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狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

お題目を唱える人々 「日本軍が集団自決を引き起こした!」【付記】有り

2008-09-22 07:35:34 | ★集団自決

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「なんまいだー」と「なみょうほうれんげきょー」の違いは、と問われると、

お題目の方が念仏より文言が長い、という程度しか知らない。

が、二つとも意味は分からなくても、繰り返し唱えておればご利益があるという点では同じだ。

後、お題目は日蓮宗だという程度は知っているが・・・これってバチアタリ?

ぐんめいだー、なんまいだー」と念仏を唱える人々の他に、

日本軍の存在が集団自決の引き金を引いた」というお題目を唱え続ける集団もいる。

 

どう考えても集団自決に追い込んだのは米軍上陸によるパニックだと思うのだが、「沖縄タイムス史観」によると米軍ではなく日本軍になるらしい。

沖縄タイムスに入社希望の記者の卵さんは次の問題で「タイムス史観」を磨くべきであろう。

 

【付録】

【沖縄タイムスの入社試験問題】(出典: 悲劇の島から史実訴え/座間味村が証言集

次の文は「座間味村平和学習ガイドブック」よりの抜粋です。

「米兵は大挙して住民のいる壕の近くまでやってきました。それを知った住民はパニック状態におちいり、(中略)死の道へと急いだのです

問題

住民を『パニック』に追い込んだのは、次のAとBのどちらですか?

A・ 米軍

B・日本軍

解答⇒沖縄タイムスの正解はBです。

 

参考エントリー:

米軍上陸も「日本軍の強制」? 史実訴え/座間味村が証言集

上記「入社試験」の沖縄タイムスの解答が間違いであることを次に

引用の世界日報記事が証明している。

なお記事に出てくる垣花武栄さん(当時、四十五歳)は、9月9日の「集団自決訴訟控訴審」の結審時に被告側「新証人」として登場した垣花武一氏の実父である。

実体験した当時45歳の父親が「軍命はなかった」と証言しているのに、当時14歳の息子が「軍命はあった」と証言する摩訶不思議。

これがこの「集団自決訴訟」特徴をよく現している。

証言の意味はともかくお題目を唱え続ければご利益はあると信じられている。

 
真実の攻防 沖縄戦「集団自決」から63年 3部<9>

阿嘉、久米島で集団自決なし

大阪地裁判決文に事実誤認

picture 那覇市の自宅でインタビューに答える大城守成さん
 「集団自決が発生した場所すべてに日本軍が駐屯しており、日本軍が駐屯しなかった渡嘉敷村の前島では、集団自決は発生しなかったことを考えると、集団自決については日本軍が深く関わったものと認めるのが相当であって……」

 沖縄戦集団自決訴訟で、大阪地裁の深見敏正裁判長は被告の大江健三郎氏・岩波書店勝訴の判決を出した根拠に、被告側の言い分を随所に用いている。冒頭に掲げた判決文の一部も、集団自決と日本軍の存在が深くかかわっているとの認識を裁判長が示したくだりだ。

 だが、この認識は間違っている。日本軍が駐屯しながらも、集団自決が発生しなかった島が存在する。座間味島に隣接する阿嘉島がそうだ。判決は意図的に、この点に触れるのを避けたのか。

 阿嘉島を含む慶良間諸島には、昭和二十年三月二十三日から三日間、米軍が島の山々にガソリンをまき、焼夷(しょうい)弾で火災を起こし、空と海から銃弾の雨を降らした。

 「艦砲射撃の地響きで、島が割れるのではないか、と思うほどの激しさで、住民もパニック状態のようでした」

 那覇市に住む大城守成(もりしげ)さんは当時十八歳、阿嘉島の防衛隊員だった。米軍が上陸するまでは火縄で点(つ)ける手榴弾(しゅりゅうだん)のため、常にたばこを吸いながら、いつでも投げられる状態にしなければならず、たばこに慣れない大城さんは難儀したようだ。敵陣に斬(き)り込みに行った時は、発火式手榴弾を持ったという。

 米軍上陸の前後に、住民約四、五百人はスギヤマに避難したが、それは野田隊長の指示であった。

 阿嘉島で青年義勇隊にいた中村仁勇さん(当時十五歳)は、『沖縄県史 10』で、次のように述べている。

 〈(三月)二十六日の斬込みの晩、防衛隊の人たちが戦隊長のところへ行って、「民をどうしますか、みんな殺しますか」ときいたわけです。野田隊長は、「早まって死ぬことはない。住民は杉山に集結させておけ」と指示したそうです〉

 スギヤマは地形的に、「どこから弾がとんできてもあたらない安全地帯」だったと、中村さん。それでも、恐怖におびえる住民はそこで一緒に死ぬ気持ちが強かったようだ。なぜなら、友軍が持っている機関銃を見て、中村さんは「住民はいざとなったら自分たちを一思いに殺してくれるんだと、安心していました」と振り返っている。

