遊爺雑記帳

ブログを始めてはや○年。三日坊主にしては長続きしています。平和で美しい日本が滅びることがないことを願ってやみません。

コウモリ外交の朝鮮半島両国は国を亡ぼす

2017-08-25 23:58:58 | 韓国全般
 中国の支配下から脱しようと、核とミサイル開発を進め、ロシア、米国とも接触を謀ろうとする北朝鮮。米軍に護ってもらっていながら、中国にも接近する南朝鮮(=韓国)の、半島の両国。
 三国時代を経て、その内の新羅が唐と結んで統一を成し遂げ、中国の属国化し、李氏朝鮮、大韓帝国、日本統治、連合軍軍政期を経た後、露中の覇権拡大と反共の米国との闘いで、南北に分断され今日至るという、まわりの国々に翻弄される歴史をたどったのてした。
 なので、今の両国、特に南朝鮮(=韓国)では、建国のルーツがなく朝鮮戦争による分断の結果産まれた国なので、中国、米国の間でコウモリ外交をせざるを得ない歴史上の運命(DNAと化している)を背負っているのでしょうか。
 今また、コウモリ外交の転機を迎え、国家の存亡がかかっていると言っても過言ではない状況を迎えようとしている様ですね。
 韓国のことはかかわらず触れない様勤めているのですが、日本への影響は大きいので、少しだけ備忘録として取り上げることとしました。
 半年後、1年後、3年後、それ以降、半島の両国はどうなっているのでしょうか。

 
三国時代 (朝鮮半島) - Wikipedia
 
中国「報復」緩めず 国交正常化25年 THAAD撤去なお要求 (8/25 読売朝刊)

 【北京=中川孝之、ソウル=中島健太郎】中国と韓国は24日に国交正常化25周年を迎えたが、節目の式典を関係改善の契機としたい韓国の思惑は外れた。在韓米軍への最新鋭ミサイル防衛システム「最終段階高高度地域防衛(THAAD)」配備に反発する中国は、韓国への様々な報復をやめる気配を見せない


韓国経済に打撃
◇意外な主賓

 24日夜、北京で約500人が参加した韓国大使館主催の記念式典に、
中国側は外交とは直接関係がない万鋼・科学技術相が主賓として出席。韓国の聯合ニュースによれば、万氏は祝辞で、「皆が知る理由で中韓関係は困難に陥っている。初心を忘れず、障害を克服すべきだ」と、間接的な表現でTHAAD撤去を求めた
 万氏は、国政助言機関・人民政治協商会議で副主席も務めるが、共産党員ではない。韓国側では、王毅外相の出席を期待する声が上がっていた。式典に参加した同党関係者は、
万氏の出席について「『韓国がまず態度を改めるべきだ』という中国のメッセージ」
と話した。
 
中国は今回、韓国からの式典共催の要請を断り、23日には北京で100人規模の式典を単独主催
。2012年の20周年は、両国が共催で北京の人民大会堂で式典を開き、同年秋の党大会で総書記就任が確実視されていた習近平国家副主席(当時)が出席した。
 
中韓は、中国に傾斜した朴槿恵前大統領時代に蜜月関係となっただが、昨年7月のTHAAD配備決定で、中国は付属する高性能レーダーで中国軍も監視されると猛反発。韓国企業などを狙った報復が始まった

 25年間で中韓貿易は年平均15.7%伸び、昨年の総額は国交正常化当時の33倍、2114億ドル(約23兆円)に達した。
中国は韓国にとって最大の貿易相手国で、貿易の総額は全体の約2割を占める


◇見えた「素顔」
 5月に就任した文在寅大統領は関係改善の糸口をつかむため。THAAD配備地で1年以上かかる環境影響評価の実施を指示するなど、配備を遅らせようとした。だが、北朝鮮が7月に2回の大陸間弾道ミサイル(ICBM)の発射を強行し、文氏は米国の要請も受け、未搬入の発射台の配備を急ぐ方針を決めた。
 中韓は、北朝鮮の核・ミサイル問題の解決で、対話に持ち込みたい姿勢では一致する。 だが、中国外務省に近い中国の識者は「THAAD」配備は米国による中国包囲網の強化だ。配備撤回は不可能に近いとわかっていても、韓国が米国や日本との連携に動く限り、たたき続けるしかない」と中国の考えを説明する。
 
