狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

鬼の首を取った? 冨田メモ

2006-07-23 20:34:37 | 歴史

「『陛下の御心がどうであったか』ということを検証する事と『陛下がそのことを外部に漏らすお気持ちが無かった』ということは峻別して考えなければならない。」

今朝の田原総一郎「サンデープロジェクト」で桜井よし子女史が言った一言に問題の全てが潜んでいる。

陛下の「御心」に背いて、いや、メモを記した冨田氏の意思にさえ反して発表されたメモの「陛下の御心」に従えと迫る田原氏こそ陛下の「御心」を最も踏みにじる男である。

同番組でも「報道ステーション」と同じく一部トリミングされたメモの拡大写真を使用しており、それを桜井女史に指摘されると直にコマーシャルで話を打ち切り結局メヲを意識的にトリミングした理由は説明は無かった。http://bbs.enjoykorea.jp/tbbs/read.php?board_id=ttalk&nid=360066

 

 
★昭和天皇の発言のメモ...実際は藤尾文相の発言のメモ  http://bbs.enjoykorea.jp/tbbs/read.php?board_id=teconomy&page=4&nid=2391217

 

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●中山善照 メールマガジン
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     ■昭和天皇が・A級戦犯・合祀に不快感?■
   ┏━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┓
   ┃鬼┃の┃首┃を┃獲┃っ┃た┃?┃富┃田┃メ┃モ┃
   ┗━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┛

     分祀を主張する政治家よ、過去の国会議決と
     4000万人国民署名を否定してからにせよ!



■鬼の首は本物か?
   いま「富田メモ」で鬼の首をとったように騒いでいるのは、左
  翼と自民党内左派(媚シナ派)とチャイナ・コリアである。だが、
  まずはその鬼の首が本物なのか、ハリボテなのか確認しなければ
  ならない。検証作業はまだ行われていない。

   インクの色、メモ紙の白さと、その部分だけが手帳に貼りつけ
  てあったことなども疑問視されている。ニセメール事件もあった
  ことだし、まずは真贋検証が必要だろう。平気で嘘をつくるジャ
  ーナリストがいるからだ。

   昭和天皇が最後に参拝なさったのは昭和50年(1975年)であ
  る。そして、いわゆる・A級戦犯・が合祀されたのは53年(19
  78年)であり、メモの内容はこの点でも矛盾している。内容の面
  からもこのメモは巨細な検証が必要である。


■極東軍事裁判を認めるかどうかである
   さて、首相の靖国神社参拝問題の本質は、靖国神社に合祀され
  ている、いわゆる・A級戦犯・を・A級戦犯・として認めるかど
  うかの問題なのである。昭和天皇ご発言の断片的メモで事の是非
  を考えるべきではない。

   つまり、極東軍事裁判を認めるかどうかの問題なのである。あ
  の東京裁判は国際法から言っても違法であり、事後法で人を裁い
  ている。私は一日本人として絶対に認めない。まともに法律を勉
  強した法律家なら、たとえ左翼であってもこの裁判の無法性は認
  めるだろう。


■国内の戦争総括は必要
   かれら先人たちは世間一般で言う「犯罪者」ではない。
   激しい歴史の奔流のど真ん中に立たざるをえなかった人たちで
  ある。あの戦争は避けられなかった面がある。私は「大東亜戦争
  運命論」をとる。あの戦争は一握りの戦争指導者によってひき起
  こされたものではない。日本指導部はナチスではなかった。

   ただし、国内においての戦争責任、あるいは余りに無惨な敗戦
  責任は問われなければならない。そういった「歴史の総括」は必
  要であろう。しかしそれは断じて・A級戦犯・としてではない。


■日本の国内法ではもはや・戦犯・は存在しない
   昭和27年、サンフランシスコ講和条約によって日本は独立を
  回復した。そして条約にもとづき・戦犯・赦免運動がはじまった。
  この昭和27年から30年にかけて4回の・戦犯赦免・の国会決
  議があり、そして4000万人をこえる国民の赦免署名があった。

 ●1952年(昭和27年)6月9日参議院本会議にて
          「戦犯在所者の釈放等に関する決議」
 ●1952年(昭和27年)12月9日衆議院本会議にて
          「戦争犯罪による受刑者の釈放等に関する決議」
 ●1953年(昭和28年?月3日衆議院本会議にて
          「戦争犯罪による受刑者の赦免に関する決議」
 ●1955年(昭和30年)7月19日衆議院本会議にて
          「戦争受刑者の即時釈放要請に関する決議」
          (以上、全会一致。社会党・共産党も賛成)
 
   これが意味するものは何か?当時の政治家と日本国民は極東軍
  事裁判を否定したのである。もし本当に戦犯であると思っていた
  のなら、決して赦免運動、赦免決議をしなかったであろう。この
  事実は重く受け止めるねばならない。

   つまり、日本国民は戦時の政治家をヒトラーやムッソリーニの
  ような独裁者であると思っていたわけではないのだ。


■国会決議をひっくりかえす必要がある
   さて、このような赦免運動・決議の結果、すでに処刑されてい
  た・戦犯・は「法務死」とされた。だからこそ靖国神社に合祀さ
  れたのである。靖国神社が独断で合祀したわけではない。

   分祀を主張する政治家よ、この事実をどうとらえているのか。
   あなた方先輩諸氏の国会決議と4000万人をこえる国民署名
  を否定するのか。であれば、あらためて国会決議をして「あの国
  会決議と赦免署名は間違っていた」と、法的に否定してみせねば
  なるまい。


■「永久戦犯」にするつもりか!
   国内法ではもはや・戦犯・は存在しない。また、国際法でも、講
  和条約締結ですでにケリはついている。存在しない・戦犯・に対し
  て外国からケチをつけられるいわれはない。

   サンフランシスコ講和条約に参加していない共産チャイナ、戦争
  当事国でもないコリアは法的にも、口出しできる資格はない。

   総裁選で靖国問題をもちだし暗躍する山崎拓よ。
   まさか、近頃のノンポリ大学生のように・A級戦犯・を「永久戦
  犯」だと思いこんでいるのではあるまいな。ヘンタイ男は総身に智
  恵がまわりかねるのかも知れないが、チャイナやコリアの圧力で合
  祀をはずしたり、別の慰霊施設をつくったら、そのとたん「永久戦
  犯」になるのがわからんのか!


■中曽根氏よ、4000万国民署名を無効にしてみよ
   中曽根元首相よ、合祀をはずしたら、日本人は永久にチャイナと
  コリアに頭があがらなくなることを承知の上でご発言か?
   それほど分祀に信念がおありなら、ならば、国会決議と4000
  万人国民署名を無効にする政治活動からはじめるのが筋というもの
  だろう。

   戦争責任は問えばよい。あの戦争を総括すればよい。だがそれは
  ・A級戦犯・としてではない。無法な極東軍事裁判を絶対に認めて
  はならない。

   チャイナ・コリアの圧力に屈してはならない。屈したら、日本人
  は子々孫々、この両国に頭を押さえつけられることになる。50年
  後、100年後のために、今日明日の摩擦を恐れるな!



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中山善照/C.I.Cプランニングオフィス
cic_zensho@ybb.ne.jp

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亀田興毅より一足先に世界王者!名城信男

2006-07-23 14:37:30 | 県知事選


沖縄タイムス

2006年7月23日(日) 朝刊 1・27面




名城 世界王者/WBA Sフライ級

 二十二日、東大阪市立総合体育館で行われた世界ボクシング協会(WBA)スーパーフライ級タイトルマッチで、挑戦者の名城信男(六島)がチャンピオンのマーティン・カスティーリョ(メキシコ)に10回TKO勝ちした。デビュー8戦目での世界王座奪取は日本ボクシング界で、辰吉丈一郎(大阪帝拳)に並ぶ最短記録となる。
名城の父・建伸さんは本部町出身で奈良沖縄県人会副会長。


「もう胸張っていい」/苦悩のボクサー支えた父 名城建伸さん


 【大阪】「ほんまにようやった!」「チバリヨー!」。昨年四月、日本タイトルマッチで王者に輝くも、対戦相手が試合の後遺症で亡くなり、一時はショックで挫折した“苦悩のボクサー”名城信男選手が、悲願の世界チャンピオンを奪取した。「相手の死に報いるためにもやめたらあかん」。身近で励まし続けてきた本部町大浜出身の父建伸さん(51)を先頭に、同町や地元奈良県の沖縄県人会から総勢約百五十人が詰め掛け大応援団を結成。勝利の瞬間に飛び上がり、東大阪アリーナは指笛と歓声が鳴りやまなかった。

 「もっと強くなりたい。ただそれだけです」。苦境を乗り越え、世界王者に輝いた名城選手は、ふっきれたように笑みを浮かべ、今後の目標をこう語った。

 今年四月、対戦相手の一周忌の法要に行けず、一人で墓参りし、花を手向けた。名城選手は「チャンピオンベルトを取ったら、あらためて報告に行く」と家族に漏らしていたという。

 「ここまで来るのにいろいろ考えていたと思う。でもようやった。もう胸を張ってもいいんちゃうかな」。リング前の招待席では見えにくいからと、後列の一般席から観戦した建伸さんは、息子の勇姿に賛辞を贈った。

 名城選手を慕って総合格闘技界に入った弟の裕司さん(22)は、終始声をからして応援。「兄ちゃんはやっぱり世界一になる男や。かっこよかった」と拍手を送った。

 建伸さんの親友で、今年四月の沖縄合宿では食事などを世話したという本部町大浜のかっぽう経営玉代勢謙一さん(51)は、地元から約二十人を引き連れて来場。「同じ沖縄の血を引く男として誇らしく思う」と喜んだ。

 奈良市の実藤静子さん(58)=旧姓喜納=は、名城選手が幼少時、ボクシングの試合を見た帰りに、建伸さんのお尻をこぶしで殴るしぐさを見せていた逸話を知る。「あの小さな子がここまで大きく成長するとは思ってもいなかった」と笑顔で語った。

 奈良沖縄県人会の宮城静夫会長は「防衛を重ねて、世界に名をはせてほしい」。大阪沖縄県人会連合会の諸喜田達雄会長も「夢と希望を与えてくれ、感激している」と期待を寄せた。(島袋晋作)


     ◇     ◇     ◇     
パレードは本部で/祖父・政男さんも喜ぶ


 【本部】「孫が世界チャンピオンになったなんて言葉にできないほどうれしい」。名城信男選手の祖父政男さん(73)=本部町渡久地=は、国内最速記録に並ぶ八戦目で世界の頂点に立った孫の快挙を手放しで喜んだ。町民からは「凱旋パレードを本部町で」という声も上がっている。

 世界タイトル戦を前にした五月、名城選手の父建伸さんが、高校時代まで過ごした本部町で同級生らが壮行会を行った。父と出席した信男さんは「必ず世界チャンピオンになって、皆さんの前にチャンピオンベルトを持ってきます」と決意を誓った。名城選手は同月、政男さんの自宅をあらためて訪れ、仏壇に手を合わせた。「世界戦を前に期するものがあったのでしょう」と政男さん。

 試合は自宅で県内に住む孫たちとともにテレビ観戦。勝利の瞬間には孫たちと喜びを分かち合った。「防衛戦は会場で応援したい。一度は沖縄でも戦ってほしい」。観戦後には、町内で開かれた祭り会場で、町民の前で紹介され、拍手を浴びていた。

 仲栄真盛順本部町長は「町関係者から世界チャンピオンが誕生したのは、大変輝かしい。町全体が喜びに包まれている」と喜んだ。(屋良朝輝)





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名城信男、WBAスーパーフライ級世界チャンピオン奪取!

