評論家・山崎元の「王様の耳はロバの耳!」
山崎元が原稿やTVでは伝えきれないホンネをタイムリーに書く、「王様の耳はロバの耳!」と叫ぶ穴のようなストレス解消ブログ。
参院選公約比較及び、私はなぜ丸川珠代氏が嫌いか
参院選の公約が出揃った。このブログ程度の場で、そこまで気を遣う必要はないとは思うが、選挙本番が近づくと、何かとモノが言いにくい感じになる。今のうちに、あれこれ気楽に言っておきたい。
立場をはっきりさせて、投票に影響するような情報を発信することは、民主主義の世の中では、むしろ大いに必要なことなのではないかと思うが、読者にはいろんな政党・候補者の支持者もいらっしゃるだろうし、投票に影響を与える可能性のある言説は、土壇場になると後味が悪い(風説の流布みたいで)。
尚、今回の選挙に関して、私の政治的な立場を述べておくと、私は政治が国民の生活に強力に介入することが嫌いであり、政権交代があることが望ましいと思っているので、どちらかといえば民主党(←率直なところ魅力は乏しいし頼りないが)を勝たせたいバイアス(偏向)がある。但し、各公約に対するコメントは、私の個人的な意見だし、私は、現在どこの政党にも所属していないし、現役の政治家で尊敬する人は誰もいない。
●
以下、公約(マニフェスト比較)比較は、毎日新聞の6月6日の朝刊1面の要約表による。
① <年金>
(自民党):年金納付記録5000万件を1年以内に名寄せし5年の時効を撤廃。社保庁の解体と問題点の検証
(民主党)全ての年金一元化。保険料記録の消失や支給漏れを徹底的に調査し、被害者を救済する
(私の意見)民主党は年金一元化と共に歳入庁構想を持っているようだが、国民年金を全額税方式にする方がより根本的だ(未納問題も一挙に解決する)。但し、年金に関しては、民主党の方が、より根本的な検討をしている形跡があるし、自民党の公約は、後ろ向きであると同時に、実効性に疑問がある。これからどうするという構想がないので、自民党の公約は、全く評価できない。相対的には、年金問題は、民主党の勝ち。官僚(ないし、官僚に近い人)をブレーンとする限り、年金問題で自民党に勝ち目はない。
しかし、付け焼き刃とはいえ、自民党が、こんなにも早く対策に動くのは、国政選挙があるから。毎年選挙があるといいのに・・!
② <格差>
(自民党)医師不足対策の推進。年長フリーターの正社員化。パート労働者の正社員への転換促進
(民主党)最低賃金の全国平均を1000円に。パート労働者と正社員の均等待遇。若者の雇用就労支援
(私の意見)自民党案は、「正社員化」とか「促進」と言っても、お膝元である経済財政諮問会議の民間委員の御手洗氏の会社がこれを達成していないのだから、全く説得力がない。そもそも、格差を縮小しようとする気はないのだ、ということを、はっきり訴える方が正直だろう(選挙には不利でしょうが)。民主党案の、時給最低1000円には賛成しないが、パート労働と正社員の均等待遇には大賛成。民主党の公約の勝ち。
③政治とカネ
(自民党)資金管理団体の不動産所有に対する規制や事務諸費の透明性のあり方について法改正を行う
(民主党)全ての政治団体で1万円を超える事務諸費、政治活動費などの領収書添付を義務付ける
(私の意見)どちらの公約も、これが選挙公約とは、情けない、という代物。自民党案は、民主党の小沢代表を個人攻撃しようとして掲げたものだろうが、どうも、小沢攻撃に期待しすぎたことをまだ引きずっている感じ。民主党案もセコイ。そもそも、罰則強化が必要だと思うが、両党共同じ穴のムジナの共犯者であり、泥棒に刑法は作れない、ということだろう。無勝負。
④天下り
(自民党)公務員への能力主義の導入。各省庁による再就職あっせん禁止と新人材バンクへの一元化
(民主党)早期退職勧奨と中央省庁による再就職あっせんを禁止。天下り期間を5年に拡大
(私の意見)両党とも、そもそも最終的に規制すべきものが、再就職所のものではなく、談合や情報漏洩、官庁と天下り先組織・企業との癒着などの不正であることのポイントを外している。まず、ここにきちんとした罰則規定を定めることが大事。官民の行き来は自由だが、不正に対しては、必ず退職金召し上げと実刑による刑事罰、というくらいの規定があることが望ましい。要は、天下り後には、怖くて出身官庁に顔を出せないくらいになるといい。それでも、規制しきれない癒着については、民主党案のように5年の規制を作るのはありだろう。ルールは単純な方がいいので、「5年」というの決め方は評価できる。ただ、何れにしても、公務員の人事は、日本株式会社のマネジメントそのものなので、これを動かすことは重要であり、不完全ではあっても、現国会で、自民党案に民主党が反対することに対しては、好感を持てない。
⑤憲法
(自民党)2010年国会における憲法改正案の発議をめざし、新憲法制定の国民運動を展開する
(民主党)記述なし。
(私の意見)憲法改正については、現憲法制定の経緯といったどうでもいい話ではなく、具体的に何のために改正が必要なのかの議論が必要だと思う。個人的には、憲法改正には反対なので、自民党案を支持しない。それに、申し訳ないが、安倍氏程度の見識の首相の下で(理由は、たとえば前のエントリー等参照)、国の骨格に関わる憲法を論じるのは、勘弁して貰いたい。
⑥教育
(自民党)確かな学力や規範意識を育成。幼児教育の無償化を目指し、奨学金事業を充実し保護者負担を軽減
(民主党)高校を希望者全入とし無償化する。教員養成課程を4年(学士)から6年(修士)に延長する
(私の意見)規範意識の押しつけはいらないが、学力はもっと上げる努力が欲しい。また、高校の無償化よりは、幼児教育の無償化の方が、有り難いような気がする。教員養成課程は修士でなくてもいいのではないかとも思う。民主党の公約には魅力がない。
●
それにしても、ここの来て、自民党が随分失点を重ねているように見えるが、一体どうしたのか。そもそも、総選挙を経ていないインチキ内閣だから、タガが緩いのは仕方がない、ということなのだろうか。
将棋のようなゲームでは、形勢が不利な場合は、一か八かの奇策に賭けるよりも、じっと我慢をしていて、相手のミスを待つ方が逆転しやすいのだが、全く攻め手がないように見えた民主党だったが、自民党の連続ミスで、勝ち負けに少し楽しみが出てきた(これまでは、自民党と創価学会の楽勝だと思っていたので)。
ちなみに、東京の選挙区では、安倍首相のお気に入りと言われる、丸川珠代氏の人気があまりに無いことが話題になっている。日刊ゲンダイによると、推薦者である、石原伸晃氏が焦っていて、石原軍団が応援に駆り出されるか、というくらいのものらしい。
正直なところ、私も彼女には好印象を持っていないのだが、はっきりした理由が直ぐには思い当たらない。彼女のルックスは、地味めと言われているが、私としては、かなり好みのタイプだ。東大の経済学部卒という学歴は、特にどうということはないが、一応、後輩に当たる。応援したいと思って不思議はないのだが、嫌~な感じがするのは、どうしたことか。
放送関係者からは、彼女に関して、「上昇志向が強い」「(仕事を取るのに)女の武器を使う」といった噂(確たる事実を具体的に聞いているわけではない)を聞いたことはあるが、これくらいのことは珍しくもないし、雑誌にも出ている程度の話だ。使える武器があれば、使い方は本人の勝手だし、自己中心的仕事熱心は、男女を問わず、世の中に数多い。出馬表明のプロセスは、番組関係者や、地デジ大使のポスター(刷り直しらしい)などに、多大な迷惑を掛けただろうが、市井の一有権者たる私には、何の関係もない。「私の能力を活かす場として・・・」というような出馬発表の際のコメントに、「ふうん、いかほどの、どんな能力かね」という漠然たる違和感を覚えたのだが、それだけで、こんなにも嫌な感じを持つというのも解せない。
よくよく考えて到達した結論は、彼女の目的が、政策にあるのではなくて、議員というポジションにある、ということが、露骨に透けて見えたからだろうと思う。何かを成し遂げたいという目的のために議員や大臣になるのではなく、ともかく議員であることが重要だ、というような政治屋が世の中には存在していて、これは、民主主義の宿便みたいなものだと思うが、この宿便のすえた臭いが彼女から立ち上ったのを、嗅いでしまったのが原因だろう。
もちろん、彼女の責任ばかりではなく、知名度のある女性でも出しておけば、票集めになるだろう、という自民党執行部の、有権者をバカにした(横山ノックを知事に選んだりしたくらいだから、バカにされても仕方がないが)根性も気に喰わない。
選挙という人気取りのゲームはなかなか不思議で、人を妙に熱くさせるし(黒川紀章氏もクセになったようだ)、いろいろなものが見えてくる。
立場をはっきりさせて、投票に影響するような情報を発信することは、民主主義の世の中では、むしろ大いに必要なことなのではないかと思うが、読者にはいろんな政党・候補者の支持者もいらっしゃるだろうし、投票に影響を与える可能性のある言説は、土壇場になると後味が悪い(風説の流布みたいで)。
尚、今回の選挙に関して、私の政治的な立場を述べておくと、私は政治が国民の生活に強力に介入することが嫌いであり、政権交代があることが望ましいと思っているので、どちらかといえば民主党(←率直なところ魅力は乏しいし頼りないが)を勝たせたいバイアス(偏向)がある。但し、各公約に対するコメントは、私の個人的な意見だし、私は、現在どこの政党にも所属していないし、現役の政治家で尊敬する人は誰もいない。
●
以下、公約(マニフェスト比較)比較は、毎日新聞の6月6日の朝刊1面の要約表による。
① <年金>
(自民党):年金納付記録5000万件を1年以内に名寄せし5年の時効を撤廃。社保庁の解体と問題点の検証
(民主党)全ての年金一元化。保険料記録の消失や支給漏れを徹底的に調査し、被害者を救済する
(私の意見)民主党は年金一元化と共に歳入庁構想を持っているようだが、国民年金を全額税方式にする方がより根本的だ(未納問題も一挙に解決する)。但し、年金に関しては、民主党の方が、より根本的な検討をしている形跡があるし、自民党の公約は、後ろ向きであると同時に、実効性に疑問がある。これからどうするという構想がないので、自民党の公約は、全く評価できない。相対的には、年金問題は、民主党の勝ち。官僚(ないし、官僚に近い人)をブレーンとする限り、年金問題で自民党に勝ち目はない。
しかし、付け焼き刃とはいえ、自民党が、こんなにも早く対策に動くのは、国政選挙があるから。毎年選挙があるといいのに・・!
② <格差>
(自民党)医師不足対策の推進。年長フリーターの正社員化。パート労働者の正社員への転換促進
(民主党)最低賃金の全国平均を1000円に。パート労働者と正社員の均等待遇。若者の雇用就労支援
(私の意見)自民党案は、「正社員化」とか「促進」と言っても、お膝元である経済財政諮問会議の民間委員の御手洗氏の会社がこれを達成していないのだから、全く説得力がない。そもそも、格差を縮小しようとする気はないのだ、ということを、はっきり訴える方が正直だろう(選挙には不利でしょうが)。民主党案の、時給最低1000円には賛成しないが、パート労働と正社員の均等待遇には大賛成。民主党の公約の勝ち。
③政治とカネ
(自民党)資金管理団体の不動産所有に対する規制や事務諸費の透明性のあり方について法改正を行う
(民主党)全ての政治団体で1万円を超える事務諸費、政治活動費などの領収書添付を義務付ける
(私の意見)どちらの公約も、これが選挙公約とは、情けない、という代物。自民党案は、民主党の小沢代表を個人攻撃しようとして掲げたものだろうが、どうも、小沢攻撃に期待しすぎたことをまだ引きずっている感じ。民主党案もセコイ。そもそも、罰則強化が必要だと思うが、両党共同じ穴のムジナの共犯者であり、泥棒に刑法は作れない、ということだろう。無勝負。
④天下り
(自民党)公務員への能力主義の導入。各省庁による再就職あっせん禁止と新人材バンクへの一元化
(民主党)早期退職勧奨と中央省庁による再就職あっせんを禁止。天下り期間を5年に拡大
(私の意見)両党とも、そもそも最終的に規制すべきものが、再就職所のものではなく、談合や情報漏洩、官庁と天下り先組織・企業との癒着などの不正であることのポイントを外している。まず、ここにきちんとした罰則規定を定めることが大事。官民の行き来は自由だが、不正に対しては、必ず退職金召し上げと実刑による刑事罰、というくらいの規定があることが望ましい。要は、天下り後には、怖くて出身官庁に顔を出せないくらいになるといい。それでも、規制しきれない癒着については、民主党案のように5年の規制を作るのはありだろう。ルールは単純な方がいいので、「5年」というの決め方は評価できる。ただ、何れにしても、公務員の人事は、日本株式会社のマネジメントそのものなので、これを動かすことは重要であり、不完全ではあっても、現国会で、自民党案に民主党が反対することに対しては、好感を持てない。
⑤憲法
(自民党)2010年国会における憲法改正案の発議をめざし、新憲法制定の国民運動を展開する
(民主党)記述なし。
(私の意見)憲法改正については、現憲法制定の経緯といったどうでもいい話ではなく、具体的に何のために改正が必要なのかの議論が必要だと思う。個人的には、憲法改正には反対なので、自民党案を支持しない。それに、申し訳ないが、安倍氏程度の見識の首相の下で(理由は、たとえば前のエントリー等参照)、国の骨格に関わる憲法を論じるのは、勘弁して貰いたい。
⑥教育
(自民党)確かな学力や規範意識を育成。幼児教育の無償化を目指し、奨学金事業を充実し保護者負担を軽減
(民主党)高校を希望者全入とし無償化する。教員養成課程を4年(学士)から6年(修士)に延長する
(私の意見)規範意識の押しつけはいらないが、学力はもっと上げる努力が欲しい。また、高校の無償化よりは、幼児教育の無償化の方が、有り難いような気がする。教員養成課程は修士でなくてもいいのではないかとも思う。民主党の公約には魅力がない。
●
それにしても、ここの来て、自民党が随分失点を重ねているように見えるが、一体どうしたのか。そもそも、総選挙を経ていないインチキ内閣だから、タガが緩いのは仕方がない、ということなのだろうか。
将棋のようなゲームでは、形勢が不利な場合は、一か八かの奇策に賭けるよりも、じっと我慢をしていて、相手のミスを待つ方が逆転しやすいのだが、全く攻め手がないように見えた民主党だったが、自民党の連続ミスで、勝ち負けに少し楽しみが出てきた(これまでは、自民党と創価学会の楽勝だと思っていたので)。
ちなみに、東京の選挙区では、安倍首相のお気に入りと言われる、丸川珠代氏の人気があまりに無いことが話題になっている。日刊ゲンダイによると、推薦者である、石原伸晃氏が焦っていて、石原軍団が応援に駆り出されるか、というくらいのものらしい。
正直なところ、私も彼女には好印象を持っていないのだが、はっきりした理由が直ぐには思い当たらない。彼女のルックスは、地味めと言われているが、私としては、かなり好みのタイプだ。東大の経済学部卒という学歴は、特にどうということはないが、一応、後輩に当たる。応援したいと思って不思議はないのだが、嫌~な感じがするのは、どうしたことか。
放送関係者からは、彼女に関して、「上昇志向が強い」「(仕事を取るのに)女の武器を使う」といった噂(確たる事実を具体的に聞いているわけではない)を聞いたことはあるが、これくらいのことは珍しくもないし、雑誌にも出ている程度の話だ。使える武器があれば、使い方は本人の勝手だし、自己中心的仕事熱心は、男女を問わず、世の中に数多い。出馬表明のプロセスは、番組関係者や、地デジ大使のポスター(刷り直しらしい)などに、多大な迷惑を掛けただろうが、市井の一有権者たる私には、何の関係もない。「私の能力を活かす場として・・・」というような出馬発表の際のコメントに、「ふうん、いかほどの、どんな能力かね」という漠然たる違和感を覚えたのだが、それだけで、こんなにも嫌な感じを持つというのも解せない。
よくよく考えて到達した結論は、彼女の目的が、政策にあるのではなくて、議員というポジションにある、ということが、露骨に透けて見えたからだろうと思う。何かを成し遂げたいという目的のために議員や大臣になるのではなく、ともかく議員であることが重要だ、というような政治屋が世の中には存在していて、これは、民主主義の宿便みたいなものだと思うが、この宿便のすえた臭いが彼女から立ち上ったのを、嗅いでしまったのが原因だろう。
もちろん、彼女の責任ばかりではなく、知名度のある女性でも出しておけば、票集めになるだろう、という自民党執行部の、有権者をバカにした(横山ノックを知事に選んだりしたくらいだから、バカにされても仕方がないが)根性も気に喰わない。
選挙という人気取りのゲームはなかなか不思議で、人を妙に熱くさせるし(黒川紀章氏もクセになったようだ)、いろいろなものが見えてくる。
コメント ( 101 ) | Trackback ( 0 )
« 安倍首相は焦... | 堀江氏、村上... » |
こんにちは
(いま6月6日6:00頃、偶然にも6が並んでいる!これって
不吉な番号?オーメンなんかでやっていたようなきがする。)
まあ~、気を取り直して・・・。
公約いわゆるマニフェストってやつですかね?
