僕の感性

詩、映画、古書、薀蓄などを感性の赴くまま紹介します。

難波金融道 ミナミの帝王 トイチの身代金

2008-07-31 00:06:17 | Weblog
チャンネルNECOで「ミナミの帝王」を見ています。銀ちゃん役の竹内力はきまってますよね。

孝子(堀ちえみ)と娘の千里が募金箱を手に街頭に立っています。 募金活動に見えても、実は銀次郎への借金返済のため。 やがて孝子は水商売への道を選びます。 店で孝子に言い寄る男・宮森は彼女の借金をチャラにしてやると持ちかけ、 気を惹こうとします。離ればなれで暮らす娘のことを想い心揺れる孝子。 しかし、宮森は勝手に知合いを通じて、孝子に弁護士をつけてしまいます。 そして銀次郎の元へ“債務整理開始の通知” (弁護士が債務者の代わりに交渉に応じるという通知)が届きます。 不振に思った銀次郎はその弁護士・近藤を調査 するのですが、どうやら近藤は太閤金融の矢代とつるむ提携弁護士だということが解ります。 そんな時、千里は母・孝子の借金を返そうと偶然知り合った詐欺師・ 栗林と共謀して誘拐を企て、実行するのでした・・・

冷や飯に最もあうカップラーメンの残り汁

2008-07-30 23:41:36 | Weblog
過去に「トリビアの泉」でやったテーマです。料理の専門家が選んだカップラーメンは何だったのでしょうか。

明星一平ちゃんしょうゆ味、マルちゃん麺づくり鶏がら醤油、エースコックスーパーカップ醤油ラーメン、日清チキンラーメンどんぶり、日清カップヌードルカレー、日清麺職人醤油、日清シーフード、日清カップヌードル

並居る強豪の中で栄冠を勝ち取ったのは「日清麺職人 醤油」だったそうです。

癖のない鶏のダシ汁に醤油という単純のようで奥が深いコクのある汁の味にごはんがうまく協調しながら絡み合い、サラサラとした舌触りで喉越しもよく、その全てが見事に融合しているからだそうです。
昔、「男おいどん」の大山昇太がラーメンライスを啜っている姿が妙に哀愁深かったです。

おためごかし

2008-07-30 23:07:46 | ことば
本日のことばの勉強です。

「おためごかし」

へんな語感がありますが、「御為倒し」と書きます。

「表向きは人のためによい事をするようにみせて、実は自分の利益をはかること」

です。

ごかし(倒し)は、「こかす」という意味です。

偽善という言葉にも置き換えられるでしょうか。

昔「トリビアの泉」でやった「ジャネーの法則」

2008-07-30 22:09:39 | Weblog
年をとると1年が早く過ぎるような感覚には「ジャネーの法則」という名前があります。
19世紀のフランスの心理学者ポール・ジャネー(1823~1899)が提唱したもので、人が感じる月日の流れや過去を振り返ったときの時の流れの早さに対する感覚は若い頃は遅く、年をとるにつれて短く早く感じるようになるというものです。日本中の心理学者が編纂に加わった「ミネルヴァ心理学辞典」には「主観的に記憶される年月の長さは、…年少者にはより長く、年長者にはより短く評価される」とあります。ジャネーによると、6歳にとって1年の長さは人生の6分の1ですが、60歳にとっての1年間は人生の60分の1になるため1年間という時間の感覚が60歳は6歳に比べて10倍早く感じられる、というものです。この法則では10歳が感じる2ヶ月と60歳が感じる1年は同じということになります。この法則は時間心理学によると月日の流れが早く感じる要因として、感受性が豊かな子どもの頃の経験は新鮮な驚きに満ちているため、経験の内容が豊富で長く感じられ、大人になるにつれ新しい感動が少なく単調になり、早く時が過ぎるように感じることが挙げられます。…ということは、新鮮な感動がずーっとできれば時間の経つのは遅く感じるんですね。


