確率と可能性

日本人は、万民が大御宝と言われています。
盗人でも、金持ちでも、性格が悪くても、神様にとっては「平等な宝物」。
それが前提として、今は平等に、病状によってトリアージタグがつけられていますね。
じゃあ、それがひっくり返る可能性はないのだろうか？
つまり、神様にとって、万民が等しく同じ価値を持つわけではないかもしれない、と考えた場合です。

もしあなたが日本の神様であるとしたならば。
どんな人に赤タグ、黒タグをつけますか？
この確率を操作できるのが、「神」という存在だとすれば。
今後の日本を考えた場合に、どんな人を残したいか、という命題でもあるわけです。
科学の力は、正直、私にはわかりません。
だから、こんなことを考えてしまうのかもしれません。

この人は黄色タグだけど、将来日本に欠かせない人を育てる役割があるから、青タグにしよう。
その代わり、こっちの人は日本にとって毒にしかならないから、黄色から黒タグにしよう。
そんな選別が、私達の知らないところで行われていたとすれば。

全部が全部とは言いません。高い志を持っている方と、ウエーイの人たち。
神様に愛される、今後の日本を任されるのはどちらですか？
同じ人数にタグがつけられた場合、神様方が恣意的に病状を変えたりすることも、
可能性としては在りますよね、ということなんです。

そこには、日本の未来を背負っていく人たちがいて、その人たちを育てる人達がいて、
支える人がいて、信頼できる仲間がいて……。
と考えると、今後の日本に必要な人、そうでない人は、はっきり差はないかもしれないけれど、
でも意識の持ち方に違いがあると思うんです。
自分が誰かに影響を与えているという意識、それが今の日本人に欠けているものなのかなぁ、
と思ったりします。

ＤＱＮの川流れ、という事故がありましたね。調べれば動画でも出てきます。
「お前らには関係ねえだろ！」と川の中州でテントを張ってバーベキューしてて、
流された、という痛ましい事故です。
子供も数人なくなったと記憶しています。

こういう人、これからの日本に必要ですかね？
関係ないだろ！と言ったその口で、さっさとヘリ呼べや！！と逆ギレしてた人、
彼らも大御宝です。レスキューの人たちが命がけで助けようとしてました。
こういう人たちは、青タグから赤タグへ変更、ということも、
神様にとっては容易いことだということです。

日本人はみな大御宝。という前提のもとで、
それが一部の日本人に対して、覆される可能性がある、その確率がある、
という考え方は、一人ひとりが持っていないといけないと思うんですね。
もちろん皆に発動されるわけではない、でも、地位や名誉に関係なく、
人を導く者、それを育む者、支える者、同志、そういった方の一部は、
タグ自体外されるのかもしれないと思ってるんですよ。

五輪で、いろんなひとが短期間でやって来る。ウイルスが、悪い方向に変化するかもしれない。
そこで生き残るかどうかが、一つの指標になるのかも知れません。