胸が熱くなる瞬間というものは、かけがえのないモノです。
今回の『AIR』に関する話で、今年の定期更新は終える予定です。
一応書きたいことがあったら書き込む予定ではありますが、基本的にこのブログを自分で見るような事も少ないので、もしかしたら今年最後の更新になるかもしれません。
さて、今あまり時間がありません。やるべき事とやりたい事が立て込んでいるので、今この時間が少し惜しかったりしてます。
だから今回はエッセイ風でいこうかな、と。
というか今まで気負い過ぎていて、難しい事を書こうとしたあまりに変な文章を書いていたような気がします。
だから今回は慣れている適当な文章を垂れ流す方式で語っていこうかな、と。時間もあまりありませんし。
さてと、本題へ。
『AIR』というのは2000年に発売された美少女ゲームです。
美少女ゲームはいくつかパターンがありますが、近年大きく話題を集める典型的なパターンとしては「ストーリーが面白い」という事が挙げられます。
このゲームはその典型例で、『KANON』という前作を上回る話題作となり、今でも話題作で、今年はアニメ化、昨年辺りは映画化もしていました。確か映画の話はここでも書いたような気がします。
その『AIR』と僕との出会いは、2002年の1月でした。
2001年にドリームキャストでエロを抜いた代わりに新規CGを追加してコンシューマ化されましたが、その時はフーンくらいにしか思っていませんでした。話題になっているのは、全く関係ない雑誌のコラム欄にも書かれるくらいなので知ってはいたのですが、絵が……絵が……
今でこそ愛着が湧いている絵ですが、話を知らないと中々魅力と思えないんですよね……
しかし話題を重ねるゲームでしたから、それなりに気になっていたのですよ。
しかし機会がない。その前にそういったジャンルのゲームをひとつプレイしていましたが、まだまだその手のゲームには初心でしたので、中々。
そして1月。
そういったジャンルのゲームを当時唯一プレイしたゲームの会社から、そういったジャンルではないゲームが発売されたので買いに走ったところ、無名といわれてもしょうがない会社でしたのでゲーム屋に置いてなかったのです。
しかしゲームはしたい。
その代わりに買ったのが『AIR』でした。
前からその店に置いてある事を知っていたため、売ってなかったら買おうと思っていたのです。
酷い話ですが、前述から察せられるとおり癖が強い絵柄だったので、どうも手が出なかったのです。
意気揚々と始めたところ、面白いのです。
といってもキャラクターの掛け合いが、ですが。
この手のゲームは中盤辺りになるまでは大して話が動かないので、しょうがない事ですが。
そして3日位(当時は1日2時間という中途半端ないい子ちゃんでした)でゲームのメインヒロインのエンディングまで到達。
……はい?
意味がわかりませんでした。そのヒロインの問題が何も解決してないのです。解決したのは主人公の気持ちくらい。
その不満は次のヒロインのエンディングへ到達しても中々消えず、高校のネット(当時はまだ電話回線だったので)で調べたところ、その後の話があるらしく、とにかく進めるしか道はありませんでした。
もうひとりのヒロインを涙を流しながら進め(夕焼けが美しかった)、説明書のヒロインを全て攻略すると、new gameの後に新しい選択が。
そして主人公も、ヒロインも、時代も違う物語の幕開け。
ここからはただひたすら読み進めるしかありません。
本編の前話といえる物語が幕を閉じると、また新しい選択肢が。
そして始まった新しい視点は……攻略サイトでもここからは多くは触れてませんので避けます。
ひとつ語るなら、意味がわからなかったメインヒロイン――観鈴の話のようでいて、まるで違う話でした。少なくとも美少女ゲームありきたりの恋物語ではありません。それ故に幅広く受け入れられたのでしょう。
そして全てが終った後は、大きな虚無感が。
今、想い出してちょっと涙が、そして胸が熱くなっています。
最後までちゃんとプレイしたのは、少なくとも今年ではありませんが(何度か起動させましたが、全てを読むまでには至ってません)、今でもこうして泣けるのだな、と感慨深いです。
今、こうしているのは、この『AIR』のおかげなんだな、と強く思います。
今でも時々考えますもの、彼女達のその後を。他にもいくつかプレイしましたが、中々そこまではいきません。面白い事は面白いんですけどね……
後年、その観鈴の話を書いた麻枝准さんはこの『AIR』を趣味で書いた様な事を語っています。
だからこそあの結末になったのでしょうが、それでも充分に素晴らしい物語で、今後も僕にとって大きな存在であり続けるのでしょう。
