ザウルスの法則

真実は、受け容れられる者にはすがすがしい。
しかし、受け容れられない者には不快である。
ザウルスの法則

フラットアースの教祖が使う「離れワザ詐欺論法」を徹底解説!

2022-12-19 11:28:55 | フラットアースはカルト

2022-12-19

REX2:フラットアースの教祖が使う「離れワザ詐欺論法」を徹底解説!

 

ゴロツキフラットアーサーとは違い、さすがに教祖だけあって、「すぐには」尻尾を巻いて逃げなかった。(^-^)

自分がGPSのカーナビつきの車に乗っていることを正直に認めている。

 

 

いくつかの意味で、スゴいではないか!

さすが教祖だけのことはある。雑魚のフラットアーサーはこれすらも認めるのが怖くてザウルスから逃げ回っていたのだ。(^-^)

 

それでは、2つめの質問だ!

 

けっきょく、2) GPS衛星が地球のまわりを回っている事実を認めますか? に対する回答は、NO  である。

こちらからの   YES  か  NO  で済む、ごく単純な質問に対しても、フラットアースジャパンの教祖であるREX尊師の回答は常に、こちらがいかにものわかりが悪く、知的レベルが低いかについてのさまざまな説教や嘲りと抱き合わせなのだ。(^-^)  

こちらは、英国人の日本語ということもあるので、言葉の上での誤解があってはいけないと思い、確認しながら話を進めたいのである。とにかく相手は外国人である。

実際、アベマTV動画でのREX尊師の日本語には外国人ならではのヘンなところがある。厳密な議論としては、意味を双方で確認しながら進める必要があると思うのだが、REX尊師は、こちらの理解力の悪さ、頭の回転の遅さにイラっているご様子。(^-^)

 

「フラットアーサーがカーナビ車を運転してるってヘンじゃね?」という、こちらの素朴な疑問に対して、REX尊師はそんな問題はとうに解決済みであるかのように話す。

GPSカーナビの車に乗っているひとが、GPS衛星が地球のまわりを回っている事実を否定するのなら、「それじゃ、あなたの車のカーナビはどうやって位置情報を得ているのですか?」と問いたくなるというものだ。

 

渋々答えたのが以下である。

GPS衛星が飛んでいるという事実は受け入れず、GPSによる位置情報とふつう理解されているものは、実はすべて地上波によるものだ、という回答のようだ。

しかも、海洋ではGPSは機能しない、という仰天発言!(^-^) たいへんだ!漁船の乗組員たちにすぐに知らせなくては!(^-^)

 

 

「GPS衛星によらない、地上の位置情報発信源」が存在していて GPS並みに機能しているのならば、それがどういうものかぜひ教えてもらいたいものだ。(^-^)

 

「おそらく、・・・・・と思います」という回答。

これが証拠になるだろうか?これは単なる主観的な感想、可能性の示唆に過ぎないのではないか?客観的、現実的な証拠とはほど遠い。

 

はっきり言って、ザウルスは、REX尊師はGPS衛星の実在を全面否定しながらも、当人のカーナビはGPS衛星による位置情報を得ているのではないかという強い疑いを抱いている。

お陰をこうむっていながら、その恩義を否定していると。「イネやコメは実在しないんだよ」と言いながら、おにぎり🍙を目の前で食べている人間のようではないか、と。 (^-^)

実際、REX尊師自身、そうした疑惑にさらされていることを感じているからこそ、以下のように自己弁護をしているのではなかろうか?