2006-07-22 22:15:24 | 県知事選

テレビでも放送されず、新聞メディアにも殆ど取り上げられなかった「WBAスーパーフライ級世界タイトルマッチ12回戦」が今日22日、東大阪市立総合体育館で行われた。

挑戦者で同級1位の名城信男がチャンピオンのマーティン・カスティーリョに10回1分2秒でTKO勝ちし、辰吉丈一郎と並んで日本ボクシング史上最短タイ記録となる、デビューから8戦目での世界王座奪取を果たした。

名城信男はその姓で判るとおり父親が沖縄出身なので、今回の試合のトレーニングにも沖縄で練習しており地元のテレビでは実況放送された。

世界タイトルマッチでもない亀田兄弟の試合が、あれほどテレビ等で騒がれるのに名城の世界チャンピオン奪取試合のテレビ実況放映が全国で沖縄だけだったのは淋しい。

なお、関東地方では7月29日の深夜4:15から録画放送が予定されているようだ。

1週間も待って亀田の世界戦(8月2日)の直前の録画、それも深夜の放映では白けるネ。

                     *

ボクシング2006年07月22日 更新

名城、日本最短に並ぶ-デビュー8戦目で世界奪取

 世界ボクシング協会(WBA)スーパーフライ級タイトルマッチ12回戦は22日、東大阪市立総合体育館で行われ、挑戦者で同級1位の名城信男(六島)がチャンピオンのマーティン・カスティーリョ(メキシコ)に10回1分2秒でTKO勝ちし、辰吉丈一郎(大阪帝拳)と並んで日本ボクシング史上最短タイ記録となる、デビューから8戦目での世界王座奪取を果たした。

互角の展開が続いたが、10回にカスティーリョの左目上からの出血が激しくなり、主審が試合を止めた。名城の戦績は8戦全勝(5KO)。カスティーリョは5度目の防衛に失敗した。

日本のジムに所属する正規の現役世界王者は6人となり、日本ボクシングコミッションによると最多となった。

◆名城信男の話 

「これを逃したら次があるか分からないと思っていた。カスティーリョみたいな強いチャンピオンに勝てたことに満足」

◆カスティーリョの話 

「傷は何も感じなかったが、出血が多かった。試合を止めたレフェリーに不平はない。名城は勇敢だった。彼にふさわしい勝利だ」

【戦評】

名城が殊勲の星を挙げた。カウンターを再三浴びても前進し、左フックや右ストレートをクリーンヒットした。全体的に空振りは多かったが、強引にロープに詰めて打撃戦に巻き込み、王者を消耗させた。
  8、9回はカスティーリョのスピードについていけず、はっきりと流れが相手に傾いていただけに、10回の突然のストップは幸運にも見えた。

■名城 信男(なしろ・のぶお) 

奈良・奈良工高-近大とアマチュアで経験を積み、03年7月プロデビュー。04年8月、2度の世界戦経験がある本田秀伸に判定勝ち。昨年4月、田中聖二をTKOで破って日本スーパーフライ級王者となり、1度防衛した。スタミナと力強い連打で相手を圧倒する右ファイター。戦績は8戦全勝(5KO)。奈良市出身、24歳。

★恐れぬ名城前へ前へ-試練乗り越え、記録に並ぶ

幕切れは突然に訪れた。10回の1分すぎ、レフェリーが王者の左目上の傷が深刻と判断、試合を止めた。名城が少年時代「一番輝いていた」と言う辰吉が持つ日本最短記録に並んだ瞬間だ。勝ち名乗りを聞くと、喜びを爆発させた。

名城の勇気がカスティーリョの技術を上回った。試合開始から果敢に前に出る挑戦者。そこに落とし穴があった。チャンピオンの左フック一閃(いっせん)。ふらつく足取りでコーナーに戻ると、トレーナーが言った。「1ラウンドでよかったやん」。この一言で「気が楽になった」と名城。2回も恐れずに前進し、右ストレートで王者の左目の上を切り裂いた。

名城の圧力にカスティーリョが後退を繰り返す。右をもらい続け、傷口が広がる。9回の前にはレフェリーが王者陣営に「これ以上ひどくなったら試合を止める」と告げていた。

昨年4月の日本スーパーフライ級タイトルマッチで田中聖二(金沢)から王座を奪ったものの、試合後に田中が意識を失い、亡くなった。「何もしたくなかった」というほど落ち込んだ。それでもリングに帰ってきたのは「辞めるのは田中さんにあまりに失礼」という思いから。「僕にできるのはもっと強くなること」。試練を乗り越えた挑戦者が気迫でベルトをつかんだ。

 デビュー8戦目で世界王座を獲得し、同記録を持つ辰吉丈一郎(右)と控室で握手する名城信男=22日午後、大阪府の東大阪市立総合体育館(写真省略)

★辰吉も独特のエール-記録に並び、がっちり握手

デビュー8戦目での快挙-。22日、東大阪市立総合体育館で行われたWBA世界スーパーフライ級タイトルマッチで、名城信男(24)=六島=は10回TKO勝ちを収め、日本人の最短記録に並ぶ世界王座奪取を成し遂げた。勝利の瞬間、会場には「やったぞ!」「お見事」という歓喜の言葉があふれた。

「辰吉さんにあこがれてボクシングを始めた」という新王者。自己の持つ記録に並ばれた元世界バンタム級チャンピオン、辰吉丈一郎(36)=大阪帝拳=が試合後に控室を訪れると、名城は笑みを浮かべてがっちり握手した。

辰吉はテレビ解説を務め、リングサイドからエールを送った。「8戦目は中途半端。なぜ7戦目で挑戦しなかったのか」と周囲の笑いを誘った後、「気構えが違っていた。ガッツがある。打たれてもすぐ打ち返した」。常にアグレッシブさを失わなかった挑戦者の前向きな姿勢を大きな勝因に挙げた。

まだキャリアが浅い名城の将来性については「それは関係ない。強い者が勝つのではなく、勝った者が強いんだ」と独特の持論を展開した。

◆長谷川穂積(WBC世界バンタム級王者)の話 

「気迫勝ち。1ラウンドでいいカウンターをもらったけれど、手を出して前に出続ける気持ちがよかった」

◆徳山昌守(WBC世界スーパーフライ級王者)の話 

「技術じゃ勝てないけれど、持ち味の手数と根性がでた。もっとはやく止めるべきだった」

◆原田政彦・日本プロボクシング協会会長の話 

「技術的には相手が上でも負けずに打ち合った。左ガードが低くなったところを狙っていた」

◆枝川孝・六島ジム会長の話 

「名城本人が一番すごい。僕らは脇役やから。1ラウンドに名城がパンチをもらって、しっかりせなあかんのが分かってよかった」

★カスティーリョ、腫れ上がる左目上

王座から陥落したカスティーリョの左目の上は大きく腫れ上がっていた。2回にパンチを受けて出血。痛みはなかったそうだが、中盤以降は血が止まらなかった。左手薬指も序盤に痛めたという。

陣営によれば、10回の開始前にレフェリーからは、出血がひどくなったら試合を止めると警告されていたそうだ。カスティーリョは「これから力を出そうとしていたときだったが、レフェリーに不平はない。名城は勇敢だった」と淡々と話した。

★海外最短は3戦目

名城のデビュー8戦目での世界王座奪取は辰吉と並ぶ日本最短タイ記録。これに続くのは、WBAライトフライ級王者の具志堅用高とWBCミニマム級を制した井岡弘樹の9戦目。

海外での最短記録はWBCスーパーライト級王者、センサク・ムアンスリン(タイ)の3戦目。日本でもおなじみのウィラポン・ナコンルアンプロモーション(タイ)はWBAバンタム級王座を4戦目で奪っている。

★過去にも王者6人時代

日本ボクシング界には1994年と96年の一時期にも“世界王者6人”の時代があった。

だが、94年は辰吉丈一郎がWBCバンタム級の「暫定王者」だった。また、96年はルイシト小泉がWBCフェザー級王座を獲得したが、日本での滞在期間の短さから日本ボクシングコミッションはフィリピン選手との見解を出しており、正規王者が6人同時に在位するのは今回が初めてとなる。

                    *

亀田興毅は8月2日に「世界戦」をするが相変わらずパフォーマンスは派手で今度は「世界一のリングアナ」の登場という。

出来たら亀田もチャンピオンになってもらって、将来は「名城ー亀田戦」でもやってくれたらボクシング人気もウナギのぼりなのだが。

今の亀田の人気はボクシング人気では無く、「亀田の個人人気」なので「亀田コケたら親亀田、弟亀田がコケル」。

ボクシングは同じ級にライバルがいると競い合ってお互いに強くなり、その結果ボクシング人気も盛り上がる。

話は古いがかつての原田、海老原、青木の「軽量級三羽烏」のように。

ちなみに原田、海老原はそれぞれ世界チャンピオンになっている。

名城、亀田、それに具志堅ジムの嘉陽を加えて「平成の軽量級三羽烏」も良いと思うがね。

                   *

2006年07月22日 更新

【BOX】亀田興毅「世界戦」に世界一のリングアナ

プロボクシングの“浪速の闘拳”こと亀田興毅(19)=協栄=の世界獲りを、“世界一のリングアナウンサー”が華麗に彩る。8月2日の世界戦でのリングアナウンスを、米国の第一人者ジミー・レノンJr.氏が務めることが21日、明らかになった。

「イ~ッツ・ショータ~イム!」と有名なフレーズで場内を盛り上げる同氏の起用は、「オレの世界戦やったら世界一のリングアナにコールしてもらいたい」と亀田が希望。同氏が日本のリングでコールするのは、昨年9月25日のWBC世界バンタム級王者・長谷川穂積、WBAミニマム級王者・新井田豊のダブル防衛戦(横浜アリーナ)以来となる。

