2023-04-26
チップチェッカー: 赤表示激減の実態調査
今月7日の「赤表示激減」から19日経過した。 このあいだに赤表示はさらに減少している印象がある。どのくらいの減少なのか調査するためにCCユーザーの皆さんに協力を求めた。それらを総合すると、1%を切っている印象がある。
そこで、それを実際に大量のデータで裏付けてみようと思った。
● 人間がたくさん行き来する場所として、乗り換え駅の改札を選んだ。
● 海外からの外国人観光客がわざわざ訪れることがないような非観光地の駅を選んだ。
● 時間帯は16時台、7~8時台 になった。
● 特に駅が集中的に混雑する時間帯として朝の通勤ラッシュ時を狙った。
● チップチェッカーのスキャン時間を「5分」に設定。
● スキャン中に行き交う人々の状況とスキャン画面の両方を同時に動画に収めた。
● スキャンの結果を毎回スクショに取る。
● スクショ画像から、
1) 5分のスキャンが完了した時間、
2) 黒表示の件数、
3) 赤表示の件数、 のデータをすべてエクセルに入力。
4) 赤比率を算出。
この3回の調査は、最初の4月21日の大船駅での調査から始まった。しかし、1回では足りないと考え、さらに違う時間帯、違う駅として隣の戸塚駅で実施した。これでもまだ不足と判断し、3回目も実施することになった。ダメ押しとしてスキャン回数も増やした。
第1回調査(4/21)
第2回調査(4/24)
第3回調査(4/25)
結 論
右の一覧表ですでに明らかであるが、現在の赤比率は 0.17% である。
第1回の調査(大船駅)では、黒表示は約1万件。赤比率は 0.19% 。
第2回の調査(戸塚駅)では、黒表示は約2万件。赤比率は 0.17% 。
第3回の調査(大船駅)では、黒表示は約3万件。赤比率は 0.17% 。
黒表示1万件台では、赤比率にはユレが見られるが、黒表示が2万件を超えると、0.17% にほぼ安定してくると言えるかもしれない。
この調査は神奈川県で実施したものであるが、他県では異なる結果が出る可能性は十分にあるだろう。他県での同様の調査をCCユーザーの皆さんに期待したい。
なお、赤表示激減以前の赤比率については、さまざまな説があるが、平均して20%以上というのが定説であろう。
さて、20% が 0.17% になったということは、
117.6 分の 1 ( 20 / 0.17 ) になったということになる。
100 分の 1 以下になったと言える。
また、
20% が 「0.17% に 減少」 ということは、
100% が 「0.85% の 減少」 とも言える。
従来の 1% 以下になって、 現在の実際の赤比率は 0.17% (0.2% 以下)
黒表示100件に対して、赤表示は 0.17件。
黒表示1,000件に対して、赤表示が1.7件となる。
さらに言えば、
黒表示588件(600弱)に対して、赤表示がやっと1件出てくるという検出率だ。
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一分間計測で
上野駅で 590中 赤字が2
御徒町駅で 429中 赤字が9
だったのですが、気になることがあります。
スキャンが終わった画面を下にスクロールしていくと、
no name の後の apple inc.Manu ID=76 が、空欄になっているのが結構ありますね。
上野駅で 590中 赤字が2 空欄が141
御徒町駅で 429中 赤字が9 空欄が99
以前からこんなに空欄ありましたっけ。
アプルが何か対策したのでは、の結果?
空欄の分を赤字に足したら、以前の比率に近くなる?
測定人数100人以下(60~90人)で(赤色)0人でしたので。
CC3で数回測定して赤色表示は1度もされませんでした。
今まで2023年3月中は、電車内(小田急、半蔵門線)で測定すると赤色表示は必ず出ていましたので、激減していますね。
7月中旬平日の夜、東京駅から北へ向かう電車内で緑が1件出ました。込み具合は、立っている乗客数が座席客数と同程度。
total 597 chip(2) cocoa(1) other(594)
3.4m
なお私は端の座席に座っており、外国人らしき乗客は、向かいの席に日本在住らしい若い白人男性1人、向かいのドア横に若いアジア人観光客女性2人(台湾?香港?)、すぐ近くに若いラテン系観光客3人でした。緑の受信は長くは続かず、この1回のスキャンのみでした。