 

REX尊師が得意とする「離れワザ的詐欺論法」

「被告人を無罪とするならば、代わりの犯人の有罪であるという証拠を出せというのは詭弁」

非常に奇妙な文章である。

 

この文は条件文であって、「条件節」と「帰結節」とから構成されている。「もし A ならば、 B  である」という論理構造である。

「被告人」とは、REX尊師と素直に理解していいだろう。

 

さて、条件文では、帰結節「B」が成立するためには、それに先立って条件節「A」が成立していなくてはならない。「A」が成立していなかったら、「B」は成立しないのだ。硬貨をチャリーンチャリーンと入れ終わってボタンを押してはじめて、ガタガタッと缶コーヒーが出てくるのだ。(^-^)お金を入れなかったら、何も出てこないということだ。

さて、あらためて以下の文を見てみよう。

「被告人を無罪とするならば、代わりの犯人の有罪であるという証拠を出せというのは詭弁

さて、「被告人を無罪とするならばという条件節は現実には成立していない。

ということは、条件節「A」が成立していないのならば、帰結節「B」も成立しないということだ。

「A」成立 →「B」成立  =「無罪」成立 →「詭弁」成立

「A」不成立→「B」不成立 =「無罪」不成立→「詭弁」不成立

現実では被告人の無罪は成立していないので、詭弁にはならないということになる。「証拠を求めること」は詭弁ではないということだ。

「代わりの犯人」がいると被告人が言いかけたのだから、「じゃ、それは誰なんだ?」と問うのは決して詭弁ではないということだ。(^-^)

これが「論理的思考」の可能な人間の結論である。「謙虚に背伸びやめて」と、REX尊師が言いたくなったのも無理はない。(^-^)

 

けっきょく、REX尊師には嫌疑がかかっていて、あいにくまだ無罪は証明されていないのだ。そのことを自分でもわかっているからこそ、みずから自分のことを「被告人」と言っているのではないか?(^-^)

「被告人」という表現はREX尊師自身が使いだしたもので、ザウルスが言い出したのではない。

「代わりの犯人」を持ち出しているのも、REX尊師ご自身である。こちらが言い出したことではないのだ。

 

ザウルス: REX尊師には、GPS衛星から位置情報を得ているのではないかという嫌疑がある

REX尊師: GPS衛星ではなく、地上のタワーからの電波だと思う

 

つまりGPS衛星に代わる代替方法(代わりの犯人)を最初に示唆しているのは、REX尊師ご自身であることは明白だ。

 

REX尊師の方から「代わりの犯人」つまり、GPS衛星に代わる方法として「地上波のタワー」を示唆してきたのだ。

こちらは単に「それはどういうものですか?具体的にお願いします」と言っているだけなのだ。違うだろうか?

そうすると今度は、「代わりの犯人の有罪であるという証拠を出せ、ということは詭弁だ」 と言うのだ。こう言われると、普通の人は頭が混乱する。「はあ?どういうこと?」

するとREX尊師は、そのGPS衛星に代わる代替方法について説明を求めるのは詭弁だとして、説明を拒否するのである。

 

詭弁:故意に行われる虚偽の議論である(コトバンク)

詭弁:道理に合わないことを強引に正当化しようとする弁論。こじつけ。「―を弄(ろう)する」デジタル大辞泉

 

さて、詭弁を弄しているのは一体どちらなのか?

REX尊師か、ザウルスか? (^-^)

当人のツイートを見る限り、明らかにREX尊師はザウルスが詭弁を弄していると主張しているようだ。

ふつう詭弁を弄している人間は「故意に行われる虚偽の議論」がバレるのを恐れて自分から「詭弁」という言葉を出したりはしない。しかし、ここがREX尊師の離れワザトリックの真骨頂なのだ。(^-^)

これは、詐欺師が相手を詐欺師呼ばわりするのによく似ている。そんなことを言われた相手はあっけに取られてしまう。どういう理屈なのかわからず困惑しているスキに詐欺師は窮地を脱するのである。そこが「離れワザのトリック」と呼ぶ所以である。(^-^)

要するに、「詐欺師が相手を詐欺師呼ばわりする論法」である。こうやって相手を混乱させて騙すのがフラットアーサーの論法である。

法理論用語をいきなり持ち出して相手を煙に巻き、「代わりの犯人を用意する必要はない」として立証責任を免れる、脱出マジックの離れ業 なのだ。するりと窮地を脱するウルトラCマジックなのだ。

詭弁:故意に行われる虚偽の議論である(コトバンク)(^-^)