27日の予備検診は、ランダエタと対面しないように30分の時間差をおくことも正式に決まった。試合当日は亀田がキャラクターとなっている「レジ袋削減」のためのマイバッグが、来場者全員にプレゼントされる。

プロボクシング・WBA世界Lフライ級世界王座決定戦
(8月2日、横浜アリーナ)



フアン・ランダエタ
(ベネズエラ、27)
24戦20勝(16KO)
3敗1分
12

亀田興毅
(協栄、19)
11戦11勝(10KO)



★大毅は8・20現役チャンプと激突

亀田3兄弟の二男・大毅(17)が8月20日のプロ5戦目(横浜文化体育館)で対戦するウィド・パネス(24)=インドネシア=が、同国フライ級の現役王者であることが21日、分かった。入場券は2万円と5000円の2種類で、約3000枚の5000円席は「購入順にリングに近いいい席がとれる」(協栄ジム)“早い者勝ち”となっている。



コメント

天皇親政を叫ぶ左翼メディア

2006-07-22 08:26:22 | 歴史

 ◆昭和天皇が語ったとされる冨田メモが話題になっている。

ネット上の写真で見る限り、このメモの真偽には疑問を感じるところが多々ある。

手帳に書き込まれた物ではなく、後から張り付けられたいたものであることや、インクや紙の劣化度が違って見える。

更に「私」という主語が果たして昭和天皇をさすのか。

富田氏が宮内庁長官だった時代の侍従長、徳川義寛氏がメモと同様の主張をしており、徳川氏の言葉をメモしたものではないかという疑いもあるようだ。http://sakuratan.ddo.jp/imgboard/img-box/img20060720181150.jpg(ニュースステーション清水建宇(朝日新聞論説)の取材報告)

また、昭和天皇陛下は、靖国神社の例大祭には絶えることなく勅使を遣わされている。

これは天皇陛下の代理参拝とも呼べるもので、靖国神社へのA級戦犯合祀に深い不快感を感じられていたのであれば、このメモの内容とその行動は矛盾する。

早速、「天皇A級戦犯発言簡易まとめサイト」 http://blog.goo.ne.jp/tech_innovation/が開設されるほど話題騒然である。

                   *

「エーイ! 控えい! この葵の紋所が目に入らぬか!」

お馴染水戸黄門のクライマックスの一番視聴率の高い場面。

ところが、今度の「紋所」は葵ならぬ菊の御紋章。

紋の重みが違う。 

「控えーい!」。

・・・ん? 

「控えーい!」と声高に叫んでいるの「菊の紋所」を軽んじていた連中ばかり。

どうなっているの?

それにしても、印籠の前に悪代官が平伏すのはドラマの中だけではなかったのか。

                    *

勿論大手メディアも社説、コラム等で専らこのテーマを日経スクープを後追いしている。

スクープ掲載日の20日は安倍官房長官の事実上の総裁選立候補のマニフェストともいわれる「美しい日本」(文春文庫)の出版日である。

首相の靖国参拝を批判する日本経済新聞にとって安倍を叩くために20日にスクープ発表というシナリオは素人でも思いつく。

不思議な事に最も天皇陛下を軽んじて、いやあわよくば「天皇制」を無くしてしまいたい不届きモノ達が急に「昭和天皇の思いを重く受けとめるべき」と俄仕込みの忠臣振りを演じている。

当の日経は勿論だが、案の定朝日が躍り上がったような社説を書いた。

「昭和天皇の思いを重く受けとめるべき」。(朝日、日経)

だが待てよ。

朝日、日経はいつから宗旨変えをして「菊の紋所」に平伏すようになったのだろう。

いつから絶対君主制を認めるようになったのだろう。

「天皇制」という左翼用語を一般化させた勢いで、「天皇制=絶対君主制」に持っていこうとしているのか。

明治憲法下でも昭和憲法下でも日本には「絶対君主制」は存在せず一貫して「立憲君主制」だったことを忘れたのだろうか。

印籠の前に悪代官が平伏すのはドラマの中だけではなかったのか。

【各紙社説まとめ】

★昭和天皇の思いを重く受けとめるべき(朝日、日経)

★小泉首相は靖国参拝をやめろ(毎日、日経)

★中国、韓国に言及(朝日、日経)

★靖国が内外で大きな論議を呼ぶ最大の原因はA級戦犯合祀(毎日)

◆靖国神社に代わる施設を(朝日、読売)

◆靖国神社が折れない限り分祀は不可能(読売)

◆A級戦犯全員の合祀に不快感を示していたとまでは言えない(産経、読売)

●A級戦犯全員の合祀に不快感を示していたとまでは言えない(産経、読売)

●学問的な評価にとどめるべき(産経)

●首相の参拝の是非論と安易に結びつけてはいけない(産経)

●小泉首相はメモに左右されず参拝を(産経)

朝日は喜んだ勢いで反靖国参拝のアメリカ学者を担ぎ出して、その意見を掲載したが、

これって「首相は天皇の『御心』に従え」って言う事?

「天皇参拝せぬ靖国に首相が行く矛盾」 カーティス教授

2006年07月20日15時18分  asahi com. 

 <ジェラルド・カーティス米コロンビア大学教授(政治学)の話>

 昭和天皇が、靖国神社のA級戦犯の合祀に強い不快感を示していたことが明らかになったことの意味は大きい。靖国神社参拝問題が、外国にいわれて問題になったのではなく、もともと日本国内の政治問題であることが明らかになった。

 A級戦犯を合祀することは戦争を肯定する象徴的な意味がある。外国から見てもおかしいし、日本の天皇から見てもおかしいということだ。天皇陛下も参拝しない靖国に総理大臣が行くべきだというのは矛盾している。

 天皇の発言が明るみに出たことによって、国内問題としての靖国神社参拝問題がもっと議論されるのではないか。

 戦中戦後を通じて天皇だった昭和天皇が「天皇陛下万歳」を叫んでなくなった兵士がまつられている靖国神社の参拝をやめるほど、A級戦犯合祀にこだわっていた。天皇の言葉を次の総理候補も真剣に考えて、靖国神社問題の新しい解決のあり方を考えるべきだ。

このジェラルド・カーティス米コロンビア大学教授と言う人物、「知日派の学者」ということらしいが本当に「知日」なの?

知日派ならぬ痴日派と馬鹿にされぬように、一度日本国憲法を読み返してから発言したら道だろう。

日本国憲法では、天皇は政治に口を出せないということは中学校の公民の教科書を読めば書いてある。

「内閣の助言と承認」に基づいて国事行為を行い、天皇の行為は政治に規制される。


「天皇の意思」を理由に靖国の政治問題化を煽るのは憲法の精神に反している。

もし天皇の「御心」が「A級戦犯合祀賛成」だったなら、この教授は「天皇の意思を尊重せよ」と言うのだろうか。

カーチス先生、総理大臣に天皇に従えととでも言うの?

この極右翼とも言うべき先生の「226事件皇道派」もビックリの意見を誇らしげに載せる朝日新聞は昭和天皇の「御心」で錯乱したのか。

日経スクープで大騒ぎの20日の夕刻、小泉首相がコメントを発表した。

日本国憲法、首相の立場、天皇の立場をよく理解した見事なコメントだった。

 
昭和天皇メモ:小泉首相「靖国参拝に影響ありません」
昭和天皇の靖国神社に関する発言についての質問に答える小泉純一郎首相=首相官邸で20日午後6時20分、藤井太郎写す

 小泉純一郎首相は20日夕、首相官邸で記者団に対し、昭和天皇が靖国神社のA級戦犯合祀(ごうし)に不快感を示した資料の発見が自らの参拝に与える影響について「ありません、それぞれの人の思いですから」と述べ、否定した。一方、自民党の久間章生総務会長や中川秀直政調会長が分祀論に同調する見解を改めて表明するなど、新資料の波紋が与野党に広がっている。

 首相は8月15日の終戦記念日に参拝するかが焦点となっているが、新資料とは切り離して判断する意向を示したものだ。また、「天皇陛下が参拝できる状況にした方がいいと考えますか」と記者団から問われ「それぞれ、心の問題ですからね。参拝されてもいいし、しなくてもいいし。自由ですから」と述べた。

 さらに、A級戦犯の分祀論について「一宗教法人に対してはあああるべきだ、こうあるべきだと政府としては言わないほうがいいと思う」と述べ、政治的な働きかけは好ましくない、との見解を示した。

 一方、自民党の久間総務会長は20日の記者会見で「かねてからの持論だが、やっぱり合祀すべきでなかったと今でも思っている」と語った。中川政調会長は党本部で記者団に対し「私は最初から分祀・分霊論だ」としたうえで、「政治が口出しできる話じゃない」と述べた。【小林多美子】

 ◆富田朝彦元宮内庁長官のメモに関する小泉純一郎首相と記者団とのやりとり

--どう受け止めるか。

 ◇これは心の問題だから、陛下(昭和天皇)もさまざまな思いがおありだったと思う。

--合祀後、天皇が参拝していないが。

 ◇それぞれ人の思いがあるから、私がどうこう言う問題じゃない。

--天皇が参拝できる状況の方がいいのでは。

 ◇それぞれの心の問題だから。参拝されてもいいし、しなくてもいいし。自由ですから。

--追悼施設としてどのようなものが理想的か。

 ◇なかなか結論が見えにくい。

--首相自身の参拝に影響があるか。

 ◇これはありません。それぞれの人の思いですから。心の問題ですから。強制するものでもないし、あの人が、あの方が行かれたからとか、良いとか悪いとかいう問題でもないと思う。

--これからも行くか。

 ◇心の問題ですから。行ってもいいし、行かなくてもいいし、誰でも自由ですね。

--A級戦犯分祀に対する考えは。

 ◇一宗教法人に対して、あああるべきだ、こうあるべきだと政府としては言わないほうがいい。議論は結構です。

毎日新聞 2006年7月20日 20時47分

                  ◇

産経抄 平成18(2006)年7月22日[土]

 歴史のおさらいをするわけではないが、昭和15年9月の日独伊三国同盟締結は「あの戦争」への大きな分岐点となった。昭和天皇は当時から同盟に危惧(きぐ)を抱き、推進する松岡洋右外相に不信感をお持ちだった。そのことは多くの史料で明らかにされている。

 ▼その昭和天皇が、A級戦犯の靖国神社合祀(ごうし)に関して発言されたという元宮内庁長官のメモが見つかった。A級戦犯の中でも松岡とやはり同盟推進派だった白鳥敏夫駐イタリア大使の2人が名指しされている。昭和天皇の率直な歴史観がにじみ出ているようだ。

