ヤバイ 福島で「地底臨界」危機進行中?

2015-04-28 23:09:17 | 原発

“フクイチ”で新たな恐怖! 海外の研究者や政府関係者が不安視、苛立つ最悪の「地底臨界」危機進行中?

4月3日から福島第一原発2号機の格納容器の温度が約20℃から70℃へ急上昇し、2日後には88℃に達した。

それと連動するように、原発周辺の「放射線モニタリングポスト」が軒並み高い線量を記録。復旧したての常磐自動車道・南相馬鹿島SA(サービスエリア)で通常の1000倍にあたる毎時55μSv(マイクロシーベルト)を最大に市街地各所で数十倍の上昇が見られた。(前編記事→http://wpb.shueisha.co.jp/2015/04/27/46919/)

これは一体、何を意味するのか? 考えられるのは、原発内の核燃デブリ(ゴミ)が従来の注水冷却工程に対して異なった反応を示す状態に変化した可能性。例えば、デブリが格納容器下のコンクリートを突き抜けて地盤まで到達(メルトアウト)し、地下水と接触するなどだ。

 福島第一原発1~3号機では、巨大地震直後に圧力容器内の核燃料がメルトダウンし格納容器の下部へたまった。

それは昨年4月から7月にかけて名古屋大学が2号機で実施した、宇宙線から生じる物質貫通力が強い「ミュー粒子」を利用した透視撮影で明らかになった。

さらに、同じく1号機格納容器内の底から約2m上の作業スペースで行なったロボット調査でも、数千℃の超高温デブリが圧力容器を溶かして落下した痕跡が撮影された。だが、デブリの正確な位置は特定されていないし、ミュー粒子画像に映った格納容器の底は平坦に見えた。

となると、100t超といわれる大量のデブリ塊はどこへ行ったのか? 半球状の格納容器底部の内側は厚さ約3mのコンクリートを敷いて平らになっているが、そのうち深さ70㎝ほどが事故の初期段階で高熱デブリによって溶解した可能性があると、東電はこれまで発表してきた。

この推測について、元・東芝の研究員で原子炉格納容器の強度設計を手がけた後藤政志氏(工学博士)に意見を聞くと、「今回のミュー粒子による撮影でわかったのは、格納容器が間違いなく壊されたことで、これは2、3号機にも当てはまると思います。

しかし、ほぼ地面と同じ高さに感光板を置いた撮影なので、核燃料が実際今どこにあるのかの判断材料にはなりません。東電の言う70㎝という数字の根拠はよくわからない。コンクリートや建材の金属と核燃料が混ざり合った状態のデブリは、もっと下まで潜り込んでいるとも考えられます。

ただし、ほかの物質が混じって時間がたっているのでデブリの放熱量は減り、容器の底の鋼板(厚さ20㎝厚)までは達していないはずです。仮に鋼板が溶けても、下には5、6mのコンクリート層があるため、その内部で冷却バランスを保って止まっていると思います」

もしも核燃デブリが格納容器を突き破れば、メルトダウンから先の「メルトアウト」に進んでいくわけだが、実は先日、調査途中で止まったロボット装置について記者会見に臨んだ東電の広報担当者は、意味深長な感想を述べた。

 格納容器内では10Sv(1000万μSv)のすさまじい高線量が計測されたが、それでも予想していた10分の1ほどだったと言ったのだ。その意味するところは、デブリが金属格子の作業用足場から見えるような位置ではなく、ずっと深くまで沈んでいるということではないのか。

また最近、東電の廃炉部門責任者がNHK海外向け番組で「2020年までに核燃デブリの取り出しに着手する」という作業目標について「困難」とコメントしたが、これも状況が非常に悪いことを示唆しているのかもしれない。

