中古ランドセルをアフガンへ

2016-03-19 14:32:16 | 宮城県

中古ランドセルをアフガンへ

宮城県大崎倫理法人会(大崎市、千葉幸嗣会長)は、アフガニスタンの子どもたちの学習を支援するキャンペーン「ランドセルは海を越えて2016」に協賛し、中古ランドセルや未使用文房具の寄付を募っている。
受け付ける中古ランドセルは、金具などが壊れていない使用可能なもの。文房具はノートや鉛筆などで未使用品に限る。


キャンペーンは、発展途上国の女性の命と健康を守る活動をしている公益法人ジョイセフ(東京、明石康会長)などが2004年に始めた。物資が不足しているアフガニスタンに毎年2万個ほど送っているが、需要の4分の1にも満たないという。


大崎倫理法人会は200個を目標に募集中。寄付希望者は24日までの平日午後1~5時に電話連絡の上、同市古川駅前大通6丁目の法人会事務局に持ち込むか送付する。締め切り後もランドセルを随時受け付け、来年分に回す。連絡先は0229(87)3445。

宮城県大崎倫理法人会
住所: 〒989-6162 宮城県大崎市古川駅前大通6丁目1−21
電話:0229-87-3445


石巻市の業者 宮城産スギでCLT(直交集成板)住宅モデル

2015-12-07 12:58:19 | 宮城県

宮城産スギでCLT住宅モデル 石巻の山大、石巻合板工業、ミヤウッド 石巻地区森林組合

宮城県石巻市で住宅建築や製材を担う山大、石巻合板工業、ミヤウッドの3社と石巻地区森林組合が連携し、宮城県産スギで製造したCLT(直交集成板)を使って住宅モデルを試作し、4日に公開した。宮城県内でのCLTの製造と活用は初めてで、関係者は新たな製材技術による県産木材の利用拡大に期待した。

CLTは板の繊維方向が直角に交わるよう互い違いに重ね合わせ、厚いパネル状にした建材。一枚板や合板に比べ、断熱性や遮音性などに優れる。木肌をそのまま住宅の内壁に使え、木のぬくもりを感じられる住宅も建築できるという。
 
これまでCLTを製造するには、専用の工場がある岡山県などに木材を輸送するコストが掛かっていた。今回、地元企業が既存の設備での製造を実現し、コスト削減に道筋を付けた。
 
住宅モデルは高さ約5.6メートル、延べ床面積約14.5平方メートル。軸組み以外の屋根、壁、床にCLTを用いた。CLTは耐久性にも優れ、従来の住宅では一般的な壁面の補強も不要となる。
 
住宅モデルに使ったCLTは縦3メートル、横60センチ、厚さ12センチ。森林組合が丸太を提供し、山大とミヤウッドが板を切り出す。石巻合板工業とミヤウッドがそれぞれ板を接着し、山大が住宅モデルを建てた。
 
今後は住宅リフォーム用材への応用など、実用化に向けさらに検討を重ねる。3社と森林組合でつくるCLT研究会の高橋勝代表幹事は「木材を多く使うCLT製造で間伐が進めば、山林が守られ林業の活性化にもつながる」と話した。


また宮城県鹿島台か ゴミ集積所に変死体

2015-11-27 16:45:04 | 宮城県

また宮城県鹿島台か ゴミ集積所に変死体

宮城県警は27日、大崎市鹿島台広長のゴミ集積所で、80歳代とみられる女性の死体が見つかったと発表した。頭部に傷があり、県警は事件に巻き込まれた可能性が高いと見て捜査を始めた。

県警によると、26日午後7時50分ごろ、近所の男性がゴミを捨てに行った際、女性の死体を発見し、近くの交番に電話で通報した。

ゴミ集積所は金網のフェンスで囲まれており、女性は体の右側を下にした状態で倒れていた。近くには女性のものとみられる手提げカバンが落ちていた。


宮城県議会議員選挙 自民過半数割れ 共産は倍増

2015-10-26 13:13:44 | 宮城県

■宮城県議選 自民過半数割れ 共産は倍増

任期満了に伴う宮城県議会議員選挙は、25日、投票が行われ、自民党は、選挙前から4議席減らして27議席で、無所属の推薦候補2人を加えても過半数に届きませんでした。一方、共産党は、選挙前の4議席を倍増させて、これまでで最も多い8議席を獲得し、第2党になりました。
宮城県議会議員選挙は、59人の定員に86人が立候補し、25日、投票が行われました。