詭弁を弄している人間自身が相手に向かって「あなたの言うことは詭弁だ」と言うことじたいがかなり意表を突く 奇策 である。高度な詭弁 である。常人にはなかなかできない離れワザである。それだけに、やりおおせる人間には成功の確率は高い。(^-^) 外人(白人)が日本人相手にするとその確率は一挙に跳ね上がる。(^-^)そこまで計算しているのである。(^-^)

 

普通の日本人は「それは詭弁だ!」と言われれば、「えっ、そうかな・・・」と困惑してしまう。そして詐欺師はひるんだ相手に今度は「論理的思考ができないひと」と決めつけると、普通のアタマの日本人は相手のリクツが正しいのかもと思って、追及の手を緩めてしまう。かくして窮地脱出は見事成功する。(^-^)

この離れ業のトリック論法を、「GPS衛星利用疑惑」に対していつも使ってきていると思われる。

こういった論法やトリックをいくつも用意していて巧みに使い分けるのが  フラットアースの教祖の偉大さ なのだ。パチパチパチパチ (^-^)

 

 

被告人の無罪がすでに証明されて確定しているのならば、たしかに、本当の犯人が誰かを教えろというのは当然不合理な要求になるだろう。

しかし、「被告人の無罪」、つまり、REX尊師がGPS衛星を利用せず、他の方法で位置情報を取得しているということは、あいにく、まだ少しも証明されていないのだ。(^-^)

つまり、カーナビ車に乗っているREX尊師に対する嫌疑は一向に晴れていないということなのだ。(^-^) 違うだろうか?

 

 

「人工衛星は架空のもの」

 

さて、REX尊師は、GPS衛星に限らず、何と人工衛星というものじたいが架空のものであって、実在しないという主張を繰り返している。

 

たしかに、地球の周りを回る人工衛星が実在してしまったら、フラットアース説にとっては、非常に具合が悪いだろう。(^-^)

熱心なフラットアース信者が必死になって人工衛星の存在を否定するのは当然と言えば当然かもしれない。(^-^)

人工衛星は、フラットアースの天敵  と言えるかもしれない。(^-^)

 

そこで、フラットアース説にとって不都合な存在である、その人工衛星を、REX尊師はいとも簡単に「ポア=抹殺」してしまうのだ。カルト宗教によく見られることだ。

現実を受容することを拒否し、「そんなものは実在しない」で片づけてしまうのである。彼らの教義に反するものはすべて存在を剥奪されるわけだ。

REX尊師の「人工衛星は架空のもの」という主張がどこまで本気のものなのか確かめようと食い下がってみた。

 

■ GPS衛星は、高度2万km、

■ 気象衛星は、高度3万6,000km、

■ スターリンク衛星の高度は3階層で、

  11,500km、  550km、   340km   である。

REX尊師は、高度550km(以上?) のものは「嘘」であると言う。つまり、REX尊師によると、GPS衛星も、気象衛星ひまわりも、ほとんどのスターリンク衛星も、いずれも実在しない、架空のものということになる。

地球を周回する人工衛星は実在しない、ということのようだ。

しかし、論理的に言って、水平な円盤状の地球を垂直に周回することは可能なはずなのだが、それすらも容認していないようだ。(^-^)

 

単に言葉で「架空のものだ」とか、「実在しない」と言うだけなら簡単だ。小学生にもできるだろう。言葉というものは便利なものだ。「そんなものは実在しない」と言うだけでいい。(^-^) そして、これがフラットアーサーの十八番(おはこ)である。

しかし、言葉で否定するだけでなく、証拠を挙げて否定するのでなければ、まったく空疎なイチャモンだろう。

一方、人工衛星が実在するという証拠は山のようにある。例えば、スターリンク衛星は上に挙げた3種類のうちでは比較的「低い」高度の 11,500km  から 340km  で地球を周回しているとされる。

実際、スターリンク衛星は以下のように夜間であれば肉眼で見ることができるそうだ。

これらの画像は世界各地で撮影されたスターリンク衛星の画像である。

 

フラットアースジャパンの教祖、REX尊師はスターリンク衛星というものは架空のもので、実在しないと言う。もしそうならば、これらの画像はすべて捏造されたフェイク画像ということになるのだろうか?