韓国政府筋は「THAAD問題は、中国と言う国の『素顔』を知るきっかけになった」と語る


北、孤立感から核開発
 
中韓の国交正常化は、北朝鮮が核開発を本格化させるきっかけにもなった

 冷戦末期に発足した韓国の盧泰愚政権(1988~93年)は、社会主義諸国との関係改善を図る「北方外交」を展開。中国に先立つ90年には旧ソ連とも国交を樹立した。
 
北朝鮮は、後ろ盾の中ソに「裏切られた」と怒り、一方で日米との国交正常化には失敗。「孤立感を深め、体制生存を核兵器に託した」
(中国の識者)と指摘される。
 中朝関係は90年代に冷え込んだが、北朝鮮の金正日総書記が2000年になって訪中し改善した。
 
韓国はその後、北朝鮮をけん制するため、中国を引き寄せようと外交努力を続けてきたが、満足な成果を上げていない

 韓国政府筋によれば、
習近平国家主席は7月の文在寅大統領との会談で、「中韓は25年前に国交を結んだが、北朝鮮とは(朝鮮戦争から.田血盟』を結んできた。この関係は根本的に変わらない」との趣旨の発言をして韓国側を落胆させた。

 北東アジアのバランサーをめざして「均衡論」を唱えた盧武鉉大統領の後継と言える文在寅大統領。反財閥政策を掲げながら側近の財閥との癒着で弾劾された朴槿恵は中国と「反日」で共闘しながらも、米国との間でのコウモリ外交でも破綻しました。
 その朴槿恵オウンゴールの棚ボタで、反朴槿恵を唱えることで大統領の座を得た文在寅大統領。親北とも、北の傀儡ともささやかれていますが、コウモリ外交というより、北、中国、米国の間で嵐の海の波間で揺れる木の葉の様に翻弄され続けています。
 国内財閥企業の安価な労働力での生産が、中国の攻勢でかなわなくなり中国に投資したこともあり、対中経済交易の重みが増し、中国にすり寄った朴槿恵政権。そこには、中国の力を借りた、南北統一での主導権獲得の狙いもなかったとはいえないでしょう。日米から離反する挙動は数々ありました。
 しかし、その想いは片思いで、結局、THAADの導入決意へ。そして、中国からの制裁が始まったのでした。覚悟のうえの米国回帰だったのでしょうが、コウモリ外交の末路の常ですね。

 その棚ボタで就任した文在寅大統領。親北を標榜していますが、北からはつれない反応。THAAD導入での中国からの制裁は強化の一途。アメリカファーストのトランプ大統領からは、米軍の撤退を質に脅迫されて板挟み。就任早々進退窮まっています。
 反朴槿恵、片思いの親北の政局だけで、政策といえば、末期の大統領が必ず使う反日だけで、さしたる政策がなく成立した政権。当然の流れとは言いすぎでしょうか。

 媚中韓で、日本の国益より、中韓露の請けを優先し、外交失政実績を積み重ねた岸田に代わって誕生した河野新大臣。岸田とは違って、言うべきことは、きちんと主張していただいている様ですね。外交の基本ですね。岸田時代なら右から左へ一読もせず破棄される遠吠えの日本国内向けの抗議を装うコメントが精いっぱい。
 
河野太郎外相、徴用工で韓国外相に直接抗議 8月上旬 訪韓招待も見送り対応見極めへ - 産経ニュース

 嵐の海のなかで、国内の政局に国を挙げて専念した韓国の経済。ただでさえ世界中が激動していて課題が山積している中、政策不在ですから当然傾く。
 (未だに森友、加計で騒ぐメディアやその下請けの野党の日本も似ている?)
 日韓合意を予測通り裏切って(岸田外交失政のひとつ)、慰安婦像の撤去どころか増設をした制裁で日本政府が科した、大使・公使引き揚げと、通貨スワップ復活(要らないと大見えをきったが、対中関係の雲行きが怪しくなり復活を要請してきた)交渉中断の内、残されている通過スワップ復活の必要性が韓国で高まっているのだそうです。
 
韓国「3度目の通貨危機」か 文氏“妄言”連発で日本とのスワップ絶望…中国と途切れる恐れも - zakzak

 河野、安倍コンビでどう対処されるのか。要注目ですね。


 # 冒頭の画像は、河野太郎外相と会談した、韓国の康京和外相




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