 ▼だがメモはそれだけでなく、合祀が靖国参拝をやめられた理由としてある。これには案の定、A級戦犯分祀派や首相の参拝反対派の政治家やマスコミ、それに中国、韓国が飛びついた。「お言葉」をタテに「A級戦犯を分祀しろ」「首相の靖国参拝はやめろ」の嵐である。

 ▼「そんなに昭和天皇を敬愛されていたのですか」と、皮肉の一つも言いたくなるぐらいだ。しかしメモはメモに過ぎない。公式のご発言でもなければ文書でもない。どういう文脈で話されたのかも不明な状態とあっては「はしゃぎ過ぎ」といっていい。

 ▼むしろ注目したいのは、昭和天皇がそれだけの本音を公式の場では一切口にされていないことだ。メモが書かれたという昭和63年4月には記者会見もされている。この時も「戦争に進んだ最大の原因は」の質問に「人物の批判とか加わりますから」と口を閉ざされた。

 ▼自らの発言が政治や歴史論議に影響を与えぬよう、厳しく律しておられたのである。メモが残されていたことなど、想像もされなかっただろう。これを「政治利用」し、分祀や首相の参拝を論じることこそ昭和天皇のお心にそむくことになる。

 

 

 
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ゾマホン、諭吉の「脱亜論」

2006-07-21 10:31:45 | 歴史

中国  「日本を本気で怒らせてみたいが、潜水艦で領海侵犯しても怒らない」

韓国  「竹島を占拠しても、日本の漁船拿捕して漁師殺しても怒らない」

中・韓  「俺らは日本人を怒らせようと凶悪犯罪者を大量に輸出してみたんだが、逆に小泉総理はビザ免除に動いてくれて・・・‥」

北朝鮮 「・・・テポドン等を派手にぶっ放してみたんだが、半年程度の入港禁止で許してくれるそうだ」

中国  「尖閣近海でガスを吸い取っても怒らない」

韓国  「存在もしない従軍慰安婦で騒いだら、怒るどころか国が謝ってくれる」         「じゃあ、どうすれば・・・」

北朝鮮 「日本人を拉致してもお米をくれたし、工作員が日本に住むのを許してくれる」

中・韓・北 「福沢諭吉は≪悪友は断つ≫と言っていたが・・・」

                   *

 

8年前前のテレビ番組「ここがヘンだよ日本人」の一場面。

どんなに謝罪を続けても日本を許さんと吼える韓国人、中国人相手に孤軍フン闘、一人で日本を弁護していたアフリカ人ゾマホンさん。

ゾマホンさんが言うには「韓国が日本の植民地だったのは36年だが、アフリカが欧米白人国家に植民地だったのは700年で、そのうち300年は植民地どころか奴隷国家だったが、欧米国家は一度も謝った事はない。 それに比べたら日本の36年の植民地時代はかわいいものだが、日本はこれまで何度も謝ってきた。 いい加減に日本を許して未来志向で行こう」と大体こんなところ。

だが、中国・韓国は「10代過ぎても100代経っても許さない」と言う。

取りあえずゾマホンさんの孤軍フン闘振りを動画で見てみよう。http://www.youtube.com/watch?v=-tDNx3GobLg

やしきたかじん、勝谷誠彦、橋本弁護士も中国、韓国にはフンガイしているようだ。

http://www.youtube.com/watch?v=zHqlDj9mw04

ゾマホンさんや、やしきたかじんと同じように、120年前既にに中国と朝鮮に呆れ返っていた人がいた。

 シナ・朝鮮二国と日本との精神的隔たりはあまりにも大きい。情報がこれほど早く行き来する時代にあって、近代文明や国際法について知りながら、それでも過去に拘り続けるシナ・朝鮮の精神は千年前と違わない。

この近代文明のパワーゲームの時代に、教育といえば儒教を言い、しかもそれは表面だけの知識であって、現実面では科学的真理を軽んじる態度ばかりか、道徳的な退廃をももたらしており、たとえば国際的な紛争の場面でも「悪いのはお前の方だ」と開き直って恥じることもない。 

、現在のシナ・朝鮮は日本にとって何の助けにもならないばかりか、この三国が地理的に近い故に欧米人から同一視されかねない危険性をも持っている。

すなわちシナ・朝鮮が独裁体制であれば日本もそうかと疑われ、向こうが儒教の国であればこちらも陰陽五行の国かと疑われ、国際法や国際的マナーなど踏みにじって恥じぬ国であればそれを咎める日本も同じ穴の狢かと邪推され、朝鮮で政治犯への弾圧が行われていれば日本もまたそのような国かと疑われ、等々、例を挙げていけばきりがない。

これを例えれば、一つの村の村人全員が無法で残忍でトチ狂っておれば、たとえ一人がまともでそれを咎めていたとしても、村の外からはどっちもどっちに見えると言うことだ。

実際、アジア外交を評する場面ではこのような見方も散見され、日本にとって一大不幸だと言わざるを得ない。

  もはや、この二国が国際的な常識を身につけることを期待してはならない。「東アジア共同体」の一員としてその繁栄に与ってくれるなどという幻想は捨てるべきである。

日本は、むしろ大陸や半島との関係を絶ち、先進国と共に進まなければならない。

ただ隣国だからという理由だけで特別な感情を持って接してはならないのだ。

この二国に対しても、国際的な常識に従い、国際法に則って接すればよい。

悪友の悪事を見逃す者は、共に悪名を逃れ得ない。

私は気持ちにおいては「東アジア」の悪友と絶交するものである。(明治18年3月16日)≫福沢諭吉 「脱亜論」抜粋

この文を平成18年、・・・じゃなく、明治18年に書いている福沢諭吉先生はエライ!

まるで≪100年後のおめーらのやる事は全てお見通しだ!≫とでも言っているようだ。

ゾマホンさんは福沢諭吉の「脱亜入欧論」でも勉強していたのだろうか。

                   ◇

◆昨年の11月、福沢諭吉の「脱亜入欧」をからかった「日本よアジアに帰れ」というコラムが韓国の中央日報に掲載された。

「脱亜入欧」は今でも正論で先の見通せる福沢諭吉に斯く言わせたのは全て中国・韓国・北朝鮮の無法にある。

彼らの思考は120年前も今も何の進化もなくむしろ脳死したとお互いを罵り合ってさえいる。

やはり福沢諭吉は正しかったし、今でも正しい。

◆中央日報 【コラム】 2005.11.25 12:26:14

日本よアジアに帰れ

日本では新しい内閣がスタートするとき、コメディーの一部かというような演出がなされる。

首相と大臣たちが日本人の体格にほとんど似合わないモーニングコートを着て首相官邸階段で記念撮影をする姿だ。

服装のカジュアル化を迎え、欧州からもほとんど消えたモーニングの貴族趣向を明治維新以来今日まで内閣が固守していることから、日本人の西洋崇拝の断面が伺える。

モーニングを着た大臣たちと小泉純一郎政府のアジア軽視政策を見れば、日本はまだ「アジアを離れて欧州の仲間入りを」と言った福沢諭吉の脱亜入欧論のままだ。

近代日本最高の啓蒙思想家として今も1万円券紙幣にその肖像画を残している福沢諭吉は1884年、彼が支援した金玉均(キム・オッキュン)ら朝鮮開化派の甲申年クーデターが失敗すると1885年、時事新報に脱亜論という社説を書いた。

彼は言った。「日本は朝鮮と中国の開明を待って一緒にアジアを興す余裕はない。日本は彼らとは別れて西洋の文明国たちと進退をともにしなければならない。悪い友達と付き合えばともに汚名を避けることができない。私たちはアジアの悪い友達を謝絶しなければならない」

彼はまた、日清戦争を文明(日本)と野蛮(中国)の戦争だと言った。福沢諭吉はぼみすぼらしい知人を遠ざけるように朝鮮と中国を相手にせず、ひたすら西洋の思想と文物を受け入れ、日本を近代化しようと促した。

その時代の日本のためには、彼の処方は正しかった。

それから120年の歳月が経った。

国際化を迎え、社会、経済、文化的な国境が消え同じ文化コードが韓国と日本と中国を含む世界のほとんどすべての国を貫く時代だ。株式取引をソウルとニューヨークと東京とロンドンでリアルタイムで同時に成り立つ。

そして韓国と中国は日本より悪い友達でもなく、みすぼらしい境遇でもない。

それにもかかわらず小泉の意識の進化は19世紀後半の日本を熱狂させた福沢諭吉の脱亜論段階にとどまっているのか。

政府の外でもそのような兆しが感じられる。昨年の春、北京で韓国、中国、日本の国連協会代表たちが集まってフォーラムを開いた。テーマは国連改革だったが、話題の焦点は日本の国連安保理常任理事国選出問題だった。

ベテラン外交官出身である日本首席代表は韓国と中国が日本の安保理進出をいくら反対しても日本は予定通り安保理常任理事国になると言い切った。アフリカ多数国家と米国の支持を信じたようだ。脱亜にとどまっても、世界の指導国になることができるという態度だった。

第2次世界大戦以後、日本の入欧は入米に変わった。しかし脱亜はまだ隔世遺伝的に外国を見る日本人たちの認識と態度に現れるようだ。でなければ韓日関係と日中関係に悪材になるのがわかりきった靖国神社参拝を、あのように執拗に強行する小泉首相の行動を説明する手段がない。日本国民の多数が神社参拝が日本のアジア外交に及ぶ悪影響を心配していることを見れば、有権者たちの表を得るためだからという説明も説得力がない。民族主義としても説明できない。

小泉首相は米国のペットという嘲弄を受けるほど、親米的だ。一言で強者に弱く、弱者に強い卑しい姿勢だ。

日本がアジアを離れて西洋を徘徊する間、アジアで日本の居場所は減るほかない。中国の胡錦涛国家主席は、靖国紛争以後、小泉首相をまったく相手にしない。韓国は必要な場合にだけ首脳と外相に会うという立場だ。

政経分離によって外交的な対立が経済的な取引には大きな影響を与えないといえども、国際関係で経済が全てではない。

日本はアジア国家としてのアイデンティティを取り戻すときだ。グローバル時代に脱米と脱欧はありえない。しかし日本が時代錯誤的な福沢信仰にしばられてアジアからそっぽを向けば、高い対価を支払う日が来るだろう。

金永熙(キム・ヨンヒ)国際問題大記者

                 ◇

 ◆社説・春秋

春秋(4/17)
 「我国(わがくに)は隣国の開明を待て共に亜細亜を興すの猶予ある可(べか)らず、寧(むし)ろその伍(ご)を脱して西洋の文明圏と進退を共にし……」。福沢諭吉が1885年3月16日付「時事新報」社説として書いた文章の一節である。脱亜論と呼ばれる一文だ。