そう言うしかないだろう。「人工衛星は架空のものだ」と繰り返し言っているのだから。(^-^)

 

彼らのお得意の陰謀論的説明では、地球が球体であると信じ込ませるための巨大な陰謀が昔から仕掛けられているので、ありもしない人工衛星をでっちあげるくらいは朝飯前ということになるのだ。

元々ありもしない人工衛星という神話を作り、それが打ちあげられて地球を周回しているという物語をわざわざ作っているという説明である。

しかし、一体何のために?地球が本当は円盤である事実を隠ぺいするためなのだと彼らは本気で言うのだ。(^-^)

カーナビの位置情報は実際は単に地上のアンテナだけでのシステムであって、宇宙空間に人工衛星などは1つも飛ばしていないというのが、REX尊師はじめとしたフラットアーサーたちの主張なのだ。

こうした現実受容拒否は特定の信念体系を疑うことなく受け入れている信者に特徴的である。彼らが自分達の宇宙観と現実の宇宙とのあいだの齟齬部分でどう折り合いをつけるかという問題がおきる。すると、彼ら信者は自分たちの宇宙観を現実世界に合うように修正するのでなく、逆に現実世界を自分たちの宇宙観に合わせようとするのである。その結果、GPS衛星は実在しない、と。(^-^)

 

 

精神病理学的現実受容拒否

けっきょく、フラットアース問題は、物理学や天文学や科学の問題などでは全然なかったのだ。

フラットアース問題は、単にフラットアース信者の精神病理学的問題 だったのだ。(^-^)

彼らの 現実受容拒否 は健全な懐疑心、デカルト的な懐疑主義から出てくるのではない。

フラットアーサーはしばしば自分たちが健全な懐疑主義者であるかのように語り、「何でも疑う必要がある」などとうそぶくが、実は違う。

懐疑の正反対の 狂信 こそが彼らの主張の根底にある。ふつうのひとはそこまでわからない。単に地球の形状の問題だと思ってしまう。

彼らの現実受容拒否は、彼らの頭の中に巣くった歪んだ世界観、誤った宇宙観を必死に防御するための混濁した狂信的反応である。純粋な懐疑心から出てくるものでは決してない。そこをふつうのひとは勘違いする。フラットアーサーは心が純粋だと。(^-^) その純粋性は単に狂信から出てくるのだ。(^-^)

REX尊師に限らず、ほとんどのフラットアーサーは、地球は平らであるだけでなく、その上をドームが覆っていると主張する。

おかしいと思わないか?平らであることとドームが載っていることとのあいだには何の必然性も無いではないか?ドームなんか無くたっていいじゃないか?

ダメなのだ。なぜならば、「聖書にドームがあると書いてある」からだ。(^-^)

ドームなんか無くたって、フラットアースは成立するじゃないか!と、フラットアース初心者は素朴に思うかもしれない。(^-^)

たしかにそうだ。けっきょく、ドームが不合理なのと同じように、平らであることも不合理なのだ。(^-^)

根にあるのは キリスト教の創造説の復活という宗教運動 なのだ。だからこそ、フラットアーサーはみな 反進化論 を標榜するのだ。

 

彼らの不合理で脆弱な宗教的世界観は現実世界に脅かされている。その現実世界に抵抗し、拒絶し、抹殺しようとする試みが現実受容拒否なのである。つまり、宗教的な動機に基づいた現実受容拒否なのである。

 

フラットアースは、現実世界についての物理学的問題などでは全然なく、一部の人間の、宗教的動機に基づいた、精神病理学的問題に過ぎないのである。せいぜいそれに一般の人々がどれだけ巻き込まれるかが問題なのである。

 

 

フィクションやエンタテインメントに生きている人間ならフラットアーサーであっても、問題ないだろう。教養のない歌手や俳優やアスリートがフラットアーサーである例はけっこうある。それが流行にもなっている。

 

 

あらためて読者諸氏にお尋ねしたい。

あなたは、GPS衛星、気象衛星ひまわり、スターリンク衛星はすべて「架空のもの」だと思いますか?