古い大工の落書き

2008-07-30 21:20:35 | 歴史
鹿児島県の北部、熊本県との県境に位置する大口市に、『郡山八幡神社』という神社があります。建立は建久4(1193)年と言われ、京都の金閣寺より古い歴史を持ち、室町および桃山形式の手法と琉球建築の情緒が見られる神社で、国の重要文化財に指定されています。現在の本殿建物は、昭和29(1954)年に国の手で復元修補されたものですが、復元修補の際に非常に珍しいものが発見されました。それは、本殿北東の柱貫の先端に久しく釘付けにされ塗り込められていた木片の裏に書かれた、「座主が一度も焼酎を飲ませてくれない。」という内容の落書きです。これが、わが国における『焼酎』という文字の初見であり、今から四百数十年前の室町時代に、すでにこの地に焼酎が普及し、庶民に飲まれていたことが伺えるのです。
発見された木片には、永禄二年と記され、1559年にかかれた物です。「こす」とは方言で「ケチ」という意味。「座主」とは寺務を統括する主席の僧職のことです。
「社殿を修復するとき座主がたいそうケチで一度も焼酎をのませてくれない。えらい迷惑なことだ!」と訴えています。南九州では、上棟式とかお花見とかの祝い事や神事の寸志には決まって焼酎が使われてきました。焼酎一杯がコミュニケーションの潤滑油としての役割をなしていました。
この木片には、棟梁のやるせない嗟嘆が切々と訴えられています。

ドラマ特別企画「内藤大助物語~いじめられっ子のチャンピオンベルト

2008-07-29 00:10:18 | 感動
内藤大介の生い立ちは、壮絶ないじめに始まり、そのいじめの呪縛から解き放たれるまで、血の滲むような努力を余儀なくされました。
内藤大介を伊藤敦史が好演し、同じいじめという辛い境遇を避けられない少年に、自身の体験を照らしながら、あたたかいまなざしを向けていました。
いじめられ続けた男を許す寛大な心を持ち、いまだに進化し続ける彼に、共鳴し賞賛の拍手をおくりたいと思います。

アイスプラント

2008-07-27 23:24:13 | Weblog


今日の「TVジキルとハイド」で紹介されていた、アイスプラントという野菜です。バラフ(スワヒリ語で結晶、氷の意)ともいいます。
耐塩性があるので、塩害土壌の修復に利用されるよう研究されているようです。
またピニトールやミオイノシトールという成分が含み、メタボに効果があるそうですよ。プチプチと歯ごたえがあり美味しいらしいです。

迷う恋

2008-07-24 23:58:36 | 
「愛している」「愛してない」と呟きながら花びらをむしりとる一人占いがある。相手が自分を愛しているのか愛していないのかを、ハラハラ、イライラしながら疑っている気持自体に、じつはひそかな愉しみを見出している。(吉行淳之介)

TENTH GRADER

2008-07-24 23:32:52 | Weblog
It is light,and,as for a tenth grader of this year,all are in good health.

An answer return as if sounds if I beat when I ask them a question.

They understand the joke and strike back well.

Surely I feel like becoming the very strong team in the days of three

years.

源氏物語の大沢本発見さる。

2008-07-22 00:55:12 | Weblog

「大沢本」として存在は知られながら70年近く行方不明だった「源氏物語」全巻の写本が個人宅に所蔵されていたことが分かりました。中には鎌倉中期の写しと推測される古い巻もあるといい、「重要文化財級の貴重な資料」とみられています。
 大沢本は、大沢という人物が豊臣秀吉より拝領したと伝えられ、明治以降度々の鑑定を受けましたが、太平洋戦争前後に忽然と姿を消しました。
 大沢本は全54帖がそろっていますが、一度に写されたものではなく、不足分をかき集めた「取り合わせ本」。鎌倉中期の写本も含め、室町末期に体裁が整えられたらしいです。

 「源氏」は原典が残っておらず、写本には藤原定家校訂の「青表紙本」、「河内本」の2系統と、どちらにも属さない「別本」があります。大沢本は約半数を別本が占めています。