そうなんですよ。山崎さんが書いてくれなかったら、
比較してみるなんてこと絶対にしないでしょう。
だから、マニフェスト選挙なんていわれ始めてるけど、
どうかとおもちゃっいますよ。はじめにやることをきめてその通りやるんだったら、あとは投票だけいいってことになりますよね。だから、ある程度の政策は必要だとは思うけど、それが最大のポイントだとは思えない。
じゃあ、なにが、ポイントか?
それはその人のもってる雰囲気とか、発言に対する責任の取り方みたいなものが感じられるか、といった個人の資質でと思うのです。だから、小選挙区制で政党本位と
いうことが信じられない。そう中選挙区制論者(そんな偉そうじゃないけど・・・)なんです。
丸川さんは個人の資質からみたら、信じられない人であることがわかっちゃったんですね。それでも、比例なら
必ず受かっちゃうんでしょ。そういうのが、わからないんだな・・・小選挙区制って。
それから、選挙前になるといいたいこともいえなくなるってのもわからないですよね。
まず、前提条件からしてわからないこと多すぎですね。
でも、ありがとうございます。いい比較をしてくれて。でも、かなり単純化してますよね。これくらいですよね、個人が考える限界は・・・。
私は俗に言う無党派層なので、支持する政党はよく変わりますが、何故か自民党には一度も票を入れたことがありません。同じ公務員のくせに、官僚寄りの政策に魅力を感じないのは、一人一人の官僚がどれだけいい人々であっても、組織として仕事をしていく中で熟成されてゆく、市井の人々の生活を肌で感じる余裕のない忙しさ・上ばかり見て仕事しているが故の視野の狭さ等が、政策の隅々からプンプン臭ってくるからでしょう(ちなみに私は地方都市のヒラ職員です)。
何はともあれ、山崎さんの比較も参考にしつつ、これからじっくり投票先を考えます(考えなくても、安倍さんに魅力を感じないため、今回も自民党には投票しないと思いますが)。いつも直前になってバタバタ考えていたので、いい機会になりました。ありがとうございました。
知名度があって、中身がない、さらに強い権力志向
肝心の知名度にいささか不安がでてきたのは自民党の誤算でしょう
丸川さんは議員というステータスを手に入れ、自民党は議席を手に入れる
ギブアンドテイクがとれています
残念な事は機種依存文字を使われている事です。
差し出がましいようですが、
一度、Macintosh等でご覧になられてはいかがでしょうか。
僕は長く編集者をやっていますが、近年「書きたいものはないけれど肩書=作家、になりたい」類が急増していることを実感しています。丸山さんはまさに「実現したい政策もやりたい政治もないけれど議員=政治家(政治屋)になりたい」という女性なのでしょう。
アナウンサーに無知なので丸山さんのお顔もお仕事も存知あげませんが、そういう輩はできるだけ目にしたくありません。
担ぎ出したという伸晃さんも、いい加減オヤジの傘から出てはどうか。それなりの人物なんだろうけど自分の父親をまったく批判できないのは奇妙というか一家の異常さ(悪い面だけではありません。反逆者が出れば素晴らしいものが生まれる可能性を秘めている)を感じて彼が小物に見えます。もう40過ぎたんだし、自立してほしいなぁ。昔は光って見えたのに最近はみっともないというか情けない人に見えてしかたない。慎太郎さんの仕事は評価しますが、息子にはぜひ父に喧嘩を売ってほしいです。
実に差し出がましいと思います。
ただ、
>もちろん、彼女の責任ばかりではなく、知名度のある女性でも出しておけば、票集めになるだろう、という自民党執行部の、有権者をバカにした(横山ノックを知事に選んだりしたくらいだから、バカにされても仕方がないが)根性も気に喰わない。
というのは、どうでしょう。さくらパパを擁立するとか言っている民主党もどうかと思いますが。大橋巨泉も民主党だったでしょうか。どうして自民党執行部だけを批判しようとなさるのでしょうか。
要は、党も党なら、それに影響を受ける国民も民度が低いだけの話ではないでしょうか。ただ、タレントは能力がない、あるいは、タレントでなければ能力があるという保障があるわけではないので、ケースバイケースですね。
いっそ、参議院をなくせばいいのです。参議院などいりません。
本当に税金のムダです!
土井たか子さんみたいな女性議員が早く出てきてほしいですね。
土井さんは当選当初はマドンナ議員と言われてましたけど政治に対する姿勢は今はリスペクトしています。
有権者も少しは投票する人についてよく考えなきゃ駄目だと思います。
山崎さんと同じく、このみのタイプです^^;
ただ、アナウンサーとして自民党のどうしょうも無い部分を散々見てきたにもかかわらず、なぜにそこから出馬するんだろう??というのは多くの人が感じたかと思います。
民主党からの出馬が正解というわけではないのですが「じゃああんたはナントカ還元水に関してはどう考えるのか?」などと言った部分をよくよく聞くべきでしょう。
当選はかなり厳しいように感じますが、万が一当選してしまった場合、彼女の年齢や性別で分類した場合に、民主党の蓮舫氏や社会党の辻本氏などと並べて比較された時に格の違いを思い知らされて相当惨めな思いをする事になるでしょう。
一回落選して一から修行しなおして再度挑戦、などという状況になれば世間の見方も少しは変るかもしれませんが。。。
土井たか子さんは、おふくろさん的感覚で悪いことは悪いとスパッと言い切る、他の男どもが理屈をこねくり回してるのを叱り飛ばす、あれがよかった。
マドンナよりおふくろさんじゃないのかなあ、必要なのは
はじめまして。質問があります。
政治家は、タレント議員もそうだと思いますが、多くの政治家は、金と名誉のために「政治活動」をしているように感じます。
政策のためならば、日本・世界のためならば、自分の命を掛けて、「殺されてもやる」といった政治家は、一体どれだけいるでしょうか。
そのなかで、なぜ丸川珠代氏を取り上げられたのでしょうか? 私からみれば、one of themに過ぎません。
ちなみに、私は、丸川珠代氏なる人物を全く存じ上げません。無党派です。
丸川珠代氏を取り上げたことに特別な理由はありません。彼女以外にも、政策よりもポストが目的の下品な政治屋はたくさん居ますし、他の方のご指摘にもありましたが、民主党も大橋巨泉氏のような、ちょっと気に入らないと直ぐに議席を放り出すような、責任感のない候補者を人気取りに使ったことがあり、悪い政党も自民党だけではありません。
彼女が、他のこうした候補と変わらない、典型的な「one of them」であるとすると、こうした現象を批判するには、彼女を取り上げることが、分かりやすい、と思ったわけです。
きっかけとしては、何だか嫌な感じだなあ、それにしても、どうして彼女にこんなに違和感を覚えるのか、と思って、しばし考えてみたのですが、考えた結果をここにわざわざ載せたのは、以上のような理由です。
尚、私は丸川氏とは、仕事上もプライベートにも何の関わりもありません。かつて、彼女の同業者から聞いていた彼女の噂話や評価が、先入観として影響した可能性はありますが、出馬表明の際に、政策としてやりたいことをきちんと述べていなかったので、「こいつは、出来が悪いなあ。ただ、議員になりたくて、安倍のバカボンに依頼されて舞い上がったのだな。頭も悪いし、性格も聞いていた通りだ」と思ったのでした。
ご丁寧にお返事、どうもありがとうございました。
また、訪問させて頂きます。
死者に鞭打つのはやめましょう。ノックさんは、ディックミネ西川キー坊と並ぶ巨根でした。あやかりたやあやかりたや。
今、いくつかおねーちゃんに相談を受けていて、一つは、「江戸で教師をするのに疲れた」というものです。別に君が代を歌わなかったり日の丸を引きずり降ろしたり、といういわゆる問題アカ教師ではありまへん。ただ真面目なだけな先生です。江戸の教育など知ったことやないのですが、現状、本当に監視体制が確立しているのを聞いて、アズマエビスでなくて本当によかったと思いました。社会人の経験もある苦労して教員になったおねーちゃんは、ストレスで発狂寸前であります。特に気にしているのは、今後数年大量採用される新人教師たちの処遇です。学生からいきなり管理教育というより監視職場に配属される、そういう異常を異常と認識できずに、やがて「監視が仕事」のポストについていく。そういうことを想像すると、体が震えてくるそうです。苦労は、人間を成長させますが、さらなる気苦労をも引き受けることにもなるのですね。
わしは、しばらく休め、とだけアドバイスしました。ノックもノックだが、反今上天皇様の米長クンニオを先生扱いしながらにしてさらには石原当選を許した山さんは、坊主にせんといかんよ。
別のおねーちゃんに受けている相談は、家族がネットワークビジネスを始めてしまって、顔が土居先生を超えて蟹瀬氏のようにガメテしまい、何を言ってもきかない、というものだ。過去に何十人もネズミ講にはまった人間を説得し、脱会を勧めては失敗し続けたわしとしては、破産するまでほっとけ、とは言わないが、信心を翻させるのは困難である、としかアドバイスでけない。わしが総理大臣になったらまず、奥谷に宣戦布告して、ネットワークビジネスと派遣会社を壊滅します、どうか清き一票を!。わしの政権のスローガンは、戦前井上哲次郎が言っていた、かんながらの道、いわゆる「カムウェイ」であります。このスローガンならば、右翼も神社神道家もカムイの好きな団塊連中も賛同してくれると思います。ちなみに菊水丸が立候補したら、わしはペログリ党支持者になる予定です。新聞よみ、つながりということでよろしく。菊がついているのですから、その道の好きな人はどうか「カムウェイ」を歩まんことを。
>殺されてもやる といった政治家は、一体どれだけいるでしょうか
殺されてもやる と言っている政治家が、民主党に二人います。前原ゴー!ゴー!と、ダチョウ倶楽部の一人とよく間違われる野田竜兵です。この二人は、わしのような関係のない人間が、「民主党から出て行け」といくら言っても、「自民党は闇の勢力とつながっている。俺たちは、闇の勢力と命がけで戦う、から、民主党にいさせてよ」と、原口のユダヤ陰謀説みたいなことを繰り返しやがります。前原や野田には、「いつになったら、闇の勢力に刺されたり撃たれたりするんや」と公開で言ってやりますが、結局のところいつまで経っても闇の勢力と戦わないから、刺されないのでありますね、キヤツラは。
丸川キャンタマよ、の話ですが。わしも、丸川が巨乳だったら応援したかもしれません。面の皮が厚いだけで胸の薄い女で本当によかったです。日本ナンミョーテレビとともに、実は小泉安倍亜保政権を支え続けているテレ朝は、オヤジ好みの女を調達するのが非常にうまいのです。好事魔多し。侍松岡に学んで、遊びはほどほどにしましょう、みなはん。
最後に我らが現人○器の話ですが。こむすんグッドウィルの少年工科学校の恥折口が悪党だとしても、中央法科の恥御○所フジオの比ではないでしょう。日経は折口が「偽装請負」の会社を手に入れて業績拡大した、とか書いてますが、「偽装請負」の会社というのは、キヤノン、でしょうが。
テレビというのがどれぐらい「臭い箱」であるかは、アスリートの祭典世界陸上の広告塔に、我らが人間○器御○所フジオを器用する東京放送系の悪事の数々を見れば明らか、くっさー、岡八郎もびっくり。ミキタニは好かんが、東京放送はどうでもえーかなあ。
山崎さん!これからもどんどん問題を提起していってください。期待しております。
民主党が勝った場合、どうなるのかを考えると「安倍総理が代わるだけで、自民党政権は変わらない」のが現実でしょう。
そうなると、誰が総理大臣になっても、今より、改革(特に公務員改革)ができない内閣になりそうです。
それなら、現状維持の方が、まだ良いようにも思えます。
選挙結果がどうなるかは判りませんが、公務員が一番得をする社会は(まるで社会主義ですね)、変えて欲しいと思います。
自民、民主の出された公約が、今なすべきことを全てカバーしているものなれば、公約の比較で選ぶので充分でしょうが、なすべきことが抜けているとすればそれを論じるのが評論家の一番大事な責務でしょうが。
中国と言う巨大な競合相手が出現し、政府がらみで低賃金労働により日本から生産系の仕事をかっさらっている行った訳で、この競合にいかにして耐え、かつ勝るようにしていくのかが少なくとも大元の話ですよ。
しかも、向上意欲のきわめて低い若者、少年たちを抱える日本が、如何に転進するべきかが問題でしょう。
出された問題の範囲で答えを書くのは、学校優等生だけで結構です。そういえば山崎氏は東大でしたね。このような思考方法が、科挙の制度の弊害でしょう。
ついでに言えば、格差のような配分問題をいくら論じても、日本の国の富が増えないことは自明ですが、党利党略でその面にだけ焦点を当てる民主党は、亡国の党になるでしょうね。(自民が逆だったら、全く民主と同じことをしていたでしょう。)
戦前に、野党の政友会総裁の犬養毅と鳩山一郎が衆議院で統帥権干犯と党利党略で政府を攻めたことが、結果軍部をのさばらすことになったように、私欲だけに焦点を当てた年金問題、格差問題で終始する時代なら、日本は埋没すること必定でしょう。
己のパンだけを求めて生きる国民は、世界的な飢えの世紀の中で、飢えつつ仲間を誹謗して滅びるのでしょうね。
こんにちは。確かに、女性議員がもっと増えた方がいいですね。私も、丸川氏が女性であることは少しもネガティブだとは思っていません。
>Buzzさま、覚醒さま、皆様
確かに、私も民主党には不満と不安を持っています。大まかに言って、現在、「与党の自民党」と「野党の自民党」があるような感じですね。民主党も政権に就いたら、自民党と似たようなことをする可能性がありますし、野党だから身綺麗でいられても、与党になると別、ということもあるでしょうし、官僚集団を上手くコントロールする手腕があるとも思えません。だいたい、トップ4人の顔ぶれを見てもリーダーの人材難を感じます。
とはいえ、政権交代あるいは与党の弱体化が選挙を通じて起こることで、与党がより民意に敏感になるでしょうし、やはり、政権が長期化すると各種の癒着や停滞が起こりやすくなるのではないか、と思っているので、「消極的に」だが民主党支持というのが、現在の私の個人的な立場です。
残念ながら、民主党を大いに評価し、頼りになると思っている、というわけではありません。
>覚醒さま
私は、国と国の競合というものは、どうでもいいと思っており、中国(の個人・企業)との競合は、日本の個人なり企業なりの問題だ、と考えていますが、百歩譲って、日本と中国の競合が問題だとして、日本はどうすべきだとお考えですか?
