ぼんじゅ~るでござる!
サイバトロン司令官の成型色変更黒色商品は数あれど、ある意味本家以上に目立ちトランスフォーマーファン以外の知名度があると思われるのが1993年展開の勇者シリーズ「勇者特急 マイトガイン」商品として販売された、雷張ジョーが駆る有人式4段変形ロボ、轟龍(4段変形、轟龍、4980円)の紹介でござる!
本品は1990年日本展開の「トランスフォーマーZ」サイバトロン総司令官、ダイアトラス(C-348、ダイアトラス、4980円)の成型色で、電動ギミック(単3乾電池4本使用)や付属品は残されたまま別デザインのシールで別固体を表現した商品でござる。
もともとのダイアトラスはOVA1本の主演だけでござるが、轟龍は有人式とはいえライバルキャラのパワーアップ版機体で26話~最終回の47話まで活躍したライバルロボでござるから勇者シリーズだけしか観ていない御仁には轟龍しか知らなくて当然なのかもしれないでござるよな?
しかし、OVA1本で4段変形のパワードアクションを紹介したダイアトラスと異なり、TVアニメでは4段変形を活用できなかった轟龍の演出には残念としか言いようが無いでござるよ・・・
しかしまあ、元々が流用商品でござるから世界観に合いにくい商品設計故に使いやすいジェットモードを多用したがるのも理解はしているでござる。
そう、電動パワードアクションにより機首のドリルを回転させキャタピラ走行する面白さは演出次第では効果的に活かせるでござるが、機内に格納できる白いスポーツカーのオオワシ(大鷲号)については演出泣かせ以外の何物でもないでござるよ。 (笑)
オオワシのアニメ本編での設定は轟龍のコクピットを兼ねるスポーツカーなのでござるが・・・
元々がマイクロトランスフォーマーのスピーダーでござるから、ロボットモードに変形してしまうでござる。
しかも、余剰パーツを組み合わせたミニマシン(小)に乗せる事が可能であり、更にパーツを組み替えてミニマシン(大)を完成させることも出来るでござる。
玩具では「玩具のみのオリジナルギミック」として紹介しているので、トランスフォーマーを知らない御仁には謎のギミックだったでござろうな。 (笑)
しかも、オオワシやミニマシンなどは塗装どころかシールまで貼られていない状態だったので、完全なオマケ扱いでござるよ。
そして、アニメ本編では登場しなかったバトルタンクモードでござる!
トランスフォーマーの流用を知ったのは流石にだいぶ後で、当時は大きさが違うな程度にしか思っておりませんでした。
最近はネットで元々の機体を知り武器やカラーリングなどの違いを比べては楽しんでますね。
書く言う私も元ネタを先に知ってるとはいえダイアトラスよりも轟龍派ですね。あれ見ちゃったから尚更轟龍かっこいいよ~になりかねない・・・
ヌエベ殿、ファン的には複雑でござるが、轟龍はヒーロー役者が別作品で悪役を演じたようなものだと思ってくだされ! (笑)
よき役者は何を演じても役に成りきるものでござるよ。
勇者玩具所有者は、ダグベースの上にデスギャリガンを載っけている事も多いでしょうね・・・。