遊爺雑記帳

ブログを始めてはや○年。三日坊主にしては長続きしています。平和で美しい日本が滅びることがないことを願ってやみません。

岸防衛相 中国、韓国防衛相と会談 

2022-06-14 01:33:55 | 日本を護ろう
 岸信夫防衛相が、アジア安全保障会議(シャングリラ対話、10~12日)出席のために訪問したシンガポールで、中国の魏鳳和国務委員兼国防相と会談し、日本の毅然(きぜん)とした姿勢を示したのだそうです。
 一方、米国に配慮して日米韓防衛相会談では3カ国の連携強化を表明したが、海軍駆逐艦による海上自衛隊哨戒機へのレーダー照射事件などのケジメを付けない韓国の李鐘燮(イ・ジョンソプ)国防相との2国間会談は見送ったのだそうです。
 岸田、林の親中コンビ外交が危惧される中、岸田文雄内閣で「中国が最も警戒する閣僚」という岸氏が存在感を発揮した形になったと夕刊フジ。
 
岸防衛相、対中対韓に〝毅然姿勢〟 中露の軍事行動に「重大な懸念」伝達 日韓防衛相会談は見送り 「中国が最も警戒する閣僚」という存在感 - zakzak:夕刊フジ公式サイト 2022.6/13

 岸信夫防衛相が、アジア安全保障会議(シャングリラ対話、10~12日)出席のために訪問したシンガポールで、日本の毅然(きぜん)とした姿勢を示した。中国の魏鳳和国務委員兼国防相との会談では、台湾海峡の「平和と安定の重要性」を強調し、日本周辺での中国やロシアの軍事行動に「重大な懸念」を伝達した。同盟国・米国に配慮して日米韓防衛相会談では3カ国の連携強化を表明したが、海軍駆逐艦による海上自衛隊哨戒機へのレーダー照射事件などのケジメを付けない韓国の李鐘燮(イ・ジョンソプ)国防相との2国間会談は見送った。岸田文雄内閣で「中国が最も警戒する閣僚」という岸氏が存在感を発揮した。

     ◇

 
「わが国の(台湾問題をめぐる)基本的立場に変更はない」「台湾海峡の平和と安定は、わが国のみならず国際社会にとっても極めて重要だ」

 岸氏は12日の
日中防衛相会談で、東アジア最大の懸案事項について、こう強調した。

 さらに、沖縄県・
尖閣諸島周辺海域を含む東シナ海で、中国による力を背景とした「一方的な現状変更」の試みや、空母「遼寧」による訓練など懸念すべき行動が続いていると指摘し、強い自制を求めた中国軍とロシア軍の爆撃機が5月、日本海から太平洋へ長距離の共同飛行を実施したことには、「わが国に対する示威行動」と指摘し、重大な懸念を伝達した。

 中国は、台湾問題について米国などへの反発を強めていた。

 魏氏は同日の講演で、「(台湾との)祖国統一は必ず実現する」「軍事手段も放棄しない」との考えを示し、ジョー・バイデン米政権に「内政」に干渉しないよう警告。台湾独立の行動があれば、「代価を惜しまず、最後まで戦う。死に至る一本道だ」などと恫喝(どうかつ)している。

 こうしたなか、
岸氏は一歩も引かない姿勢を見せた。コロナ禍もあり、日中防衛相が対面で会談するのは2019年12月以来。会談は予定の30分を超えて1時間以上にわたったという。

 
岸氏は11日、ロイド・オースティン米国防長官と、韓国の李国防相との会談に臨んだ。日米韓の防衛相会談は、韓国の新政権発足後初めて。対面開催は19年11月以来となった。

 
共同声明では、中国を念頭に、インド太平洋地域での現状変更の試みや、「緊張を高める一方的な行動に強く反対」し、ルールに基づく国際秩序に合致しない活動に懸念を共有した。

 北朝鮮の核・ミサイル開発では、「平和と安定に対する重大な脅威」との懸念を示し、完全非核化への協力を確認。ミサイル対処のため3カ国の情報共有訓練や探知・追尾訓練の実施に合意した。

 中国やロシアという専制主義国家の軍事的暴走・挑発が警戒されるなか、
米国は「日米韓3カ国の連携」「日韓の関係改善」に前向きだった。

 ジェイク・サリバン米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)は、バイデン大統領が訪韓中の先月19日、「いかなる脅しにも断固として対応する。米韓日の3カ国間で協力したい」と記者団に語っていた。

 ただ、
韓国は文在寅(ムン・ジェイン)前政権時代、海軍駆逐艦による海自哨戒機へのレーダー照射事件や、軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の破棄決定通告、自衛艦旗である旭日旗への侮辱など、数々の「反日」暴挙を繰り返してきた

 
それらへのケジメもなく、日韓の信頼関係回復は困難だ。

 
岸氏は今回のシンガポール訪問に合わせて、オースティン氏との日米防衛相会談や、オーストラリアやニュージーランド、フィジーの国防相とは会談したが、李氏とは日韓防衛相会談は行わなかった。3回ほど「簡単に会話」する機会があった程度だ。

