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2025年高校教科書採択 教科書全国集会
激動の韓国
民主主義の闘いに学ぶ
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■日時 7月5日(土) 開場13:30 開会14:00
■場所 エルおおさか 708号室
(地下鉄谷町線・京阪「天満橋駅」下車8分)
■プログラム
Ⅰ部 講演「韓国非常戒厳令・尹大統領罷免・新大統領選挙と、韓国から見た日本の教科書の右傾化」
(イ・シンチョル成均館大学教授、アジアの平和と歴史教育連帯代表)
Ⅱ部 報告① 2025年、高校教科書採択とデジタル教科書の危険性
報告② 東大阪市の日本教科書道徳採択との闘い
■資料代 800円(学生、しょうがい者無料)
■オンラインでの参加
7月4日までに添付のQRコードから申し込んでください。
前日までにお申し込みいただいたメールアドレスにZOOMアドレスと
参加費の振込先をお知らせします。
参加費は7月末日までにお振り込みください。

■主催「戦争教科書」はいらない!大阪連絡会
■問い合わせ
iga@mue.biglobe.ne.jp
■呼びかけ
激動の韓国民主主義の闘いに学ぶー非常戒厳令・尹大統領罷免・新大統領選挙
2024年12月3日の夜、韓国の尹大統領は突如として「非常戒厳令」を発し、軍隊に国会を制圧させようとしました。しかし、これを知った市民と国会議員がただちに駆けつけ、軍隊を退けました。このことをイ・シンチョルさん(アジアの平和と歴史教育連帯代表)は、1月の教科書全国集会へのメッセージで、次のように伝えてくれました。
その混乱のなか、韓国社会の新たな希望が見えました。大統領による内乱という恐ろしい歴史の反動を阻止した勢力の中心に、学校で歴史清算の意義と民主主義の大切さを学んだ20代がいたという事実です。彼らは歴史教科書の中にのみあった「非常戒厳令」が、現実に現れたことに対して驚きながらも、それが共同体を解体する虐殺の始まりであり、自分たちの生活を抑圧する言葉であることを知っていたのです。
このような韓国市民の姿は、朝鮮後期以来の民衆的抵抗の歴史にその起源を見出すことができますし、民主主義、人権教育にもう一つの理由を見つけることができると思います。私たち「アジアの平和と歴史教育連帯」とここに集まっている皆さんが、教科書の記述について一緒に悩み、未来に向けた子どもの教育問題に関して、お互いに努力する理由は、まさにここにあるのではないでしょうか。
もしも、韓国の学校現場で、教科書によって民主主義と人権の歴史を教育していなかったら、クーデターの歴史が間違ったことだと教えていなかったら、2024年12月の韓国はどうなっていたのか、2025年を想像することさえできなかったかもしれません。
私たち大阪の市民は、2001年に「新しい歴史教科書をつくる会」の右派教科書が登場して以来、韓国の「アジアの平和と歴史教育連帯」と共に、侵略戦争も植民地支配も正当化する教科書の採択を許さないために闘ってきました。その結果、昨2024年には育鵬社教科書の採択を0.5%以下にまで追い込むことができました。今回はイ・シンチョルさんをお招きし、韓国民主主義の強さとそれを可能にした闘いを直接詳しくお話していただきます。
さらにイ・シンチョルさんには日本の文科省による教科書検定への介入・戦後清算に対する日本政府の不誠実な対応についての韓国の人々の怒り、また韓国にもある教科書問題・歴史修正主義との闘いについてもお話していただきます。
2025年は高校教科書採択の年―民主的な主権者育成のための教科書採択を!
文科省は高校教科書検定において、教育図書(公共)の「第二次世界大戦中に、朝鮮半島から日本に連行された朝鮮人」という記述に、「政府の統一的見解にもとづいた記述がなされていない」との検定意見をつけ、教育図書は「連行」を「動員」と修正して合格しました。今回「強制」の文字はなく、単なる「連行」にも文科省は検定意見をつけたのです。しかし、実態は「強制連行」としか呼べないような強引な人集めでした。政府は「戦争をする国」を作るために、過去の歴史を正当化し、若者を「愛国兵士」に仕立て上げようとしているのです。
高校教科書は各高校が選定し府教委が採択します。育鵬社のような右派教科書である明成社(歴史総合)や、競争と能力主義を前提とし人権尊重にいちじるしく欠ける教育図書(公共)のような教科書もあります。高校教科書にもぜひ関心を持ってください。
また、政府は小中高ともにデジタル教科書の使用を急ピッチで進めようとしています。しかし、教育のデジタル化が子どもの心身に及ぼす深刻な影響が世界では問題になっています。スウェーデンは紙の教科書に戻すと決めました。この問題についても報告します。
7月5日(土)はエルおおさかへ!
