「拝みグマ」 タイ人観光客に思わぬ人気

2014-03-24 15:29:46 | 旅行

「拝みグマ」 タイ人観光客に思わぬ人気

 北海道登別市の「のぼりべつクマ牧場」が販売しているエゾヒグマのクリアファイル(税込み200円)が、タイ人観光客らに人気だ。拝むような姿が、同国の伝統的なあいさつ「ワイ」に似ているためという。

 牧場によると、この姿は観光客に餌をねだる時の“決めポーズ”。昨年2月、視察に来た駐日タイ王国大使がこの姿を見て「親近感を覚える」と話したため、昨年8月に商品化した。

 東南アジアの観光客が「仏教の教えを守る礼儀正しいクマだ」などと次々に買い、1000枚をほぼ完売、追加発注した。牧場の原真支配人は「クマ牧場の名が世界に広がるかも」と期待している。

(2014年3月24日  読売新聞)

北海道登別市の「のぼりべつクマ牧場」が販売しているエゾヒグマのクリアファイル(税込み200円)が、タイ人観光客らに人気だ。


 拝むような姿が、同国の伝統的なあいさつ「ワイ」に似ているためという。

 牧場によると、この姿は観光客に餌をねだる時の“決めポーズ”。昨年2月、視察に来た駐日タイ王国大使がこの姿を見て「親近感を覚える」と話したため、昨年8月に商品化した。

 東南アジアの観光客が「仏教の教えを守る礼儀正しいクマだ」などと次々に買い、1000枚をほぼ完売、追加発注した。牧場の原真支配人は「クマ牧場の名が世界に広がるかも」と期待している。

(2014年3月24日08時29分  読売新聞)


やったぁ東北新幹線が青森県の八戸駅から新青森駅まで延伸して全線開業

2010-12-04 10:06:38 | 旅行
東北新幹線が4日、青森県の八戸駅から新青森駅まで延伸して全線開業する。仙台市と青森市が乗り継ぎなく結ばれ、所要時間は最大38分短縮されて1時間41分になる。青森から宮城を訪れる人が増えると期待され、観光業界などで新規需要の獲得商戦がいよいよ本格スタートする。
■記念の酒発売
 JR仙台駅から新青森駅行きの初列車、下り「はやて95号」は4日午前6時40分に出発する。ホームでは津軽三味線の演奏やテープカットなどの出発式が行われる。

 それを目前に3日、仙台駅隣のホテルで、JR東日本などが企画した新酒の発表会が開かれた。宮城の米「ひとめぼれ」と水で作った純米吟醸酒「仙臺(せんだい) 驛政宗(えきまさむね)」で、720ミリ・リットル入り、1890円。仙台駅構内の店で全線開業の4日から6000本限定で販売する。駅構内店を統括し、酒造りに携わった東北総合サービスの新妻博敏社長は「全線開業で結ばれる東京、青森の人にぜひ味わってほしい」と話し、青森県民らに宮城の酒のおいしさをアピールしようと意気込む。

■イベントや温泉PR

 県や県内観光業界は、これまで少なかった青森県からの観光客にターゲットを当てる。11月上旬には、青森県のデパートやスーパーでキャンペーンを行い、法被を着た県職員や県観光キャラクター「むすび丸」らが宮城の観光パンフレットを配った。「光のページェント」が青森県民の関心を引いていたという。

 宿泊業界でも期待の声が上がる。仙台市の秋保温泉にある老舗旅館「佐勘」の佐藤勘三郎社長(49)らは今秋、青森駅でPR作戦を行った。秋保温泉は昨年、延べ宿泊者数が2002年のピーク時より22%減った。佐藤社長は「青森からどれだけ宿泊客が来るのか未知数だが、好機を生かしたい」と意気込む。

 プロ野球・楽天イーグルスも、全線開業をファン拡大の好機とみる。4日は青森市内のイベントにマスコットキャラクターの「クラッチ」とチアリーダーを派遣する。

■日帰り出張増加か

 一方、仙台のビジネスマンにとっては、新青森延伸で青森への日帰り出張がしやすくなるメリットがある。そのため、企業の間で青森の拠点を廃止し、仙台に集約する動きが強まるとの見方が出ている。実際、昨年夏には大阪府の金融会社が青森営業所を閉鎖、仙台に拠点を統合している。今後、同様の動きが広がる可能性がある。


プチ湯治

2010-11-25 08:23:19 | 旅行
 鎌倉時代ごろから、”経験温泉学”的に湯治の1単位は1週間とされてきました。人間の生体リズムは湯治の開始からほぼ1週間で回復することが現代医学で解明されていますから、日本人の温泉学はなかなかのものです。
 ただし、現役世代にとって、1週間という日数を湯治に割くことは難しいことでしょう。仮に2,3泊のプチ湯治でも、湯治の意味を理解し、温泉と積極的に向き合う気持ちさえあれば、心身を再生することは可能だと考えています。温泉の主な作用として、次の3点が挙げられます。
 (1)温水による温熱作用(2)温泉が含有している鉱物質やガス体による理化学的、生物学的作用(3)転地による気候の作用
 たとえば2泊3日程度の湯治では、主に精神的な面での癒しが中心となるでしょう。激務をこなし、ストレスに晒(さら)されるなかで疲れ切った心身を解きほぐす。そして疲労をためない、疲労のもとをつくらないことで、元気に仕事に向かうためのからだのコンディションを整えるのです。それは取りも直さず病気にかかりにくいからだにする、つまり免疫力を高めることなのです。

 前回、企業の「湯治休暇」の夢物語をちょっと書きましたが、現在の日本では実現不可能でしょう。当面、私たちビジネスパースンが心しなければならないことは、企業に使い捨てられないようにすることです。心身の不健康なビジネスパースンが使い捨ての対象になる時代が迫っています。健康管理能力も資質の一つになったのです。
 温泉で交感神経と副交感神経、つまり自律神経のバランスを整え免疫力を高めることが、プチ湯治の最大の目的といっていいでしょう。
 2泊3日なら、週末の金曜日か月曜日に休暇を取れば比較的簡単に湯治に向かうことができます。首都圏からであれば、2,3時間もかければ一級の温泉がいくつもあります。
 こんなプチ湯治が年に最低2,3回実現できれば、日々、見違えるほど元気でいられるでしょう。特にストレスの影響を受けやすい胃腸の調子が整ってくるはずです。湯治中は粗食に徹してください。食べすぎは不健康のもとです。地球が沸かしてくれた温泉が心身にとっての何よりのご馳走なのです。
 そんな余裕をもてる、頭を切り替えてじっくり休養できるビジネスパースンこそが、今風にいう「勝ち組」ではないかと、私は思います。(asahi.com:朝日新聞トラベル:温泉特集)