 
李氏は12日の演説で、日韓安保協力の「正常化」に意欲を表明しており、今後の具体的対応を見て判断することになりそうだ。

■島田氏「韓国も開き直りを考え直す」

 
岸氏の一連の対応をどう評価するかまず、対中国について。

 国際政治に詳しい
福井県立大学の島田洋一教授は「対面で中国を牽制(けんせい)したことは明確に意義がある日本は防衛費を増強する流れで、重要な立場にある岸氏の動向は米中ともに注目していた。岸氏の姿勢については、米国でも評価する声が多いと聞く。日米協力をさらに加速させることに寄与した。中国に対しても『日本は侮れない』というメッセージになった」と語った。

 では、
韓国に対してはどうか。

 島田氏は「日米韓防衛相会談を行いながら、
日韓防衛相会談を実施しなかったことは、米国の顔を立てつつも、韓国に対して『過去の問題にケジメをつけよ』と警告したかたちだ。尹錫悦(ユン・ソンニョル)新政権は、日韓の関係改善を掲げている。韓国は、日本の防衛相が過去、弱腰を見せたので開き直ってきた。岸氏の言動を見て、韓国内部でもレーダー照射事件などについて考え直す動きが出てくるのではないか」と分析した。

 「わが国の(台湾問題をめぐる)基本的立場に変更はない」「台湾海峡の平和と安定は、わが国のみならず国際社会にとっても極めて重要だ」
 岸氏は12日の日中防衛相会談で、東アジア最大の懸案事項について、こう強調。
 尖閣諸島周辺海域を含む東シナ海で、中国による力を背景とした「一方的な現状変更」の試みや、空母「遼寧」による訓練など懸念すべき行動が続いていると指摘し、強い自制を求めた。中国軍とロシア軍の爆撃機が5月、日本海から太平洋へ長距離の共同飛行を実施したことには、「わが国に対する示威行動」と指摘し、重大な懸念を伝達したのだそうです。
 
 魏氏は同日の講演で、「(台湾との)祖国統一は必ず実現する」「軍事手段も放棄しない」との考えを示し、ジョー・バイデン米政権に「内政」に干渉しないよう警告。台湾独立の行動があれば、「代価を惜しまず、最後まで戦う。死に至る一本道だ」などと恫喝(どうかつ)していました。

 岸大臣は一歩も引かない姿勢を見せたと夕刊フジ。

 岸大臣は、ロイド・オースティン米国防長官と、韓国の李国防相との、3か国外相会談には臨みました。
 中国やロシアという専制主義国家の軍事的暴走・挑発が警戒されるなか、米国は「日米韓 3カ国の連携」「日韓の関係改善」に前向きだったのだそうです。
 
 ただ、韓国は文在寅(ムン・ジェイン)前政権時代、海軍駆逐艦による海自哨戒機へのレーダー照射事件や、軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の破棄決定通告、自衛艦旗である旭日旗への侮辱など、数々の「反日」暴挙を繰り返してきた。
 それらへのケジメもなく、日韓の信頼関係回復は困難だと夕刊フジ。
 同感で、かつての日本政府は、寛容に韓国政府の姿勢を受け止めていましたが、ゴールポストを際限なく動かす歴代韓国政府の姿勢に、しびれを切らした安倍政権は、普通の国として対応するよう舵をきりました。
 その際、内弁慶で国益を棄損しつづけた岸田外務大臣(当時)は、河野氏と交代させました。

 福井県立大学の島田洋一教授が、岸氏の一連の対応への評価をされています。
 対中国については、「対面で中国を牽制したことは明確に意義がある。岸氏の姿勢については、米国でも評価する声が多いと聞く。日米協力をさらに加速させることに寄与した。中国に対しても『日本は侮れない』というメッセージになった」と。

 韓国に対しては「日米韓防衛相会談を行いながら、日韓防衛相会談を実施しなかったことは、米国の顔を立てつつも、韓国に対して『過去の問題にケジメをつけよ』と警告したかたちだ。尹錫悦(ユン・ソンニョル)新政権は、日韓の関係改善を掲げている。韓国は、日本の防衛相が過去、弱腰を見せたので開き直ってきた。岸氏の言動を見て、韓国内部でもレーダー照射事件などについて考え直す動きが出てくるのではないか」と島田教授。

 政権スタート時には、日韓関係重視でも、国内の支持率が下降してくると反日姿勢で支持率稼ぎをしてきた韓国歴期代大統領。
 尹錫悦(ユン・ソンニョル)新政権は、日韓の関係改善を掲げておられる。
 李鐘燮(イ・ジョンソプ)国防相も、12日の演説で、日韓安保協力の「正常化」に意欲を表明しておられるとのこと。
 文在寅氏により壊滅された日韓関係。
 修復に向かえるのか、様子見ですね。



 # 冒頭の画像は、日中防衛相会談




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