女性蔑視 自民大西議員「巫女さんのくせになんだ」

2016-03-26 07:59:06 | 政治

女性蔑視自民大西議員「巫女さんのくせになんだ」

自民党の大西英男衆議院議員が、神社の巫女(みこ)から「自民党はあまり好きじゃない」と言われたことに、「巫女さんのくせになんだと思った」などと発言したことに波紋が広がっている。谷垣幹事長は25日、「不適切な発言だ」と苦言を呈した。

大西議員は、24日に開かれた自民党の会合で北海道5区の補欠選挙に向けた応援で現地を訪れた際の出来事として、次のように発言した。

大西議員「生き生きした人が(自民党候補で)立候補するんだけど頼むよと言ったら、『自民党はあんまり好きじゃないんです』と言うんです。巫女さんのくせになんだと思ったんですけど、巫女さんを誘って札幌の夜で説得をしようと思ったわけですが

この発言に対して、自民党の谷垣幹事長は25日の会見で、「意味不明で誠に不適切な発言だと思う」と不快感をあらわにした。

また、公明党の井上幹事長も、「好きじゃないからけしからんというのは国会議員の立場でいかがか」と指摘した。


自民党 ミス続出 石破氏、昨年の法案読む 林氏は核燃料の質問わからず

2016-03-16 09:42:51 | 政治

自民党 ミス続出 石破氏、昨年の法案2分半読む 林氏は核燃料の質問わからず

国会審議で十五日、閣僚によるミスや資質が問われかねない答弁が相次いだ。石破茂地方創生担当相は審議入りした地域再生法改正案の提案理由説明で、同じ法律を昨年改正する際に作成した提案理由書を間違えて読み上げた。林幹雄経済産業相は原子力政策の答弁で立ち往生し、勉強不足の自覚があると認めた。参院選への影響を懸念する与党からは「たるんでいる」(自民党幹部)との指摘が出た。

菅義偉官房長官は記者会見で、石破氏の誤りに関し「誠に遺憾だ。関係部局に厳重注意し、二度とこのようなことが起こらないよう徹底したい」と強調した。
 
地域再生法改正案は十五日の衆院本会議で審議入りし、続いて開かれた特別委員会で、石破氏は事務方が用意した本来の改正とは別の説明が書かれた書類を約二分半にわたり最後まで読み上げた。誤りに気付いた後に「違うものでした」と陳謝。あらためてやり直した。本会議では正しい内容を説明した。
 
石破氏は終了後、記者団に「長く大臣をやっているが、こんなことは初めてだ。部下の責任は私の責任だ」と語った。
 
林氏は参院予算委員会で、使用済み核燃料の再処理事業などの質問で答弁ができず、審議が何度も中断。質問した民主党議員から「勉強不足という自覚はあるか」とただされると、林氏は「ございます」と認めた。会見では林氏は「(事前)通告のない専門的な質問が多かった」と釈明した。


東電、メルトダウンを過小評価メルトダウン判断 3日後には可能だった

2016-02-27 09:20:04 | 政治

メルトダウン判断 3日後には可能だった

東京電力は、福島第一原子力発電所の事故発生から2か月たって、核燃料が溶け落ちる、

メルトダウンが起きたことをようやく認め大きな批判を浴びましたが、

当時の社内のマニュアルでは事故発生から3日後にはメルトダウンと判断できたことを明らかにし、事故時の広報の在り方が改めて問われそうです。

東電、メルトダウンを過小評価/社内基準、5年間見過ごし 

東京電力は24日、福島第1原発事故当初の原子炉の状況をめぐり、極めて深刻な事態の「炉心溶融(メルトダウン)」ではなく、前段階の「炉心損傷」と説明し続けたことが誤りだったと発表した。国や関係自治体への説明でも事態を過小評価していたことになる。当時の社内マニュアルに炉心溶融の判断基準が明記されていたものの、事故後に全面改定され、かつて基準が存在したことを5年間、見過ごしていたという。

柏崎刈羽原発を抱え、事故対応を検証している新潟県の技術委員会の求めで調査を始め、今月判明したとしている。東電の情報公開の在り方があらためて問われそうだ。


NHKクロ現・国谷裕子キャスター「降板」 「官邸の意向反映」

2016-01-09 09:36:07 | 政治

NHKクロ現・国谷裕子キャスター「降板」 「官邸の意向反映」

NHKの報道番組「クローズアップ現代」の国谷裕子(くにやひろこ)キャスター(58)が3月いっぱいで降板する方向で調整が進んでいると新聞各紙が報じた。ネット上では、過去の週刊誌報道などを元に、様々な憶測が流れている。