▼福沢は「我は心に於(お)いて亜細亜東方の悪友を謝絶するものなり」と中国と韓国を悪友呼ばわりして論を結ぶ。福沢の創作と思われている「脱亜入欧」の四文字熟語は実はここにはないが、様々に応用されるようになる。脱亜入欧が「奪亜入欧」を目指す路線に変わった歴史はいまに尾を引き外交関係に影を落とす。

▼コロンビア大学のジェラルド・カーチス教授によれば、中国や韓国の学者たちの間には、小泉政権の外交路線を「脱亜入米」とする見方がある。「通米入亜」も聞かされたという。日本は米国を通じてしかアジアと向き合っていないとの韓国人学者の批判だ。一方、米国人学者はいまの韓国を「脱米入中」とみる。

▼中国の胡錦濤主席が今週米国を訪問する。真珠湾から始まった1997年の江沢民訪米は対日批判で米国と足並みをそろえたい「脱倭(だつわ)入米」の思惑が見えたが、今度はどうか。94年12月20日付本紙一面では先輩記者が「伴米入亜」を日本外交に求めた。確かに米国とともにアジアの仲間になれれば、と思う。

 

 


 

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ジダンの頭突き騒動は喧嘩両成敗

2006-07-21 08:24:49 | 県知事選

昨日偶々テレビで見たアメリカ映画「ラウンダーズ」で何度も「お前の母親は売春婦」というセリフを聞いた。

ここでこの映画を取り上げるのは映画評論の目的ではない。

マット・ディモン主演のこの映画、貧乏な法学部の学生マイク(ディモン)が、ポーカーの世界に引きずり込まれてしまう。

紆余曲折があって、結局自分は法律家ではなく、むしろラウンダーズ(ポーカーのプロ)が適職だと、大学を退学し彼女とも別れてラスベガスへ向かうとこで映画は終わる。

この映画の中で再三[son of bitch ]が連発され日本語字幕は「売春婦の息子⇒お前の母親は売春婦」といったオドロオドロしい訳ではなく、バカヤローといった程度の軽い侮蔑語だった。

言われた相手も頭突きをかます様子さえなかった。

[son of bitch ]の度に頭突きをしていたら映画は頭突き映画になってしまう。

おまけに会話の間には[fuckinng]と言う単語を接続詞のように連発していた。

これは日本語ではどう訳するの。

                   *

ジダンとマテラッチイの喧嘩はやはり「ガキの喧嘩」だった。

これは前にも書いた。http://blog.goo.ne.jp/taezaki160925/e/2aa29cb506d07ba4e4663e1cdb2a5827

メディアが期待した深い意味はなかった。

ジダンの三日間の社会奉仕は子ども達へのサッカー教室らしい。

一番喜んだのは子ども達。

                   *

サッカー音痴のお爺さん:

「あのジダンのson of bitch !(馬鹿め!)、性懲りもなく子ども達に頭突きを教えているよ」。

サッカー好きのお爺さん:

「何を言ってるのだson of bitch !(馬鹿め!)、あれはヘディングを教えているのじゃ!」。

サッカー音痴のお爺さん:

「・・・ん?、ヘディングって頭突きだろう?」。

                    *

2006年07月21日 更新

ジダンに社会奉仕3日間と罰金!FIFAが“ 頭突き事件”の裁定下す

ジダン

FIFAによるジダン(右)の事情聴取は90分間。このあと、3日間の社会奉仕活動と罰金が科された=ロイター

チューリヒ(スイス)20日=国際電話】国際サッカー連盟(FIFA)は20日、ドイツW杯決勝で“頭突き事件”を起こした元フランス代表MFジネディーヌ・ジダン(34)に対し、社会奉仕活動3日間と罰金の処分を科した。侮辱的な発言をしたイタリア代表DFマルコ・マテラッツィ(32)=インターミラノ=にも出場停止と罰金が科され、加害者のみならず挑発した選手も罰した“けんか両成敗”の裁定となった。

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欽ちゃん球団がインコウ解散?

2006-07-20 16:50:54 | 県知事選

極楽山本のインコウで極楽とんぼが解散するのは自然の成り行きだろう。

このところ相方・加藤の活躍が目立っていただけに絶好の解散のチャンスじゃなかったの?

加藤の謝罪号泣は解散の嬉し涙だったりして。

だが、欽ちゃんの野球チーム解散は便乗解散じゃないの。

「茨城ゴールデンゴールズ」はもう既に地域に関わる社会的組織になっており、欽ちゃんの独断で山本に責任転嫁しての突然の解散で一番驚いているのは球団メンバー、スタッフのはず。

伝聞だが欽ちゃんチームは赤字続きで経営維持に苦労していたと言う。

解散のタイミングと理由に困っていた矢先の山本のインコウ。

これに便乗しての突然の解散なら、山本もワルだが大将はもっとワルじゃノウ。

もしそうでなければ、山本をインセキ退団、・・いや、インコウ退団させれば済む事。 

山本のインコウ退団はあっても、インコウ解散はないと思うよ。

もし、他の理由で解散するのなら少し時間を置いて、ちゃんと理由を述べて解散すべき。

ドサクサ紛れに何もかもインコウ山本のせいにするのでは、いくらドスケビッチ・インコウスキーの山本でも一寸カワイソウだよ、欽ちゃん。

※写真をクリックすると300kの動画を再生します。
NNN(日本テレビ系)
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萩本欽一さん 野球チーム解散を明らかに
動画ニュース 56k | 300k

萩本欽一さん 野球チーム解散を明らかに

 人気お笑いコンビ「極楽とんぼ」の山本圭一さんが、17歳の少女とみだらな行為をしたとして吉本興業を解雇された問題で、山本さんが所属していた社会人野球のクラブチーム「茨城ゴールデンゴールズ」のオーナーで監督・萩本欽一さん(65)が19日午後5時半過ぎ、羽田空港で会見し、チーム自体を解散することを明らかにした。
[19日20時52分更新]
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団塊の世代は平和ボケ

2006-07-20 07:03:37 | 普天間移設

生来の口下手、書き下手の為考える事をなかなか表現出来ずイライラすることが良くある。

そんな時自分の考えている事を手際よく表現した達意の文に出くわすと頭のモヤモヤが一気に消え去る。

東海新聞のコラムは日本のメディアを支配する平和ボケを団塊の世代に求める。

サスガと思うが、「団塊の世代」を「男根の世代」とアナウンスした女子アナウンサーはナニボケなんでしょうネ。http://www.youtube.com/watch?v=alEVvQHzqLM&mode=related&search=%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B9

                   *

東海新報 世迷言 ☆★☆★2006年07月18日付

 「対話と圧力」と一口にいうが、話し合いに乗ってこない相手とどう対話するのか。これは理想的空論で、腕力や武力など物理的な力を行使するのはともかく、他の手段による心理的圧力という手法も残されているのだから、圧力専一の方が有効と考えるべきであろう▼むろん、これは北朝鮮への対応のしかたのことである。銃弾をぶっぱなしておいて「問答無用」と開き直る相手に「話し合いで、話し合いで」と猫なで声で呼びかけて「はいそうですか」と応じてくるケースが空前にあったら教えてほしい。そしてそれは絶後であることも論をまたない。いまメディアで論説の主幹をなしているのは団塊の世代であり、この人たちは平和にどっぷりと浸かってきた▼民主主義、平和、公正、公平、思いやり、優しさ、共有、共存、共生などのキーワードのみが頭の中に詰まっていて、なにごとも対話で解決すると思っている。むろんこれは大切なことで、世のほとんどは話し合いで円満に解決しているし、そうあらねばならない。だが、そんなことをつゆほども望まない人種もいる▼ほしいものを手にいれるために銃や包丁をつきつける人種、家にだまって入り込んで金品をもっていく人種、おどしたりごまかしたりして目的をとげる人種。そんな「非対話人種」のために警察があり、裁判所があり、法律がある。国連安保理が全会一致で北朝鮮非難決議をあげた後も、わが国の新聞は「対話と圧力」を掲げていたが、まずは人をみて法を説けといいたい▼七発も銃弾を撃ち込まれて警察にかけこまない人間がいるだろうか。いないからこそ、国連に持ち込んだのであって「圧力=悪、対話=善」という単純思考とはそろそろおさらばする頃だろう

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北朝鮮が「戦時動員令」を発動?

2006-07-19 16:10:14 | 普天間移設

金豚のミサイル乱射以来、韓国の新聞が面白い。

19日の朝鮮日報コラムでは北朝鮮の指導部は今や脳死状態であると手厳しいが「脳死した金豚」が一体何をしでかそうと言うのか。

各国駐在の北朝鮮大使を召還してなにやら相談中らしい。

同じ日の中央日報が物騒なニュースを報じた。

それを伝える動画付きFNNニュースを以下に、

 

韓国「中央日報」、北朝鮮が戦争状態突入前の準備段階の「戦時動員令」を発動と報道
動画ニュース 56k | 300k

韓国「中央日報」、北朝鮮が戦争状態突入前の準備段階の「戦時動員令」を発動と報道

韓国の有力紙「中央日報」は19日朝、北朝鮮が戦争状態突入前の準備段階を意味する「戦時動員令」を発動したと伝えた。
北朝鮮の「戦時動員令」は、戦争状態に突入する前の準備として発令されるもので、これにより、休暇中の軍人らは部隊に復帰させられ、住民も特別な許可がない限り移動制限される
北朝鮮が、このような非常措置を打ち出したのは、1993年にNPT(核拡散防止条約)を脱退したときに「準戦時状態」を宣言して以来、13年ぶりのこととなる。
この動きについて、韓国政府の当局者は「内部の結束を狙ったもの」などと分析している。
ただ聯合ニュースは、別の政府当局者の話として、発令されたのは「軍事訓練にともなう勤務態勢の強化令」と伝えている。
[19日13時47分更新]
海外ニュース(FNN)一覧

動画ニューストップ

 

