僕の感性

詩、映画、古書、薀蓄などを感性の赴くまま紹介します。

流星の絆

2010-11-30 13:49:32 | テレビ番組



2008年TBSで放映された「流星の絆」をTSUTAYAからレンタルして観ました。
連ドラは意外と観ていませんが、ポラリスさんが推奨してくださったので最終回まで滞りなく拝見しました。



あらすじ
 ハヤシライスが看板メニューの洋食店『アリアケ』の経営者夫妻が惨殺された。功一、泰輔、静奈の三兄弟がペルセウス座流星群を見に出ていた間の惨劇だった。
泰輔は店の裏口から出ていく男を目撃したが、犯人特定は難航し、時は流れる。
 14年後。ひっそりと肩寄せ合ってきた三人は、静奈と功一がたてつづけに騙されたことをきっかけに、静奈の美貌を利用した結婚詐欺で生き抜いていく決意をする。

 その最後のターゲットが、レストランチェーン『とがみ亭』の御曹司・戸神行成。功一のたてた作戦で、擬態名人の泰輔と静奈は行成に近づく。
だが・・・
泰輔が見た行成の父親は、あの夜に目撃した男だった。
静奈が口にした『とがみ亭』のハヤシライスは父親の味だった。
 功一は、結婚詐欺ではなく、両親の仇を討つことを三人で誓い合う。


至る所に複線がはられ観るものを惹きこんでいきます。功一(二宮)が勤めるカレー店「ジョージクルー二ー」では洋食チェーンの御曹司戸神行成が功一にハヤシライスをオーダーするけれど、いつも
「もう終わっちゃいました」という功一(二宮くん)のすっとぼけた言い方が
妙に笑いを誘いました。

兄弟三人が力を合わせ敵を追い詰めていくのですが、最後にあるどんでん返しには思わず吃驚してしまいました。


やはりニノくんの演技は良いですね。

好評 淡い民

2010-11-30 12:25:54 | 食べ物
デビューして約20日間が経過した「淡い民」さん。
評判は上々でバイトの人たちも頑張っています。

経営者のIさんは30代の若さにもかかわらずとても一生懸命です。
昼はランチ、夜は居酒屋と昼夜兼務で働きづめです。
常にどうやったら集客力があがるか研究にも余念がありません。
しかも料理の腕前もいいし、盛り付けの見映えの良さにも感心させられます。

これから老若男女問わず、口コミで評判が立っていくような予感があります。

これからも足しげく通いたいと思います。

淡い民パート2

2010-11-24 11:42:38 | 食べ物
20日土曜日娘が帰省したので近くの淡い民で夕食をとりました。

サワーで乾杯


お通し


エビのサラダ


烏賊とんびのから揚げ


エスニックチキン


トロリ豚角煮


トム・ヤム・クン

豆腐、白菜、キノコ、エビなどが入っています。トム・ヤム(煮込んだ)クン(エビ)という意味で、本来エビのスープみたいなものであまり具材は入っていません。
月桂樹かな~と思ったら、バイマックルーというこぶみかんの葉が香り付けに入っていました。それにレモングラスで爽やかな酸味も。独特で複雑な旨みが絡み合っていました。


ビビム麺


タイ風焼き飯



サービスしてくれた生春巻き


トマトとモッツアレラチーズもサービスしていただきました。


デザートはメープルシフォン


フォンダンショコラ

割ると中からホットチョコレートがトロ~リ。


いっぱい食べたし、和やかなひと時でした。

頂き物と紅葉

2010-11-20 15:52:23 | 食べ物
実家から菊と紅玉が送られてきました。菊はガクをとって花びらの部分をお浸しにして食べます。紅玉真っ赤かで美しいでしょ?





義父が川からクレソンを採ってきました。

和名「オランダガラシ」。ヨーロッパから中央アジア原産で、香味野菜としてサラダや肉料理の付け合せなどに用います。山葵や大根と同じ辛味成分のシニグリンを含み、貧血気味の人にお勧めだそうです。


とある公園からの山々と園内のモミジです。







DOOR TO DOOR

2010-11-19 14:00:39 | テレビ番組
まりもさんがコメントの中でおっしゃっていた二宮和也主演の『DOOR TO DOOR』をTBSから購入して家族で観ました。


主人公の倉沢英雄(二宮和也)は生まれつき脳性麻痺の障害を持っていますが、できるだけ一人でなんでもこなす頑張り屋。
けれど不況で就職が大変な上、障害をもっている彼にとって仕事を見つけるのが至難の業でした。
そこで母の美津江(樋口可南子)は彼が面接した会社に何度も足を運びお願いし、それが功を奏し、浄水器の訪問販売会社に就職できました。
ただ訪問販売はそう甘くありません。門前払いばかりで説明すら出来ない状態でした。

しかし神様は見捨てません。門前払いを食らわしたマンションの管理人やお年寄り達の心を徐々に掴んでいくのです。
彼らは英雄の人柄に打たれ知り合いにどんどん浄水器を紹介してくれるようになるのです。
仕事も順調になり、初給料で母へ口紅をプレゼントしました。母親は夫が英雄の小さいうちに亡くなったので仕事を掛け持ちで頑張ってきました。その無理が祟ったせいか脳梗塞に倒れます。
その後も英雄はめげずに頑張るのですが・・・

「フリーター、家を買う。」を観て、二宮君のファンになったのでこの作品を迷わず購入しました。二宮君は脳性まひの役どころをとても上手に演じておりました。

家族で感動を共有するのはとっても有意義です!