本当、今でも色々引きずっているのだなぁ……
今回の『AIR』に関する話で、今年の定期更新は終える予定です。
一応書きたいことがあったら書き込む予定ではありますが、基本的にこのブログを自分で見るような事も少ないので、もしかしたら今年最後の更新になるかもしれません。
さて、今あまり時間がありません。やるべき事とやりたい事が立て込んでいるので、今この時間が少し惜しかったりしてます。
だから今回はエッセイ風でいこうかな、と。
というか今まで気負い過ぎていて、難しい事を書こうとしたあまりに変な文章を書いていたような気がします。
だから今回は慣れている適当な文章を垂れ流す方式で語っていこうかな、と。時間もあまりありませんし。
さてと、本題へ。
『AIR』というのは2000年に発売された美少女ゲームです。
美少女ゲームはいくつかパターンがありますが、近年大きく話題を集める典型的なパターンとしては「ストーリーが面白い」という事が挙げられます。
このゲームはその典型例で、『KANON』という前作を上回る話題作となり、今でも話題作で、今年はアニメ化、昨年辺りは映画化もしていました。確か映画の話はここでも書いたような気がします。
その『AIR』と僕との出会いは、2002年の1月でした。
2001年にドリームキャストでエロを抜いた代わりに新規CGを追加してコンシューマ化されましたが、その時はフーンくらいにしか思っていませんでした。話題になっているのは、全く関係ない雑誌のコラム欄にも書かれるくらいなので知ってはいたのですが、絵が……絵が……
今でこそ愛着が湧いている絵ですが、話を知らないと中々魅力と思えないんですよね……
しかし話題を重ねるゲームでしたから、それなりに気になっていたのですよ。
しかし機会がない。その前にそういったジャンルのゲームをひとつプレイしていましたが、まだまだその手のゲームには初心でしたので、中々。
そして1月。
そういったジャンルのゲームを当時唯一プレイしたゲームの会社から、そういったジャンルではないゲームが発売されたので買いに走ったところ、無名といわれてもしょうがない会社でしたのでゲーム屋に置いてなかったのです。
しかしゲームはしたい。
その代わりに買ったのが『AIR』でした。
前からその店に置いてある事を知っていたため、売ってなかったら買おうと思っていたのです。
酷い話ですが、前述から察せられるとおり癖が強い絵柄だったので、どうも手が出なかったのです。
意気揚々と始めたところ、面白いのです。
といってもキャラクターの掛け合いが、ですが。
この手のゲームは中盤辺りになるまでは大して話が動かないので、しょうがない事ですが。
そして3日位(当時は1日2時間という中途半端ないい子ちゃんでした)でゲームのメインヒロインのエンディングまで到達。
……はい?
意味がわかりませんでした。そのヒロインの問題が何も解決してないのです。解決したのは主人公の気持ちくらい。
その不満は次のヒロインのエンディングへ到達しても中々消えず、高校のネット(当時はまだ電話回線だったので)で調べたところ、その後の話があるらしく、とにかく進めるしか道はありませんでした。
もうひとりのヒロインを涙を流しながら進め(夕焼けが美しかった)、説明書のヒロインを全て攻略すると、new gameの後に新しい選択が。
そして主人公も、ヒロインも、時代も違う物語の幕開け。
ここからはただひたすら読み進めるしかありません。
本編の前話といえる物語が幕を閉じると、また新しい選択肢が。
そして始まった新しい視点は……攻略サイトでもここからは多くは触れてませんので避けます。
ひとつ語るなら、意味がわからなかったメインヒロイン――観鈴の話のようでいて、まるで違う話でした。少なくとも美少女ゲームありきたりの恋物語ではありません。それ故に幅広く受け入れられたのでしょう。
そして全てが終った後は、大きな虚無感が。
今、想い出してちょっと涙が、そして胸が熱くなっています。
最後までちゃんとプレイしたのは、少なくとも今年ではありませんが(何度か起動させましたが、全てを読むまでには至ってません)、今でもこうして泣けるのだな、と感慨深いです。
今、こうしているのは、この『AIR』のおかげなんだな、と強く思います。
今でも時々考えますもの、彼女達のその後を。他にもいくつかプレイしましたが、中々そこまではいきません。面白い事は面白いんですけどね……
後年、その観鈴の話を書いた麻枝准さんはこの『AIR』を趣味で書いた様な事を語っています。
だからこそあの結末になったのでしょうが、それでも充分に素晴らしい物語で、今後も僕にとって大きな存在であり続けるのでしょう。
本当、今でも色々引きずっているのだなぁ……