 2006/07/19 11:20 朝鮮日報
 

【ミサイル発射】「北朝鮮指導部は脳死状態」 
 
 
チョ・ミョンチョル氏 
 
 
 中国の丁重な要請を振り切ってのミサイル発射、国連の対北朝鮮決議への全面的な反発、ミサイル追加発射発言など、最近の北朝鮮指導部の動きが多くの憶測を呼んでいる。

 北朝鮮体制の中で過ごし高位の公職を経験した脱北者らは、こうした動きの理由や現在の北朝鮮指導部の心理状態をどのように見ているのだろうか。

 本紙の取材に対し、彼らは一様に北朝鮮指導部が「脳死(思考停止)状態に陥っている」との推測を口にした。

◆チョ・ミョンチョル元金日成大学教授 

これまでの交渉の結果が芳しくなかったため、強硬派の発言力が強くなったのではないか。

 北朝鮮の高位官僚は金正日(キム・ジョンイル)の前で最後まで戦い抜くと言わなければ生き残れない。つまり強硬論以外は存在し得ない環境だ。

 これまでは強硬姿勢の中にも戦略的な手段として外交を主張する人々もいたが、最近ではその影響力が弱まっているようだ。

 金正日が性急な決断を下し、皆がこれを無批判に受け入れることで、戦略的な判断を行う能力がまひしたとみている。

 北朝鮮と中国の間の摩擦も、これまで北朝鮮は中国が指示すれば会談にも臨んできたものの、結局は中国も表面上だけの味方にすぎず、実際には確固たる経済支援も行わず、米国・日本の顔色をうかがっていると判断したものと思われる。中国にも一杯食わせてやりたいとの心理が強まっているということだ。

 後に待ち受ける途方もない悪影響を考慮する余裕さえなくなってしまったようだ。


◆ホン・スンギョン元北朝鮮外交官 

過去にミサイル発射により相当な収穫を得た北朝鮮が、今回もそれが通用すると勘違いしたことが原因だ。

 北朝鮮の戦略担当者はおそらく非常に頭を悩ませていることだろう。国際情勢が以前と異なるということを察知できていなかったのは間違いない。特に中国とロシアが北朝鮮に背を向けることはないと判断したのが決定的だった。

◆キム・ヨンフン(仮名)元対南工作担当 

北朝鮮政権が生き残る上で、中国と韓国の経済支援は砂漠のオアシスのような存在だ。

 北朝鮮政権は中国と韓国がミサイル発射を引き留めはしたものの、それほど強くは出てこられないと判断したはずだ。

 しかし中国とロシアが対北朝鮮制裁に同意し、韓国も結局は米国の立場に従うしかない状況が生じたため、北朝鮮の首脳部は脳死状態に陥ってしまったのではないだろうか。

 金正日総書記は感情に流されている。その下にいる役人は金正日の機嫌を取るのに精いっぱいで、国際社会を知るエリートらは沈黙するしかない状況にあるのではないか。

◆キム・サンミョン(仮名)元労働党学校教授 

金正日に忠誠心を認められるためには「最後まで敵と戦う」姿勢を見せねばならず、金正日はそうした人物を好む。

 結局エリートらによる適切な意見は日の目を見ることはなく、忠誠派、強硬・追従派だけが発言力を持つようになる。

姜哲煥(カン・チョルファン)記者

朝鮮日報

 

 

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極楽山本「淫行解雇」 ドスケビッチ・インコウスキー

2006-07-19 13:53:46 | 県知事選

露鳳のヘリ糞ビッチ騒動、・・・じゃなく暴力騒動、が納まったと思ったら、今度はインコウ騒動。

色んな解雇の方法もあるが「淫行解雇」とは極楽山本も名誉の解雇だろう。

学園祭で粗チンを開チンして、ロシア大統領エリチン、・・いや、フリチン、・・じゃなく、プーチンもビックリの公然わいせつ容疑で書類送検されたこともあった。

が性懲りもなく、写真週刊誌に「ホステスを妊娠中絶させた」と報道されたりもした。

野球好きで有名なのでソッチの方はインコウ、・・いや、品行方正かと思ったら淫行放性だったとは・・・。

どうやら実像はヘリクソビッチならぬ、ドスケビッチ・インランスキー(淫乱好き?)だったようだ。

いや、やっぱりドスケビッチ・インコウスキー(淫行好き)?

                      ◇

サンスポ 2006年07月19日 更新

極楽とんぼ山本が淫行で吉本クビ!!17歳少女と飲酒

山本圭一

数々のご乱行で“暴走系芸人”として売ってきた山本だったが、ついに越えてはならぬ一線を…

吉本興業所属のお笑いコンビ、極楽とんぼの山本圭一(38)が、無職少女(17)に暴行したとして、北海道警函館西署に任意で事情を聴かれていたことが18日、分かった。所属する吉本興業は同日、「反社会的行為に該当する」として、山本との契約解除を発表した。山本は、過去にも多くの問題行動を起こしてきた一方、売れっ子芸人だけに、レギュラーに起用しているテレビ局などは深夜の対応に追われた。

山本は平成14年12月に大学の学園祭で下半身を露出。公然わいせつ容疑で相方の加藤浩次(37)と書類送検され、吉本興業から厳重注意を受けた。だが、反省は続かず、翌年6月には、写真週刊誌に「ホステスを妊娠中絶させた」と報道された。さらに、出演番組で、「平成生まれが解禁!」と、暗に“18歳の女性を狙う”と公言するなど全く懲りず、むしろ“芸風”として破天荒な行動を続けていた。

そのツケが今回の“淫行解雇”という事態に発展した。吉本興業東京広報部では、「今日のところはこの書面のみで、コンビ(極楽とんぼ)の今後などは19日以降に検討、発表します。出演番組については、各局の判断にお任せするしかありません」と答えるだけだった。

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「金豚」は将軍様公認の尊称!

2006-07-19 09:45:43 | 普天間移設

北の将軍様のことをネット上で「金豚」と呼ぶのは当たり前になったが、ご本人がこれを知ったらミサイルのピンポイント攻撃を喰らうのではと心配するのは杞憂だった。

偉大な将軍様は自分が豚であることを先刻ご存知で「金豚」どころか「猪八戒・豚」を模範とすると言うからこのブタはタダのブタではない。

外交官も豚を範として「表面では徹底的に英国の紳士のように振る舞わなければならない」というからビックラコイテ「ヘリ糞bicth」だ!(露鳳さんゴメン)

                *

朝鮮日報: 2006/07/17 17:07

金総書記の「猪八戒外交」とは

北の元外交官が語る金総書記

 北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記が1990年代はじめのソ連崩壊後、米国・日本との外交を重視するよう指示していたことが明らかになった。

 韓国に亡命した北朝鮮の元外交官ヒョン・ソンイル氏は16日、慶南大大学院の博士論文「北朝鮮の国家戦略と幹部の政策の変化に関する研究」で、「金総書記は“虎穴に入らずんば虎児を得ず”という心構えで米国、日本などとの外交に集中しなければならない」と話していたことを紹介している。金総書記は1991年ごろ、姜錫柱(カン・ソクチュ)外務省副相を通じて「冷戦が終結し、東西対立もなくなったのだから、非同盟路線はもはや意味はない」として、このように指示したという。

 ヒョン氏はまた、金総書記が当時、外交官らに「われわれは今後、外交を猪八戒(西遊記の主人公の一人)のようにどん欲なやり方で進めていくべきだ。猪八戒のように実利だけ得られれば、敵に秋波を送ることもできる」と発言したという。
 また金総書記は「外交官らは党性と階級の原則をわきまえた上で、表面では徹底的に英国の紳士のように振る舞わなければならない」と指示したという。

 またヒョン氏は「金総書記は1992年ごろ、姜錫柱副相に核問題に縛られて何もできないということにならないよう、なんとしても核問題から逃れるようにしなければならないと発言したが、ジュネーブ合意によって核問題が対米交渉カードになりうるということに気付いていた」とも述べた。

キム・ミンチョル記者

さー今後は安心して偉大なる将軍様のことを「金豚」と呼ぼう!

                 ◇


ところで北の金豚のミサイル乱発で動揺した盧大統領はトチ狂って判断力を失ったようだ。

いや元々この男に判断力はなかった。

反作用で韓国のメディアは判断力を回復し始めた。

沖縄の某反日・町長が金豚のミサイル乱射後、厳重に日米両政府に抗議すると言って度肝を抜かれたが、盧大統領も同じ心境なのだろう。

そういえば金豚のミサイル乱射直後、コメントを求められて「詳しい事がわかるまでコメント出来ない」と逃げた沖縄の某反日市長は黙して語らず終い。

同じ心境のメディアも同病相憐れむで、その後のコメントを求めるような野暮なことはしないようだ。 こういうときは都合よく「市民の知る権利」は忘れてしまうようだ。

だが、韓国ではアメリカには責められんが、「日本とは対決しなければならない」とトチ狂った男は未だ夢遊の世界。

◆朝鮮日報: 2006/07/17 11:00

盧大統領「日本とは対決しなければならない」
「米国は友邦なので厳しく責めることは出来ないが…」


 盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領が今月11日に行われた与党ヨルリン・ウリ党の指導部および国会の統一外交通商委員会に所属する議員らとの晩さん懇談会で行った発言が波紋を呼んでいる。

 一部新聞は懇談会出席者の証言を引用し、盧大統領は「ブッシュ米大統領が北朝鮮問題を善と悪の対立概念で見ているため、説得が難しくなっている。米国は友邦なので厳しく責めることは出来ないが、日本とは対決しなければならない」と語ったと伝えた。

辛貞録(シン・ジョンロク)記者


                  ◇

ミサイルで正気を取り戻してマジメニ国の安全保障を考え出した韓国メディア。

朝鮮日報のコラムは盧大統領の事を「盗人猛々しい居直りもここまでくれば芸術だ」と手厳しい。

「怨之碑」建立支持記事等で、韓国との連帯を叫ぶ沖縄メディアも早く正気にかえって欲しいものだ。

ん?、もう手遅れ?