開票の結果、無投票での当選を含めると、自民党は、選挙前から4議席減らして27議席で、無所属の推薦候補2人を加えても、過半数の30議席に届きませんでした。

民主党は、選挙前から2議席減らして5議席、公明党は、選挙前と同じ4議席、維新の党は、選挙前から1議席減らして1議席でした。

一方、共産党は、選挙前の4議席を倍増させて、これまでで最も多い8議席を獲得し、第2党になりました。

社民党は、選挙前から3議席減らして1議席、日本を元気にする会は、議席を獲得できませんでした。このほか、無所属が13議席でした。

女性は11人が立候補し、7人が当選しました。

投票率は40.03%で、これまでで最も低かった前回・4年前より1.66ポイント下回り、過去最低を更新しました。


■宮城県議選で共産党が議席倍増 TPP批判が押し上げ

25日投開票された宮城県議選(定数59)で、共産党が改選前の4議席から8議席(現職3、新人5)に倍増した。9月の国会で成立した安全保障関連法や、環太平洋パートナーシップ協定(TPP)の大筋合意などへの批判が、共産党の議席を押し上げた格好だ。

改選前に28議席だった自民党は、石巻・牡鹿選挙区(定数5、石巻市、女川町)や加美選挙区(定数1、色麻、加美町)で現職が落選。公明党は4議席を維持した。

共産党は仙台市内の5選挙区全てに候補を擁立するなど、前回より2人多い9人を擁立。与野党5党が争った宮城野区(定数4)のほか、最多10人による激戦となった泉区(同5)、自民と社民の現職が引退した若林区(同3)などで新人が当選するなど、市内5選挙区すべてで当選した。これまで議席のなかった米どころの大崎選挙区(同4)でも新人が当選を決めた。

宮城県では、8月の仙台市議選でも共産党が5選挙区中3選挙区でトップ当選し、得票率を3ポイント余伸ばした。

■共産党が第二会派に

任期満了に伴う宮城県議選(定数59)は25日、投開票が行われ、共産党が8議席を獲得した。4議席から倍増した。同党によると、現在、全43県下で最多の長野県議会の同党議席数と並び、宮城県政史上初めて第2会派に躍進する。

今回は、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)交渉の大筋合意後初の大型地方選挙で、各政党幹部が選挙応援のため宮城県入りしていた。

共産党は前回より2人多い9人を擁立。17日には小池晃副委員長が仙台市で応援演説し、安全保障関連法廃止や原発再稼働反対を訴えて支持を広げた。同党は8月の仙台市議選でも3選挙区でトップ当選を果たしていた。


宮城女性遺体:29歳元交際相手佐藤亮容疑者を逮捕

2015-09-30 06:17:05 | 宮城県

宮城女性遺体:29歳元交際相手を逮捕

宮城県栗原市の林で仙台市出身の白鳥真由さん(17)の遺体が見つかった事件で、宮城県警は29日、元交際相手のとび職、佐藤亮容疑者(29)=埼玉県戸田市上戸田4=を死体遺棄容疑で逮捕した。容疑を認めているという。県警は同日、捜査本部を設置。白鳥さんの死亡の経緯についても追及する。

容疑は昨年12月以降、遺体を栗原市栗駒文字(もんじ)の空き家敷地内の杉林に遺棄したとしている。県警によると、空き家は佐藤容疑者の父親の所有で、佐藤容疑者は子どもの頃に住んでいた。

捜査関係者によると、2人は昨年知り合い、白鳥さんは昨夏に宮城県立高校を退学して埼玉県で佐藤容疑者と同居していた。昨年11月に白鳥さんは「同居相手が怖い」と110番。埼玉県警が佐藤容疑者を呼んで口頭で厳重注意した。白鳥さんにけがはなく、被害届を出す意向もなかったため、事件化はしなかったという。

同県警は、白鳥さんの家族から行方不明者届が出ていたことなどから児童相談所に通告。児相は仙台の児相に白鳥さんを引き渡した。白鳥さんは実家に戻ったが昨年12月以降、行方が分からなくなった。【伊藤直孝、本橋敦子、山寺香】

http://mainichi.jp/select/news/20150930k0000m040145000c.html