大きな問題として、中国に環境悪化のコストを適切に負担させることは必要でしょうが、中国の安い製品はどんどん輸入するといいでしょうし、中国の生産力と競合しない商品を考えることは日本の企業の問題であり、特になすべき事はありません。むしろ、日本国民は、中国の経済発展の受益者でしょう。ただ、貿易での競合に巻き込まれやすい物に、「ものづくり日本」などと言いつつ、こだわると、日本企業は苦しい道を行かなければならないと思います。
かつて日本の電機メーカーと競合したときに、GEが、一般向けの大量生産品を捨てて、医療用器具などの高額高付加価値品や金融・サービスなどにビジネス分野をシフトしたような戦略が必要でしょうが、こうしたことも、所詮企業や個人が考えるべき事で、国が同行する問題では無さそうに思えます。
>「消極的に」だが民主党支持というのが、現在の私の個人的な立場です。
私も似たようなとこです、ベストなベターを選ぶしかないと考えます。
「選挙協力と無党派」 河崎曽一郎 という本を読みました。(私にとっては為になりました)
自公の選挙協力の効果、共産党と政党助成金、小選挙区比例代表制の問題点、等が述べられています。
さて、参議院はどこに入れようか?
(不適切な時は削除をお願いします。)
ZAKZAKにも出ているので、彼女を好意的に見る方、意見のバランスを取りたい方は、是非ご一読を。
http://www.zakzak.co.jp/gei/2007_06/g2007060721.html
しかし、これだけ好意的に書いた記事を読んでも、丸川氏が議員になりたいと思うことの背景にあるべき政策は何一つ述べられていません。私としては、「この人はダメだ」との思いを深めた記事でした。
東大の先輩と後輩の人間関係らしいとも思いました。どこも他の大学の先輩と後輩の人間関係には見られない、ある種の水くささがある気がします。
学力は高いのだろうけれど、溌剌さがなく面白味がない。なぜなんだろうか。
それはたぶん、人生の勉強・研鑽が無い人が多いからさ。
リスクは取らないくせに、過大なリターンを平気で要求できる厚かましさ。
所詮、いい意味で喧嘩をしてこなかった、「蒲鉾」(お勉強机にヘバリツイテいる姿が板にへばり付いたカマボコそのもの)ばかり。
で、あいつら頭がいいと思っているようだが
実は彼らが他の人より優れているのは「事務処理」「記憶力」そんなもんですな。
「創造力」「発想力」「問題解決能力」なんか無い方が多く見受けられます。
さて、灯台から「ノーベル賞」に輝く人が少ないのか。
京大に比べて、あまりの貧弱さだね~
頭の良さはたぶんどっちも甲乙付け難いはずなのになぜでしょう?
東京は首都で政治の街、従って純粋な研究なんかできるわけないがな、、、いろんな雑音やら誘惑(地位、ゼニ)で可笑しくなって
いくな。
一方の京大は、昔みやこ、、、
でも「腐っても鯛」といいますか
文化の厚みが違い、そしてゆっくり世事に惑わされずに研究に打ち込める。
科学は、お金なんかにならないもんばっかさ。
哲学みたいなもんだよ~
科学技術はゼニかねになるぞ。
灯台の先生のお得意の分野やねん。
この「科学技術」が実に曲者でありまして~
まあ、この辺にしときますわ~
最も、灯台にだって「養老孟司」はんのように
可塑性のある頭脳を持った凄腕も一杯いますから
捨てたモンでもないでしょう。
「おれの目の黒いうちは、灯台アホウ学部関係者は1人たりとも入れない」
「ただ、工学部は、なかなかな人材揃い。欲しいね」
っていってました。
だって通商産業省の野郎に徹頭徹尾苛められましたから~
「おめーのとこは、2輪。4輪はヨタ&にさんでじゅうぶんだ」
「バカヤロー」ってもんでした。
このクソ官僚(灯台法学部卒)とホンダの戦いは凄過ぎですわ。
まあ~おもろいですわ~~~♪
まあ、あり得ないことですが、丸川氏がアドバイスを求めて訪ねてきたら、ここで言っているのと同様なことを言って、「政策」らしきものを語れるようにしごくでしょうね。私はお人好しですから、自民党の候補者に対しても、その程度には親切です。
東大でないと例外扱いの霞ヶ関はともかくとして、確かに、東大出は、他大学出身者と較べて「水くさい」感じがしますね。霞ヶ関の東大出も、単純に他大学を珍しがっているだけで、差別している意識はないだろうと思います(但し、人事の読みに際しては、意識するでしょうが)。
学校単位で集団を作ることが少ないですね(たとえば、方々の企業にできる、慶応の「三田会」、一橋の「如水会」、のようなものが少ない)。これは、たぶん、東大出身者が、自己中心的であることと、相対的には自信家であることに起因するものではないかと思っています。
私は付き合いの全てが「個人単位」がモットーなので、東大式の水くささが好都合に思えます。
27年前に東大(経済です)を出て、人生で得をしたか、損をしたかと考えると、たぶん得をした(履歴書を出したときに面接まで辿り着きやすいという程度に)ことが多いのでしょうし、何かを犠牲にしたわけではないので他大学に行った場合と較べて、損はしていない、と思いますが、「大いに得をした」ということは、残念ながら、思い当たりません。
敢えて言えば、受験が悪い思い出ではないのと、自分の学歴が気にならないことの二点が、最大のメリットでした。
いつも、楽しく読ませてもらってます。
ただ、本日の公約の比較、難しいのでは?
実効性、実現性という意味で、与党は選挙後、公約に縛られるため、派手な一般受けするマニュフェストは発表しずらいでしょう。
山崎さんは消極的民主支持、私は消極的自民支持なので公約に対する評価も逆になってしまいます。
日本人、特に女性は絶対的平和主義者が多いため、公約に憲法改正を加えるのは非常に勇気がいることだと思います。
朝日新聞を始め野党よりのマスコミによる「安倍内閣は軍国主義、戦前回帰内閣等々の根拠のない情緒的」ネガティブキャンペーンの波状攻撃は、すさまじいものですからね。
たしかに、安倍氏は一流大学卒ではありませんが、北朝鮮に対する姿勢やマスコミによる根拠のない批判・非難にも屈しない態度は、言うことがクルクル変る民主党代表よりは、評価に値すると思いますが。
>公約に憲法改正を加えるのは非常に勇気がいること
「憲法改正」を謳うのなら、最低限、「何をどう変えるつもりなのか」は言ってもらわないと評価のしようがないですね。そこを煮詰めていない段階で選挙公約にしても意味がねえだろう、と。
「改正するぞ!」と勇ましく言えば「何となくカッコイイ」と思った人々が付いてくるだろう、という底の浅い読みが裏にあるのでは? と勘繰りたくもなってきます。
>北朝鮮に対する姿勢やマスコミによる根拠のない批判・非難にも屈しない態度
私は、これって単に「状況が読めてないから姿勢が変わらない(変えられない)」典型例だろ、と思います。
北朝鮮に関しては、既に切れるカードを切り尽くしたのを見透かされて日本側の要求は完全無視されてる状態なので、「姿勢がぶれない」のは百害あって一利なし。拉致被害者を必ず取り戻す、と本気で思ってるなら、中山恭子を参院選を引っ張り出す前にさせることはいくらでもあるでしょう。
それと、「根拠のない批判・非難にも屈しない態度」と仰いますが、ならば何故、松岡大臣は首を括らねばならなくなったんでしょうね? 「根拠のある批判」に対しても頑なな態度を取り続けたのは、「強さ」ではなく「鈍さ」を自ら証明しているようなものではないですか。
どちら側から見るかによって、同じ状況を見ても、かなり違って見えますね。私は、意見の方向性としては、鬼さんのご意見に近いのですが、リベラリストさんの物の見方は新鮮で参考になります(決して皮肉ではありません)。
しかし、自民党の支持者のハンドルネームが「リベラリスト」なのですから、リベラルという言葉は意味が微妙であることに改めて気付きます。
それにしても、朝日新聞のものの書き方には、反感を覚える人が、かなりの割合で存在するようですね。
であります故、選挙はまだまだ池田学会を抱える与党に有利であります。綿貫さんは、ものほんの神主ですので、日本会議系を代表する戦前も戦後も一貫してヘッポコ右翼で、オムツ宰相のお粗末なブレーン八木ちゃん言うところの神武天皇のワイ染色体を後生に残すために男系男子堅持が信条のよいよい一歩手前国士平沼同様、自民に寝返るのでありまして、わしと同じく死刑廃止が信条の亀井もまた、なんでもありのポリ根性が抜けておりまへんので信用なりまへん。前原と松原も毛針日本釣りされてしまいまっから、その分、上乗せで票をいただきたい。
宙づり年金は一億件だそうです。参院選後が、もはや焦点な気もいたしますなあ。山さん、アソシエ読みました、良かったです。よくないのは、JMMのアンケートですね、年収百万の人を捕捉する気はないのでしょうか。また、カンブリアの本をプレゼントするのも、どういうセンスかと思います。中上の「千年愉楽」の生原稿発見、愛する毎日は一日遅れてましたが一応報じておりました。千年の愉楽は、文学史上に残る傑作でありまして、性欲しかないわしも生原稿、ジェニがあったら買うのになあ、と思っております。ちなみに、中上の死に捧げた文豪村上の「音楽の海岸」はお粗末とは言いませんが、もう一度捧げ直してほしい作品なので、アンケートに答えたら「音楽の海岸」の生原稿のコピーでいいからください。もちろん、日本一出ないと言われていたパチ屋の娘、将来は焼鳥屋の女将小池栄子の乳の谷間生写真が一番欲しいです。最近相澤仁美派に移ろうかと考えていますが、基本的に、自称極上のどエム栄子ファンであります、わしは。
>リベラルという言葉は意味が微妙であることに改めて気付きます。
私は言語学者ではありませんので、リベラルを自由という意味で使っております。
ですから、自民党の加藤紘一氏や野中広務氏や民主党の菅直人氏をリベラル派とは考えておりません。
かれらは、全体主義・共産党独裁の中国や北朝鮮のシンパですから。
鬼さま
難しいなー。反論が!!
安倍首相を非難・批判する人の根拠って、非常に情緒的、感情的で、困ってしまうんですね。
例えば、安倍は5%経済成長させると言ったが、3%しか成長しなかった。けしからん!! と言うのならば理解できるのですが。
>ならば何故、松岡大臣は首を括らねばならなくなったんでしょうね?
これなんか、典型ですね。自殺の理由?鬼さん、ご存知ですか?
松岡大臣の自殺の責任が、なぜ安倍首相なのか、私にはわかりません。なぜにら、自殺の原因、理由が不明だからです。
北朝鮮に対する経済制裁や強硬姿勢が効果があるか否か?一部マスコミは、効果なしと報じていますが、金正日にでも尋ねたのですかね?
われわれ一般国民や反自民のマスコミよりは、公安や外国諜報機関から情報を得られる首相のほうが、少なくとも作戦を立てやすいのではないですか。相手(狂ってる)のあることですから、あせらず、首相の姿勢を支持することが、拉致被害者の奪還に繋がるのでは。
国内が割れるのが最大の利敵行為だと思いますので。
山本モナの豆転がした民主党の男前、がんばれ、もうちょっとで某学会婦人部が寝返ってくれるで。この際、美醜は問うな、山本リンダリンダでも歌いながらとっととマチャミ口説け。
自民党支持者は、とにかくテレビに山本一太と片山さつきを出しまくってくれ。そうすれば支持率はつるべ落としや。一太、マイク取って歌え、世紀の木偶安倍の応援ソング、頼むから、片山さつきと並んで大声で歌っておくれよ、一太。
それにしても、ダブルスタンダードは美しい国の教育にようないで。
『日本商工会議所の山口信夫会頭は 略 グッドウィル・グループが子会社、コムスンの全事業を別の子会社に譲渡する方針を決めたことについて、「明らかな脱法行為。法的に止められないとしても、社会的には許されない」と厳しく非難した。産経』
鬼畜キヤノン御○所フジオの偽装請負は、明らかな違法行為、法的に止められるし、社会的には人間○器扱いされるべき鬼畜の所業。なのに、
『日本では婉曲な表現が好まれる傾向があり、略 御手洗経団連への評価は、グローバリゼーションを受け入れるのかどうかに依存すると思います。キヤノンは 略 日本を代表するグローバル企業です。御手洗会長は 略「日本は内向き志向が強すぎる。どうしても世界の中の日本、世界はつながっているんだという発想が弱い。これでは世界から取り残される」と述べられました ストラテジスト菊地正俊記す』
人間○器とか、現人○器は、婉曲表現でしょうか? 山さん。世界に取り残されるまえに、○所に幽閉されとけ、フジオとそのシンパどもは。
今回の年金問題が噴出しない限り、自民が参議院選は辛勝(民主勝利とは言い切れない)ではと思っていました。
(小沢は大将ではなく、参謀タイプでしょう。
神奈川県知事の松沢・埼玉県知事の上田・横浜市長の中田が民主で国政に携わるようになればと思っています。)
丸川さんですが、自民から出馬には理解出来ません。
自身のポリシーはどこに行ったのでしょうか?
