2015年10月28日(水)
12:18
行者登山口より入って行く。
美しい林だ。
オブジェのような倒木に出合った。
なんて雰囲気の好い登山道だろう。
登山口の木々はそれほど色づいていなかったが、
標高が上がるにしたがって、少しずつ黄葉が見られるようになってきた。
紅葉も……
ワクワクするような風景が続く。
こんな道だったら、どこまでも歩いて行ける気がする。
12:39
木々の間から伯耆大山の北壁が見えた。
夢中で写真を撮っていると、
下山してきた中年男性の登山者が立ち止まられた。
「北壁が素晴らしいですね」
と、私。
「イイでしょう~」
と、その男性。
訊くと、地元の方で、いつも登られているとか。
元谷避難小屋について質問すると、
丁寧に教えて下さった。
しばし談笑し、
お礼を言ってお別れした。
後ろ姿をパチリ。
しばらく歩いたら、大堰堤へ着いた。
着くと同時に、北壁がドーンと眼前に現れた。
まるで、北アルプスだ。
歩いて行くと、風景が刻々と変化する。
とても標高1700mほどの山塊とは思えない。
すごい迫力だ。
今夜泊まる予定の元谷避難小屋が見えてきた。
素晴らしい場所に建っている。
13:03
元谷避難小屋に到着。
中は、思ったよりもずっと綺麗だった。
窓からの眺め。
絵画のよう。
早くに着いたので、
ザックを置いて、散策に出掛ける。
なんて美しい場所なんだろう。
凝り固まった躰と神経が、解されていくのを感じる。
ときおり青空も見えて、
陽が差すと、黄葉が輝く。
黄葉の森の中に入って行く。
仕事が忙しく、睡眠時間も短かったときには、
伯耆大山への山行を取り止めようかとも思ったが、
来て良かった。
こんな素晴らしい自然の中で過ごせるなんて、
なんて幸せなことだろうと思った。
存分に楽しんで、避難小屋に戻ってきた。
早めに夕食を済ませ、
日没と共にシュラフにもぐり込んだ。
嬉しいことに、小屋は私の貸し切りだった。
その夜、私は、
伯耆大山に抱かれて、
心地よい眠りにおちたのだった。
12:18
行者登山口より入って行く。
美しい林だ。
オブジェのような倒木に出合った。
なんて雰囲気の好い登山道だろう。
登山口の木々はそれほど色づいていなかったが、
標高が上がるにしたがって、少しずつ黄葉が見られるようになってきた。
紅葉も……
ワクワクするような風景が続く。
こんな道だったら、どこまでも歩いて行ける気がする。
12:39
木々の間から伯耆大山の北壁が見えた。
夢中で写真を撮っていると、
下山してきた中年男性の登山者が立ち止まられた。
「北壁が素晴らしいですね」
と、私。
「イイでしょう~」
と、その男性。
訊くと、地元の方で、いつも登られているとか。
元谷避難小屋について質問すると、
丁寧に教えて下さった。
しばし談笑し、
お礼を言ってお別れした。
後ろ姿をパチリ。
しばらく歩いたら、大堰堤へ着いた。
着くと同時に、北壁がドーンと眼前に現れた。
まるで、北アルプスだ。
歩いて行くと、風景が刻々と変化する。
とても標高1700mほどの山塊とは思えない。
すごい迫力だ。
今夜泊まる予定の元谷避難小屋が見えてきた。
素晴らしい場所に建っている。
13:03
元谷避難小屋に到着。
中は、思ったよりもずっと綺麗だった。
窓からの眺め。
絵画のよう。
早くに着いたので、
ザックを置いて、散策に出掛ける。
なんて美しい場所なんだろう。
凝り固まった躰と神経が、解されていくのを感じる。
ときおり青空も見えて、
陽が差すと、黄葉が輝く。
黄葉の森の中に入って行く。
仕事が忙しく、睡眠時間も短かったときには、
伯耆大山への山行を取り止めようかとも思ったが、
来て良かった。
こんな素晴らしい自然の中で過ごせるなんて、
なんて幸せなことだろうと思った。
存分に楽しんで、避難小屋に戻ってきた。
早めに夕食を済ませ、
日没と共にシュラフにもぐり込んだ。
嬉しいことに、小屋は私の貸し切りだった。
その夜、私は、
伯耆大山に抱かれて、
心地よい眠りにおちたのだった。