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ヒンドゥー教(カースト制度、食と習慣)

2022年05月12日 | 宗教
🌸ヒンドゥー教の教義バラモン教を受け継いだ

ヒンドゥー教の誕生
 ☆紀元前後、衰退傾向のバラモン教
 *土着信仰や仏教の要素を取り入れる形で復活する
 *再興以降のバラモン教をヒンドウー教と呼ぶ
 ☆ヒンドゥー教
 *古代バラモン教を受け継ぎ、独自の信仰システムを確立する
 ☆目標は、仏教と同様輪廻から解脱すること

ヒンドゥー教で輪廻から解脱する方法
 ☆日常生活と宗教的行為で分かれている
 ☆日常生活では、人生の三大目的に沿って生活する

 *「ダルマ(法)」「アルタ(利益)」「カーマ(愛欲)」を指す
 ☆宗教的行為
 *仏教の座禅と同様ヨーガと神々への帰依・バクティ(信愛)
 ☆日常生活と宗教行為の実践を通して
 *解脱(梵我一如)を目指すのがヒンドウー教の基本

🌸現代に続くカースト制度

インド社会では、ヒンドウー教によるカースト制が敷かれている
 ☆カースト制度は、インドに浸入したアーリア人が始まる
 *自分たち白人(支配階級)と非白人(非支配階級)
 (色(ヴアルナ)で区別したことにさかのぼる
 *混血が増え、色ではなく、身分で区別するようになる
 ☆ヴアルナは制度自体を指す
 *司祭(バラモン)、クシャトリア、ヴアイシャ、シュードラと続く
 *カースト制から外れたダリットがいる
 *各身分によって就ける職業も定められている
 *職業が世襲されるようになり結婚なども
 *同じコミュニティのなかですませるようになった
 ☆職業集団「生まれ」を意味するジャーティと呼ぶ

カースト制度がなくならない理由
 ☆現世のカーストでよりよく生きること
 *来世につながるという
 ☆輪廻の考えと結びつくことで、現代まで続いている

🌸イスラム教の繁栄とイギリスの植民地

インドに、ムスリム商人によりイスラム教が伝来する
 ☆インドに、スンナ派王朝、ムガル帝国が成立した
 ☆イスラム文化とインド文化の融合が進む
 *代表的な建造物が世界遺産タージ・マハル
 ☆シク教誕生(両者の融合を目指した)
 *輪廻転生を肯定する一方カース卜制を批判した

インドとパキスタンが分離した理由
 ☆イギリスによるインド植民地化の中で
 ☆インドの活動家が出現した
 *キリスト教も伝播、近代的な思想に触れるなかで出現した
 *カースト制撤廃、インドの植民地独立を唱える
 ☆ガンデイーはインドを独立に導く
 *彼が願ったヒンドウー教、イスラム教の融和、最後までかなわず
 *イスラム教のパキスタン、ヒンドウー教のインドに分離された
 *独立後、ガンデイーは狂信的なヒンドウー教徒に暗殺された

🌸ヒンドウー教の食と習慣

インド人には菜食主義者が多い
 ☆バラモン教
 *神聖なものと、不浄なものを区別する「穢れ」の思想があった
 ☆この考え、ヒンドウー教にも受け継がれた
 *カースト制のみならず、生活様式にも影響を与えている
 ☆動物では、牛を神聖とし、豚は不浄と考えるいずれも″近寄らない
 ☆ジャイナ教の不殺生の教えもヒンドゥー教に影響を与える
 *こうした背景から、インド人は莱食主義者が多い

ヒンドウー教徒の「穢れ」を浄化するガンジス川
 ☆ガンジス川で、沐浴する教徒
 ☆ガンジス川に遺灰を流すことで
 *「穢れ」が浄化され、解脱に至ると考えられている
                       (敬称略)                                     
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⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
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⛳出典、『宗教と世界』
















ヒンドゥー教(カースト制度、食と習慣)
『宗教と世界』記事より画像引用)

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