狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

緊急記者会見!「軍命はなかった」と上原、星両氏が

2009-06-09 19:12:09 | ★集団自決

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速報です

本日午後5時半の沖縄テレビ(フジTV系列)ローカルニュースで、沖縄在住のドキュメンタリー作家上原正稔氏と作家星雅彦氏が「独自の調査の結果、

慶良間島の集団自決には隊長命令はなかった」旨の記者会見を行った、と報じた。

短い時間ではあったが会見をするご両人の映像も放映された。

                     ◇

5月11日発売の『うらそえ文藝』(14号)で、星雅彦氏上原正稔氏が衝撃の「集団自決論考」を発表して以来、一か月経過するが沖縄メディアは予想通りの黙殺を決め込んでいる。

だが、沖縄メディアが構築した巨大な虚妄のダムは今蟻の一穴で亀裂が入り、正に崩壊寸前の状況にある。

沖縄メディアは反論すればするほど民意という水圧で亀裂が深まるのを恐れ嵐の過ぎるのを沈黙して待つだろうから、明日の沖縄二紙は両氏の勇気ある記者会見も黙殺するであろう。

沖縄二紙の沈黙に対抗して、読者諸君のコピペによるこのニュースの全国拡散を期待したい。

狼魔人

 

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続・佐藤優vs小林よしのりの沖縄大戦争

2009-06-09 06:57:58 | 未分類

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民の力生かせ 大田昌秀・佐藤優両氏対談

2009年6月7日

沖縄の未来について議論する大田氏(左)と佐藤氏=6日、沖縄大学
会場を埋める公開討論の参加者=6日、沖縄大学

 元県知事の大田昌秀氏と作家で起訴休職外務事務官の佐藤優氏を招いた公開討論「沖縄の未来を語る」(沖縄大学地域研究所主催)が6日、那覇市の沖縄大学で開かれた。未来を切り開くための沖縄の課題について大田氏は「人材を育てきれていない」と指摘した。佐藤氏は「潜在的な力があるが、具体策を示せていない」と語った。会場から質問も相次ぎ、あふれるほどの観客が2人の討論の行方を見守った。
 討論会は沖大土曜教養講座として開かれ、司会を沖大地域研究所所長の緒方修氏が務めた。定員300人の教室に約450人が詰め掛け、教室内は超満員。舞台上にも客席が設けられたが、それでも入りきれず廊下に人があふれた。
 佐藤氏は沖縄について「潜在的な力はあるが具体的にできていない」と指摘。県内外でみられる右傾化の動きなどに対し「黙っているのは現状のままでいいということ」と懸念を示し「意見の違う人との意見交換も大いにしないといけない。言葉に出さないことは実現できない」と促した。(略)
 

                                           ◇

開演前から超満員の会場で2、3人の聴衆に聞いてみたらお目当てはやはり佐藤優氏だけで、それも琉球新報のコラムで暗示していた小林よしのり氏に佐藤氏がどのように言及するかが興味の的とのこと。

三台のテレビカメラを含めマスコミ各紙が取材に来ていたが、新報が写真入で大きく報じたのに対し、沖縄タイムスの報道は思ったより地味だった。

「全体主義」に反論を

講座で佐藤優氏が強調  沖国大

<・・・・佐藤氏は、日本の新聞が世界では珍しいほど扱うテーマが重なっていると指摘。 その上で、沖縄が全体主義とする外部の言説に触れ「そういう自分は全体主義ではなく自由だという高みから批判している」と述べ、反論の必要性を説いた。・・・・>(沖縄タイムス 2009年6月7日)

タイムスが小さい記事の割りには佐藤氏の言いたいこと(小林氏への宣戦布告)を記事にしているのに対し、大きく報じた琉球新報はあえて火種の部分は避けた。

かつて琉球新報は小林氏と沖縄在住の作家目取真俊氏との論争を掲載し、「沖縄イニシアティブ方式」という卑劣な手段で小林氏を袋叩きした経緯があり、これを雑誌『WILL(平成10年6月増刊号「狙われた沖縄」特集)で批判されたことがある。

佐藤氏の連載コラムを継続中なので、極力トラブルを避けたいとでも思ったのだろうか。

この件に関しては当日記でも取り上げた。⇒小林よしのりvs佐藤優の大戦争!罠にかかった小林よしのり

沖縄二紙の得意技「沖縄イニシアティブ方式」については。⇒沖縄紙の卑劣な言論封殺手段⇒「沖縄イニシアティブ」方式

 

