安倍首相が靖国参拝を実施しました。参拝の実行には慎重な姿勢と見ていましたが、第一次内閣の時に参拝できなかった安倍首相は、参拝することに強い意思を持っていたのだそうですね。
「特別秘密保護法」の成立過程についての批判で支持率を下げたことで、支持率回復を期して実行したとの声も聴かれますが、どうなのでしょう。
テレビのワイドショー番組では中韓の反応を取り上げていましたが、それは承知の上でのことでしょうが、遊爺が最も注目したのは、10月に「2+2会議」が初めて日本で開催された時に来日したケリー国務長官、ヘーゲル国防長官が、千鳥ヶ淵戦没者墓苑を訪れ献花した時に、「千鳥ヶ淵戦没者墓苑はアーリントン国立墓地に「最も近い存在」だと説明」していたことです。諸兄がご承知の様に、首相の靖国参拝を牽制したものでした。
今回の参拝の実行は、その米国の意思に逆らうものですが、米国との事前根回しがどこまで出来ていたのか、駐日米大使館は「米国政府は失望している」と声明を出しました。
飯島内閣官房参与が北を訪問した時も、米国への事前根回しが無く険悪な状況を一時産みました。キャロライン・ケネディ駐日米大使の赴任前に、衛藤征士郎氏を米国に送り反応を探っていて、「総じて『中韓との緊張をもたらすのは好ましくない』との態度だった」と解っていたのに参拝を実行したのです。
安倍首相は、駐日米大使館が「米政府は失望している」との声明を発表したことに関して「様々な誤解があるのも事実だ。特に近年その誤解がだいぶ増幅されてきた。しっかりと説明していくことで誤解を解いていきたい」と述べたのだそうですね。
首相「しっかり誤解解く」 米政府の靖国参拝批判に:日本経済新聞
つまり、事前に米国への根回しはしておらず、これから説明するということですね。
勿論、靖国参拝は、国内問題であり、他国に指示をされるものではないのですが、日米同盟に影響を与えないよう、事前の根回しはあってしかるべきでしょう。
米国に様々な誤解があり、その誤解が増幅されていて、説明して誤解を解くということですが、それなら「河野発言」が産んでいる日本のイメージ毀損の修正などが優先されるべきでしょう。政権奪回に向けた時期、総裁選に臨む時期には唱えていたことなのですから。支持率の低下を気にしたのなら、こちらを優先したほうが効果があるでしょう。
休暇中のオバマ政権は、直接ではなく大使館から声明を出すことで、日米同盟への影響に配慮したとの見方があるようですが、民主党政権が壊した日米同盟を修復しようとしている安倍首相ですが、もともとオバマ氏との信頼関係を築こうとしている途上での、米国の牽制に逆らうチャレンジ行為。
普天間の辺野古移設が好転の兆しが見えたとは言え、まだ仲井真知事の要求に応えるため米国との交渉が残っているというのに、こちらの交渉にも影響が出かねない中、今後どう説明して修復するのか、注目されます。
オバマ氏にすれば、鳩につづいてまた裏切られたと思っているかも?就任早々のキャロライン・ケネディ大使の心中は。。
この花の名前は、ひまわり
↓よろしかったら、お願いします。
「特別秘密保護法」の成立過程についての批判で支持率を下げたことで、支持率回復を期して実行したとの声も聴かれますが、どうなのでしょう。
テレビのワイドショー番組では中韓の反応を取り上げていましたが、それは承知の上でのことでしょうが、遊爺が最も注目したのは、10月に「2+2会議」が初めて日本で開催された時に来日したケリー国務長官、ヘーゲル国防長官が、千鳥ヶ淵戦没者墓苑を訪れ献花した時に、「千鳥ヶ淵戦没者墓苑はアーリントン国立墓地に「最も近い存在」だと説明」していたことです。諸兄がご承知の様に、首相の靖国参拝を牽制したものでした。
今回の参拝の実行は、その米国の意思に逆らうものですが、米国との事前根回しがどこまで出来ていたのか、駐日米大使館は「米国政府は失望している」と声明を出しました。
首相靖国参拝、日米同盟への影響焦点 米国は「失望」:日本経済新聞
安倍晋三首相が靖国神社を参拝した。「首相の年内参拝はあり得る」と秋からみてきた外交当局が注視するのは日米同盟への影響だ。駐日米大使館は26日、首相の靖国参拝について「日本の指導者が近隣諸国との緊張を悪化させるような行動をとったことに、米国政府は失望している」との声明を出した。
11月、バイデン副大統領のアジア訪問を前に、政府高官は「もし今、首相が靖国を参拝すれば、バイデン氏は日本訪問を取りやめるだろう」と懸念していた。10月の秋季例大祭の時も、首相は靖国参拝を模索していたためだ。
<中略>
第1次内閣で訪問しなかったことを「痛恨の極みだ」と表した首相は、自らの言葉にこだわっていたとされる。中韓両国との関係悪化は、小泉純一郎元首相が「外国首脳で靖国参拝を批判するのは中国、韓国だけだ」と指摘するように、外務省も覚悟のうえだ。問題は米国の反応にある。
今年秋、首相側近の衛藤征士郎氏がひそかに米国を訪問し、ホワイトハウスや国務省の関係者と懇談を重ねた。首相が靖国を参拝した場合の反応を探る狙いだった。日本政府筋は「米側は総じて『中韓との緊張をもたらすのは好ましくない』との態度だった」と明かす。キャロライン・ケネディ駐日米大使の赴任前に探ったのも、首相が靖国を参拝した場合の反応だった。