 「メルトアウト」または「チャイナ・シンドローム」とは、核燃デブリが原発施設最下層のコンクリートすら蒸発させ、地中へ抜け落ちていく状態で、それが現実化するかどうかは後藤政志博士が語ったデブリの温度次第だ。1~3号機内では4年後の今も各100tのデブリが4000~5000℃の高温を発し、メルトアウトの危険性が高いと説く海外研究者もいる。

 例えば、「IAEA(国際原子力機関)」の“不測事態の管理技術会議”は、2012年時点でデブリが格納容器と下層コンクリートを溶かし、自然地層へ抜け出た可能性を指摘している。具体的にはデブリが施設地下6、7mまで沈み、直径10~15mの大穴の底にたまっているというのだ。

この仮説でも地殻を突き抜けるようなメルトアウト現象は否定しているが、代わりにひとつ厄介な事態を予測している。それはデブリの核分裂反応が再び爆発的に加速化する可能性だ。

 通常ならば、原子炉や実験施設内でコントロールされる「再臨界」は自然状態でも一定の条件が整えば起き得る。その条件とは中性子と水、地質。IAEA技術会議のシミュレーションでは、まず原発地下の水流と岩盤層が中性子の反射装置となり、デブリ内のウランやプルトニウムが連鎖的に核分裂していく。

そして膨大な崩壊熱で水蒸気爆発が繰り返され、新たに生まれた放射性物質が地上へまき散らされる…。

 琉球大学理学部の古川雅英教授(環境放射線学)は、こう分析する。

 「そうした自然界の臨界現象は、アフリカ中西部のウラン鉱山(ガボン共和国オクロ)で20億年前に起きており、当時の地層が海底にあったことが中性子による核分裂反応を少なくとも60万年間にわたり持続させたようです。その点では、大量の地下水が流れる福島第一原発の地質構造も共通した条件を備えているかもしれません」

 飛距離パワーが強く、人体を含めて通過した物質の原子を「放射化」させる中性子線そのものの威力はとてつもない。1999年に東海村の核燃加工場で起きた「JCO臨界事故」では、ウラン化合物約3㎏の連鎖分裂で半径10㎞圏の住民約30万人が屋内退避した。

それに対して、質量がケタ外れに多い福島第一原発のデブリが「地底臨界」すれば、東日本どころか地球規模の超巨大原子力災害に突き進む! だからこそ海外の研究者や政府関係者たちも福島第一原発事故処理の不透明な現状に対して不安と苛立ちを募らせているのだ。

 事実、この悪夢のような破局シナリオが決して絵空事でないことは、他の科学的事実からも裏づけられる。

そのひとつ、CTBT(包括的核実験禁止条約)に基づき「日本原子力開発機構」が群馬県高崎市に設置した高感度の放射性核種監視観測システムには、昨年12月から福島第一原発の再臨界を疑わせる放射性原子、ヨウ素131とテルル132が検出され続けている

また福島第一原発2号機横の観測井戸では、今年に入って新たな核分裂反応の再発を示すセシウム134とトリチウムの濃度が高まるばかりだ。昨年秋に開通した国道6号線の第一原発から第二原発までの12㎞区間でも高線量が続いている。

 果たして、福島第一原発はメルトアウトで地底臨界という最悪の事態を迎えつつあるのか?

 今回の格納容器温度の急上昇、一部地域での急激な線量アップは、原発事故が日本政府の大ウソ「アンダーコントロール」とは正反対の新たな危険領域へ入ったことを示しているのかもしれない。


公園で異常な放射線量、地中に物質か 東京・豊島

2015-04-24 06:09:37 | 原発

公園で異常な放射線量、地中に物質か 東京・豊島

 東京都豊島区は23日、同区池袋本町4の区立「池袋本町電車の見える公園」で、国の除染の基準値(毎時0.23マイクロシーベルト)を大幅に超える最大毎時480マイクロシーベルトの放射線量を測定したと発表した。同区は公園を当面、立ち入り禁止とし、保健所に健康相談窓口を設置する。

