狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

「NHK提訴」読売も報道!「追記」⇒朝日も報道!

2009-06-26 08:17:10 | 県知事選
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 「台湾統治で偏向報道」視聴者8千人がNHK提訴
 日本の台湾統治を扱ったNHKの番組を巡り、全国の視聴者約8300人が25日、「事実と異なる偏向報道が行われた」として、NHKに対し、1人あたり1万円の慰謝料を求める訴えを東京地裁に起こした。

 問題とされたのは、4月5日に放送された「シリーズJAPANデビュー」の第1回「アジアの“一等国”」。訴状によると、番組では台湾人に対する日本政府の弾圧や差別が描かれていたが、原告らが出演した台湾人に確認したところ、本人の意図が歪曲(わいきょく)されていたと主張。「NHKの手法は公平な報道を定めた放送法に違反する」と訴えている。

 放送後、一部の原告がインターネットなどで視聴者に訴訟参加を呼び掛けた。

 NHK広報局の話「訴状を受け取っておらずコメントできない。番組内容には問題がなかったと考えている」

(2009年6月25日22時05分  読売新聞)

                    ◇

NHK報道の歪曲報道は、日本のメディアなら程度の差こそあっても、ほとんどが脛にキズを持つ身であり、今回の「NHK訴訟」を大きく取り上げたら、いつ何時自分の身にブーメランとなって帰ってくるか分からないニュースである。

出来ることなら、嵐が過ぎ去るまで見て見ぬ振りをしておきたかったのだが、敢えて渦中の栗を拾った産経だけに特種を任しておけないと思ったのだろう。

遂に、日本一の発行部数を誇る読売新聞もこれを取り上げた。

 

【NHK提訴】JAPANデビュー どこが問題になっているのか
2009.6.25 18:42
 集団訴訟が提起されたNHKスペシャル「シリーズ・JAPANデビュー アジアの“一等国”」。NHKはこれまで放送内容には問題はなく、偏向もしていないと強調している。しかし、8千人を超える原告の数は今も増え続けており、第2次提訴も検討されている。一体、番組のどこの部分が問題とされているのか。

日台戦争

 《日本軍に対し、台湾人の抵抗は激しさを増していきます。戦いは全土に広がり、のちに「日台戦争」と呼ばれる規模へと拡大していきます》

 台湾と日本の間に戦争の過去はない。出演した台湾人からも「先住民族の抵抗なら治安の悪化だ」「戦争は言い過ぎ。NHKの誤り」などと抗議があがっている。

 NHKは「日台戦争」という言葉について、日本の大学教授らが使っていると根拠を挙げた。しかし、「平成に入って用いられた造語。確かに『日台戦争』という言葉を一部の大学教授が使っているが原典は戦争の定義もしておらず、治安回復のための掃討戦に過ぎない」(日本李登輝友の会関係者)という。

人間動物園

 《イギリスやフランスは博覧会などで植民地の人々を盛んに見せ物にしていました。人を展示する「人間動物園」と呼ばれました》

 NHKは、1910年の日英博覧会のパイワン族の写真に、「人間動物園」の文字をかぶせた。フランスの学者、ブランシャール氏の共著「人間動物園」などを参考にしたという。

 しかし、当時イギリスやフランスでそうした言葉が使われていたのかどうかは明らかにしていない。また日英博覧会には、パイワン族だけでなく、日本の村やアイヌの村、力士も参加していた。

 これを今も栄誉としている村もあり、「日本政府がパイワン族の実演を『人間動物園』と呼んだことはない」(訴状)、「パイワン族に対する人権問題」(出演者)と訂正を求める声が出ている。

 番組放映放映直後から、「日本の台湾統治の悪い面ばかりを強調している」「明らかに制作者側の悪意が感じられる」などの声が続出。「後藤新平を弾圧差別の首謀者として描くなど総じて台湾統治の負の側面をことさらに強調しており、わが国を不当に貶めた番組」だという怒りも。

経営委員からの疑義

 NHKは膨大な資料と関係者への取材を踏まえた番組で事実に基づき、問題はないとホームページで説明している。しかし、5月26日のNHK経営委員会では、小林英明委員(弁護士)が「日本と台湾の間に戦争がなければ、そのような内容を放送することは放送法に違反する」「学会で多数説でなく、少数説や異説なら、そう説明するのが正しい放送では?」と問う場面があった。

 日向英実放送総局長は「一説とは考えていない」と答え、多数説なのかは、次回へ持ち越されることになった。経営委員会内部では個別の番組の是非を論じるのを差し控える空気もあるようで、小林委員の意見に他委員が「そういう意見が経営とどう関係しているのですか」とクギを刺す一幕もあったという。

                   ◇ 

台湾でも火の手が上がっている。

【NHK提訴】台湾民間団体「友愛グループ」も抗議書

産経、ガンバレ!

 

NHKに再度言う!

ネットを甘く見るんじゃねーぞ!

さー、お後は朝日、毎日、日経がどう出るか。

 

情報戦に優れたナポレオンは、こんな至言を残した。

「三つの敵意ある新聞は千の銃剣よりも恐ろしい。」

敵意ある新聞に加えて、敵意ある国営放送が歪曲報道を垂れ流すようでは日本に未来はない。

NHKは即刻解体すべし!
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【追記】

いやいや、あの朝日も報道していたのを見逃していました。

あとは、テレビ各社の態度だね。

台湾統治巡る番組「偏向」 8389人、NHKを提訴(6/25 21:21)

台湾統治巡る番組「偏向」 8389人、NHKを提訴2009年6月25日21時21分   
 日本の台湾統治をめぐるNHKの番組「アジアの“一等国”」が偏向し、公正さなどを期待した視聴者が精神的損害を受けたとして、小田村四郎・元拓大総長ら8389人が25日、NHKに対し、1人当たり1万円の損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こした。

 訴状によると原告は、番組は「日台戦争」といった言葉を誤って使い、日本の統治時代に台湾の人が不当な扱いを受けたかのように偏って伝えた、などと主張している。原告はインターネットなどでの呼びかけを通じて集まった。

 提訴に対し、NHKは「番組の内容には問題がなかったと考えている」との談話を出した。

                   

【追記】2

度々で申し訳ない。毎日にも出ていました。

提訴:元拓殖大総長ら、NHKを 「スペシャルは捏造」
戦前の日本による台湾統治を取り上げたNHKスペシャルは事実を捏造(ねつぞう)し、偏向した放送法違反の内容だとして、小田村四郎・元拓殖大総長ら8389人が25日、NHKを相手に1人当たり1万円の損害賠償を求めて東京地裁に提訴した。

 番組は今年4月5日に放送された「シリーズ・JAPANデビュー 第1回アジアの“一等国”」で、証言や史料から統治を検証する内容。

 訴状で原告は「台湾総督府民生局長だった後藤新平が産業発展に貢献したにもかかわらず、弾圧差別の首謀者としてのみ描いている」と主張。併合直後に起きた台湾人による暴動と日本軍による鎮圧について「『日台戦争』と呼んでいるのは、弾圧の厳しさを印象づけようとするもので、事実を曲げないことなどを定めた放送法に違反する」と訴えている。
毎日新聞 2009年6月26日 東京朝刊

【関連記事】

提訴:「NHKスペシャル」内容めぐり8389人 偏向と                                               

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