自民党から出馬すれば、当選出来るといった打算が大きく働いているような感じがします。
個人的には、国民新党を自民が土壇場でウッチャリ、
自公国民の3党体制になると思っています。
作業員さんの指摘の通り、グッドウィルのコムソン問題の手法は、キャノンが行っている偽装請負の誤魔化しと全く同じ方法ですよね。
そこで、取っておきの人事は損保の不払いの挙証責任を保険会社に転換することによって大向うの喝采を浴びた山本有二金融担当大臣を社会保険庁担当大臣に任命することでしょう。
そして、不払いであったことの挙証責任を社保庁に移転することがいいと思うのですが、どうでしょう。これは難しいですよ。全ての金額がその人のお金でないことの立証をしないといけないのですから。しかし、お金を受け取るということの責任はそういうことでしょう!!!
広い意味で政治に関係のある話なら、何でも気楽にしてみましょう、というのが、今回のエントリーの趣旨です。もちろん、公約や候補者の話でもけっこうですし、コムスンも大事な話ではないでしょうか。
コムスンは、またも厚労省関係ですね。年金も滅茶苦茶なら、介護保険もボロボロで、厚生労働省がお金に関わると、ろくなことがありません。
この問題は、現在の緊急課題と社保庁をどうするか?の2つに完全に分けて論じるべきですね。
選挙が近づくと、田原総一郎なんかは、各党代表討論の仕切り役を演じると、わざとごちゃ混ぜにしますからね。
私は、社保庁の集金業務は民主党の主張のように歳入庁をつくり、税金と一緒に集めるほうが良いと思います。ただし、山崎さんも昨年、書かれていたように、現在の社保庁の職員は使わないということで。
それとこれを機会に国民総背番号制を、導入すべきですね。
現在の5000万件プラスアルファーの宙に浮いている年金の追跡業務については、選挙とは切り離して、現社保庁の職員にやらせるべきでしょうね。
ここまで国民的関心が高まったからには、さすがに今までみたいなサボり・居丈高態度は潜めるでしょうから。
マスコミもそろそろ煽るのは中止して、冷静な報道に戻るべきでしょう。
あと、よく民営化、民営化と民営化すれば全て良し風の議論がありますが、民間企業でも赤字体質の会社や倒産する企業も多いですよね。
また、官僚制の非効率・硬直化は非難されますが(私も異論はありませんが)官僚と公務員をごちゃ混ぜにする議論も目に付きますね。国家公務員と地方公務員、官僚と公務員(組合員)は、はっきり分けて議論すべきですね。
東証の西室が折口に対して寝言こいていますが、大林やグッドウィルあるいは日興そして鬼畜キヤノンなどを上場しているおめーはグルだろうが、とわしは思います。工場への派遣が認められていなかったバブル期から「派遣会社」を使っていた御○所キヤノンがおもいっきり利用していたクリスタルは、年商六千億近くまでいったところで、ようやく労働局のアホタレが嫌々事業停止命令をかけまして、全労働者念願の廃業においこまれるかというところで、善意の任官拒否折口が883な金つんで吸収したわけですが、これは裏上場だろうが、西室。そして御○所経団連は、時代を代表する経営者の顔が、あの何を見ているのかよくわからない目をしている善意の任官拒否折口の顔でよいとお墨付きを与えたんだろうに。日雇いの情けで糞島梅子の話は省略じゃ。
そんなわけで東証と言えば大崎ちゃんだが。日本経団連ケツナメ新聞が、日本的経営賛美しまくり極太テキストを出していたころ、そのテキストにはこう書いてあった。「世界でもっとも優秀な人材は、野村に入る」。大崎ちゃんはまあ、だいたいその世代だ。わしが言いたいのは、政治の季節の後、優秀な人材の多くが、金融屋や株屋になってしまった、ということだ。その金融屋や株屋がケトーに薫陶を受けたことが、今現在の新自由主義カエルエコノミストの跋扈を呼び込んでいる。安倍が代表だが、政治に関わる人材は、アホボンか蝋人形ばかりになってしまった。
からして、今必要なのは、山さんや大崎ちゃんのような経済畑の優秀な人材が、ビジネスを離れて大局的な目で政治参加することだと思うのである。おおむね純粋経済人的発言をするだろうが、優秀であるというのは、倫理的にも、というオプションがあるはずだから、世界がいくらか倫理的なってだな(わしなんかは少し窮屈になるかもしれんが)、まあ方向としては良いことだろう。
士農工商派遣請負、などと、格差社会とは身分制の復活であるとアナウンスしてきたわしと同じことを、山さんの先輩の選挙には一度も行ったことがないことが自慢の西部先生が、毒にも薬もならないリベラルタイムという雑誌で書いているから、我こそはリベラル、と思われる方は、ご一読を。格差とは差別。一年に何万回ものオムツ交換をする天使のようなヘルパーのおねーちゃんの時給が、どんなに低くても、なーんとも思わないのが、折口であり、竹中であり、自分はオムツしているくせに、の安倍である。
長くなったので、親殺しの話は簡単に。竹中死ねばいいのに、と言っているおねーちゃん達は団塊ジュニアだ。わしはおねーちゃん達に、自分の親以外の団塊をやれ、と指令を出した。が、山本モナのカレピーほどの男前でも国会議員でもないので、豆は思うようには転がせない。ただ竹中よりは、あの、アメリカにどこまでもついていきます下駄の雪、という刻印がわりに下駄で殴られたようなバカボンのパパ面をしているあの竹中よりは、少なくともいくらか愛されていると信じたい。竹中も関西人なら、漫才師のオール巨人が下駄で殴られた事件ぐらいは知っているだろう。下駄をぶらさげた派遣社員を見かけたら、逃げた方がいいぞ。
私は異なる見方をしております。
この10年(1995~2005)の中国のGDPは、3.05倍になっていますが、日本のそれは1%少しの伸びしかありません。10年で1%と言うのは横ばいですが、90年代初期までは年20兆ほどの伸びがありました。中国は毎年10%の伸びですが(10年で180兆円ぐらいの伸び)、この差は何が原因なのでしょうか。
中国国内の労働者の給与所得向上で生活向上のための消費拡大の乗数効果によって、GDPの伸びが著しいのですが、その源は中国も加工貿易で外貨獲得することによる仕事の創出だと思います。そしてそれは、日本がそれまで顧客としていた各国の企業やひいては国民を、低賃金がもたらす低コストを強みとして囲い込んだことで成り立つところでしょう。
日本という委託加工工場の横に、中国と言う極めて安いコストで委託生産する工場が出来てそこに今までのお得意さんをごっそりと持っていかれたような形が、93~4年から顕著になったわけで、日本は青色吐息でしたが、隣の中国社は大繁盛が続いています。
お得意様は、中国社のような値段でないと買わないと言うので、コストダウンに血道をあげる一方、中国社の中に出店を作らせてもらい先方の人達に働いてもらうようになりました。だから、日本の地方の工場がなくなり、全国的に低賃金労働者が多くなった原因であります。(事実の分からん人は、竹中氏のせいだと言っとりますが、世界的にそうなっているのを知らないのでしょうね。)
正社員と非正規雇用社員との分化は、正社員として残った人に賃金ダウンを押し付けられないと言う既得権の保護から発しており、雇用形態が異なる人(派遣社員のように雇用している会社の異なりも同様)に中国に対抗するための低賃金を押し付けざるを得ない状況だったということでしょう。いつからこういうことが始まったかを検証すれば分かる話を、小泉構造改革のせいにするから正しい処方が出来ないのす。
日本の地方が景気回復できなくて苦しんでいるのも、安い賃金で働く非正規雇用者が多く輩出したのも、全て中国に代表される国々が自由圏に参加してきたからであって、商品を安く輸入できたり、日本から原材料・部品を買ってくれるからといって、日本国民は中国の経済発展の受益者だと私は全く思いませんね。
私たち日本が何時かきた道であり、止めることの出来ない流れでありますので、何も中国が悪いと言う話ではないですが、極めて強力な競合相手であり、日本人がそれなりの決意を持って研鑽をしないとやがては、設計開発などでも負けるでしょう。現にアメリカ留学の人達では、昔から中国系の学者に及ばないことも多く、最近のアメリカで新しく会社を立ち上げた企業家の国別人数では日本人が最低であったと報告されています。政治がしなくてはならないことは、いっぱいあります。
中国と日本と、国と国とが競争しているという理解を止める方がいいのではないでしょうか。
日本人でも、貿易財輸入の受益者は中国のローコストな生産力の恩恵を受けていますし、中国と競合する商品のメーカーは、中国の台頭に困っているでしょう。これらの両方に、同じ「日本(人)」という立場を取って一喜一憂する必要はありません。
幾つかの分野で、日本の企業や個人が負けるのは当然のことでしょうが、負けた当事者以外には、そのことは何の問題でもありません。
中国人の研究者の学力が高いということは、どうやら事実らしく、アメリカの高級な大学院の選考基準を、学力のみにすると、中国人が大半を占めるとのことらしいのですが、それが、日本人にとって何かのマイナスだ、ということはなさそうです。
> ただし、山崎さんも昨年、書かれていたように、現在の社保庁の職員は使わないということで。
安倍ユーゲント的には、社会保険庁の職員は老若男女問わず上から下までことごとく一匹の例外もなく頭と性根の悪いろくでなしであることはすでに常識なのでこの際一人残らず路頭に迷ってください、としか言いようが無いですね。
> 覚醒様
> 日本の地方が景気回復できなくて苦しんでいるのも、安い賃金で働く非正規雇用者が多く輩出したのも、全て中国に代表される国々が自由圏に参加してきたからであって
『全て』の二文字がおそらくキモですね。
すごくソウルを感じます。
李登輝氏が『靖国を解決の付かない国内問題の隠れ蓑にするな中韓』とか発言したとの由、いらん事言って人を巻き込み不幸にしようとするんじゃないと安倍ユーゲント的には思うわけですが、『全て』の二文字になんとなくこのエピソードを思い出しました。
ソウルといえば日本のボブマーなんとかこと北島三郎の歌声ですね。『激唱・征韓トンネル』とかなんとか。
> 作業員様
> ちなみに、中上の死に捧げた文豪村上の「音楽の海岸」はお粗末とは言いませんが、もう一度捧げ直してほしい作品なので
ふと思い出したのですが、文豪はサイキックリーマン高塚光が死んだら何を奉げるのでしょう。まさか黙殺するんじゃあるまいね。人もあろうに『超能力から能力へ』の作者にミトコンドリア擬人化問題でたたきまくられたのでは泣くに泣けんぞ瀬名秀明、などと、当時20代だった安倍ユーゲント的には実に釈然とせぬ思いだったことです。
> 山崎先生
> 「ふうん、いかほどの、どんな能力かね」
この台詞はなんとなく隆慶テイストでよいですね。
惜しむらくは、「いけ好かない顔の女は、いけ好かない女だ」で閉めてほしかったことです。
自分は経済の専門家ではありませんが、(専門家である)クルーグマンが言うとおり国家間の経済競争というコンセプトは幻想でしかないのだと思います。
ただ中国のように巨大な国があのように早いペースで経済成長を続けると、日本の比較優位にある産業も急速にシフトする可能性があり、その過程で生じる人・資本の移動に伴う「一時的な痛み」は、決して少なくないのではないかと最近少し考えています。例えば日本の比較優位が自動車産業から何か別の産業に移ったとした場合、その移行に伴う社会全体としてのコスト(失業給付や新しい仕事を習得するまでの間の生産性の低下)は軽視できないのではないでしょうか。
アラン・ブラインダーが最近これと似たような議論をオフショアリングについて書いていますので、ご興味があればどうぞ。
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2007/05/04/AR2007050402555.html
このコメント欄で東大の話が出ましたけど、私ちょっと前からつき合っている彼が東大出た人なんです。彼、すごく頭が良い人だなと思うと同時に、その頭の良さを私への気配りとか優しさにも向けてくれるのですごくうれしいんです。それで彼によると、東大や東大出身者の悪口をねちねち言ってからんでくる人はときどきいて、それはほぼ100%早稲田大学出身者なのだそうです。同じ有名大学でも慶応や一橋を出た人で東大の悪口言うヤツはいないなあ~ということでした。もちろん広く調査したわけではなくて彼の個人的経験ですから例外は色々あると思いますが、山崎先生は早稲田を出た人(とかあるいは特定の大学を出た人)に学歴のことでからまれたご経験とかありますか。あと彼によると丸川珠代さんは美女アナとか言われているけどあれは東大出たからちやほやされているだけで世間的には別に美人とまでは思わない、口元がロボットみたいにこわばっているのが不自然だと言っていました(丸川さんこれ読んでたらごめんなさい)。山崎先生はどう思いますか。
メモ夫人へ。今日の竹村のトンパチな一言、聞きそびれましたゴメンナサイ。今日の一言は、サンプロ吉崎の「後輩折口は、言われているほど悪人ではない」にしておきます。正確なアナウンスは、「アメリカのケツナメ工作員吉崎は、後輩折口程度のハナクソだ」であります。
アベルフ氏へ。山さんのツレの名著「超能力から能力へ」、まで買って読んでいるわしは、少々ここで遊ばせてもらってもいいですよね。
超能力ネタなら。スピリチュアル江原が素人をみなくなったのは、「二回目のクライアントをみたとき、前に言った前世が思い出せない」からです。記憶力の低下は超能力とは無関係ですね。また、今日見えているから明日も見える、などという保証はあの世界にはありまへん。たとえば、みえる女性の場合、性交渉を持つとか出産するとかして、超能力が消えていくことが多いです。江原に、俺はみえる、という自由があるならば、江原は見えない、という自由がわしにはあると考えています。今の江原にはたぶん見えていない、とわしは思います。魂ミュージックを聴き続けたわしの耳に、江原の歌は偽物として聞こえましたので、これには自信があります。江原がみえているというのであれば、従軍慰安婦が国家によって強制連行された事実、でも慰安婦の霊から聞き出してあげるべきでしょう。死んでなお鞭打たれているそれぞれの霊を成仏させてやるのが、霊能力者の仕事ではないかと思うのですが。
>国と国とが競争しているという理解を止める
これはまじめな話ですが。暗殺されないでほしいこむすん折口は、会長として「責任」を問われる立場、キヤノンの御○所フジオは、「実行犯」として責任を問われる立場。犯罪の規模もフジオのやらかしたことの方が、数百倍大きいのであります。今、この時点で折口がつっこまれているのは、申請時の書類の虚偽記載、程度です。本業の人貸しでやってきた犯罪行為を比較的軽い処分でくぐり抜けてきたのは、介護がらみの厚労省との癒着かあ、と今更ながら思うわけですが。ズラかどうかはっきりしてほしい折口など、単なるフロントでしょう、御○所経団連の。
輸出企業と輸入企業の利益は反しているのに、仲良く談合なんぞしている場合では本当にないでしょう。武士道だの愛国心だの憲法改正だの、インチキ超能力者かと笑われるだけな話ばかりしないで、ルールを破った人間あるいは○器をマーケットから退出させる、そういう真っ当な能力だけを持った圧力団体になってほしいものです、諸団体には。日本郵船は脱税の疑いをかけられたわけだから、草刈なんかは腹切って、とっとと侍にでもなんでもなれ、とわしは思います。
業界利権保護団体といえば、士のつく職業の団体であります。最近、社労士がなにか庶民の味方、のような報道がありますが、年金をもらえない理由のひとつに、社労士がタコ社長とグルになって正当な手続きをしない、ということがあります。一部真っ当な社労士の方々にはまっこと申し訳ありませんが、「万国の労働者は、社労士なんぞ信用するな」、と言っておきます、こっちも生活を守らねばならんからね。実際こないだは、某社労士協会にとある悪徳社労士を除名するよう要請したりいたしました。外から言われる前に、自分たちで暗殺しろとは言いまへんし、死んで侍にでもなれ、とも言いまへんが、とっとと年金暮らしにでもなんでもしてやってください、士のつく悪徳お仲間は。
アジアではオンダと呼ばれている会社をやめて自転車屋をやっているわしのオジキは、キヤノンとオンダの株を大事にしながら、ある鉄鋼の町に住んでいて、長いことトホホな暮らしをしてきた。が、中国さまのおかげで町は蘇り、今、鉄の町は空前のバブルだ。もし、中国が赤いままだったら、と考えると恐ろしい。トウショウヘイ老師マンセー!
