、ネットで評判がよく
且つ飲み込みやすい大きさのロイヤルカナンを与えてみようと考えた。
仕事帰り横浜そごうのペットショップに寄ったところ、
隅のコーナーで発見。
わくわくしながらお皿に盛ってみた。
しかし当の本人はお気に召さなかったらしく、
前足で砂をかける仕草をする。
うんち同然らしい。ひど。

ファーストチョイスと混ぜて、1袋あげ続けてみたが
食いつきは今ひとつ。



左がロイヤルカナン、右がファーストチョイス。

粒サイズ比較の撮影をしていたら、
横からダンテがファーストチョイスのみかすめとって行った。



横浜近辺のペットショップにファーストチョイス取扱い有無を
電話で問い合わせてみたが、どこも取寄せになるという。
賞味期限や管理状態を見たいので、ネット注文は極力避けたい。
となると、この辺でファーストチョイスをすぐ入手できるのは
ホームセンターのコーナンだけであり、
バスに乗らないと行くことが出来ない。

交通の不便さから、
行く度「折角だからあれも買っておこうこれも買っておこう」になり、
両手に大量の荷物を抱えて帰ってくることになる。

今回もフードだけのはずが
大量にダンテのおもちゃと猫用ジャーキーを購入。

ここ3ヶ月、自分たちのものではなく
ダンテのものばかり増えている気がする。
親ばか全開だ。

さて購入したおもちゃたちは以下のとおり。
ダンテ王子のお眼鏡にかなったのは、一体どの者か。
答えはまた今度。


エントリーNo 1
起き上がりこぼしのチュウ太郎


エントリーNo 2
ただのチュウ太郎（の鼻に紐をセメダインで貼り付けたもの。酷）


エントリーNo 3
手人形のブル之介


エントリーNo 4
犬用おもちゃ笛付くまごん（未開封）





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にゃんにゃん分析

特定ワードを猫画像にして分析するツール「にゃんにゃん分析」。
早速ダンテを分析してみた。


「ダンテ」のにゃんにゃん分析結果



うちの子酔いどれ系！？




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続・モミ（動画）

初回すさまじい形相で揉みを披露したダンテ、
その日以降はちゃんと（？）うっとり顔でおこなっている。

いろいろと優しくして下さる　てんて鞠さんのブログで
マンチカン「ツキ君」のふみふみ映像を拝見した。
身震いするほどめっさ天使やばい連れ去りたいんデスけど。

うちの坊がちょうど揉み最中だったので
真似っこして録画することに。

こっそり近づいた割には即気づかれる駄目カメラマン。

でもまぁ喉を鳴らしているので機嫌は損ねていないはず。
ほくそえんで撮り続けていたところ、
アンタ邪魔とばかり舌打ちされ、隠れた場所で揉み再開。
やはり嫌だったようである。






そんなわけで肝心の揉み、収録ならず。




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狙われたキッチン

鎌倉市に初雪が降った今日、
キッチンに飛び乗ることを覚えた猫。
どうもシンクの水が目当てのよう。

キッチンからおろすと人のグラスから水を飲もうとする。
自分のお皿に入ってるのと中身は一緒ですよ！






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小さな恋のメロディー

興奮するダンテを落ち着かせようと添い寝するオニイチャン。
しばらくメラメラしていたダンテだったが、


ぬくもりが伝わったのか、
そっとオニイチャンの唇に手をあて、うっとりした表情を浮かべる。
その姿はまるで恋人同士のよう。


「ちょっとそこのオバサン、二人だけにしてくんない？」


オネエチャン、メラメラ炎上。




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寝相

うちの男衆は人も猫も寝相がアンビリーバブルなのだった。





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初モミ

ダンテがキャットタワー中段の隠れ家でもぞもぞしているので覗いてみた。


右手揉み。


左手揉み。


ぐるぐると重低音を響かせながら一心不乱にタオルを揉む。
ダンテが我が家にきて初めて見せた行動だった。

しかし大丈夫なのかこの子は。
目をぎょろりと見開いてしかもなんだか血走って。




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続・本を持つ手

本を読んでいたら噛まれた日の夜。
オニイチャンがパソコンでゲームをしていたが、
ブログの更新をさせてもらうため、交代してもらった。

オニイチャンは朝の本を手にとって布団に入った。
トコトコとダンテがベッドに向かう。

いつものように添い寝しにいったのだろうと眺めていたら、
なんとオニイチャンの本を持つ手に噛み付いたではないか。

遊びの最中興奮した時の「フライング噛み」や
無理やりさわった時の「抵抗噛み」は別として、
ダンテがオニイチャンを噛むのは珍しいことだ。

ベッドから下ろされたダンテはしばらくつまらなそうに
うろうろしていたが、構ってもらえないのが分かったのか
パソコンに向かうオネエチャンの横に来て「うみゃあ」と訴えた。
膝を叩いておいでと言うとジャンプして乗っかる。

そのまま膝に乗せてキーボードを打とうとしたが、
ダンテはそれでは駄目だとばかり胸の上によじ登る。
両腕で支えてやるとようやく満足したらしく、
仰向けになって頭を腕の付け根に乗せ、
両手を曲げて両足をピンと伸ばした状態で、
ぐるぐるぐるぐる喉を鳴らせながら眠りについた。

もしかしたらダンテは、本なんか読んでないで
僕を構ってよと抗議したのかも知れない。

噛んでばかりの困ったちゃんではあるけれど、
一緒に遊ぼうとしてくれている。それがとても嬉しい。
ダンテはかけがえのない家族である。





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自分の名前を理解する

遅い朝食をとりながら、キャットタワーに上るダンテに
「ダンテ、楽しい？」と声をかけたら振り向いた。
あれ？今自分が呼ばれてることが分かったのかな？
もう一度呼んでみる。
また振り向いた。
まさかね。声がする方向を見ただけかもしれない。

目を離した隙にダンテの姿が見えなくなった。
「あれ、ダンテは？」「わかんないどこ行ったかな」
するとズダダダダーとキッチンからダンテが飛んできて
二人の前に座った。

回していた洗濯機がとまった。

ベランダに出ると大抵、外に出たいのか一緒の場所にいたいのか、
こちらを見ながら「うみゃぁーうみゃぁーっ」と訴えるので、
脱出防止を考え、部屋に残る人間がダンテを抱いてあやす。

今日もオニイチャンがダンテを抱きあげて、
「ほら、いいこだからこっちにいようね。ダンテ」
と声をかけた。
ダンテが尻尾をひゅん、と振る。

「ダーンテ？」
ひゅん。

「ダンテー」
ひゅん。

これは絶対に返事をしている。

ダンテが初めて人間に応えてくれた、
記念すべき日となった。


「尻尾で返事しても喜ぶんだからチョロイね。ひゃーははは。」




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本を持つ手

朝まったりと、お布団の中で群ようこの文庫本を読んでいた。

ベッドの上に人がいるとダンテは様子を伺いに来る。

今日もベッドに飛び乗り、本とそれを持つ手をくんくんした後、
降りてどこかへ走り去った。

再び本に目を落とすと、
また布団にダンテが上がってきた。

目があう。

くんくんするのかしらと思った瞬間
本を持つ手にがぶーーーーーーー。

「だめでしょ！」叱っても一向に離さない。
２回噛み、３回噛み、だんだんその強さが増してくる。
何とか引きはがしてオニイチャンのそばまで逃げた。
平和な朝が台無しになってとても悲しくなった。


寝ているときの天使はどこへ消えたのやら。




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