                     ◇

佐藤氏は10項目のテーマを要領よくまとめたが、40分の持ち時間で冒頭の10分ほどは、「大田先生は久米島では、学力、品行その他で頭の良い、『島始まって以来のすごいヤツ』といわれていた人物」と、太田氏を目前にして、お世辞チャラチャラで時間を浪費した。 

おかげで、他の項目は広く浅く上滑りしただけの、つまらん内容だった。(ほとんどが一昨年の講演の繰り返し)

佐藤氏は、心に秘めた「対よしりん大戦争」を宣言すれば、他のテーマなんかどうでも良かったのだ。

時間をかけた「褒めゴロシ」で沖縄左翼の象徴ともいえる太田元知事を誑かすあたり、さすがは狢、いや、インテリジェンスの達人。 

太田御大を篭絡することなど、お茶の子サイサイってとこだろう。

『正論』から『週刊金曜日』にいたるあらゆるメディアに登場して左右の読者に媚びる節操のなさは、鵺(ぬえ)という得たいの知れない怪鳥を連想するが、沖縄在住の左翼作家目取真氏は彼を狢(むじな)に例えて警報を発している。 

夜道を歩くときに注意をしなければならないのは、より化かすのがうまい狢の方だろう。〈右翼であり、国家主義者〉とは対立する立場と思われる沖縄の知識人とも、佐藤氏は積極的に関係を作ろうとしている。接近する前に相手を褒め殺しに近いほど持ち上げ、対談や往復書簡、シンポジウムなどで関係を作っていくという手法は、何とも見え透いているのだが、一定の効果は挙げているようだ。>

同じ沖縄左翼でも太田御大と違って、目取真氏は佐藤氏の正体を先刻お見通しのようだ。

太田元知事との対談などどうでも良いことで、佐藤氏が今回声を大にして叫びたかったのは次の二点に尽きた。

①沖縄は全体主義の島というキャンペーンについて。 

②沖縄における歴史修正主義について(なぜ、一部の沖縄出身の知識人や経済人が、歴史修正主義に過剰な迎合姿勢を示すのかについて)。

新報は完全スルー、タイムスは「全体主義」とだけ記しているが、佐藤氏はこの件に関し沖縄2紙が小林氏に反論しないことにご不満の様子。

つまり、小林よしのり氏が「沖縄は全体主義の島だ!」と主張することに対して、沖縄のマスコミがもっと激しく反発すべきだと。

前回の講演会でも感じたのだが、そんなにご不満なら佐藤氏自身で小林氏に公開討論でも申し入れればよいと思うのだが、

もっぱら沖縄で小林氏に協力したとして、沖縄出身の宮城教授を名指しで攻撃した。

宮城教授は会場である沖縄大学の教授であり、当日の主催者でもある沖縄大学地域研究所の前副所長でもあるのだが、佐藤氏の攻撃に遠慮は見られない。

会場に臨席?の桜井学長を意識したのか、次のように一気にまくし立てた。

「今回宮城先生と討論しようと思ったのだが、体調を理由に断られた」

「次回は宮城先生のお仲間を同伴でも構わないので、是非討論したい」

「聴衆を受付で選別し、お互いの支援者を半々にしてもよいし、宮城先生の支持者を多くしても構わない」などと。

 

「小林よしのり講演会」に協力した沖縄青年会議所にも批判の矢を浴びせた。

「沖縄は全体主義だという小林氏一派は、自分たちは自由な日本に住んで、一段高い所からエラそうに沖縄を見下しているのだ」と。

どうやら、佐藤氏は雑誌『SAPIO』で「言論封殺魔」と命名されたのがよっぽど悔しいのか、小林氏の名が出る度に声のボルテージは上がりっぱなし。

その怒りを小林氏本人ではなく、小林氏の沖縄での活動の協力者の一人に過ぎない宮城教授に向ける佐藤氏の姿勢は不可解である。

宮城教授を「小林氏のブレーン」だとして、名指しで攻撃する姿勢は「お門違い」と思うのは筆者だけだろうか。

沖縄で取材活動をしたり、講演会を催す場合、地元の有志に協力を依頼するのはごく当然のことであり、

宮城教授のような沖縄県人が協力するのを許さない空気こそ「全体主義」といわれても仕方がないではないか。(佐藤氏が小林一派を批判するときは満場の拍手があった)