>己のパンだけを求めて生きる国民は、世界的な飢えの世紀の中で、飢えつつ仲間を誹謗して滅びるのでしょうね。
名言ですね。今必要なのは、真にリベラルな政党、あるいは、慈悲深き仏教思想ということですね。人間革命性がしょぼくなった池田学会から、どうですかマチャミさん、真言密教に移りまへんか。わしぐらいでは、折伏は無理かなあ。竹中宮内構造改革には倫理観がなかった、でわしの総括は終わりです。では、失礼。
以上は、お立ち台に立つ目下のスーパースター折口との対談において、珍しく「ラジカル」という日本語の使用に成功している我らが美しい国の安倍オムツ首相の、介護観、です。が、よく読むと、亜保守の私はラジカルな意見に乗りました、と読めてしまっておもろいです。
一時期の小林チルドレンもしかり、ただ政策(もしくは信条)がまるでない中身が空っぽの人間を出馬だけをさせるから結局悪くなる。
しかしこういう人間に票を入れるのも同罪。美しい日本ならぬ美しきバカタレ達の集まりと化しますな。一部はタレント議員でもしっかりと勉強している人間もすずめの涙(より少ないと思いますが)ほどですけど、この際こういう人間を一掃するキャンペーンでもすれば面白いかも
今回はちょっと過激な内容で申し訳ないです。
山崎氏にはそこらあたりの心理をもう少し理解していただきたく思います。そこを冷たく突き放しては行き場のないルサンチマンを巧みに利用する人たちの思う壺となり愛国心教育や目的のない憲法改正が多くの支持を得てしまうでしょう。日本の”右傾化”と所得格差や『東京都の年収500万円未満世帯、初の過半数 過去最多』といったニュースは強い相関関係があるように思います。この点、有識者の方には彼らの怨念の受け皿をどうするかといったビジョンを提示していただきたく思います。マルクスは労働者は国境を越えて連帯できると言いましたが実際は逆で自律した資本家こそが国を達観し自由に行き来するのに対して、労働者は自国が沈めば自分たちも沈むという強迫観念に常に苛まれているのです。実際に成功できていない彼らが経済合理性の説明だけでそれらを克服できるほど皆が英知を授けられているわけではありません。
経済的に成功していない人たちのルサンチマンが向かいやすいのが国という枠組みであり、国を利用したい人が、これを巧みに利用する、という分析には、ほぼ100%同意します。
何らかの受け皿が必要だ、というのも、現実的にはその通りですね。
国なんてインチキであてにならないもので、これにこだわるのは愚かだよ、ということを幾ら効果的に提示したとしても、大衆は「国」にかわる次の宗教ないしは阿片がないと、国から自立しないのでしょうね。「批判」や単なる「真実」ではない、ポジティブで刺激的な何かが必要です。
では、何が? というのは難しい問題です。新しい魅力的な枠組みを提示しようとすると、何らかの嘘をつかなければならない、という辺りが、この問題に関わる際の難所です。批評屋には向かない仕事なのでしょうが、別に、私は、自分を批評屋だと決めてかかっているわけではないので、そのうちに、何か考えてみたいと思っています。
しかしなあ、教祖もどきのことをやるのは、嫌だしなあ・・・。
東大出の彼は、優しそうな人で、よかったですね!(そうでない人もたくさんいるので、ご注意を)
早稲田出身の人もいろいろですが、そうですね、学生時代に、一度、高田馬場で飲んでいて、早稲田の学生集団に絡まれたことがありますね。それでも、その一度だけです。ちなみに、数年前に、私は、西早稲田に住んでいましたが、私にとっては、なかなか居心地のいいところでした。
丸川珠代さんは、容姿だけなら、好きなタイプですし、十分美人だと思います(あらを探すときりがありませんが)。それなのに、なぜ、こんなに嫌な感じがしたのか、ということが、我ながらちょっと不思議で、このブログに彼女のことを取り上げてみました。
彼女からは、自己中心的でガツガツした世渡りを感じますが、同じくらいガツガツした人は男でも女でもいくらでもいるし、そういう人がすべて嫌な感じがする、ということでもないので(積極的に好きではないが)、人の好き嫌いというのは、難しいものだと思います。
こちらは税金払ってるわけなので国に対して文句を言う権利があるわけです(公務員は公僕ですし)。
国なんか当てにしない、というんでは国は変わっていかないです。もちろん日本だけがよくなればいいなんて微塵も思っていませんが、自分の住んでる国を良く出来んでほかの国を良く出来るわけが無いとも思います。まずは足元から。国がでかすぎるなら地方自治体に文句をいうところから。
国民には国と喧嘩する気概が必要なんじゃないでしょうかね。
「中国のせいだ!!」という政府の音頭に乗って中国に批判を向けるのは政府の責任転嫁に乗せられているだけです。そういう問題に対処すべきは国なので。
企業業績が下がったときに「働かない社員が悪い」と言っている社長のようなものですね。
「~のせいだ!!」というなら「じゃあ何とかしろ政府!!」というべきなのです。本来は。
早稲田だと、もう少し気張れば「東大」いけるもん。
一種の嫉妬だな。
男の嫉妬は、「社会的な地位」へのもの。
女のそれは、どれだけ特定の人に愛されているかだ。
女は男以上に身近な何か(生物)への執着力が半端では無い。
でまあ~、役人の世界では、やはり何といっても「東大」一番。
でも、民間とか、マスコミは早稲田強いぞ。
君の彼は、「東大」卒で、そういう変なコンプ無いわけ。
だからこそ何でそこまで「早稲田」っちが攻撃してくるのか、、、
辛いものがあるわな~。
あと「慶応」は育ちのいいのが多いから「東大」とは違った意味で余裕があるんだろう。
「一橋」は、「東大」には一種の敬意を払ってるな、だって同じ一流国立大学だしね~
だいたい、入学試験で、私大と国立では余りに違う。
私大は、文系・理系で、科目が全く違ってるが
国立は全ての教科を網羅した勉強しないと、、、「御供花」だろ。
私大は、「三強か」だもん。
私大の入試は、一教科アカンと即、シボウや。
国公立は、科目数が多いから、他ので理科張りー可能。
どっちが難しいか、、、分からないものだと思うけどな。
マニフェストを比較すれば野党は政権がとれないから、無責任になんでもいえるから、当然マニフェストは五割引にしないとダメでしょう。
年金の一元化なんてできない相談で、こんな青年の主張みたいな与太ばなしを信じては見識を疑われるでしょう。
丸川珠代氏が女の武器を使用したかどうか、そんな憶測で誹謗するのは大の大人のすることじゃありません。
そんなことをいえば、民主党は横峰パパなんて担ぎ出して、なにを期待してるんでしょうかね。まさか禿げ党の票をあてにしてるんじゃないでしょうね。
それに「政治が国民生活に介入してほしくない」なんて主権在民の放棄でしょう?
国民から離れた政治なんてあり得ないし、選挙で多数派を占めた政党が政権を担うのだから、政治を忌避するのは民主主義の自殺行為じゃありませんかね。
丸川はやはりオジサマに結構ファンが多いんだよなあ。でも、自民から出たらだめよ。いやしくも電通の犬田原のテレ朝、表向きは庶民のテレビでしょう。裏はといえば。ク○○ミのセンチュリーの後ろでふんぞりかえってる古館、あの野郎は労働者であったことなど一回もないんだろう。よくもまあ、年金問題を組合員のせいにすりかえるゴッチャンゴルフ集団チーム施行の情報操作に、恥ずかしげもなくのっかるのう。民主党支持者に知恵つけたるわ。社会保険庁の組合員は、全員創価学会員だ、と言いふらせ。であるから、野党に一票を。(余談だが、社会保険事務所って、わしの中では、コネ就職先、なのよね。証拠がないから、印象だけんど。仕事をしない理由、があるとしたら、組合員であるというより、組織の人間関係がいびつだ、からかな)
山さん連載の週間現代は、訴訟まみれになる模様だ。費用あるんか? 五百円ならカンパしたるで。川田アコちゃんというのかなあ。全然魅力を感じない薄い胸のおねーちゃんは、ベッドでもやっぱりなんの味もしなかったそうですね。女子穴とかくのは、結構そのまんまで、ひねりがないですよねえ。報道をやりたい、とか言いだす締まり屋の穴がときどきいますが、報道をやるって言っても、口を使って報道をやる、だけでしょうに。日本会議とズブズブで辻広のダイヤともズブズブの桜井よしこちゃんも、結局は御○所経団連のフロント折口ヅラかヅラなのかおまえはほんとにヅラなのか、を使って、年金問題から目をそらさすというチーム施行の見え見えの演出に一役かっているわけね、愛する滝川の栗ちゃんアンド安藤女史とともに。わし、栗も安藤もよしこちゃんも、結構好きなんだけど、スタメンの方が番組的には好きだったなあ。今、フジは栗ちゃんのニュースジャパン以外つけることがないなあ。
しかしなあ、介護分野で不正したら廃業、人材派遣分野で不正してもおめこぼし。末端の労働者はいずこの国も、哀れにすぎるのう。中国の鉱山労働者も何人死んでいるのかわからんぐらい悲惨らしい。にしても、異常者の群れだな、マスコミは。御○所会長が善意の任官拒否折口閣下批判を○器面さげてカメラの前でしているが。御○所、おめーは、折口の一万倍の悪党で人間○器だろうが、もう一万回言うたで、わし。アナウンス効果が足りんのやな、まだ。(朝日新書偽装請負は重版。鬼畜キヤノンと鬼畜松下が回収しとんかなあ。今度の選挙で自民に入れたいひとは、名著リバタリアン宣言、御購入を。現人○器崇拝の赤痢、じゃない赤子は、名著御○所フジオの強い日本、をどうぞ)
首都圏連合などというイモの集まりにみられるように、都市部の十分なる亜保守化によって、農村票は切り捨てられました。故に、地方でおおまじめに自民党を支援している人などいません。みんな、しょうことなしのギリギリの選択、ですね。政権交代は見えています。遅かれ早かれ、であります。地方組織を壊してくれた小泉に、感謝であります。
最後に本当にどうでもいいことですが。テレビが馬鹿でかくなって、力士の陰毛がもろ映るような画質にまでたどり着いた今日、もうお局は、テレビに出られないですよね。古田の嫁とか石井の嫁とか、コネで番組に出るのはやめてほしいです。ジェニは、旦那が十分に稼いだだろうが。ポストが空けばチャンスは増える、という山崎理論、実践のためには、薄型大画面に映るお局の顔にはさすがに耐えられない、と苦情の電話を局にすればいいのか、フジの和田と箕輪の顔も耐えられんけど。実名出して悪いが、田丸女史、いつまでもきれいだけど、わしゃ画面を直視でけんかったなあ。「美人は二度死ぬ」という格言を思い出したのであった。合掌。でも和田や箕輪のような醜男は、どうなのかなあ。生まれた時に死んだのか。合掌。
かたやこの夏もボーナスをもらって退職金と共済年金あり、他方で怒鳴られまくって時給1050円の契約社員です。
まさかアベ氏は関与してないと思いますが、誰がこのように苦情処理してよいと決めたんでしょうか?それからこれは随意契約なんでしょうか?謎です。
http://townwork.net/h/r/Fh30010s.jsp?lac=01&jmc=00302&rid=04189511&axc=03
---引用開始
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---引用おわり
>国民には国と喧嘩する気概が必要なんじゃないでしょうかね。
仰るとおりです!前向きな喧嘩が必要ですし、そういた喧嘩を讃え後押しすることが大事ですね。
>しゃぼんだま様
ご意見ありがとうございます。一足先の経験者として申し上げると、しゃぼんだまさんも、テレビのコメンテーターは十分行けると思います。
一点だけ補足しておきましょう。年金一元化は、そう難しい話ではありません。私は、国家公務員の共済の運用委員をしている関係で、一元化に伴う具体作業の一部を割合近いところから見る立場にありますが、現場では、幾つか手間の掛かる問題や決めなければならない実施要領があるとはいえ、一元化への手順は進行中です。一元化は無理、というのは、既得権を守りたい公務員や主に厚生労働省のプロパガンダです。私見では、個人勘定での完全積立方式に移行するのも実現可能です。国家財政を悪化させることが心配かも知れませんが、踏み倒すつもりでなければ、国の債務は既に存在しますから、暗黙の国債が発行されているのと現状は変わりません(800兆円くらい)。これを明確化して整理するだけですし、明確化後も理屈はアメリカの非市場性国債と変わらないので、金利その他への影響も軽微です。「青年の主張」はもっと過激でも案外大丈夫です。
ところで、横峰パパはヒドイですね。私とて、現政権(←総選挙もやっていない)がいけないと思う気持ちが強いだけで、民主党が見識があって頼りになるとは思っていません。敢えて言えば、民主党に投票することが、現在の政治に対する最も効果的な投票行動だろうと思っている、ということです。民主党がこれ以上弱体化した場合には、現政権への批判票としては、共産党にでも入れるしかないですね。
>作業員さま
先日、「週刊現代」の加藤編集長にお会いする機会がありましたが、彼は「訴訟まみれ」を気にしているそぶりが全くありませんでした。ある種の「タガ」を意図的に外して、確信をもって突っ走っているようです。「フライデー」に続いて「週刊現代」と、世間との摩擦の多い雑誌の編集長を続けると、神経ないしカラダが参ってしまうのではないかということが心配ですが、あの突き抜けた覚悟は立派だと思いました。
