遊爺雑記帳

ブログを始めてはや○年。三日坊主にしては長続きしています。平和で美しい日本が滅びることがないことを願ってやみません。

尖閣周辺海域の漁船に、訓練を受けた多数の海上民兵

2016-08-17 23:58:58 | 東シナ海尖閣諸島
 今月、尖閣諸島周辺の海域に、中国公船20隻以上とともに押し寄せた400隻以上の中国漁船に、訓練を受けた多数の海上民兵が乗り込んでいることが分かったと、産経が報じています。  中国が尖閣諸島を奪取する作戦としては、多数の漁船団と公船(海警)とで押し寄せ、海難避難などを口実に上陸し居座る。それを、軍艦が援護するというもので、日本の自衛隊と米軍とで、対応の軍事訓練を重ねていることは諸兄がご承知の通りです。  ロシアの軍艦が接続水域を通航し、海保の巡視船が追尾したのはこれまでにもよくある光景でしたが、今回、これを更に中国の軍艦が追跡して、軍艦としては初めて接続水域に侵入し、更に、日米印の海上共同演習「マラバール」に参加するインド海軍の補給艦とフリゲート艦の2隻が航行する口永良部島沖の領海に、それに追尾する形で中国海軍の情報収集艦が侵入しました。  これまでにも中国の公船(海警)が、尖閣沖の接続水域や領海に定常的に侵入を繰り返してきていましたが、軍艦は遠巻きに常駐するにとどまっていたものが、行動を開始するという新たな段階に入っていたのです。  そして、かねて想定されていた、大漁船団と公船(海警)による、尖閣沖の接続水域や領海侵犯が、8月に始まったのでした。  明らかに、中国の東シナ海での行動が、新たな段階にエスカレートされたのでした。 . . . 本文を読む
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