更に佐藤氏の小林氏への挑発は続く。

沖縄戦での高級参謀八原博通大佐のイメージについて、戦後放映された映画「沖縄決戦」で仲代達也が演じる八原大佐は、知性溢れるスマートな青年将校で沖縄住民のことも憂慮する良識派軍人として描かれていたという。

佐藤氏によれば、八原大佐は第32軍の将校の中でも際立った知性派だったが、知性派が必ずしも良い人物でないことは役所勤めでいやというほど知らされたという。 従って歴史を映画や小説で学ぶと大きな間違いを犯すとのこと。

そして、ここでも小林氏への攻撃の手を緩めない。

だから、『沖縄論』『戦争論』などの漫画で歴史を学ぶことは危険である、と。

佐藤氏は、どの話題でも必ず小林氏に結びつけるようで、その粘液質な執念には、さすがインテリジェンスの達人とミョウに関心をさせられた。

質疑応答の最初の質問で、誰もが考えている疑問をぶっつけた人がいた。(前もって配られて質問票に書いたものを司会者が代読)

「次回は小林よしのりさん本人と直接の討論を期待しますが、聞くところによる小林さんが討論を申し込んでも佐藤先生が拒否しているそうですが。」

これに対する佐藤氏の回答。

「事実は違います。 小林氏の議論は次の点で討論の体をなしていないので断っているのです」

「先ず、討論は論点を提示しなければ議論にならない。 次に討論は最低のマナーが必要だが、小林氏にはこれがない。 小林氏は金儲けのために討論を申し込んでいるが、彼の金儲けに協力するつもりはない」(要旨)

この質問と回答がが終わったところで中座したので、その後の様子は不明だが、佐藤氏の回答に納得できないのは筆者だけだっただろうか。(会場からは佐藤氏に拍手もあったが・・・。)

これまでの両者の「戦争」の経緯を知るもにとって、佐藤氏の回答は、回答になっていない「逃げ口上」としか取れないし、「言論封殺魔」のアダ名が的を射た絶妙の命名と思えてくる。

 

本筋を外れるので、書き漏らしたが、歴史修正主義の関連で、慶良間島の集団自決に話題が及んだので、佐藤氏がどのような独特の論考を提示してくれるかと期待したのだが、・・・いきなりお友達の山崎行太郎氏に丸投げして、彼の『月刊日本』に掲載の「曽野綾子氏の論はおかしい。 大江健三郎・岩波書店は正しい」という論考は素晴らしいとか、氏の苔むした「誤字・誤読論」を褒め上げて自分の不勉強ぶりを曝け出した。

苔むした「曽野綾子の誤字・誤読論」

誤字論⇒幻の「曽野綾子誤字・誤読事件」

誤読論⇒「屁理屈ジャンケン」

文学的に曽野氏は大江氏に劣るという山崎氏の個人的趣味で両者の「集団自決認識」を判断する愚かさは『うらそえ文藝』(14号)でも星雅彦氏が手厳しく批判していた。 それに対して反論すると山崎氏がいきまいていたように記憶するが、その後反論したというウワサも聞かない。

佐藤氏は集団自決問題で自分の不勉強を、琉球新報に寄稿したという理由だけで山崎氏の論に丸投げしたようだが、その琉球新報が山崎氏のその後の寄稿をボツにし、現在は一顧だにしていない事実をご存知ないようだ。

どうやら佐藤氏は丸投げする相手を間違えたようだ。

 

で、太田昌秀元知事の話はって?

時間がないので一言で失礼すると、こうなるのか。

「沖縄の未来を考えるには、沖縄戦の醜さを直視する必要があり、直視をすれば悪逆非道の日本軍が炙り出される」

⇒「沖縄の未来を考えるには、先ず日本を憎悪せよって?」

なお、「討論」は二人が別々のことをしゃべり、討論にはなっていなかった。

佐藤氏の質問への回答が「逃げ口上」と思える理由については次回へ。

続く

幻の討論会 「小林よしのりvs糸数慶子(沖縄県知事候補)」

 

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