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地デジが本当に普及して、テレビも買い換えられるとすると、テレビに映る人の容姿への要求水準は、今よりもさらに上がるでしょうね。男女共に(現実には女性により厳しいでしょうが)、現在のテレビ出演者で、今のテレビだから大丈夫だけれども、ハイビジョン解像度&大画面ではきついな、と思う人は、実物を直接見た場合に、少なくありません。
もちろん、経済談合連の顔も、力士の陰毛よりもきれいなものに取り替える必要があるでしょう。
ご教示ありがとうございます。確かに手が足りないでしょうが、国民は、このような対応は望んでいないでしょうから、これは大問題になる可能性がありますね。二、三、知り合いのマスコミに聞いて(というよりも、情報を流して)みます。ありがとうございます。
大相撲八百長告白テープ、ニュースターで聞きました。テレ朝は電通と田原にくれてやって、ニュースターで、いわゆるブサヨ臭を世界に蔓延させるというのも、一つの意趣返しですね。なかなか見込みのある上杉くんの番組はビデオに撮りましたが、ようつべに上げるとか、わしはようせんので、物好きな誰か適当にネットに持ち込んでみたらどうでしょう(著作権はしらんど)。
相撲にも審議会があるんでしょう、暑苦しい顔の人たちが、品格がどうの、八百長してる人間に対して言ってるんですよね。折口だって、御○所経団連の特攻隊長にまでなった任官拒否者だから、ひょっとしたら手帳に夢を書いたら善意が買えたというワタミの社長みたいに、統一に祝電送るのが趣味の山谷(サンヤじゃないよ)教育再生会議、とかで愛国心とかレンジャー訓練の必要性、とか説いていたはずですね。もう、呆れるとか、とおりこしました。
全国の労働局のアホタレへ。悪意のかたまり折口つぶしてよし、天の声、ゴーサインが出ましたので、きっちりケジメとったれや。若い衆が細かな法令違反、たれこむけんね、よろしく。
経済学のモデルには、国境がないのは確かです。しかし、経済学でなく実際の市場では、企業と国の興亡がリンクしているのも明らかです。コングロマリットはともかくとして、通常の企業は興った国の人材を始めとしてその国の整備したインフラを用いて活動を行ないます。まして国家資本主義とも言うべき中国の活動は、経済学の古典派の理念とはおよそかけ離れた活動ではないでしょうか。
中国の為替レートは90年代にそれまでの8分の1に設定され、その後元の切り上げと言っても数パーセントだけで、「国家」が変えようとはしないのです。資源獲得のアフリカへの浸透にしても中国軍を出してまで石油保全がなされていると聞きます。
そういう国の企業と国際競争をするには、企業と社員は頑張れと言う一方、政府はセフティネットのために非正規雇用者と正社員との給与差をなくせなどと正義の味方「面」よろしく規制を主張されるのをなんと名づけたらよいのやら私には分かりません。
明らかに時代は変わっています。昔(中国出現以前)は、ここに金を出せとか、給与を上げよとか、金持ちの息子のごとく「おねだり」することが可能でした。しかし、今の競合は、日本人の働きについてのメンタリティ(勤勉、向上心、責任感・・)、あるいは技術格差(対中国や韓国、台湾)の貯蓄を食いつぶしながらも何とか食いついている状態でしょう。「おねだり」根性でやっていたらどういう結果になるか明白なデータが出ているでしょう。
木村剛氏のフィナンシャルジャパンを引用すれば、アジア各国における上場企業の時価総額を3月末時点で比較してみると、
鉄鋼業:新日本製鐵に次ぐ韓国のポスコは、日本第2位のJFEを上回っている。
化学:第3位の台湾の南亜プラスチックは、兄弟会社である台湾石化と台湾化繊を加えると、トップの信越化学を凌駕する。
インターネット:韓国のNHNが、ヤフージャパンにこそ劣るが、楽天を抑えナンバー2。通信事業:中国移動はNTTドコモの2倍を超える巨大企業。世界一の加入者数を誇る。
鉱業:中国アルミは、住友金属鉱山を上回り、アジアのトップ
製紙業:中国の九龍紙業が、王子製紙と日本製紙を足し上げた規模を誇る。
造船:第5位の三井造船の上に、韓国4社が居る。
金属:インドのスターライト、中国の江西銅業に次いで、ようやく日本精工が出てくる。
エンターテインメント:マレーシアのリゾーツ・ワールドが、トップのオリエンタルランドを脅かしている。
航空会社:シンガポール航空、中国国際航空、キャセイパシフィック航空に次いで、全日空が第4位。
ホテル関連:マレーシアのゲンティング、香港のシャングリラ・アジア、韓国のカンウォン・ランドをはるか上に眺めて、帝国ホテルが第10位に顔を出すにすぎない。
土木:鹿島建設が第10位。その上に、中国3社、インド2社、韓国2社、シンガポール2社がひしめく。
繊維業界:中国や台湾の大企業が目立つ。
石油・石炭などのエネルギー関係では、中国やインドにかなわない。
ソフトウェアは、インド企業の独壇場だし、
バイオテクノロジーでも、インドのバイオコンを凌ぐ日本企業はない。
電子関連:台湾の鴻海精密が、ファナックや京セラ、村田製作所、HOYAを大きく凌駕している。
半導体:韓国の巨人サムスンを頂点に、台湾積体電路製造、韓国のハイニックス半導体が続く。
銀行:中国工商銀行、中国銀行、中国建設銀行の3行は、三菱UFJフィイナンシャル・グループを上回っているのが現実だ。
木村氏は「『日本企業は、アジア企業のリーダーだ』などというのは全くの時代錯誤。いまやアジアのトップ企業は、日本企業を凌駕しているからだ。日本企業は『ルック・ウェスト』を実践しなければならない。いまこそ成長著しいアジア企業に真摯に学ぶべきなのである。」と結ぶ。
皆が既得権にしがみついて、亀井静香議員に代表される公共投資をすれば日本復活の思想に現を抜かしているうちに、日本企業の競争力はこのように凌駕されたり、追い上げられたりしているのです。
政府と喧嘩する気概が必要だとしても、これまでの喧嘩なら意味がないのじゃないですか。朝日新聞のごとく、政府を弾劾するような記事を書いてきた結果、何が生まれたのでしょうか。せいぜい首相が靖国に参拝したら批難とか叱責が他国から来たり、従軍慰安婦が存在したのだから謝罪をせよとUSAの議員から責められたり、自分たちの子孫の教科書に書く内容について他国の検閲を受けたりすることになっただけでしょう。すなわち、筋の悪い喧嘩を売ってるだけですよ。政府に楯突くのが進歩している人達の最低条件という考えはやめた方が良いのではないですか。
このブログでも、政治家を批難する輩がやたらに多いのですが、政治家が一生懸命に皆のためにやっても批難だけを食らわす人ばかりだから、再びやる気になるはずもなく、残るのは我欲を満たすためにいる人ばかりになっているのも考えず、「政府は信用できない」とか「政治家に期待しない」とか賢しらにのたまう「賢き人々」に、裁判員制度のごとく一定期間政治をやってもらうのが一番でしょうね。かと言って、政府にゴマをすれと言ってるのではないですよ。安心な位置から「石」を投げるだけでなく、実行可能解を提案してみたらどうなんだろうと思ってるのです。
〉しかしなあ、教祖もどきのことをやるのは、嫌だしなあ・・・。
最低。
中国、インドその他のアジアのトップ企業に日本の企業が時価総額その他で勝てないのは、実力相応のことであり、個々の企業の責任と理解すべきものでしょう。大筋として、日本政府に何かを期待して、どうかなるものではありません。
たとえばヘッドハンティングの業界でも、その業界のグローバル企業の様子を聞くに、現在、日本よりも、中国、インドの方が遙かに案件が多く、売上も多いのが現実です。
では、それが、日本の個人にとって脅威かというとそんなことはなく、たとえば、サムスンのディスプレイを使ったそのーのテレビが売れて(消費者としては安く買えて)、ソニーの従業員や株主も助かっている、というのが実情でしょう。
日本にいる個人にとって、別に日本企業や日本人がアジアのリーダーである必要はないし、現実に、日本の国民にそれだけの力があるわけでもない、と理解しておいて、何の問題もありません。
政治に何かを期待して、日本企業がアジア企業よりも儲けるようになることを期待するのは、無理ですし、必要なことでもありません。オリンピックで日本選手を応援するような(私は必ずしもそうではありませんが)、素朴な地元贔屓をすることは、日本の個々の経済主体にとって、得でも必要でもありません。
仮に、トヨタが世界一の自動車メーカーになっても、トヨタと何らかの関わりのある人・企業以外にとって、どうという意味はありませんし、これを誇りに思う日本人は、おめでたいただのバカでしょう(害はありませんから、たちのいいバカですが)。
もちろん、国に対する「おねだり」は、日本の経済全体として、中国が台頭しようがしまいが、昔も今も、いいことでも効果的なことでもありません。
「国」という単位を気にすること自体が、ツマラナイのではないでしょうか。
木村剛氏の時価総額比較も、単に、日本が偉いと思っているのは阿呆だよ、ということを示しているだけだと、私は理解しています。
かつての小沢は評価しましたけど、いまの小沢は政権亡者に成り果て、批判ばかりでなにをしたいのか不明です。日本が世界一の格差社会だと本気で思っているのでしょうか。だとしたら政治家失格でしょう。
折角小泉が登場して政治を改革しはじめたのですから、その後継者安倍にもう少し政権を任せる度量が国民にも必要でしょう。
とにかく、日本人は相手の足を引っ張ることで憂さばらしをする妙な気質があります。
アメリカもそういい国とは思いませんが、それでも、たとえばゴルフでも過去に活躍した人々を尊敬し、ゴルフ場に現れれば立ち上がって拍手する美風が残っています。日本人なら過去の名声など歯牙にもかけません。
政治は批判も大事ですが、批判には憎悪ではなく愛情が必要です。
日本人に欠けているのは相手に対する尊敬、敬意などです。相手を見下すことによって相対的に自分を高く見せる、そういう下種な根性ばかりが目立ちます。
礼節を失った民族に繁栄などありえないのです。
早稲田の斉藤、ゴルフのなんとか王子しかりです。前回の衆議院選挙などは最たるものです。前小泉首相は改革には痛みを伴います。皆さん少々の痛みは我慢して下さいといっていました。
その痛みがでてきて困っている人が多くいます。まあ小泉にいれたのならしょうが無いが自民に投票していない人はどうすればいいの。自業自得です?
安部ちゃんが総理になるときある人が総選挙をすべきといったとき、き頭の良い人がいてこれだけ多くの票がとれているのにわざわざ解散することはない。
必要と思う法律ををどんどん通せば良いといっていました。まさにその通りになっています。まあ子供や孫が戦争にいかないように参議院選挙で頑張りましょう。
丸山さんについてはテレビをほとんどみないのでどん女性かしりませんが。どうせタレントみたいな人でしょう。そんな人どうでもいいです。
追伸:日本の首相の評判も大したものです。下記ブログをご覧下さい。
http://hiddennews.cocolog-nifty.com/gloomynews/driven_by_bush/index.html
わしはまあ政権交代至上主義の一介の新聞読みなんだが。政権交代をどうしてもしたい理由のひとつに、報道の問題がある。わしは、産経の古森と黒田が嫌いなので、当たり前に彼らが支持している安倍を批判していて、それについては矛盾はなかろう。産経や日経のような御○所財界の機関紙、読売のような政府の機関紙、の読者ならいざしらず、一応ジャーナリズムなるものを、人生の過程なり課程で学んだ者であるならば、リビングだの世界日報だのにちょこっと書いた経歴でジャーナリストを名乗ることを許したり、一億総ハクチ化という差別語を蔓延させた男の娘だからといってジャーナリストを自称することを許したりは、せんのよね。産経や日経や読売であっても、政権がリベラルになれば、しょうことなしの政権批判するわけでしょう。新聞が政権のケツをなめている姿を見せられるのは、アイキューが百あるときついんだ。だから一度、すっぱり政権交代して、存分にブサヨ政権批判をすればいい、ケツナメジャーナリストさんたちも。
ただ、機を見るに便、じゃない敏の電通なんかは、違う対応をするやろうなあ。ワハハナンミョー芸人とかは、全員干されるんやろう。大本エーニエッチケーは、朝から晩まで中川と安倍の亜保ボンがカットした「天皇様有罪シーン」を垂れ流すだろう。昨日までパンチ系だった青年諸君も、シノギのために、にわか人権派になったりするだろう。おもろいなあ、そんな感じで、政権交代を!
なぜに日本企業が海外企業との競争に勝たねばならんのかお教えいただきたいのですが。
外貨準備高が100兆円程度もあるのにさらに稼ぐ必要があるのですか?
http://www.mof.go.jp/1c006.htm
なくなっても外貨は買えば良いので、稼ぐ必要を感じないのですが。
日本のGDPに占める外需割合も2割弱程度なのですが
http://www.esri.cao.go.jp/jp/sna/qe071-2/jissuu.pdf
なぜそんなに外需を気にされるのかぜひお教えいただきたい。
文句をいうなというならば、例えば家電屋さんで買った製品に不具合があったときも文句をいわないのですか?
金を払ってる以上、文句をいう権利はあるでしょう。こっちの払う金が彼らの収入なのだから。
木村剛ねー、あの人経営者だから経済学は知らんでしょう。そういや公的年金タスクフォースとか言っていた気がしましたがどうなったんですかね?
>しゃぼん玉殿
政治改革とやらが成功すると私らに何のメリットがあるのでしょうか?
