一日の王

「背には嚢、手には杖。一日の王が出発する」尾崎喜八

登吾留山 ……ダンギクとナメラダイモンジソウに密かに(笑)逢いに行った……

2014年10月01日 | 登吾留山
ヤスさんから、
「10月1日(水)は午後から仕事ですが、午前中にぜひ山に登りたいです」
とのメールが届いた。
さて、どこの山にしようか……
思案した結果、
ダンギクの咲く登吾留山に決めた。
(ダンギクはクマツヅラ科の多年草で、日本の九州西部、朝鮮西部から中国、台湾の暖温帯や亜熱帯に分布する)
ついでに、ナメラダイモンジソウも愛でてくることにしよう。
登吾留山まではそう時間もかからないし、
朝早く出発すれば、
正午までには余裕で戻って来られるだろう。

ヤスさんと某所で待ち合わせをし、
一路、登吾留山へ。
登山口に着き、準備をし、軽くストレッチ。
ゆっくりスタートする。

雰囲気の良い登山道を登って行く。


一汗かいた頃に、岩場に出る。


カラスノゴマや、


ホソバヤマジソや、


コシオガマが出迎えてくれる。


ヤマラッキョウも多いが、


開花にはもう少し時間がかかりそう。


ダンギクはどうだったかというと……咲いてました~
それも、たくさん。


美しい~


あっちにも、こっちにも……


二段、


三段、


四段……
下の段から開花してくるんだね。


花も美しいけれど、
蕾も得も言われぬ美しさ。


上から見ると、宝石のよう。


ひとつの蕾が開き始める。


やがて、次々と開花する。


そして、全開となる。


ダンギクは、花だけではなく、葉も美しい。
葉を上から見ても美しいが、


横から見ると、より一層美しい。


ねっ。


もちろん、花も……


極上の一輪を求めて彷徨う。




この花も美しいが、


あの花も美しい。


ひとり寂しく咲いている花に心惹かれるし、


岩場に立つ花にも魅せられる。


ヤスさんも、激写につぐ激写。


大満足のダンギク観賞登山であった。


さて、次は、ナメラダイモンジソウの群生地へ向かうことにしよう。
途中には、サクラタデの群生地が……


美しい。




美し過ぎる。


見上げると、白い花が見えた。


ナツツバキのようにも見えるが、
ナツツバキの花期は6月~7月。
花に詳しい山友に問い合わせると、
「サザンカの原種ではないかしら?」
とのこと。


沢へ下りて行く。


ナメラダイモンジソウはというと……咲いてました~


少し来るのが早かったかな~と思ったが、
思いのほかたくさん咲いていた。


ヤスさんも大感激。


「本当に大の字ですね~」
と妙に感心している。(笑)


ここでも激写につぐ激写。


今日も「一日の王」になれました~


この記事についてブログを書く
« 訪問者数100万人突破記念・天... | トップ | 八幡岳 ……シロバナアキギリ(... »