国共内戦で国民党から主権を横取りした中国共産党。台湾に逃げ込んだ国民党から、台湾を併呑することは、毛沢東以来の悲願です。
そのためには、米国などの軍事力を阻止する必要があり、「接近阻止・領域拒否戦略」(A2AD戦略)構築を推進してきました。
陸上や潜水艦からの、対艦攻撃ミサイル(DF-21(東風-21)や、JL-1潜水艦発射弾道ミサイル(巨浪-1))で、第1列島線、第2列島線での防御ラインを設定していて、ミサイルも改良が進められ、艦載機と多数の護衛艦艇に守られたアメリカ海軍の空母すら撃破できる「空母キラー」と呼ばれるレベルに達していることは、諸兄がご承知の通りです。
かたや米国側も、長距離爆撃機開発や、ステルス性能を向上させた次世代戦闘機の開発を念頭に置いた研究に加え、「高速打撃兵器」「電磁兵器」「レーザー兵器」の技術革新を進めています。
中国のA2/ADを無力化する新兵器出現 - 遊爺雑記帳
トピックス028 | 海上自衛隊幹部学校
「空母キラー」に対抗するために、新たな戦略が検討され始めていて、それは中国の戦略を真逆にした「接近阻止戦略」。
アメリカの伝統的な「攻撃による防御」戦略ではなく、中国海軍が設定した第一列島線上で中国海洋戦力の接近を待ち構え、中国軍艦艇や航空機の第一列島線への接近を阻止する方法。
しかし、専守防衛的な兵器である地対艦ミサイルシステムをアメリカ軍は保有していない。そこで注目されたのが、陸上自衛隊の地対艦ミサイル連隊。
日本が独自に開発し製造している高性能12式地対艦ミサイルシステムをRIMPAC-2018に持ち込んでもらい、大型艦を撃沈するパフォーマンスを実施し、ペンタゴンやホワイトハウスにアピールしたということなのだそうです。
日本の地対艦ミサイル技術やノウハウが、米軍による中国の戦略を真逆にした「接近阻止戦略」での、アメリカ陸軍や海兵隊での地対艦ミサイル部隊の創設に欠かせないものとなっているのですね。
中国の「A2AD」への対抗戦略としての「逆A2AD」。今後の進展に注目です。
# 冒頭の画像は、12式地対艦誘導弾
ヤツデの果実
↓よろしかったら、お願いします。
そのためには、米国などの軍事力を阻止する必要があり、「接近阻止・領域拒否戦略」(A2AD戦略)構築を推進してきました。
陸上や潜水艦からの、対艦攻撃ミサイル(DF-21(東風-21)や、JL-1潜水艦発射弾道ミサイル(巨浪-1))で、第1列島線、第2列島線での防御ラインを設定していて、ミサイルも改良が進められ、艦載機と多数の護衛艦艇に守られたアメリカ海軍の空母すら撃破できる「空母キラー」と呼ばれるレベルに達していることは、諸兄がご承知の通りです。
かたや米国側も、長距離爆撃機開発や、ステルス性能を向上させた次世代戦闘機の開発を念頭に置いた研究に加え、「高速打撃兵器」「電磁兵器」「レーザー兵器」の技術革新を進めています。
中国のA2/ADを無力化する新兵器出現 - 遊爺雑記帳
トピックス028 | 海上自衛隊幹部学校
「空母キラー」に対抗するために、新たな戦略が検討され始めていて、それは中国の戦略を真逆にした「接近阻止戦略」。
アメリカの伝統的な「攻撃による防御」戦略ではなく、中国海軍が設定した第一列島線上で中国海洋戦力の接近を待ち構え、中国軍艦艇や航空機の第一列島線への接近を阻止する方法。
しかし、専守防衛的な兵器である地対艦ミサイルシステムをアメリカ軍は保有していない。そこで注目されたのが、陸上自衛隊の地対艦ミサイル連隊。
日本が独自に開発し製造している高性能12式地対艦ミサイルシステムをRIMPAC-2018に持ち込んでもらい、大型艦を撃沈するパフォーマンスを実施し、ペンタゴンやホワイトハウスにアピールしたということなのだそうです。
日本の地対艦ミサイル技術やノウハウが、米軍による中国の戦略を真逆にした「接近阻止戦略」での、アメリカ陸軍や海兵隊での地対艦ミサイル部隊の創設に欠かせないものとなっているのですね。
中国の「A2AD」への対抗戦略としての「逆A2AD」。今後の進展に注目です。
# 冒頭の画像は、12式地対艦誘導弾
ヤツデの果実
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