◆朝鮮日報 : 2006/07/17 18:19

【コラム】盧武鉉政権の「安保独裁」

 盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権は北朝鮮のミサイル発射をかばいきれなくなるや、これを批判する勢力に対して「安保独裁」というレッテルを貼り、「朝から会議を開いて国民を不安にさせろというのか」という姿勢を示すなど、逆に腹を立てている。

 盗人猛々しい居直りもここまでくれば芸術だ。大統領府の指摘通り、過去の軍事政権時代には、「北朝鮮の侵攻」を強調して戦争への恐怖心をあおり、それによって反政府勢力を抑えこんだことが何度もあった。現在の大統領府は「一部の野党とマスコミが危機をあおり立て、大騷ぎしている」として、過去の軍事政権がとってきた「安保独裁」を今やマスコミなどが繰り広げているとしている。

 しかし、当時と今とでは事情が違う。以前は安全保障に関する情報は、マスコミと野党には全く知らされなかった。安全保障に関する情報は国家権力が独占していた。そのため、政府が安全保障上の危機を必要以上にあおり立てたり、時としてないことまででっち上げて国民をだますことも可能だった。

 ところが現在では、安全保障に関わる多くの情報が国民に公開されている。政府がそれを隠そうとしたり、大げさにしようとしたりすることは不可能だ。一歩進んで、国民は北朝鮮のミサイル発射がどの程度のもので、どんな意味を持っているのか、また盧政権がなぜこのように北朝鮮をかばおうとするのかもすべて知っている。このような状況にあって、盧政権がマスコミや野党に対して「安保独裁時代の亡霊」などと強弁する理由が、未熟さゆえのことではなく意図的なことだということを、今やわれわれは理解できる。現在、過去とは違った意味での「安保独裁」を展開しているのは盧武鉉政権のほうだ。

 「安保独裁」の問題で、二番目に指摘しておきたいのは、国家の安全保障は1%、いや、0.01%の可能性に対処する概念だという点だ。戦争や武力挑発はそう簡単に起こることではない。どの国でも数百年もの平和な状態が維持されている。それにもかかわらず、どの国でもGDPの3%ほどが国防費に使われている。効率から考えれば、ばかげた投資ともいえるだろう。そのカネを国民生活の向上に使えたら、国はさらに豊かになるだろう。それでも安全保障に全力投球せざるを得ないのは、「万一の事態」によって国と国民を失う恐れがあるからだ。

 安全保障は常に足りない状態よりも満ちあふれている状態でなければならない。少しでも異常な兆候が見られれば、「大騒ぎ」しなければならないのだ。米国や日本のマスコミが、ややもすれば自らがミサイルの標的にもなりかねないという中で、1週間以上にわたってこの問題をトップで取り上げ、あらゆる可能性に言及して「大騒ぎ」をしてきた理由もそこにある。盧政権の面々は基本的に安全保障に関する概念がないようだ。北朝鮮を潜在的な敵とみなしていないからだ。従って、盧政権がミサイル発射に寛大な対応をした一方で、米日と韓国のマスコミに不快感をあらわにしたのは至極当然のことだ。

 盧政権は、米国と日本、そして韓国内の反対派まで十把一絡げに、北朝鮮のミサイル発射を「政治的に悪用しようとしている」と非難している。盧政権の主張通りに、北朝鮮のミサイル発射が「どの国も狙っていない」非武力的な行為だとすれば、その本質は何なのか。当然、それは政治的なものだ。大統領府もその点については「政治的な事件に過ぎず、安全保障上の非常事態ではない」としている。それにも関わらず、他国がこれを政治的に利用していると非難するのは矛盾している。北朝鮮の政治的な「賭け」は構わないが、それに対する潜在的な被害国の「賭け」は政治的でけしからんというアプローチの仕方は、盧政権の発想や考え方が「親北」の土台の上にあることを露呈するものだ。その意味で、現在大統領府が繰り広げているミサイル発射に絡んだ「賭け」も、明らかに「政治的」だ。違いがあるとすれば、他人の「賭け」は悪用で、自分の「賭け」は善用だという点だ。

 北朝鮮のミサイルが政治的な意味を持った「武力の誇示」であるならば、われわれはそれを警戒しなければならない。北のミサイルの種類や性能を分析し、北朝鮮の「政治的な計算と感覚」を信頼するならば、ミサイルは米国に向けられたものでも日本に向けられたものでもないという結論に達する。だとすれば、残る目標はまさに韓国だ。

 金正日(キム・ジョンイル)総書記は世界戦争を誘発するほど愚かで無謀な人物ではない。彼が戦争という賭けに出るとすれば、それは局地戦争だ。韓国が恐れ警戒し、備えなければいけないのは金総書記の局地戦争だ。ミサイルに込められたメッセージはまさにそういうことだ。ところが盧政権は、局地戦争の可能性を憂慮する勢力を「安保独裁」と決め付け、「われわれはゆっくりとやる」と言明している。

 状況は次第に明らかになってきている。韓国国民は、盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権の安全保障に対する意識と能力を信頼できない。北朝鮮の潜在的な脅威に関する限り、盧政権に韓国の安全保障を任せるのは不安になっている。

 北朝鮮がミサイルを発射した状況下で、韓国国民は安全保障部門の責任者らが朝早くから会議を開く様子を不安に思ったりはしない。むしろ会議を開いて緊迫感を持って対処する様子を見て安心するということを、盧政権の人々は見てみぬふりをしているようだ。

 そのため盧政権の安全保障に対する意識は危なっかしいのだ。「平和ボケ」や「ゆっくり進める安全保障」よりは、むしろ「安保独裁」のほうがましだ。

金大中(キム・デジュン)顧問








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嫉妬する人々

2006-07-18 07:24:25 | 普天間移設

 


 プレスリー邸での小泉首相のハシャギ振り以来、ブッシュとジュンの仲を嫉妬する人々がいるようだ。

次の報道を見たらブッシュとジュンの「日米同盟」にもひびが入ったのかという印象にさせられる。

ロシアのサンクトペテルブルクで開かれているG8サミット=主要国首脳会議で、ブッシュ大統領が小泉総理大臣に対して、「少し、おとなしくしたほうが良い」とチクリと刺す一幕がありました。
 これは15日のコンサートで、小泉総理がオペラ歌手をねぎらうため、一人、舞台に進み出たことについての発言です。全体会合で隣に座った小泉総理に対して、ブッシュ大統領が「あなたは常に場を支配する。ロシアの民族舞踊でも先頭をきって踊っていたし、少し、おとなしくしたほうが良いと、

「あなたは常に場を支配する」とか「少しは、おとなしくしたほうが良い」と米大統領が日本の総理大臣に言ったとしたら日米同盟も終わりだろう。

テレビ朝日「報道ステーション」は、意識的に上記青の部分しか伝なかったが、後に続く文章で「日米同盟」の絆が固いという印象を受ける。 ここにもブッシュとジュンの蜜月を嫉妬する人々がいた。

「報道ステーション」にカットされたニュースの続きの文。

・・・・・を感相変わらずのはしゃぎぶりにジョークを飛ばしました。これに対し、小泉総理も「あなたも、私に続いて民族舞踊を一緒に踊ったではないか」と切り返しました。他国の首脳は大笑いして、「まさに同盟国だ」と口々に感想を述べていたということです

 一方で「報道ステーション」は、ブッシュが胡錦濤・中国へ言った外交辞令を取り上げ、中国の指導力に感謝したとか、今回の安保理決議は中国の努力ととやたら強調して伝えていた。
 どうしても「日本外交の失敗」に持っていきその結果「日本は孤立してる」という方向に持っていきたいらしい。

総理はしゃぎぶりにブッシュ大統領ジョークでチクリ
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総理はしゃぎぶりにブッシュ大統領ジョークでチクリ

 ロシアのサンクトペテルブルクで開かれているG8サミット=主要国首脳会議で、ブッシュ大統領が小泉総理大臣に対して、「少し、おとなしくしたほうが良い」とチクリと刺す一幕がありました。

 これは、15日のコンサートで、小泉総理がオペラ歌手をねぎらうため、一人、舞台に進み出たことについての発言です。全体会合で隣に座った小泉総理に対して、ブッシュ大統領が「あなたは常に場を支配する。ロシアの民族舞踊でも先頭をきって踊っていたし、少し、おとなしくしたほうが良いと、相変わらずのはしゃぎぶりにジョークを飛ばしました。これに対し、小泉総理も「あなたも、私に続いて民族舞踊を一緒に踊ったではないか」と切り返しました。他国の首脳は大笑いして、「まさに同盟国だ」と口々に感想を述べていたということです。
[18日0時54分更新]

 

 古館一郎も田原総一郎も次の韓国ニュースをクリックすればブッシュとジユンの仲が判るのに。(ダウンロードに一寸時間がかかります)

http://bbs.enjoykorea.jp/tbbs/read.php?board_id=thistory&nid=1710911

 ここにも嫉妬する人が!

 

 

 

 

 

 

 

 

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「北朝鮮非難決議」を揃って評価の全国紙

2006-07-17 10:58:13 | 普天間移設

昨日の「サンデープロジェクト」の影響なのか、今朝のワイドショーも小倉さんを筆頭に「安倍、麻生の強硬姿勢による外交の失敗」に話をもって行きたいようだった。

むりやり「拘束力がない」とか「骨抜き」、「アメリカに梯子を下ろされて」と田原総一郎の後追いをしたが、結局自分の愚かさを暴露するだけ。

一方今朝の全国五紙の社説は全紙「北朝鮮非難決議」についての揃い踏み。

朝日から産経に至るまで程度の差こそあれ「日本外交の成果」として、珍しく一致して「安倍麻生外交」を評価している。

落ちたりとは言え新聞ジャーナリズムは、田原総一郎等のテレビワイドショージャーナリズムよりはまだマシだと言う事か。

毎日、読売、日経、朝日、産経の意見が「安倍、麻生の国連外交」を一致して評価したところで、各紙社説の抜粋と日頃意見が全く違う朝日と産経の社説全文を以下に記す。

                   *

◆毎日新聞社説:対北朝鮮決議 全会一致を重く受け止めたい

「第7章への言及が削除されたことで強制力が弱まったことは否めない。しかし、拘束力がなくなったから効果がない、と考えることもない。加盟国は安保理決定に従う義務がある。]

「全会一致の決議だから、安保理で北朝鮮問題を協議する土台が出来た。」

「今回の決議に中露も加わったことで北朝鮮は逃げ道がなくなった。」

「中国は日米など8カ国が共同提案した憲章第7章を明記した決議案に拒否権行使を明言して反対した。ならば、今後は今まで以上の力を注いで北朝鮮説得に当たる責任がある。」

                    *

◆読売新聞社説 2006年7月17日

 [対「北」決議]「単なる非難に終わらせるな」

「国際社会の平和と安全を脅かす行為は許さないという意思表示にはなっただろう。問題はどう具体的な行動を取るかだ。」

「8か国案を主導した日本は、中露との厳しい駆け引きの中で、国益に立って一定の役割を果たせたと言えよう。」

                    *

◆日本経済新聞社説1 国際協調強め北朝鮮に決議順守迫れ(7/17)

 「決議は妥協の産物である。だが、安保理の議論を日本が主導し存在感を示したことの意義も大きい。中国は当初、意思表示としては決議よりも格段に弱い議長声明を出すことでお茶を濁そうとしていた。決議採択にこぎ着けたのは日本の強い主張と日米連携があったからだ。」