クローズアップ現代は、1993年から始まり、月~木曜日の19時半から30分ほどの放送で、内外のニュースを様々な角度から切り込んできた。

国谷さんの質問で、官邸と確執が生まれた
番組当初からキャスターは国谷さんが務め、フリーランスで1年ごとに契約を更新してきた。国谷さんは、米ブラウン大学を出ており、英語でインタビューもできる国際派だ。クロ現を担当してからは、菊池寛賞、日本記者クラブ賞などを受賞している。

ところが、朝日新聞が1月8日に報じたところでは、NHKの上層部は「内容を一新する」として、15年末に国谷さんの契約を更新しないと決め、本人にも伝えた。現場からは続投が求められたが、方針は変わらなかったという。4月からは、放送時間を22時に変更し、番組名も「クローズアップ現代+(プラス)」にするそうだ。国谷さんの後任としては、NHKの局アナを検討している。

国谷さん自身は、番組降板について、プロデューサーが続投を求めたことを聞いて、「続けてきて良かった」と周囲に漏らしているという。

番組の看板だった国谷さんが突然降板する方向になったことについて、その理由はあまり報じられていない。とはいえ、これまで番組の現場では、様々な確執があったことが、週刊誌に取り上げられてきた。

写真誌「フライデー」の14年7月25日号では、国谷さんが番組に出演した菅義偉官房長官に「憲法の解釈を簡単に変えていいのか」と突っ込み、官邸からクレームがついたと報じた。菅氏らは報道を否定したというが、ネット上などでは、これで官邸に近いとされるNHKの籾井勝人会長から目を付けられたのではないかと指摘されている。

降板を冷静に受け止める向きも
15年4月には、写真誌「FLASH」が薬物問題を取り上げたクロ現の放送で「やらせ」があったと報じたことについて、NHKの調査委員会が一部に誤りがあったと認める報告をしたことを受けて、キャスターの国谷裕子さんが声を詰まらせて謝罪する事態になった。

その後、週刊現代が11月14日号で、クロ現が16年3月いっぱいで打ち切られる方針が決まったと報じた。官邸の意向を受けた籾井勝人会長サイドが、政治を扱う報道番組を縮小しようとしているとも指摘していた。

元NHKアナウンサーの堀潤さんは、ツイッターで「菅官房長官出演以降、現場の元同僚や後輩たちからは『政治ネタを扱いにくくなった』と聞いていた」と打ち明けた。そして、クロ現について、「ついに骨抜きに」とも漏らしていた。

国谷さん「降板」と同じ時期に、テレ朝系「報道ステーション」の古舘伊知郎キャスターも自ら降板するほか、TBS系「NEWS23」の岸井成格キャスターも降板する方向だと報じられている。こうしたことから、落合洋司弁護士は、「次々と抹殺されていく感じ」とツイッターで懸念を示していた。

ネット上でも、「ウワサされた通りの展開」「気骨の人から順に消されていく」「また報道統制か・・・」と憶測が飛び交うようになっている。

 


ヤバ過ぎ サウジアラビアがイラン大使館空爆

2016-01-07 21:03:15 | 政治

「サウジアラビアが大使館空爆」

1月7日 20時56分
サウジアラビアがイランとの外交関係を断絶し緊張が高まるなか、イランの国営メディアは「サウジアラビアがイエメンにあるイラン大使館を空爆した」と伝え、さらに両国の対立が深まるものとみられます。
イランの国営メディアは7日、「サウジアラビアの軍用機がイエメンの首都サヌアにあるイラン大使館を空爆し、けが人が出ている」と伝えました。
サウジアラビアは、周辺のアラブ諸国と共に去年3月から隣国イエメンでイランが支援するイスラム教シーア派の反体制派に対し空爆を続けています。
イラン側の報道について、サウジアラビア側の報道官はロイター通信に対し、調査中だとしたうえで「サウジアラビアに向けてミサイルを発射した反体制派の武装勢力に対して激しい空爆を加えている。武装勢力は放棄された大使館や民間施設を使っていた」と主張しました。
サウジアラビアはイランと外交関係を断絶し、緊張が高まっていますが、さらに両国の対立が深まるものとみられます。