【お知らせ】
・日時 6月10日 水 13時15分
・場所 那覇地裁
・被告 玉城デニー知事
・原告 江崎孝 外3人
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伊藤詩織さん、漫画家はすみとしこさんら3人を提訴。「枕営業」などツイートめぐり
ジャーナリストの伊藤詩織さんは6月8日、Twitterに投稿されたイラストなどが名誉毀損に当たるとして、漫画家のはすみとしこさんら3人に計770万円の損害賠償を求め、東京地裁に提訴した。 訴状によると、はすみさんは2017年6月~2019年12月、元TBS記者の山口敬之さんから性行為を強要されたと訴えていた伊藤さんを「枕営業」などと揶揄したり、被害経験などを綴った著書『BLACK BOX』について「デッチあげ」と侮辱したりする内容のイラスト作品など、5本の画像やテキストをTwitterに投稿。伊藤さんの名誉を傷つけたとして、慰謝料など550万円と投稿の削除、謝罪の掲出を求めている。 また、はすみさんとともに訴えた都内在住の医師ら2人に対しては、はすみさんの投稿をリツイートすることで伊藤さんの名誉を傷つけたとして、「リツイートの行為主体としての責任を負うべき」だと指摘。それぞれ慰謝料など110万円と投稿の削除を求めている。
はすみさん「風刺画はフィクション」
元TBS記者の山口敬之さんからの性暴力被害を訴えていた伊藤さんは、2019年12月に東京地裁で開かれた民事裁判で勝訴した。山口さんは控訴している。 判決後の記者会見で、自身への中傷やセカンドレイプについて「法的措置を考えている」と明言。「性暴力サバイバーに向かうネガティブな声をウェブに残してしまうこと自体が、いろんな人を沈黙させてしまう理由になる」と理由を説明していた。 一方、はすみさんは一連のイラストについて、自身のTwitterやYouTubeなどで「風刺画はフィクション」「伊藤さんとは無関係」と主張している。 判決があった2019年12月には、「『山ロ(ヤマロ)沙織~オシリちゃんシリーズ(計5作品)』の風刺画はフィクションであり、実際の人物や団体とは関係がありません」として、イラストなどの投稿を削除する意思がないことをTwitterで表明していた。(この投稿も伊藤さんは今回の提訴で削除を要求している) 訴状では、イラストの女性の顔立ちや髪型が伊藤さんに酷似していると指摘。女性が手にしている本の装丁や「CLAP BOX」というタイトルが伊藤さんの著書を連想させるなどとして、「(イラストの)女性と伊藤さんを同定することは容易に可能」と主張している。
SNSでの中傷、過去の裁判は?
SNSでの誹謗中傷をめぐっては、人気リアリティーショー「テラスハウス」に出演していたプロレスラーの木村花さんの死を受けて関心が高まっている。 ネットの中傷に詳しい清水陽平弁護士は、過去のハフポスト日本版の取材に対して「社会的に見て許容範囲を超えるといえるか否か」が民事訴訟のポイントになると指摘している。行為の反復性や、言葉の悪質性なども考慮されるという。 過去には、橋下徹・元大阪府知事が、虚偽の内容で自身を誹謗中傷する投稿をリツイートした男性ジャーナリストを相手どり提訴。 男性ジャーナリストは提訴前にリツイートを削除していたが、裁判では「何のコメントも付けずにリツイートすることは、その内容に賛同する意思も併せて示されていると理解できる」として慰謝料の支払いを命じた。男性ジャーナリストは現在控訴して裁判は継続中。 2020年1月には、俳優の春名風花さんが両親を侮辱する内容の投稿をした人物を相手どり、損害賠償を求めて、横浜地裁に訴訟を提起している。
これまでの経緯