「国連憲章第7章への言及がなくなったがこの決議に拘束力はあるというのが日米などの見解である。すべての国連加盟国が決議を厳守すべきである。」

                   *

朝日新聞社説2006年07月17日(月曜日)付

 安保理決議 北朝鮮への重い警告

 弾道ミサイルの発射実験を強行した北朝鮮に対し、国連の安全保障理事会が強く非難する決議を採択した。

 それも全会一致である。北朝鮮はその重みを真正面から受け止めなければならない。

 今回の発射は地域の平和と安定を脅かす。北朝鮮はミサイルに関するあらゆる活動を停止せよ。すべての国連加盟国に対し、北朝鮮のミサイルや大量破壊兵器の計画にかかわらないよう求める。北朝鮮に6者協議に戻るよう強く促す。決議の内容は当然のことばかりだ。

 98年の最初のテポドン発射では、安保理議長が報道機関あての声明で、北朝鮮に自制を促すのがやっとだった。93年に核不拡散条約からの脱退を表明した際に採択された安保理決議は、単に再考を求めるものだった。

 それらに比べると、今回ははるかに強い調子で北朝鮮を非難した。核開発をはじめ国際ルールを無視する北朝鮮の行動がいっそう深刻になっている。各国がそう考えたからだ。

 日本と米国は軍事や非軍事の制裁につながる文言を入れようとこだわった。これに対し、中国とロシアは拒否権を使うことも辞さないという構えをとった。

 いま最も避けるべきことは安保理の亀裂だった。国際社会の結束を示すためには、非難決議に落ち着いたのも仕方がないだろう。

 制裁決議でなく非難決議になっても、その意味は大きい。中ロを含めて国際社会がそろって北朝鮮の外堀をひとつ埋めたからだ。北朝鮮がミサイルで挑発し続けたり、核開発をさらに進めたりすれば、国連はもっと強い態度をとる。そういう警告を突きつけたことになる。

 ロシアで始まった主要国首脳会議でも、北朝鮮問題を深く討議し、強いメッセージを発してほしい。

 国連で北朝鮮代表は決議を受け入れないと述べた。本国の外務省も自衛のための抑止力を強めるとの声明を出した。

 しかし、中国やロシアも非難決議に加わった以上、北朝鮮の選べる道は狭まった。みずから活路を見いだそうとするならば、6者協議に戻るしかあるまい。

 ミサイル発射を受けて、日本は独自の制裁にすでに入っている。北朝鮮に同情的な韓国も、コメ50万トンと肥料10万トンの支援の凍結を決めた。南北の閣僚級会談は決裂という結果に終わった。

 北朝鮮が世界に背を向ければ向けるほど、自らを苦しめる状況になっている。

 北朝鮮を6者協議に引き戻すには、議長役の中国の役割が大きい。制裁決議に反対したのは、北朝鮮をかたくなにさせては解決につながらないと思ったからだろう。非難決議にとどまった分、北朝鮮への説得の責任が増したといえる。

 北朝鮮の態度が肝心なのはもちろんだが、日本も米国も話し合いの門戸をいつも広く開けておくことが必要だ。

 北朝鮮の問題を解決する基本は対話と圧力であることを忘れてはいけない。

                    *

産経新聞 主張 平成18(2006)年7月17日[月]

北朝鮮非難決議 成果だが終わりではない 

北朝鮮によるミサイル連続発射について、国連安全保障理事会は10日間に及ぶ激しい駆け引きの末、全会一致で非難決議の採択にこぎつけた。日米などが強く求めた決議案より表現は弱まったが、拘束力はあり、中露を含めた国際社会が一致して北朝鮮に強いメッセージを送った意義は大きい。  日本が安保理決議で最初から強い姿勢を貫き、主導的役割を果たしたのは初めてで、日本外交にとって画期的なことと評価したい。日本政府の決然とした姿勢がなければ、1998年のテポドン1号のときと同様、拘束力のない声明で終わっていただろう。  中露が拘束力のない議長声明案から拘束力のある非難決議に歩み寄ってきたのも、日本の確固たる姿勢があったからこそといえる。  一方、日本も妥協を余儀なくされた。日本は決議の内容に関し、最後まで制裁を可能とする国連憲章7章への言及の重要性を主張し続けたが、中露が拒否権発動の方針を示したため、7章への言及を削除する代わりに、「安保理の特別な責任の下に行動する」という強い表現を明記した修正案を受け入れた。  中露、とりわけ中国の特権的な拒否権発動の姿勢は理不尽としか言いようがないが、最終的に、拒否権発動による否決より採択を優先させたことは正しい判断だった。国際社会の足並みの乱れほど北朝鮮が期待したものはなかったからである。  それに、安保理決議はそもそも加盟国に拘束力を持つ。最終決議内容も、7章言及以外はほぼ日本案通りで、「わが国が求めていた『制裁を含む拘束力のある決議』を反映したもの」(安倍晋三官房長官)だ。  主要国首脳会議(G8サミット)の本格討議開始前に採択された意味も大きい。サミットでさらに一致した強いメッセージを出すべきだ。  しかし、国際社会の対応はこれで終わりではない。北朝鮮の国連大使は決議採択の直後に「決議を全面的に拒否する」と宣言した。北が今回の安保理決議の求めに応じなければ、次は強制力をもった制裁決議以外にない。  国際社会は、核、ミサイル、拉致、ニセ札、麻薬と無法の限りを尽くす北朝鮮をこれ以上許してはならない。

 

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露鵬 ブチギレの秘密

2006-07-17 08:23:42 | 県知事選

ジダンは頭突きの理由を「家族を侮辱されたから」と言った。

露鵬がキレタ理由も「家族を侮辱されたから」だった。

事の発端は立会いで露鵬が千代大海に張り手を食わしたことに始まる。

勝負は呆気なく千代大海の押し出し決まったが、土俵外で

千代大海:「何だコラ!」

露鳳  :「コラとは何だコラ!」

千代大海:「クソッタレ!」

露鳳  :「ナニ?」

ここで露鳳はブチキレタ。 千代大海ハ云ってはいけない一言を云ってしまった。

千代大海は触れてはならない「露鳳家ノ秘密」に触れてしまったのだ。

「クソ」ト「ヘリ」(正確にはフェーリ)は露鳳に取っては禁句だったのを千代大海は知っていたのだろうか。

うーん、確かにクソを屁(へ)ってはいけない。

でも、露鵬の本名がフェーリクソヴィッチとはネ。

露鵬 幸生(ろほう ゆきお)
所属部屋 : 大嶽
本名 : ボラーゾフ・ソスラン・フェーリクソヴィッチ
http://sumo.goo.ne.jp/ozumo_meikan/rikishi_joho/rikishi_2486.html  
 

張り紙 支度部屋に張り出された『厳重注意』
 

実弟の白露山も当然同じ家族名のヘリクソビッチだが、識者はお互いの国の文化の理解不足ともっともらしく言うが、お互いの阿ウンの呼吸が合わなかったのも一因のようだ。


白露山 佑太(はくろざん ゆうた)
所属部屋 : 北の湖
本名 : ボラーゾフ・バトラズ・フェーリクソヴィッチ  
 

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サンデープロジェクト 無学なキャスター

2006-07-16 16:00:52 | 普天間移設

拙ブログは「対北朝鮮の国連安全保障理事会の決議」を近来にない日本外交の勝利だと評価する。

官房長官と外務大臣のコンビが福田官房長官と田中真紀子外務大臣だったらこうは行かなかっただろう。

通常30点しか取らない人にとっては、80点は合格点でも、100点を取ってる人にとっては不満足だろう。

今回の日本の国連外交は満点ではなくとも、少なくとも合格点だ。

先ず日本は国連では先の大戦の「敵性国」であり勿論安保理の常任理事国ではない。

前回の1998年のテポドン一号発射の時も手を拱いて何も出来ず何の拘束力も無い「プレス声明」でお茶を濁した苦い経験がある。

テポドン一号の1998年8月31日に時間を発巻き戻して見よう。

官房長官;野中広務

外務大臣:高村正彦

うーん、やはり最悪コンビだった。

国連における日本の立場が当時と変わっていないことを考えると、安倍、麻生コンビは良くやったと思う。

問題を整理すると「国連安全保障理事会の対応」には

①対報道陣声明ー拘束力なし

②議長声明ー拘束力なし

③安保理議決ー拘束力あり

今回は③の「安保理議決」に持ち込んだのだから合格点だろう。

今朝の「サンデープロジェクト」で田原総一郎が「拘束力の無い」とか「骨抜き議決」とか、何とか日本の外交の失敗に仕立て上げようと苦心していたが、このような不勉強な男がメディアを仕切る「サンデープロジェクト」の程度の低さが判る。

麻生外相、決議の「拘束力変わらない」

 麻生太郎外相は16日早朝、対北朝鮮の国連安全保障理事会の決議が全会一致で採択されたことについて「国際社会の断固たるメッセージと北朝鮮は感じてもらわなければならない。(決議の)拘束力は変わっていない」と外務省で記者団に強調した。(略) 〔共同〕 (08:04)

ついでながら田原は額賀防衛長官の「敵基地攻撃論」をさかんに攻撃していたが最後は自分の無学振りを晒して孤立していた。 かわいそうに。

額賀長官は一言も「先制攻撃してよい」など言っていないし、しかも「議論していい」としか言っていない。 議論をメディアが封じてどうするの田原先生。

額賀長官のあの時期の発言は安倍、麻生の援護射撃であの一言で中国が追い詰められたのが真相だヨ、田原先生。

6日の時点では中国は1998年の野中、高村コンビの時と同じく「報道陣声明」でお茶を濁すつもりだったんだよ田原先生。

中国の王光亜国連大使は、「安保理によるこの問題への対応は初めてではなく、98年の先例があると語って、拘束力を伴わない声明が妥当だとの姿勢を示し、日米を牽制していた。

ロシアのチュルキン国連大使も「制裁をだれも望んでいない。決議よりも議長声明がふさわしい」と述べ、制裁を含む決議には難色を示していた。

これでも今回の国連決議を「骨抜き」と云うのかね、田原先生。 

                   ◇

 ◆敵基地攻撃能力の保持、額賀防衛長官「議論すべきだ」(2006年7月10日12時28分  読売新聞)

北朝鮮の核問題

 額賀防衛長官は9日、北朝鮮の弾道ミサイル発射を踏まえ、日本として敵基地攻撃能力保持を検討すべきだとの考えを明らかにした。

 額賀長官は同日、都内で記者団に「独立国家としては、侵略戦争はしないとか、相手陣営で武力行使をしないという枠組みを持っていたとしても、国民を守るために最低のものは持たなければいけない。与党で議論するべきだ」と述べ、検討の必要性を強調した。同時に、「にわか仕立てでどうこうすることではない」とも述べた。(略)

◆「先制攻撃論」と「敵基地攻撃の議論」とを故意に誤報する韓国メディア
http://www.youtube.com/watch?v=jZMtXL9cIA4

 

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