2025年高校教科書採択 教科書全国集会
激動の韓国
民主主義の闘いに学ぶ
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■日時 7月5日(土) 開場13:30 開会14:00
■場所 エルおおさか 708号室
(地下鉄谷町線・京阪「天満橋駅」下車8分)
■プログラム
Ⅰ部 講演「韓国非常戒厳令・尹大統領罷免・新大統領選挙と、韓国から見た日本の教科書の右傾化」
(イ・シンチョル成均館大学教授、アジアの平和と歴史教育連帯代表)
Ⅱ部 報告① 2025年、高校教科書採択とデジタル教科書の危険性
報告② 東大阪市の日本教科書道徳採択との闘い
■資料代 800円(学生、しょうがい者無料)
■オンラインでの参加
7月4日までに添付のQRコードから申し込んでください。
前日までにお申し込みいただいたメールアドレスにZOOMアドレスと
参加費の振込先をお知らせします。
参加費は7月末日までにお振り込みください。

■主催「戦争教科書」はいらない!大阪連絡会
■問い合わせ
iga@mue.biglobe.ne.jp
■呼びかけ
激動の韓国民主主義の闘いに学ぶー非常戒厳令・尹大統領罷免・新大統領選挙
2024年12月3日の夜、韓国の尹大統領は突如として「非常戒厳令」を発し、軍隊に国会を制圧させようとしました。しかし、これを知った市民と国会議員がただちに駆けつけ、軍隊を退けました。このことをイ・シンチョルさん(アジアの平和と歴史教育連帯代表)は、1月の教科書全国集会へのメッセージで、次のように伝えてくれました。
その混乱のなか、韓国社会の新たな希望が見えました。大統領による内乱という恐ろしい歴史の反動を阻止した勢力の中心に、学校で歴史清算の意義と民主主義の大切さを学んだ20代がいたという事実です。彼らは歴史教科書の中にのみあった「非常戒厳令」が、現実に現れたことに対して驚きながらも、それが共同体を解体する虐殺の始まりであり、自分たちの生活を抑圧する言葉であることを知っていたのです。
このような韓国市民の姿は、朝鮮後期以来の民衆的抵抗の歴史にその起源を見出すことができますし、民主主義、人権教育にもう一つの理由を見つけることができると思います。私たち「アジアの平和と歴史教育連帯」とここに集まっている皆さんが、教科書の記述について一緒に悩み、未来に向けた子どもの教育問題に関して、お互いに努力する理由は、まさにここにあるのではないでしょうか。
もしも、韓国の学校現場で、教科書によって民主主義と人権の歴史を教育していなかったら、クーデターの歴史が間違ったことだと教えていなかったら、2024年12月の韓国はどうなっていたのか、2025年を想像することさえできなかったかもしれません。
私たち大阪の市民は、2001年に「新しい歴史教科書をつくる会」の右派教科書が登場して以来、韓国の「アジアの平和と歴史教育連帯」と共に、侵略戦争も植民地支配も正当化する教科書の採択を許さないために闘ってきました。その結果、昨2024年には育鵬社教科書の採択を0.5%以下にまで追い込むことができました。今回はイ・シンチョルさんをお招きし、韓国民主主義の強さとそれを可能にした闘いを直接詳しくお話していただきます。
さらにイ・シンチョルさんには日本の文科省による教科書検定への介入・戦後清算に対する日本政府の不誠実な対応についての韓国の人々の怒り、また韓国にもある教科書問題・歴史修正主義との闘いについてもお話していただきます。
2025年は高校教科書採択の年―民主的な主権者育成のための教科書採択を!
文科省は高校教科書検定において、教育図書(公共)の「第二次世界大戦中に、朝鮮半島から日本に連行された朝鮮人」という記述に、「政府の統一的見解にもとづいた記述がなされていない」との検定意見をつけ、教育図書は「連行」を「動員」と修正して合格しました。今回「強制」の文字はなく、単なる「連行」にも文科省は検定意見をつけたのです。しかし、実態は「強制連行」としか呼べないような強引な人集めでした。政府は「戦争をする国」を作るために、過去の歴史を正当化し、若者を「愛国兵士」に仕立て上げようとしているのです。
高校教科書は各高校が選定し府教委が採択します。育鵬社のような右派教科書である明成社(歴史総合)や、競争と能力主義を前提とし人権尊重にいちじるしく欠ける教育図書(公共)のような教科書もあります。高校教科書にもぜひ関心を持ってください。
また、政府は小中高ともにデジタル教科書の使用を急ピッチで進めようとしています。しかし、教育のデジタル化が子どもの心身に及ぼす深刻な影響が世界では問題になっています。スウェーデンは紙の教科書に戻すと決めました。この問題についても報告します。
7月5日(土)はエルおおさかへ!