遊爺雑記帳

ブログを始めてはや○年。三日坊主にしては長続きしています。平和で美しい日本が滅びることがないことを願ってやみません。

〝暴走〟林外相、狂気の日中首脳会談 苦境の習氏の得点稼ぎに利用されるだけ

2022-08-24 01:33:55 | 中国 全般
 中国が、日本の排他的経済水域(EEZ)に弾道ミサイル5発を撃ち込んだうえ、沖縄県・尖閣諸島周辺に武装した海警局船を連日侵入させるなど、軍事的緊張を高めるなか、「政界屈指の親中派」である林芳正外相が気になる発信をしたと産経。
 23日にアップさせていただいた、中国側の対日政策急転換による日中首脳会談を、日本側で、林外相も画策していると、林大臣の姿勢を批判的に産経が報じています。
 国会の日中親交議連会長を外相就任で辞するまで勤めていながら、カンボジアのプノンペンで予定されていた外相会議を直前にキャンセルされたり、東アジアサミット(EAS)外相会議で林外相が演説を始めると、王毅外相とロシアのラブロフ外相が示し合わせたように退室されるといった屈辱を受けた林氏。
 完全に愚弄されているのですが、それでも中国にすがりつく、不思議な林氏。参議院時代には、衆議院での活躍に期待するところもありましたが、転院立候補のドタバタ依頼のグズグズと、知らなかった親中議連会長のズブズブ姿勢。ウクライナのゼレンスキー大統領の国会でのビデオ演説を視聴する時の、岸田氏共々の横柄な態度で、遊爺はすっかり興ざめし評価を下げています。産経は"狂気"と評価。
 
〝暴走〟林外相、狂気の日中首脳会談 対日暴挙のケジメもなく…譲歩する外交姿勢 政権3期目狙う習氏の得点稼ぎに利用されるだけ - zakzak:夕刊フジ公式サイト 2022.8/23

 中国が、日本の排他的経済水域(EEZ)に弾道ミサイル5発を撃ち込んだうえ沖縄県・尖閣諸島周辺に武装した海警局船を連日侵入させるなど、軍事的緊張を高めるなか「政界屈指の親中派」である林芳正外相が気になる発信をした。日経新聞のインタビューで、「(日中首脳会談などを)具体的に検討する」と表明したのだ。中国による対日暴挙のケジメも付けないまま、日本から譲歩するような外交姿勢でいいのか。岸田文雄首相は、新型コロナウイルス感染でオンライン公務中だが、自由主義諸国の連携・結束を崩す恐れはないのか

 「対話は常にオープンだ」「主張すべきは主張して責任ある行動を求めつつ、共通の諸課題は協力する」「日中首脳会談、私と王毅国務委員兼外相との会談など、様々なレベルでの対話は重要だ。具体的に検討していきたい」

 林氏は20日掲載の日経新聞のインタビューでこう語った。同紙は1面と3面の見出しを、「日中首脳会談『検討』」「日中、オンライン・第三国案」「首脳対話、国交正常化50年機に」とした。

 
一応、林氏は中国による台湾や尖閣諸島、東・南シナ海での行動について、「一方的な現状変更の試みは安全保障上の強い懸念だ」と批判しているが、新聞の見出しと同様、強烈な怒りは感じられなかった

 
ナンシー・ペロシ米下院議長が今月初めに訪台した後習近平国家主席率いる中国は台湾を取り囲むような大規模な軍事演習を強行し、日本のEEZに弾道ミサイルを撃ち込んできた

 昨年10月の衆院選の期間中には、中国とロシアの海軍の合同艦隊10隻が日本列島を一周した。今年7月の参院選前にも、中露の海軍艦隊がそれぞれ、日本列島を周回するように航行している。

 
最近の中国の軍事行動はこれまでとレベルが違う」(政府関係者)などと警戒感が強まるなか、林氏の発言をどう「みるか

 
評論家の石平氏は「中国の行動は、日本の主権を蔑(ないがし)ろにした軍事攻撃に等しい一連の暴挙を曖昧にしたままの首脳レベル会談は、絶対にやるべきではない」と語気を強め、次のように指摘した。

 「
習氏の頭にあるのは、『現ポストの継続=政権3期目』だ。秋には5年に一度の中国共産党党大会がある。何とか続投を確固なものにしたい。習氏のペースに乗って安易に日中首脳会談に応じたら、『習氏の得点稼ぎ』に利用されるだけだ。岸田政権は、安倍晋三元首相が構築してきた『自由主義諸国の信頼』など、日本にとって大切なものを失いかねない」

