『詳説神想観』 にも 『聖光録』 にも収録されていないこの神想観は、東京・原宿に本部会館が建設される時、献資をされる信徒の皆様が豊かに楽々となるよう、尊師谷口雅春先生が昭和26年7月に「ハガキ通信」で発表されたものです。
【無限供給を実現する神想観】
[前文]
神は全ての全てであります。 一切供給の本源は神であります。 この真理のみが無限供給を実現する処の鍵であります。
吾々が成功し繁昌し、神の子らしき豊かにして整った生活をすることは、親様としての神の願いであります。 宇宙の全ての善きものは神の自己顕現でありますから、吾々が無我になって神そのものの顕現力を自働せしめる事が出来るならば、成功と繁昌と健康とは必ず実現するほかはないのであります。
無限供給を実現するために次の如く思念しましょう。
[本文]
「吾今五官の世界を去って実相の世界にいる。 此処は神の海である。 霊の海である、無限供給の海原である。
風が吹けば海に波が起るように、吾が思念する通りのものが、霊の海・無限供給の海原に起るのである。 吾れは無限供給を想念するが故に無限供給は来(きた)るのである。
《註: そよ風吹けば小波が起り、大風吹けば大波が起るように、小さい根性には小なる供給、大なる根性には大富の大波が起るのである。》
吾は神の智慧に導かれ、ただ成功し繁栄する想念のみ思い浮んでくるのであり、その通りに実行する勇気が与えられるのである。 何時、如何に、何を、誰になすべきかは、神の智慧が導き給うのである」
(かく念じたる後、“神の繁栄の智慧流れ入る、流れ入る ………… ” と念じながら、“智慧”の流れ入る思いで静かに吸気すること数分間。 〈吸気を丹田に充実し、その間“神の繁栄の智慧充満し、吾が無限供給を実現し給う”と念ずるもよし〉 完全に神に全托の感情の中に打ち浸るのである。 その次に斯く念ずる)
「神の智慧が私の智慧である、神の智慧が私の智慧である。私はすべての行動や計画が神の智慧に導かれるが故に、私は凡ゆる計画が成功し事業は繁栄するのである。
私は無限供給の大生命の大海原にわが想念の起す通りの形を無限供給されるのである。
《註: 大きくも小さくも吾が想念通りの無限供給が適確に与えられるのである。》
私に必要な一切の智慧と協力者と計画と資金と資材とは豊かに集って来るのである」
ここまで念じて、
「私に必要な一切の智慧と協力者と計画と資金と資材とは豊かに集って来るのである」
の一句を数分間繰返し、静かに受身の心持にてそれが流れ入ることを念じ、最後に、
「わが願いは既にきかれたり」 と繰返し、
「常にわが願いをきき給う神に感謝致します、有難うございます」
と繰返して思念を終ります。
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