1)思わない人: 残念ながら、あなたはフラットアーサーにはなれません。落ち込まないように。いつか思える日が来るかも。希望を捨てないで。(^-^)

2)思う人: おめでとうございます!これらが「架空のもの」であって、「実在しない」と本気で思えるあなたは、十分フラットアーサーになれます!さらに修行を積めば、REX尊師のように偉大なフラットアーサーになれるかもしれません。がんばってください!(^-^)

 

REX 1: ザウルスに喧嘩を売ってきたフラットアースジャパンの教祖

REX 2: フラットアースの教祖が使う「離れワザ詐欺論法」を徹底解説!

REX 3: 自分のTV発言も忘れているフラットアースジャパンの教祖:大丈夫?

REX 4: 巌流島に現われなかったフラットアースの教祖、REX尊師

REX 5:  GPSは、地球が球体であることが前提:GPSの専門家が証言

 

 
 

 

 

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7 コメント

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Unknown (フレンズ)
2022-12-21 13:29:12
フラットアース説をさも科学の分野であるかのように議論したり語ること自体がそもそも滑稽だったということですね。
霧のような部分だったところをはっきりと言語化してくださったことで晴天を見た思いです。
ここまでフラットアースについて深掘りした人は他にいないです。

フラットアースに限らず、様々なカルト的要素を持つものに対して思考する力、自分を見つめ直す指標になります。
僕にもまだ意識出来ていないだけでそういった部分が潜んでいると思います。
暗記ではなく思考を育むための勉強と言語がどれだけ大事なのかをザウルスさんやコメント欄の方々から学ばせて頂きました。
ザウルスさんを始め、僕の尊敬する人たちが自分の学生時代の教師であったらどれだけ良かったかと改めて痛感します。
運悪く僕が出会ってきた教師は総じて愛情の無い人間ばかりでした。
一時は大人を恐怖の対象にしていました。
今でも、特に年上の男性との会話は精神的な負荷が強いです。
父親とさえ対等に話せませんし。
でも今思うと、逃げるばかりでなくもっと色んな大人に話を聞くべきだったなと思います。
幸い、今はネットがあるので色んな方を知ることができるので、恵まれてますね。

真実の追求に愛情は不可欠です。
僕の愛情レベルはまだまだ低くて波が激しいですが、色んな人のおかげで少しずつ成長しています。
カルトに愛情は無いです。
人を不幸にするものです。
僕は愛情のある宗教だったら有って良いと思います。
加治将一さんから言葉を借りますが、愛情とは何かを大切に想う気持ちのことです。
古代ギリシャで言うとアガペーと言います。
キリストも唱えた無償の愛です。
日本の戦国時代に伝わった時は御大切と訳されました。
誰かを大切に想うなら、フラットアースのようなカルトを許容したり広めようとはしないはずです。

これは僕の個人的な感覚ですが、フラットアースのようなカルトを信奉する人々の根底には人類に対する憎しみがあるように感じます。
ワクチン接種者は全員滅ぶべきだと思っているのではないでしょうか?
助けられるのなら、助けるべきではないでしょうか。
僕はザウルスさんの記事に助けられました。
だから僕もこのブログを周りに広め、できることをします。
極論、フラットアーサーだろうがワクチン信者だろうが反ワクだろうが、愛情と思考の無い人はそれ相応の結末を迎えると思います。
Unknown (IⱯꓘꓵ uoɯǝɐp)
2022-12-21 19:01:09
我輩に挑戦してきました。
https://twitter.com/GContinues/status/1605223910231855105
地上アンテナから?ありえません! (元GPS受信機開発者)
2022-12-21 23:36:01
もう30年以上前ですが、カーナビ草創期にそのGPS受信機の設計をやってました。
GPS受信機はほとんどのメーカーが海外から買い入れなので、今となっては国内では数少ない技術者の一人です。
GPSの動作原理を知り、実際にそれに基づいて設計し、製品として出荷していた人間からすると、フラットアース説なんて「最初っから無理筋」で「ありえない」と断言できます。