 
習氏はなぜ、対日外交を模索するのか

 
石氏は、中国共産党最高指導部メンバーと長老らが毎年8月、河北省の避暑地、北戴河に集まり、幹部人事などを調整する非公式・非公開の「北戴河会議」で、習氏の経済政策などが批判されたとみられることを背景に挙げ、「外交で、失敗を挽回するのが狙いだろう」と語る

 
中国経済が、不動産バブルの崩壊や、コロナによるロックダウン(都市封鎖)で厳しい状況にあるのは周知の事実だ。

 こうしたなか、
日中首脳会談は昨秋、岸田政権が発足した直後にも浮上した。林氏はテレビ番組で訪中に意欲を示した。ところが、中国当局による新疆ウイグル自治区での人権弾圧に、自由主義諸国の批判が強まるなか、実現に至らなかった

 
習氏は22日、新型コロナに感染した岸田首相に見舞いの電報を送ってきた。欧米諸国の対中包囲網から日本を離脱させる狙いでもあるのか。

 中国情勢に詳しい
評論家の宮崎正弘氏は「外交の基本として、話し合いのパイプを閉じる必要はないが一連の軍事行動などに対する反応をしっかり見て判断すべきだ。伝統的に『外交で謝罪してはならない』と考える中国が謝るシナリオはまずない。習政権は、国内政策がすべてうまくいっていない条件など、日本の国益になる判断をすべきだ」と話す。

 
中国・天津で17日、秋葉剛男国家安全保障局長と、中国外交担当トップの楊潔篪共産党政治局員が7時間にわたり会談した。外交・安全保障をはじめとした諸課題で、両国の探り合いが行われたとみられる。

 一方、
日本政府は中国の軍事的脅威などを受けて、「反撃能力」確保へ1000発規模の長射程巡航ミサイルの保有を検討している。

 宮崎氏は「
中国は日本の技術力を踏まえ、高性能が予想される長射程巡行ミサイルを脅威ととらえている。中国紙などでは、すでに猛烈な批判が始まった。日中双方が慎重に距離感をはかる展開が続くだろう」と話した。

 習近平の国賓での招聘を推進していたのは、二階元幹事長。その二階氏を幹事長から降ろすことを掲げて菅首相に対抗して総裁選に勝利した岸田氏。岸田氏も広島県の親中団体の会長を務めていますので、親中派同志の親中主導権争いの総裁選でもあったのですね。菅氏もあわてて二階切りをしましたが、時を逸し印象悪化に追い打ち。

 そもそも中国は、日本の領土の尖閣諸島の領海を含む近海に連続侵入し、実効支配争いを挑んできている国。
 ウクライナはロシアに見くびられて侵略戦争に至っていますが、G7の一角でもあり、GDP世界3位(2位の中国とは大差を付けられてしまっていますが)の国なのに、他国から連続して侵犯をうけていながら、さしたる主張や防衛策を施さない、珍しい国の日本。
 石原都知事(当時)と中山石垣市長とで都有化の募金を募りましたが、野田政府が横槍をいれ国有化。しかし国有化後無為無策で放置、実効支配策を施さなかったので、今日の中国の侵略をうけ、実効支配競争に!

 そして今日の習近平の台湾武装侵略。台湾有事は尖閣=沖縄=日本有事。その動かぬ証が、今回の中国による台湾近海へのミサイル発射の内の、与那国島近海の日本のEEZ海域へのミサイル着弾。

 それらがありながらの、日中首脳会談設定。
 習近平側は、北戴河会議で課された経済立て直しのための対日経済振興促進で、対日接近に急転換。
 元々は親中の林外相は、カンボジアでの屈辱に会いながらも、日本への中国の侵略には眼を瞑り、日中首脳会談提唱へ!

 とんでもない「けんとうし」内閣。たまに動くかと思えば、トンチンカンな隷属外交。
 なにもしないことで、批判されることがなく不思議な高支持率を保っていた「けんとうし」内閣の支持率も、正体が露見し始め支持率急落。
 来春の統一地方選が危惧され、解散の声もきかれる事態に?
 内閣支持率急落 逆風トリプルパンチ 統一地方選も懸念(カナロコ by 神奈川新聞) - Yahoo!ニュース

 外相時代に、その内弁慶ぶりで、韓国、中国に翻弄され国益を棄損してきた岸田氏。このままでは、日本を沈没させてしまいそう!



 # 冒頭の画像は、内閣支持率推移




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