それでも首相は靖国を参拝した。同じく靖国を参拝した小泉氏は当時のブッシュ大統領と強い絆があった。米国大使館は靖国参拝の直後、声明を出した。米国はいま、クリスマス休暇の最中でもある。オバマ政権の本格的な反応は、年明けになるとみられる。
安倍晋三首相が靖国神社を参拝した。「首相の年内参拝はあり得る」と秋からみてきた外交当局が注視するのは日米同盟への影響だ。駐日米大使館は26日、首相の靖国参拝について「日本の指導者が近隣諸国との緊張を悪化させるような行動をとったことに、米国政府は失望している」との声明を出した。
11月、バイデン副大統領のアジア訪問を前に、政府高官は「もし今、首相が靖国を参拝すれば、バイデン氏は日本訪問を取りやめるだろう」と懸念していた。10月の秋季例大祭の時も、首相は靖国参拝を模索していたためだ。
<中略>
第1次内閣で訪問しなかったことを「痛恨の極みだ」と表した首相は、自らの言葉にこだわっていたとされる。中韓両国との関係悪化は、小泉純一郎元首相が「外国首脳で靖国参拝を批判するのは中国、韓国だけだ」と指摘するように、外務省も覚悟のうえだ。問題は米国の反応にある。
今年秋、首相側近の衛藤征士郎氏がひそかに米国を訪問し、ホワイトハウスや国務省の関係者と懇談を重ねた。首相が靖国を参拝した場合の反応を探る狙いだった。日本政府筋は「米側は総じて『中韓との緊張をもたらすのは好ましくない』との態度だった」と明かす。キャロライン・ケネディ駐日米大使の赴任前に探ったのも、首相が靖国を参拝した場合の反応だった。
それでも首相は靖国を参拝した。同じく靖国を参拝した小泉氏は当時のブッシュ大統領と強い絆があった。米国大使館は靖国参拝の直後、声明を出した。米国はいま、クリスマス休暇の最中でもある。オバマ政権の本格的な反応は、年明けになるとみられる。
飯島内閣官房参与が北を訪問した時も、米国への事前根回しが無く険悪な状況を一時産みました。キャロライン・ケネディ駐日米大使の赴任前に、衛藤征士郎氏を米国に送り反応を探っていて、「総じて『中韓との緊張をもたらすのは好ましくない』との態度だった」と解っていたのに参拝を実行したのです。
安倍首相は、駐日米大使館が「米政府は失望している」との声明を発表したことに関して「様々な誤解があるのも事実だ。特に近年その誤解がだいぶ増幅されてきた。しっかりと説明していくことで誤解を解いていきたい」と述べたのだそうですね。
首相「しっかり誤解解く」 米政府の靖国参拝批判に:日本経済新聞
つまり、事前に米国への根回しはしておらず、これから説明するということですね。
勿論、靖国参拝は、国内問題であり、他国に指示をされるものではないのですが、日米同盟に影響を与えないよう、事前の根回しはあってしかるべきでしょう。
米国に様々な誤解があり、その誤解が増幅されていて、説明して誤解を解くということですが、それなら「河野発言」が産んでいる日本のイメージ毀損の修正などが優先されるべきでしょう。政権奪回に向けた時期、総裁選に臨む時期には唱えていたことなのですから。支持率の低下を気にしたのなら、こちらを優先したほうが効果があるでしょう。
休暇中のオバマ政権は、直接ではなく大使館から声明を出すことで、日米同盟への影響に配慮したとの見方があるようですが、民主党政権が壊した日米同盟を修復しようとしている安倍首相ですが、もともとオバマ氏との信頼関係を築こうとしている途上での、米国の牽制に逆らうチャレンジ行為。
普天間の辺野古移設が好転の兆しが見えたとは言え、まだ仲井真知事の要求に応えるため米国との交渉が残っているというのに、こちらの交渉にも影響が出かねない中、今後どう説明して修復するのか、注目されます。
オバマ氏にすれば、鳩につづいてまた裏切られたと思っているかも?就任早々のキャロライン・ケネディ大使の心中は。。
この花の名前は、ひまわり
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手をかまれた!
経済順調の米国にしてみれば、
属国・日本を切るいいチャンスかも。
アベちゃん正念場かも。
ライオン・アメリカ、虎・中国
踏ん張れるか、雑種犬・日本
体制が多数派の利益にそぐわなくなり、経済界やネットを含めた世論との相克が起こるというのは、経済主義を取り、小さな政府への舵を切った事によって、政府の利益関係者が減った、異形の中国の宿命でしょう。
諸兄と違い、おそらく理解していないのでしょうが、北の北海道や沖縄が、地政学的に中国などの大国への前線であり、交流も盛んと来て、外国との融和が進むのに対して、文化政策でも、首都にある靖国神社は、日本化の中核であるわけですね。主権国家として、日本の祭祀を絶やさない事が悪い事なのか。
それは、中韓などの反日分子が被害意識をもって、共産化など伝統の解体を進め、そのために独自の文化や国体の無い国による嫉妬に過ぎないと思います。反日には潜在性がある、というのも、対処しがたい特性だと思います。