 同区によると、高放射線量が検出されたのは公園東側にある遊具そばの地面1カ所。そこを離れると線量が0.1マイクロシーベルト程度まで下がることから、同区は「検出地点に何らかの物質が埋まっている可能性がある」として、今後、原子力規制委員会と協議しながら、物質の特定、除去を進める。

 同区は「公園の利用状況次第なので健康への影響は一概には言えないが、心配な人は保健所の窓口に相談してほしい」と呼び掛けている。

 同区によると、今月20日、測定機器を持っている区民から「公園の遊具近くで、高い線量が出る」と情報提供があり、区が調査。22日に複合遊具1台から最大で毎時2.53マイクロシーベルトと基準値を超える線量を検出した。

 規制委の助言を受けて23日に再調査し、遊具近くの地面1カ所から最大毎時480マイクロシーベルトを測定した。このため遊具をフェンスで囲い込み、公園も立ち入り禁止にした。

 公園は東武東上線下板橋駅のすぐ近くの住宅街の一角。同区によると、公園は2013年3月に開設。それまで10年ほどは更地で、その前は都の清掃事務所があったという。


自民党のポチフジテレビ 新番組が壊滅危機

2015-04-23 11:09:42 | 芸能

自民党のポチフジテレビ 新番組が壊滅危機

フジテレビの新番組が“壊滅”危機に陥っている。視聴率低迷はいよいよシャレにならないレベルになってきた。

 「情報ライブ ミヤネ屋」(日本テレビ系)に対抗すべく、安藤優子キャスターを司会に据えて鳴り物入りでスタートした昼の情報番組「直撃LIVEグッディ!」は、20日の一部時間帯で平均視聴率1.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区=以下同)に落ち込むなど大苦戦。10%台を維持するミヤネ屋を脅かすどころか、早期打ち切りを心配する声も上がっている。

  夕方の新情報番組「みんなのニュース」(13日放送分)は、午後4時台が2.3%、5時台は4.2%、終盤の6時台も6.6%と低空飛行。いいとも後番組「バイキング」も相変わらず低調で、4月15日には2.7%の低視聴率を記録した。

  ゴールデン帯の新番組も1ケタ台が連発だ。森高千里(46)司会の新歌番組「水曜歌謡祭」は初回の2時間スペシャルが7.3%。深夜枠からゴールデン帯に昇格したバラエティー番組「有吉のニッポン元気プロジェクト おーい!ひろいき村」も、初回の2時間スペシャルは7.7%だった。新バラエティー番組「発見!なるほどレストラン 日本のおいしいごはんを作ろう!」も初回4.0%である。

  ジャニーズ「嵐」相葉雅紀(32)主演の月9ドラマ「ようこそ、わが家へ」も危ない。15分間拡大した初回こそ13.0%とまずまずだったが、2回目は11.4%に下落。フジ月9からテレ朝“木10”にくら替えしたキムタク主演「アイムホーム」が初回16.7%をマークしたのとは対照的で、1ケタ転落も心配されている。

  水曜午後10時のドラマ「心がポキッとね」も初回こそ10.4%だったが、2回目は7・5%に落ち込んだ。

  新番組が振るわない中、21年目を迎える朝の情報番組「めざましテレビ」は、4月16日放送分が11.3%と気を吐いている。ただ、同時間帯のライバル番組「ZIP!」(日本テレビ系)に視聴率で負ける日も出てきているほか、人気を牽引する加藤綾子アナ(30)のフリー転身話も絶えないなど不安が残る。

  一方、抜群の安定感を誇っているのは、おなじみの長寿アニメだ。4月19日に放送された「サザエさん」は17.1%、「ちびまる子ちゃん」は11.7%をマークし、アニメ部門視聴率をワンツー独占中。同日朝9時に放送された「ドラゴンボール改」が6.7%、続けて9時30分から放送された「ワンピース」が9.0%と、こちらも調子がいい。