もう一点。最低時給アップアップ作戦は、民主党だけが言っているのではなく、与党もすぐに手をつけたい政策である、ということ。
尾身なんかは、少子化を政策で止める、と公言しているのでありまして。景気の回復に伴う非正規の正社員化、が出生率アップアップに貢献することをちゃんと理解しておるわけですね。なんとかして、貧民であっても、子供を産み育てることができるところまでは、国が生活をみてやらんといかん、と考えておるのであります。
山さんは、百年後ヤマト五千万人、五百年後ヤマトゼロ人、になっても全く問題なし、とする立場だから、与党とは考えが違うわけですが。(関係ないが、五百年後、ヤマトがゼロになったも、列島にはいろんな民族が楽しく暮らしているだろう、滅ぶのはヤマトなだけね)
安倍は少子化に国として手をつける、と言っている右翼気取りなんだから、性交渉等に徹底的な自由度を求めるリバタリアンの支持は得られない、のが考え方の筋、のはずなのよね。
今はデフレなのである程度カネ刷って使っても構わないですが。昭和恐慌のときの高橋是清のように。
両方セットでやってくれるのが理想ですね。やってくれる政党が無いんですけども
さまざまなコメントを見ると、自民党はどうすりゃ良いかは理解してるんだろうとは思うのですよ。小泉はその辺阿呆でしたが。
しかしそのやり方がね・・・「労働者に分配するよう」経団連にお願い(!!)したりとかなので。
そういう事(累進課税強化、法人税強化などの再分配強化)を今の与党ができるなら
とっくにお便所は逮捕されてるでしょうなぁ
大蔵厚生族だった小泉は、本当に郵政のことしか考えていなかったんだと思うのよね。その単純な頭に入れ知恵したのが、飯島と竹中と宮内とアメコーだろう。
リバタリアンを宣言するまではいかないお人好しの山さん的改革は、小泉に実は相応しかった。小泉は、日本の伝統とか、はっきり言えば、靖国とか皇族の継承問題とか、どーでもよかったんだ。頬の垂れた陰鬱な蝋人形より、シャープなヤーコー泉の方が、ほんと、セクシーだよな。ようやく、安倍はキショイ、ということを池田学会婦人部の人たちが理解し始めてくれて、ありがたいことである。
薄れたとはいえ、日本は恥の文化なんだから。選挙に勝つためには、「自民党を支持することは、恥ずかしくてできない」、という空気を醸成することね、野党諸君。
自分も何も知らないころは細川とか支持してしまったので(一世一代の恥だ・・・)
不幸だったのは小泉政権が長すぎたことですな。
不況が続くと右翼が増える(報われない層が増える→報われない層は不満がたまる→彼らは鬱憤を晴らしたい→右翼になると国を背負ってるようで偉くなった気になるしスカッとできる)ので小泉の誕生は時代の要請ですよ。
このままいくと大衆は戦争を欲しますな、戦前のように。
バブル崩壊前は左翼(ハト派)が勢力を誇っていたのも経済的な背景もかなり関係しています。
それだけ人々の心に余裕があったということです。
古森は柔道をやっているし髪型が堀紘一みたいにキショイので、黒田嫌いの理由だけで、とっとと逃げ出すが。黒田は、韓国において米軍の車両に(韓国)国民がひき殺されるという事故があった、その折りに、あろうことか、鬼畜アメコーと同席してこう言っている。「韓国人は、謝罪させるのが好きなんですよ。我々日本人は、もう慣れました。まったくこの国の人間ときたら」。このように、愛国者気取りの黒田は、アメコー糾弾集会に集まる人々を、鬼畜アメコーと共にあざ笑ったのである。三歳のときから朝鮮人と喧嘩しているわしであっても、このような輩が半島人を嘲ることを許すことはでけない。この事件は、沖縄で鬼畜アメコーに少女が陵辱された事件の記憶が全く消えていない時期、日本人なら、すぐさま鬼畜アメコーへの謝罪強制に賛同するべき時期、の話である。別にアカ狩りを暇な人生の趣味にするのはかまわん。が、国家主義者の面をして、琉球人はヤマトではない、といわんばかりの自称ジャーナリストなど、○んでくれと思う。
当然、多くの人は、労働時間をかけて作った商品なりサービスの販売を介して、労働時間の単価 X 時間数を売っているわけです。サムソンは、その商品である液晶テレビは安く買えるかもしれませんが、日本人の労働時間をその商品を介して売ってはくれません。だから、製造に費消した労働の対価は日本人には来ないですから、日本国内の乗数効果はゼロです。しかし、トヨタが売れれば、現地生産のものでも日本で作っている部品が組み込まれている可能性がありますので、日本に労働の対価が支払われるでしょうし、その場合は日本国内での乗数効果があるのですから、日本人として喜ぶのは当然であり、オリンピックを喜ぶ動機は全く異なります。(この区別がつきません?)
加えて、同じ通貨圏で暮らしていると言う要素があります。トヨタのような他国の通貨圏の方に評価の高い企業が「円」通貨圏にあると、商品販売を現地通貨で受け取り円に交換する頻度が高くなるので為替の「円」評価が高くなって、結果、他国との単位労働あたりの交換が有利になります。すなわち、原材料や日本で不足している物資の調達でも、私たちの少ない労働時間で可能になるわけです。
極端を考えれば本質が明らかになります。ユニクロは、良い衣料を安く販売してくれるので大きくなったのでしょうが、衣料も車も酒・飲料も米・野菜も住宅も、ユニクロのような会社ばかりになったら、日本は幸せになるのでしょうか。恐らく品物は安いでしょうが、私達は買う金がないでしょうし、円は無茶苦茶に安くなって1ドル500円とかになっているでしょうから、電気等の生活必需品も満足に充足できない生活となるでしょう。
国という単位を気にしないほうが、何をやっていても食っていけると言う暗黙の前提条件で考えている能天気でしょうね。ほんの少し前の時代に、私たちの労働が売れなかったから、日本がのた打ち回っていたのをお忘れでしょうか。
木村剛氏は、日本が偉いと思う場所から降りて、アジアに学んで我々の働きの付加価値が高く認められる形になるように頑張らないといけないと主張しておられます。
しかし酷いことを言うものだ・・・それをまともな保守が本来批判するべきなんですが(実に恥ずかしい奴だと昔なら言われたのだろうが)もう駄目駄目ですな。
古森に一度、八紘一宇をなんだと思ってるか聞いてみたい。
ところでSANKEI EXPRESS って見たことあります?
美しい新聞とか宣伝してた奴。思い切り「美しい国」を意識して作ってるらしく、安倍が一面どかんとでておりました。電車内で見かけただけですが。
月々の購読料がほかの新聞の半値くらいで、その分薄いんですが。これは貧困右翼層向けの新聞ではないかと思っております。
多分内容もそういう系統なんでしょう(見る気もしないが)
参詣が頭にくるのは、そういう貧困層を何とかしようとしないで彼らで商売しようとしてるところです。
借金のイメージを軽くして借金漬けを大量生産し人を路頭に迷わせるヤクザどもと同じ穴の狢。
ホリエモンを賞賛してたくせに自分たちがターゲットになるとホリエモンを批判する変節漢。
そういやだいぶフジサンケイグループに損害を出した日枝さんてまだ会長でしたっけ?
日本は自給自足で生存できない国です。
食料は、江戸時代自給自足でやれたのですが、人口は2~3千万人でした。現在で食糧の輸入だけで4~5兆円となります。石油で15兆円ぐらいでしょうか。その他のエネルギー、金属、希金属、化学物質、等々これらがないと国の近代生活が成り立たないでしょう。そういう必需品に絞ったとして昨年の輸入金額67兆円のどれだけあるか分かりませんが、10%としても7兆円、合計27兆円はかかります。その輸入のためには、輸出をして外貨を稼がないとやっていけません。さすれば、加工貿易をする必要がありますがその原材料を輸入すると40~50兆とかの金が必要になるわけです。(食糧・石油の統計では、オーダーは正しいですが、後は全くの当て推量ですのでご承知おき下さい。)
したがって、海外でどうして売るのかに関する外需に関心を持たねばなりません。
昭和30年代では、輸出する品目が、繊維製品のような労働単価の評価が安い商品でしたから大変でした。いつも貿易赤字で国民生活は切り詰めさせられました。今は、工作機械だとか、車だとか、電気製品だとか労働時間の単価を高く評価してくれる(他の国では作れない、ないしは生産が難しい)商品をもっているので我々は良い生活が出来ます。
外貨準備金が100兆あるから、輸出ゼロでやると言う場合、今の輸入だけで年75兆円ぐらいありますから、まあ1年ちょっと後からは多くの人が餓死することになるでしょうね。
木村剛氏に関する議論は、失礼ながら貴方が彼に就いて勉強なさってからにさせてもらいます。
>為替の「円」評価が高くなって
円高になり輸出しにくくなるんですがその辺はどうします?
で、なぜ円売り外貨買ではいけないのですか?
輸入する必要があるのは分かりますが。
お金を稼がないといけないと思ってるようですが、今の円に裏づけは無いですよ。
http://workhorse.cocolog-nifty.com/blog/2005/05/post_55d6.html
木村剛氏の主張の矛盾 一言くらい釈明すれば信用しても良いんですが
http://kimuratakeshi.cocolog-nifty.com/blog/2004/06/post_13.html
http://kimuratakeshi.cocolog-nifty.com/blog/2007/06/post_b466.html
彼は経営者としてはまともな事言ってるんですが経済学者じゃないのでねぇ。
ちょっと考えてみてくださいな。
あなたがサラリーマン(まぁコンビニと被らなければ何でも良いですわ)で、あなたが住んでる近くに私が働いてるコンビニがある。
1、この場合、あなたと私は競争してますか?
2、もう一店近くにコンビニができたとします。うちのコンビニとそこのコンビニが競争してサービス向上に励んだら
あなたは得しませんか?
1,2のお答えを受けて続きを書きますので。
場所お借りします>山崎様
円売りの外貨買いで外貨を入手できるとしましょう。そして石油を買います。次回は、輪転機を回して円を刷りまして、また円売りの外貨買いでやれたとしましょう。これが未来永劫に持続できるのなら、輪転機さえあれば資源貧乏国はタダ同然に資源を入手できます。
上記の場合、石油産出国はどうなるのでしょうか。紙くずを集めて満足してくれるのなら万歳なんですがね。恐らく石油産出国は、入手した円で欲しいものを入手できない限り、そんな交換には応ずるはずがありません。ここに魅力的な商品を産出しない限り、その国の労働が外貨に換わらない理由があります。
それは企業が産み出すのですが、その国の教育だとか、税制だとかに代表される国の政治で決まる部分と交絡しているところが存在します。企業がいくらそこで頑張ろうとしても、例えば最低賃金2千円と決める国だったら、そこでの生産は無理だと思うのかもしれませんし、そう判断すると他国に移ります。
現に、日本に数少ない半導体製造会社としてエルピーダーメモリーがありますが、人件費(今の派遣だとかパートだとかアルバイトがあっても)の面から、1兆円の設備投資は台湾に決めたようです。このように工場を国内に建ててくれないと就業の機会が減り、労働時間がお金に換わらない日本人が増えることになります。
円高ですが、確かに顧客の国ではその商品が高くなりますので売り上げは落ちるでしょうね。しかしその反面、輸入は少ない金で同じものを同じ量だけ買えます。そして、為替レートはその商品の売りと買いの需給で逐次的プロセスを経て決まるのでしょう。
あなたの質問は設定が正しくありません。
同一通貨、同一制度の場所にもう一つコンビニが出来たのではなく、異なる通貨・制度圏にコンビにが出来たのです。しかも、私はあなたのコンビニと仕事上つながっているのです。(直接つながってはいないのですが、あなたのコンビニの清掃作業をしている人の石鹸を入れる容器の蓋を、私の勤めている会社が供給する原料で作っているような形でつながってるとします。)私は安い新しいコンビニで買うようになったのですが、皆もそうするので新しいコンビニは繁盛して、あなたのコンビニは廃れてきました。そしたら、なぜか私の給料が下がって、やがて、人員整理に引っかかり、首になってしまいました。私は得をしたのでしょうか。これなら、まだしも設定が現実に近いです。
私は、あなたと競争しておりません。逆に同じ釜の飯を食っているに等しいです。
安いものを買って得をしたと思っていたのですが、結局損をしていました。
が答えです。
お返事ありがとうございます。
>円売りの外貨買いで外貨を入手できるとしましょう。
実際にその紙切れを各国が交換してくれるわけなのですが
http://quote.yahoo.co.jp/m3?u
交換レートがあると言うことはそういうことですよね。
言い忘れましたが基本的にはほかの国の通貨も裏づけは無いです。
バンバン買いまくれば円安になって輸出しやすくなるんだからいいじゃないですか。覚醒殿としては万々歳のはずですが。
原料が輸入しにくくなるじゃないか、とおっしゃられるかもしれませんが、円高になればそもそも輸出しにくくなるわけですし。
例えばイランが欲しいものをロシアが作っていたとしましょう。(日本の生産物にイランが欲しいものが無いとします。)この場合、日本はイランから石油を輸入できないのですか?
>ここに魅力的な商品を産出しない限り
あーそういうことですか。じゃあそういうのを作ればよいわけですね。で、それは別に製造業でなくても良いわけですよ。
日本には日本の得意分野があるわけで、それで勝負すれば良いじゃないですか。
製造業で優位に立てないなら、優位にたてるものでOKなんですよね。
>安いものを買って得をしたと~
んー、そうすると今あなたがお使いのマシンもCPUから何から自作なのですか?
が、国家主義者の考える経世済民やろうに。結局、資本が生き残るにまかせる、というのは、国家主義者の提案する政策やなかろう。
ファイナルにせんでもええがな。木村氏はわしもファンなので、具体的な政策をここはひとつ、挙げてくれてもええがな、覚醒氏。
ちなみに山さんは、浮世離れの無理筋な手が多いけど、あらゆる局面で具体的な提案をする人であります。解雇権についても、わしとの間で、年収の三倍で解雇可能、という合意ができています。民主党が政権を取ったら正式に提言したいと思います。わしは更に具体的に、五年後年収の二倍まで下げてもよい、という案を持っています。
政治改革すれば国民になにか利益があるかって?
あなたはどうも政治は他者がやるもの、あっしには関わりがね~、そう思っているのですか。
ならばなぜ民主党に投票しようというのかがわかりません。
政治はスクリーンの向こうのはなし、野次って、貶して、溜飲下げてればいいのなら、なにをかいわんやです。
政治改革が不要なら現状追認ですから、文句はいわないことです。
何を勘違いしているのかは知りませんが・・・
とりあえず「何のメリットが」ということは一言も説明してくれてないのですねぇ・・・それで支持しろと言うほうが無理だと思いません?