約束

2010-11-18 11:52:22 | 読書
高森顕徹さんの著書『光に向かって100の花束』を読んでいます。その中から歴史家ナピールのエピソードを紹介します。

 歴史家で有名なナピールが、ある日、散策していると、路傍にみすぼらしい少女が陶器のカケラを持って泣いている。  
 やさしくわけをたずねると、少女の家は親一人子一人。親が大病なので、家主から一リットル入りのビンを借りて、牛乳を買いにゆこうとして落として割ったのだ。
 家主に、どんなに叱られることかと泣いていたのである。
あわれに思ったナピールは、ポケットから財布を出してはみたが貧乏学者、一文の持ちあわせもない。
「明日の今ごろ、ここへおいで。牛乳ビンのお金は、私があげるから」
 少女とかたく握手して別れた。ところが翌日、友人から、
「君の研究の後援者になろうという富豪が現れた。午後は帰ると言っているから、ただちにこい」
という至急の伝言である。
 しかし富豪に会いにゆけば、少女との約束を破らなければならぬ。ナピールはさっそく、友人に返答した。
「私には今日、大事な用件がある。まことに申し訳ないが、またの日にたのむ」
そして少女との約束をはたした。
富豪は、ナピールを思いあがったやつだと、一時は怒ったが、後日それを知ると、いっそう信用を深め、彼を強く後援した。


高森氏は次のように結んでいます。

たとえ自分に不利益なことでも、誓ったことは、必ずはたすのが信用の基である。はたせぬ約束は、はじめからしないこと。相手に迷惑かけるだけでなく、己をも傷つける。

育む

2010-11-17 17:27:04 | ことば



『育(はぐく)む』の語源は「羽包む」から来たといわれています。つまり、親鳥が羽の下に雛を抱いて育てる様子から生まれた言葉と言われています。

万葉集に

旅人の 宿りせむ野に 霜ふらば 吾が子羽ぐくめ 天(あめ)の鶴群(たづむら)

とあり、その意味は、親鳥が雛鳥を羽をおおい包むことといわれます。
 また、転じて、慈しみ大切に扱う、かわいがる意味にもなったようで、同じ万葉集に

「大船に妹乗るものにあらませば羽具久美もちて行かましものを」とあります。

そのほか、養育する、めんどうをみる、かばう、保護するなどの意味にもなりました。

世知辛い世の中であるからこそ、親子のスキンシップは大切で、大いなる愛の翼でわが子を包んであげたいものですね

のび太の恋はハッピーエンド!?

2010-11-16 13:28:44 | 



『ドラえもん』はお好きですか?野比のび太はジャイアンにいつもいじめられ、テストの点数もままならない劣等生。

ある日、小学生ののび太はドラえもんの道具タイムテレビで未来の自分の様子を見ていました。
すると源静香(しずかちゃん)に雪山登山に誘われた青年のび太は坂道に弱いという理由で誘いを断るのです。
なんと登山に出かけたしずかちゃんは、遭難して仲間とはぐれてしまいます。
そこで現代ののび太少年は一念発起してタイムふろしきで大きくなり、しずかちゃんを助けるために単身雪山に乗り込んでいきます。

ところが、洞穴で暖をとるまでなったのですが、缶詰は持っていったけれど缶切りを忘れ食べることが出来ません。挙句、軽装をしずかちゃんに咎められるし、天気が回復したので下山しようとして転んでメガネをなくしたので、しずかちゃんに引率されるし、まったくいいとこなしののび太なのです。


それでも源静香は、野比のび太との結婚を決意しました。
「そばについてあげないと危なくて見てられないから」がプロポーズの文句。
実際は、危険があるのに自分の身を省みず助けに来てくれたのび太に惚れてしまったからが真実でしょう。

また、結婚を目前にして自らの選択に不安を抱くしずかちゃんを、彼女の父が優しく、そして力強く励ます場面があります。
父親がこういいます。
「あの青年は人の幸せを願い、人の不幸を悲しむことのできる人だ。それがいちばん人間にとって大事なことなんだからね」。
しずかちゃんものび太の本質的な優しさに惹かれたに違いありません。

鯛の養殖にオニヒトデ

2010-11-15 15:43:26 | テレビ番組
愛媛大学の三浦猛教授と奥様の智恵美助教授が、養殖魚の安全、安心な育て方を開発研究しています。
たまたま三浦氏は鯛の水槽にオニヒトデを入れてみたら、白点病にもかからず、成長も促進されたということです。

そして養殖業者を悩ますエドワジエラ症にもオニヒトデがとてつもない効果を発揮することが分かりました。

テーブル珊瑚を食い荒らし美しい景観を死滅させる海の厄介者オニヒトデが魚にとって欠かせないものだったのです。

鯛が病気に罹ると白血球が病原菌を退治します。その白血球を活発化させるのが
オニヒトデが出す粘液に含まれるサポニンの一種なのです。

そこで養殖の鯛の餌にオニヒトデのサポニンを混ぜた練り餌を養殖場にまいて実験しているみたいです。

鯛だけでなく、ヒラメやハマチなどにも効果が期待できるといいですね~

他の大学から人体の白血球にも効果があるのか研究の依頼があるようです。