  満を持して投入した新番組がことごとく外れ、いつまでたっても「サザエさん」と「ちびまる子ちゃん」にオンブに抱っこのフジテレビ。起死回生の策はあるのか。


佳子さま ICUでの英語レベルは4クラスの中で上から3番目

2015-04-22 06:47:25 | 芸能

佳子さま ICUでの英語レベルは4クラスの中で上から3番目

 入学式から10日ほどが経ち、いつもの平穏の日々が戻った国際基督教大学(ICU)。4月中旬のある午後、スキニータイプのデニムにネイビーのアウターを合わせられた佳子さま(20才)は、仲の良い女子学生3人と談笑されながらキャンパス内を歩かれていた。

「佳子さまは前髪をサイドに流した“おでこ見せ”スタイルで、かわいかったですね。この日は雨が降っていたんですが、佳子さまも私たちと同じビニール傘を使われていて、親近感を覚えました」(目撃したICU学生)

 すっかり新たな生活に馴染まれている様子の佳子さまだが、入学式直後、最初の試練を迎えていた。

 ICUには1、2年次にELA(リベラルアーツ英語プログラム)という学生の英語力を向上させると同時に、ICUで効果的に学ぶための思考力と技術を養うための英語プログラムがある。

 そのプログラムは英語力に応じてクラスが分けられるのだが、そのクラス分けテストが行われたのだ。

 一部報道では、英語に関して“ビリギャル”と伝えられている佳子さまは、ご入学前から猛勉強され、このテストに挑まれたという。

「クラスは4つのレベルに分けられるんですが、佳子さまは上から3つ目のレベルのクラスに決まったそうです。レベル1、2のクラスは帰国子女や長期留学経験のある英語力が高い学生がほとんどですから、平均的な英語力の学生が集まるレベル3に入られたのなら大成功といえるでしょう」(ICU関係者)

“ビリギャル”脱出とはいえ、佳子さまの今後のキャンパスライフは超ハードなものになるという。

「レベル1のクラスなら英語の授業は『ARW(読解と論文作法)』だけで、週に5コマ程度ですが、レベル3なら『ARW』に加えて『RCA(精読と英文構成法)』と『AS(アカデミック・スキル。講義の聴き方やノートの取り方など、ICUで学ぶ上での技術の勉強)』の授業も必須で、週10コマほど受けなければなりません。しかも、毎回、難しい宿題が出ますし、予習復習をしなければ、授業についていけない。授業以外でも、毎日、最低2、3時間の勉強が必要なんです」(前出・ICU関係者)


東北電力、宮城県で太陽光発電所を新設着工

2015-04-20 17:44:41 | 宮城県

東北電力、宮城県で太陽光発電所を新設着工

東北電力は20日、宮城県石巻市新蛇田地区に設置する出力300kWの石巻蛇田太陽光発電所の新設工事を着工したと発表した。

この石巻蛇田太陽光発電所は、同社が石巻市と東芝との共同で申請していた。2011年度経済産業省補助事業「石巻スマートコミュニティ導入促進事業」の一環として、が蓄電池(容量120kWh)とともにモデル地区に新設する。

「石巻スマートコミュニティ導入促進事業」は、石巻市震災復興基本計画の重点プロジェクトの一つとして、同市のエコ・セーフティタウン構想に基づき、市内のモデル地区に「地域エネルギー管理システム」を導入し、再生可能エネルギーを活用した「低炭素なエコタウン」と、災害時に「灯りと情報が途切れない安全・安心なまちづくり」の実現を目指すもの。

東北電力は、モデル地区である新蛇田地区において、石巻蛇田太陽光発電所と蓄電池を新設し、地区内での再生可能エネルギーの導入拡大を図るとともに、災害時に街路灯などへ電力を供給する。また、新蛇田地区では、今後、災害公営住宅や戸建住宅における太陽光発電の大量導入が予想されている。(坂本直樹)