評論家・山崎元の「王様の耳はロバの耳!」
山崎元が原稿やTVでは伝えきれないホンネをタイムリーに書く、「王様の耳はロバの耳!」と叫ぶ穴のようなストレス解消ブログ。
【経済快説】企業の「談合」に過ぎない就職協定 学生のためにもなっていない現状
夕刊フジの木曜日号(水曜発売)に「経済快説」という短いコラムを載せています(web版はこちら)。
今週は、就職協定について書いています。
今月1日より選考活動が解禁となり、いわゆる「内定」を出せるようになりました。しかし、実質的な選考活動はずっと前から行われており、既に「内定予約」とでも言うべき意思表示が取り交わされているのが現実です。
就職協定は「早く内定が決まると、学業がおろそかになって困る」との大学側の事情による面がありますが、実質的な就職活動期間が長びくことで、学生の欠席が増えている印象もあります。
学生が授業に来ないのは大学の質の問題です。企業も学生も「大人」なのですから、採用・就職は当事者が何時決めてもいいはずです。
加えて、職業人生のスタートから、世の中のルールを破ってもいい場合があると若者に教える事がいいことだとは、到底思えません。
今週は、就職協定について書いています。
今月1日より選考活動が解禁となり、いわゆる「内定」を出せるようになりました。しかし、実質的な選考活動はずっと前から行われており、既に「内定予約」とでも言うべき意思表示が取り交わされているのが現実です。
就職協定は「早く内定が決まると、学業がおろそかになって困る」との大学側の事情による面がありますが、実質的な就職活動期間が長びくことで、学生の欠席が増えている印象もあります。
学生が授業に来ないのは大学の質の問題です。企業も学生も「大人」なのですから、採用・就職は当事者が何時決めてもいいはずです。
加えて、職業人生のスタートから、世の中のルールを破ってもいい場合があると若者に教える事がいいことだとは、到底思えません。
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