昨日の続きです。
12月6日、7日の二日間にわたって開催された
ふじのくに 和の食文化の祭典。
今日は、そこに展示されていた静岡県の在来作物の中で、
雑穀、豆類をご紹介させていただきます。
●ささげ(静岡市葵区、浜松市天竜区)
●赤きび(浜松市天竜区)
浜松市天竜区の水窪地域で古くから栽培されているトウモロコシのこと。
今のスイートコーンとは品種が違います。
●ショウガビエ、ネコアシ、ホモロコシ(左から順に) (静岡市葵区)
すべて、静岡市葵区井川の雑穀。
ショウガビエは、葉っぱが生姜の葉のように広くて大きいヒエです。
ネコアシは、アワ。
ホモロコシはモロコシ(たかきび)です。
●コウシュウアワ、シロモチアワ、コウボウキビ、ダレッキビ(上から順に)
(静岡市葵区)
コウボウキビは、東アフリカ原産のシコクビエのことです。
●身上早生(南伊豆町)、金太糯(静岡市清水区)、志太糯(焼津市)
身上早生は、愛国という品種で、コシヒカリのルーツ。
金太糯、志太糯は、もち米です。
●在来の雑穀の食べ方の一例
おかゆにしたり、お米の代わりに炊いたり、
コウボウキビは、そばがきのように粉をお湯で溶いています。
展示された静岡県の在来作物を
2回にわたってご紹介させていただきましたが、
その後ろにある「風景」まで、感じていただけましたか? (*^_^*)
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