遊爺雑記帳

ブログを始めてはや○年。三日坊主にしては長続きしています。平和で美しい日本が滅びることがないことを願ってやみません。

民主党 朝日新聞でも三行半?

2011-06-26 00:53:13 | 民主党の正体
 テレビなどでおなじみの朝日新聞編集委員・星浩のコラム記事ですが、今朝の朝刊で朝日新聞が民主党を、「民主党は、この2年間を真剣に反省し、体質を根っこから改めなければならない。」とし、それが出来なければ、民主党は行き詰まると載せていました。
 新聞発行部数が 8百万部を割り、朝日新聞も真実を報道をするよう方向転換するのでしょうか?
 

民主党の弱さ 黙々と汗かく人が少ない 編集委員 星浩 (6/25 朝日朝刊)

 
国会の会期延長をめぐる被災者そっちのけの小競り合いには、うんざりしたので、別の話題を書いてみたい。
 「政権交代」で沸いた熱い夏から2年になろうとしている。この間の
民主党政治のどこに問題があったのか。財源なき財政支出など、政策に不備があった。小沢一郎氏の政治資金問題と分派活動、鳩山由紀夫、菅直人両氏のリーダーシップ不足……。さらに深刻なのは、与えられた任務を果たすフォロワーシップとも呼ぶべき「政治の作法」が欠けている
ことだと思う。「作法」にうるさかった竹下登元首相の語録を引きつつ、民主党の現状を考えてみよう。

▼汗は自分でかく。手柄は人にあげる
 例えば原発の再稼働問題。菅首相は浜岡原発の停止要請を発表し、得意満面だった。一方で点検の済んだ原発の再稼働に向けた地元自治体との話し合いは、海江田万里経済産業相に委ねている。竹下流であれば、停止要請といった目立つ仕事は経産相に任せ、首相は地元との折衝に汗を流すだろう。
菅氏の「手柄は自分」の体質が、民主党全体に及んでいないか

 「謹慎」すべき鳩山氏が大事な局面にしゃしゃり出てくる姿に、多くの国民はあきれ返っている。鳩山氏側近の松野頼久元官房副長官が、税と社会保障の一体改革を話し合う党の調査会で執行部批判を繰り返していた。鳩山政権の迷走で党に迷惑をかけたのだから、鳩山氏と共にしばらくは静かに身を処し、裏方の仕事に徹するべきだろう。
黙々と汗をかく人が少なすぎる


▼世間の評価は自己評価の半分と心得よ
 自分が80点の仕事ができたと思っても、世間から見たら40点というケースがある。人の評価は難しいのだ。
 平野博文元官房長官、小沢鋭仁前環境相、樽床伸二元国会対策委員長らの中堅議員が次の代表選出馬に意欲を見せているという。ちょっと待って欲しい。もっと重要閣僚や党役員などを経験し、国家観や政策実行力について、ある程度の評価を受ける必要がある。平野氏らの自己評価は甘すぎないか。民主党が苦境にあるいまは、中堅議員は腰を落として、地道な仕事に力を傾ける時だ。首相を選ぶ
代表選なのだから、手を挙げればよいというものではない

民主党は、この2年間を真剣に反省し、
体質を根っこから改めなければならない。それができないなら、菅首相を代えて新首相を選んでも、自民党と大連立を組んでも、民主党は行き詰まるだろう


 この 2年間で明らかになった民主党政治の問題点で、「財源なき財政支出」マニフェストの虚像が浮き彫りになったこと、小鳩や直近では、前原、管両氏や野田氏にも言える「政治資金問題」、鳩山由紀夫、菅直人両氏のリーダーシップ不足は周知のことですが、「政治の作法」が欠けているとの指摘は言いえて妙、うまい指摘ですね。
 竹下登元首相の語録から引用された作法とは、「汗は自分でかく。手柄は人にあげる」と「世間の評価は自己評価の半分と心得よ」です。

 浜岡原発の停止と、(新安全基準の策定と)点検済み原発の稼働に関しては、多くの方々がご指摘されていることでもあり、遊爺もとりあげさせていただいた、「汗は自分でかく。手柄は人にあげる」と言う話の例ですね。ほかにも山ほどありますが。

 衆目が認める経験や成果の実績もないのに代表選に手を上げるなと言う指摘は、政策より政局というか自分の立場を優先する民主党体質を突いているとも言えるでしょう。

 朝日新聞がこんなに素直に真実を伝えるようになったとは、世の中かわるのでしょうか?たまたまかな?
 




 タニウツギ


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民主党の正体  矛盾と欺瞞と疑惑に満ちた、日本人への恐怖の罠(OAK MOOK 305 撃論ムック)
民主党政権では日本が持たない




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