2015年4月3日 伊藤詩織さんと元TBS記者・山口敬之さんが恵比寿で食事後、港区内のホテルへ行く 2015年4月30日 警視庁高輪署が準強姦容疑(当時)で告訴状を受理 2016年7月22日 東京地検が嫌疑不十分で不起訴決定 2017年5月18日 「週刊新潮」で記事化 2017年5月29日 伊藤さんが検察審査会に不服申し立て。同日、司法記者クラブで「詩織」の実名で記者会見 2017年9月22日 検察審査会は「不起訴を覆すだけの理由がない」として「不起訴相当」と議決 2017年9月28日 「望まない性行為で精神的苦痛を受けた」として、伊藤さんが山口さんを相手に1100万円の損害賠償を求める民事訴訟を起こす 2017年10月18日 伊藤さんが著書「Black Box」を出版 2017年10月24日 伊藤さんが日本外国特派員協会で会見 2019年2月 山口さんが伊藤さんを相手に慰謝料1億3000万円と謝罪広告の掲載を求めて反訴 2019年7月8日 口頭弁論(伊藤さん、山口さんが出廷) 2019年10月7日 結審 2019年12月18日 判決言い渡し。東京地裁の鈴木昭洋裁判長は山口さんに慰謝料など約330万円の支払いを命じ、山口さん側の請求は棄却した。同日、山口さんが記者会見し、控訴する意向を表明した。 2020年1月6日 山口さんが東京地裁の判決を不服として控訴
中村 かさね (Kasane Nakamura)
om
|匿名で浅はかな考えでホイホイ投稿する大衆も怖いけど、自分の作品で被害者を積極的に攻撃するなんて本当に恐ろしい。伊藤さんは裁判でも認められている通り、被害者だし、この漫画家だって女性である以上、いつ同じ被害に合うかわからないのに。
miu*****
|この訴訟の結果がどうなるかは分からないが、人を攻撃する内容を書いておいて「二次創作です」とか「フィクションです」なんて文句が免罪符になると思ってるのはクリエイターとして恥を知れ。
20XI
|こういうのってどんどん登場人物が増えて論点が紛れますよね。この漫画家はさすがにアウトだと思うんですけど、それに結論が出たとして、本題以外の周辺の1つが片付くだけなんですよね。先は長いです。
jun*****
風刺画と言ってる時点でフィクションにはならない。
実際に世間で起きていることを絵にするのが風刺画。フィクションであるなら風刺画とは言わない。
fez*****
漫画家として創作者のはしくれなら、
自分の作品について胸を張れるような主張をして欲しいものです
嘘をついていることは自分自身が一番わかっているはず
そんな作品を世間に発表できるんでしょうか?
裁判に勝てば良いというものではないですよ?
セリトモくん@雅姫
「リツイートは同意ではない」
という連中がいるけれど拡散したことは事実であり、
その責任はとる必要がある。
デマを拡散した責任という意味で、安易なリツイートへの継承になろう。
はすみとしこ氏のフィクション発言は論外。
誰もが想像できるよう風刺にした時点で負け。
FujiBank
|はすみとしこの「フィクション」という主張は認められないだろう。
過去にも漫画家が、名誉毀損で訴えられた例がある。
雑誌「噂の真相」で、
男女有名人がまぐわっているイラストの連載があった。
有名人の名前は書かれていていないが、顔を見れば誰だかすぐ分かる、というイラスト。
某有名人が名誉毀損で訴えた。漫画家と編集部は「フィクション」を主張したが認められず敗訴。編集長は「昔は笑って許してくれたのに」とコメント。
今回も名誉毀損は免れないな。
my1*****
SNSの普及に伴い、いい加減な事を好き勝手に言って、あとは知らない顔してその騒ぎを楽しんでる輩が本当に増えた印象があります。こういった内容の訴訟も難しいかもしれないが、どんどんすべきだと思います。
長い戦いになると思いますが、応援しています。
【おまけ】
暴力事件を二度も起こし、ネットで捏造記事を書き立てて気に入らない相手を誹謗中傷、自分の失敗は全て他人のせい。
(ご参考)
・謝罪文URL カナンファーム
https://canaanfarm.ti-da.net/e9499071.html
謝罪文
私依田啓示は、当ページにおいて、プリモキッチンフランチャイズチェーン契約に関し、株式会社ドリーム・ラボ、同社代表取締役社長(当時)○○○○○氏及び株式会社LaLa Primoを批判する内容を含む記事を掲載しましたが、それらの記事は株式会社ドリーム・ラボ、○○○○○氏及び株式会社LaLa Primoの社会的信用を低下させかねない不適切なものでしたので、今般、それらの記事及び同記事に関する投稿を削除致しました。
関係者の皆様には、上記私の行為によってご迷惑をおかけ致しましたことと存じますので、この場を借りて、謹んでお詫び申し上げます。
2017年4月21日
有限会社カナンおきなわ 依田啓示
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