大衆にとって政治改革より大事なのは目の前の生活、です。それが破壊されているのだから与党に批判的になるのは当たり前でしょう。
政治改革より年金や明日の生活に関心があるのが大衆なのです。
憲法改正、まぁ必要だとは思いますが飯食う方が先。政治改革(何をもってそういってるかは判然としませんが)より飯食う方が先。
安倍が池田勇人のような政策を掲げれば指示しても良いですよ。あとはお便所タイホ
私も、山さんのツレの名著を読んだのですが、アベルフさま、作業員さまの感想を伺いたいです。
私に関しては、「能力開発」、「オーラ」や「右脳」といった言葉を聞くとどうも疑り深くなってしまいます。でも、Pe~Ha~に興味を持っています。
コメントお聞きできれば嬉しく思います。
> 私も、山さんのツレの名著を読んだのですが、アベルフさま、作業員さまの感想を伺いたいです。
私が安倍総統を知らないただのユーゲントであった少年のころ、兄は私に一冊の本を渡し『ワシの代わりに読書感想文を書け』と強要しました。
当時は兄が怖かった少年・無印ユーゲントは、しょうことなしに書いたものです。原稿用紙で約6枚。
題は確かこんな感じ。
『三島由紀夫「金閣寺」を読んで』
ラストで小坊主が燃やした金閣寺とは、三島にとってニセモノとなりはてた戦後の天皇なのではあるまいかとか、きいた風なことをテキトウに書きました。本文からの引き写しで行を稼がない、良い作文だと先生にほめられたそうです。なーにいってんすか兄の担任の先生、私が引き写しなんかするわけ無いじゃないですか。
何せ一行も読んでないですもの。
そのくらいの感想でいいですか?でも、少年で無くなった安倍ユーゲントからは、もはやウソ感想文を書く能力など失ってしまったのです。
だからあえて言おう。岸の価値を問うな。
> 「能力開発」、「オーラ」や「右脳」といった言葉を聞くとどうも疑り深くなってしまいます。でも、Pe~Ha~に興味を持っています。
酸性度のことでなければペーハーって何のことだかわからないのですが、オーラのことなら少しはコメントできるかと。
以前作業員さんが、スピロヘーもといスピリチュアル江原氏がリピータークライアントの前世を忘れたというエピソードを紹介されました。それが一般向けカウンセリングをやめた理由、との事ですが、何もやめるこたーねーだろー……って、思ったことです。
だって、ナポレオンだって10歳のときの頭蓋骨が残ってるって言うじゃないですか。
ぬけぬけと言ってやればいいんですよ。「あれはあなたが10歳のときの前世なんですよ」って。
だいたい昨日の前世と今日の前世が連続してるなどと思う方がどうかしている。文豪も確か書いてたじゃないですか、『五分後の前世』とかなんとか。
文豪には言ってやりたいことがそれなりにあって、ミトコンドリア擬人化問題で、たしか文豪は瀬名秀明のみならず日本のSF一般を指してあれこれの文句を言ってたはずですが、国家を擬人化する石原大統領の手合いは文豪、スルーですか。
あと、SFってのは、引き裂かれた恋人を、家族を、同胞を、千の波濤と千の山脈、百万年と百万光年を超えて再開させるため、法螺と屁理屈で世界のあり方に立ち向かう、そういうジャンルなわけです。そこにかかわってる人々に大層な鼻息で文句を言った人が、たかだか5年遅れるぐらいで何をガタガタ言ってるのか。甘ったれるな。
>岸の価値を問うな
そのほうがいいかもしれません。
P~H~とは、山さんの連れが出版した本の共著の方が主催している団体です。「超能力~」に申し込み用の葉書が入ってました。
加藤氏率いる週刊現代は暫らく前、日本将棋連盟の米長邦雄会長のスキャンダルや異常な言動を数回にわたって暴露・追及しました。嘗て子分格だった棋士の告発だったので内容は生々しく、将棋ファンの小生はショックを受けると同時に、棋界浄化の為にこういう事をマスコミはどんどん暴いて欲しいと内心で拍手喝采しました。
ところが先日、週刊現代は、何と米長氏が書いた「最強将棋ソフト対渡辺竜王」の観戦記を載せました。それも1回ではなく3回です。
私は本当にビックリし、この雑誌は何を考えているのかと思って情けなくなりました。この前までガンガン叩いていた米長氏に一転して何度も誌面を提供すると言うのは、米長氏の恫喝か訴訟をちらつかせた抗議に屈したとしか考えられませんし、米長氏からの圧力なしにそんな事をしたとすれば、編集上の定見が全くないことを意味する訳ですからさらに悪いです。
この一件は、訂正文や謝罪文を出すよりも恥ずかしい事ではないでしょうか。また一生懸命記事を読んでいる読者を愚弄する行為でもあると思います。こんな事をするくらいなら、いっその事、ジャーナリズムとか偉そうな事を言って雑誌を出すのはやめた方がいいのではないかとさえ思いました。
加藤氏はコワモテの編集長と言われていると聞いた事がありますが、こんなに格好悪い人だとは思いませんでした。小生はがっかりです。
山崎先生は東大将棋部で鳴らした強豪と仄聞しましたが、そんな将棋ファンの先生はこの件をどう思われるか、御意見をお聞かせ頂けますか。
昨夜、ほこりまみれの本の中から、古本屋で突き返された「超能力から」を探したのですが、見つかりまへんでしたので、江原ねたで勘弁を。本気で抗議したら番組はたぶん打ち切られてしまうので、まずそういう意図はない、と断っておきます。従軍慰安婦の歌アンドヨイトマケの歌の美輪先生の信者ですから、わしは。
まず、見える人、の扱いですが、見える人を社会適応させる、という一つの工夫が、ユタ的に扱う、村の中で「見える」という役割を担わせる、というものですね。当然、見てもらう人、はそれなりの充足を得られるウィンウィン関係を望みますよね。それでいいのです。見えているか見えていないか、はどうでもいいのです。だからして、大槻先生までメクジラを立てる気は、わしにはありまへん。が、テレビでやれること、ではない、ということだけ書いておきたい、と思います。
江原がテレビで、見える人、を演じだしたとき、わしはこう言いました。「あるタレントの前世が、清水坂のハンセン病患者だったら、どうすんの? ハンセン病隔離病棟の隅の物置のホルマリン漬けの赤ん坊だったら、どうすんの? おまいら前世まで差別して、カットするのか」。大女優が、「バカチョンカメラ」と発言すれば右往左往するようなお粗末な箱で、前世ショーなんか本当に興行でけるのか、という話ですね。
この点、実は、江原には一本とられたのです。江原は、あるぷんぷん女優の前世を、「ヨーロッパの狂人」、と言ってのけました。テレビ局もそれをそのまま流しました。す、すごい、江原は、見えているのかもしれない(見えている、でいいんですよ、そもそもは)。だが、わしはさらに、「あるタレントが在日だったら、在日という情報を先にもらってないと、間違っても、前世は伊藤博文だ、などと言えないだろう」と言ったのですね。目の前に座っているタレントが在日かどうかの判断はでけないが、前世は判断でける、これは能力ではなく、やはり、超能力でしょう。
ちなみに釈なんとかが、妖精が「見える」、話をよくしますが、あれはちゃんと、見えています。いーんです、見えること自体は、普通のことなのです。
私は、残念ながら昔も今も強豪ではありませんが、確かに将棋部員でした。少し、将棋の四方山話をしてみましょう。
先ず、米長氏あるいは、将棋連盟の執行部と、「週刊現代」との間で、何らかの取引があったのかどうかについては、私は、事情を知りません。
私の推測は、この件について、「週刊現代」には、暑がり親父様が期待されるような、「定見」がないのだ、というものです。
渡辺-ボナンザ戦は、単純に面白い雑誌に載せたいコンテンツだった。掲載理由は、そういうことではないでしょうか。叩きもするけど、ネタは欲しい、という定見の無さが「雑誌的」なのだと、私は思います。
但し、これまで、同誌が叩いてきたはずの米長氏が、妙に爽やかにいい人のように登場した記事であったことには、私も少々違和感を持ちました。紙面のつくりようは、もっとあったのではないか、という感想は否めません。場合によっては、将棋連盟の作戦に乗せられたのかも知れませんね。
私は、かつて、彼が名人になったときには、翌年の挑戦者は羽生だろうから「名人・米長邦雄」と書かれた扇子を買えるのは今年だけだと思って扇子を何本も買い込んだほどの米長ファンでしたが(強い、とは思っていない妙なファンです)、もろもろの報道の後に、近年の彼を見ると、なんとなく邪気を帯びて小さく縮んでしまったような、残念な感じを覚えます。近年の著書も、無理に大物を気取っているような、「背伸び」を感じます。「人間における勝負の研究」の頃のような、真摯な感じと、柔軟なみずみずしさがありませんね。大山名人くらいの棋歴があればある程度は大丈夫なのでしょうが、米長氏のレコードで、道を究めた人が書くようなことは書かない方が無難でしょう。
先年、テレビ番組でインタビューしたときにも、ちょっとそんな気がしました。林葉問題が起こっても、自宅の庭で羽織袴で堂々と会見した「楽観派の巨匠」中原氏には、やはりスケール的に勝てない人だったのかなあ、などとも思いました。もっとも、世間的にはどっちもどっちでしょうし、まあ、ああいう商売をしている人は相当に変わったところがあって不思議はありません。私の印象では、現在、中原氏が持っている権威が、米長氏に上手く利用されているような感じがします。
詳しいことは分かりませんが、たぶん将棋連盟は、経済的に行き詰まっていることと、閉鎖的な組織(転職は難しそうですし、相手が必要だし)であることで、活力を失っているのではないでしょうか。
また、会長だの理事だのという職種がそれなりに経済的に美味しくて、且つ、傘下の棋士に対して権力を持ちうるのことが、組織を暗くしていると思います。名人戦問題でも、この構造が影を落としていたように思いました。
最も象徴的で、かつ無残だ、と思うのは、米長氏の弟子の先崎九段が、かつては元気で言いたい放題の若者だったのに(どこの会社にもいる程度の、ですが)、最近では、すっかり歯切れの悪くなった中堅サラリーマンのようになってしまったことです。名人戦問題でも歯切れが悪かったし、最近の「週刊文春」のエッセイも、毒にも薬にもならぬ内輪話を書いていて、まるで面白くありません。弱い棋士が仲間内で酒を飲んでいる話のどこに感心すればいいのでしょうか。
若手が中堅になったときにああなってしまうような会社ではダメとしたものでしょう。羽生氏がまだ強いうちになんとしないと、終わってしまいますね。
かなり多くの点でご意見と一致いたしました。
直前のけんめさんがお書きの通り、ひと月半経って丸川さんの人となりが決定的に世間に知れてしまいました。
それに、この問題を別にしても記者会見などでの受け答えのひどさ。
私も慧眼に敬意を表します。では。
コメントありがとうございます。
そろそろ選挙関係のコメントが書きにくいのですが、なるべくソフトに書いてみましょう。
丸川被告じゃなくって、丸川候補者の、今回の所業については、与党の候補者選びの余りの脇の甘さにあきれます。どうして、この程度のことを調べていなかったのでしょうか。
それにしても、丸川さん本人が、最近選挙に行っていない自分が立候補することをおかしいと思わなかったのか、この感覚は不思議です。
結局、彼女は、「一つのチョイスとして、参議院議員に転職するか」というくらいにしか考えていなかったのでしょうか。
このケースは、誰もが全てそうなるというのではありませんが、人がTVの画面に出て注目されることで、普通の常識的感覚を失う例の一つであるように思えます。そうでなければ、どうして、彼女は、自分が立候補するにふさわしい人物だと自分で思えたのかが不思議です。
念のため、彼女が政策に於いて立派な考えを持っている可能性もあることを付記しておきますが、今回の事実には、正直なところ驚きました。
閣僚の任命責任とは少し質が違いますが、丸川候補の選任は、候補者の選定に関する安倍自民党首の責任として評価すべきサンプルといえるでしょうね。
ところで、住民票を移していなかった問題については、事務所は、「住民税は払っています」の一点張りの回答だったと報じられていましたが、住民票が移っていなくて、いったいどこに払ったのでしょうか。(これは、少し興味のある問題です。竹中平蔵さんにお聞きすれば分かるのかな・・・)
普通なら会社が引っ越しに際する手続きの面倒を見てくれそうな気もしますが、実際どうなっていたのでしょうか。
それにしても、この段階であまりにボロボロで、ちょっと可哀想な感じもしますね。
女性議員でも、民主党・蓮芳さんは政策などリッパである。
あほだあほだ、とポンちゃんたちパンチなおっさんに言われているミズホちゃんは、一応灯台法科出だ。灯台法科を出た人の中で、ミズホちゃんぐらい、 選挙妨害になるのでやめる。ミズホちゃんはかわいい。おこちゃま社民主義だ。と書いてみたら、ファンドの方の村上ちゃんの頭に日の丸の小旗がつきささって、「ハタボーだじょ」、とか言っている姿が浮かんだ。きっと、おこちゃま新自由主義だったんだろう。ついに、日の丸付いた臭い飯か、灘出も。
政治ネタついでだ。
>松岡氏事務所費は「芸者の花代」山本副大臣 後に撤回(朝日見出し)
まあ、そんなところだろう。みんな女好きなんだなあ。週刊誌でついにそのドスケベぶりを報じられているパソナ南部のツレのえらーいジャーナリスト田原氏によると、「誰のとはいわんが、事務諸費は、後援者への飲み食い費用で、表に出ると、派くられるから、絶対に表にだせない」そうだ。さすが、丸川を育てたえらーいジャーナリストだ、こわいもんなし、だな、電通以外。
それにしても、サロンとやらで本音を話す丸川氏も油断がありますが、その話が簡単に洩れる辺りに、彼女の人望の無さがありますね。結局、殆どの他人に好かれていないのでしょう。
落選した場合には、地道にボランティア活動でも2,3年やれば再起出来るかも知れませんが、そんな気持ちはないのでしょうね。
保坂三蔵さんが落ちちゃいました。
まあ、以前から言われていたことですが、日本の民主主義も極まりましたね~。
珠代さん、転職成功ですかぁ。うーん。東京選挙区の一選挙民としては、いかにアンチ珠代さんであっても、さすがに自民党の保坂さんに投票する、というところまで、発想が及びませんでしたね。
まあ、いいでしょう。
丸川珠代議員には、自民党大敗のこの選挙を常に思い出させる記念品的な存在として、6年間、登院して貰いましょう。
良識の無い人間の集まりか東京は?。
お怒りの気持ちは、私も理解しますが、丸川候補に投票しなかった票が全体の何%あるか、計算してみると、いいのではないでしょうか。
一東京都民としての私の、反論というか、言い訳であります。
高校・大学の学費は無償化せよ
国際人権規約 高校・大学の学費無償化条項 留保 日本など2国だけ
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik09/2009-06-08/2009060801_03_1.html
高校と大学の学費を段階的に無償化することを定めた国際人権規約のA規約
(社会権規約)第13条を留保している日本など3カ国のうち、ルワンダが昨年12月に
留保を撤回していたことが分かりました。これで、同条項を留保している国は、
条約加盟国160カ国中(09年5月現在)、日本とマダガスカルの2カ国だけとなりました。
国際人権規約は1966年、国連総会で採択されました。日本政府は79年に
この条約に加わりながら、中等・高等教育の学費無償化条項は留保したままです。
国連の社会権規約委員会は2001年、日本政府に対し、留保を撤回するよう勧告しました。ところが政府は、回答期限の06年が過ぎても、まだ回答をしていません。
日本の学費は世界でも異常な高額です。とりわけ貧困と格差の拡大の中で、
学費が高すぎるために毎日深夜までアルバイトをして体を壊す学生や、学校を去らざるを
えない若者が増えていることは見過ごせません。
国内総生産
日本 2位
マダガスカル 125位
日本の国内総生産は、515兆837億円(2007年度)で世界2位。
それに対し、マダガスカルは125位で73億ドル(07年、約7200億円、1ドル=98円で換算)、
ルワンダは150位で33億2000万ドル(同、約3300億円)です。