簡単に動作原理を説明します。
高度2万4千kmを回る各GPS衛星には、原子時計が搭載されていて正確な時刻で動いているので、受信した衛星からの電波を復調する過程で、その衛星から受信機までの電波の到達時間(だいたい数十msecオーダー)が分かります。その到達時間×光速で、その衛星と受信機間の距離が算出できます(より正確にするために、電離層補正や地球のいびつな形の分の補正も行います)
4つのGPS衛星からの距離がわかれば、それを満足する地球上の位置を収束演算で求めることができます。
4つの変数からなる連立方程式を解くことになるので、4つの解(位置x,y,z,と時刻t)が求められます。

実際に、そういう原理に基づくハードウェアもソフトウェアも作ったし、各衛星がアルマナック(概略)あるいはエフェメリス(詳細)という軌道情報通りに動いてない限り、この演算は成立しません。それを地上のどこかに建てたアンテナから、衛星がそこにあるかのようにシミュレートした電波を送出するのは不可能です。

もっと言えば、カーナビで自車の速度を算出する際に使用するのは、実はドップラー効果なんです。衛星も車も静止していれば、GPS衛星からの搬送波は1.575GHzで受信されるのですが、実際はGPS衛星の視線速度(=視線方向にベクトル分解した速度。つまり見る位置によって変わる!)により、数kHzオーダーで変動します。
そして、自車の位置と衛星の位置から、本来〇〇kHzのドップラー効果が観測されるはずが、実際はそれにプラスαでずれている周波数分が、自車の速度による偏差と判定するわけです。
もし地上に建てたアンテナからさもGPS衛星をシミュレートした電波を出すとすれば、それを受信するすべての車の位置を把握した上で、その一台ごとに異なる周波数の電波を送出しないといけなくなるわけで、こうやって説明を書くのもばかばかしいくらいに、ありえない事象なのです。

REX尊師のつたない議論スキルもさることながら、自分の主張と矛盾する背反事象を探す努力もしない人の意見には、耳を傾けるだけ無駄な気がします(^^;
元GPS受信機開発者 さま (ザウルス)
2022-12-22 01:19:44
わたしが論理的に追い詰めていたところに、科学的、技術的にトドメを刺して下さいました。ありがとうございます。
多くの読者から愛想を尽かされながらも、このフラットアース問題に取り組んで来ましたが、私の場合、必ず専門家が現れて力を貸してくれるという強運に恵まれています。
1つの問題を深く掘り下げて、いくつも記事を書いていると、必ず同じように真実への情熱を持ったひとが現れるのです。
今回頂いたコメントはそのまま記事にさせてください。記事にしたうえで、REX尊師のご高覧を賜りたいと思っています。(^-^)

   「尊師、おまえはもう死んでいる」
Unknown (sa)
2022-12-23 04:06:24
BSの電波
九州と北海道の感度が違うって
事実からして
衛星は飛んでないだろって。。
そんなもん
常識なんですけどね。。
Unknown (リッキー)
2022-12-24 11:40:58
大変興味深く拝読いたしました。

この記事を読んで、フラットアーサーの精神構造は「幽霊や死後の世界は実在する」と頑なに主張する人間と同じ精神構造のように感じました。
もう一つ面白い情報提供を (初見ですが・・・)
2022-12-28 19:51:01
GPSの電波が実際に衛星軌道上からきているかどうかを三点測量してYoutubeとかにあげている人が何人かいたはずです。昔のことでアドレスまでは覚えてませんが。
また、衛星に搭載されている原子時計の情報を悪用して偽の座標情報を送るというネタを映画007トゥモローネバーダイでやってましたが、実際にやろうとすると対象地域一帯で受信できる他のGPS衛星の信号全て乗っ取る必要があるそうです。でないと他の衛星信号で補正してしまうのだそうで。

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