 ところが、住民の思惑をよそに、軍はそのような意図を持っていなかった。垣花武栄さん(当時、四十五歳)、『座間味村史(下巻)』でこう証言する。

 〈民は、もはや戦況がこのようになっては、玉砕以外に道はないということで、全員が広場に集まって機関銃を前に時を待った。そしてみんな口々に、「天国に行くんだよ、みんな一緒だから怖くないよ」と、家族同士ささやきあっていた。ところが、「集団自決」寸前になって、防衛隊員の伝令で、「米軍は撤退したから自決することはよせ」ということになり、その場は解散することになった〉

 大城さんもまた、島民が農業指導を受けて尊敬していた鈴木茂治・整備中隊長(中尉、愛知県出身)に、自決用に手榴弾を分けてもらえないかと頼んだところ、「住民が死ぬことはない。死ぬのは兵隊だけでよい」と、自決しないよう諭したと聞いている。大城さんは、「阿嘉島で住民が避難したスギヤマは、三方が高い山に囲まれていた。そのため、住民は攻撃してくる米軍の様子を直接に見なかったため、強度のパニックに陥らずに済んだのだろう。ところが、座間味、渡嘉敷では米軍の上陸と攻撃を間近に住民は見ている。この違いがあったと自分は思う」と語った。

 阿嘉島で特攻艇の「マルレ」に乗る予定だった深沢敬次郎氏(82)もまた、戦後、地元の女性から、鈴木整備中隊長が島民の自決を思いとどまらせたと聞いている。座間味島、阿嘉島ともに、恐怖のあまり集団自決を覚悟した住民が武器を嘆願した。だが、いずれの島でも日本軍が強く戒めたのである。渡嘉敷島の場合は、赤松嘉次隊長に相談なく、集団自決が始まってしまい、赤松氏は「早まったことをしてくれた」と嘆き、医療班を派遣している。

 久米島にも、海軍通信隊約三十人が山に陣地を構えていたが、集団自決は起きていない。一方、読谷村のチビチリガマに日本軍はいなかったが、集団自決は起きている。つまり、「日本軍の存在が集団自決の引き金を引いた」とする論理は完全に破綻(はたん)しているのである

(編集委員・鴨野 守、写真も)

                    ◇

 

【付記】

今朝の(22日)の沖縄タイムス朝刊は。【台北21日共同】のクレジット入りで、李登輝講演会を報じた。

見出しは次の通りの当たり障りのない見出しだが、自社取材によらず共同配信にしたのは、中国への気兼ねからなのか。

とりあえずのアリバイ報道なのか。

李登輝氏 きょう来県

台湾元総統 宜野湾市で講演

同じ共同配信でも中国新聞(ややこしいが広島の新聞)が【台北22日共同】と、沖縄タイムスより一日新しい共同配信を報じている。

沖縄の記事でも共同配信に頼っている限り、広島の新聞より古い記事を読まされることになる。

自社が後援している行事がこの有様で、沖縄タイムスは地元紙として恥ずかしくないのだろうか。

 

李登輝氏が沖縄を初訪問 中国は言動注視か(9月22日)(中国新聞)
【台北22日共同】台湾の李登輝り・とうき元総統(85)は二十二日午前、台北を出発し、沖縄を初めて訪問する。前回二〇〇七年から約一年三カ月ぶりの訪日で、総統を退任して以来、四回目。

 李元総統の訪日については今回も「政治抜きが暗黙の条件」(日台関係筋)で、李氏も私的旅行を強調している。中国政府は台湾の独立性を重視する李氏を警戒しており、日本滞在中の言動を注視するとみられる。

 那覇空港では大勢の支援者らが出迎え。李氏は沖縄戦で激戦地となった糸満市の平和祈念公園や、ひめゆりの塔を訪れる。夜は支援者らによる歓迎会に出席する。

 二十三日には宜野湾市で、福沢諭吉の「学問のすゝめ」を題材に日本文化について講演。二十五日まで滞在し、首里城などを観光する。

 李氏は〇一年、心臓病治療を目的に大阪、岡山を訪問。〇四年年末から〇五年年始にかけて、終戦を迎えた名古屋を訪れ、京都では故司馬遼太郎氏の墓を参った。〇七年には太平洋戦争で亡くなった兄が祭られている靖国神社を参拝した。
 

                    ◇

>中国政府は台湾の独立性を重視する李氏を警戒しており、日本滞在中の言動を注視するとみられる。

沖縄タイムスはこの辺のビミョウんさ記述を気兼ねして報道したくないのだろう。

 09/2211:34李登輝氏が沖縄入り (時事通信)

沖縄タイムスの夕刊が那覇空港での歓迎風景をどのように報道するかお楽しみだ。

 

【おまけ】 メラニンとメラミン

中国新聞を覗いたらコラムにホットなニュースがあった。 

メラニンとメラミンは違うんだって。

メラミン混入

 

参考記事: 中国メラミン禍:拡大…アジア各国、禁輸措置

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