狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

安倍総理は見かけよりしたたか

2006-12-26 23:35:11 | 県知事選
昨夜のテレビ朝日「たけしのTVタックル」で風邪で声をかすらせた三宅さんが安倍内閣について珍しく弱気の発言をしていた。

「自民党復党問題」「タウンミーティングやらせ問題」「本間教授スキャンダル」で支持率が大幅に下がったと煽るビデオを見て、

「小泉内閣の時は例えば塩ジーのような根回し上手のベテラン閣僚が首相を補佐し助けていた」

「だが、安倍内閣は本人も塩崎官房長官も内閣補佐官たちも若過ぎて根回しが出来ない」

「若さを売り物にして自滅した前原党首の頃の民主党のようなモロさを感じる」

と(正確ではないが)大体このように何時もの元気溢れる発言は影を潜めていた。

三宅さん、ご心配無用。 弱気になるのは風邪のせいですよ。


一昨日の日曜日フジテレビ「報道2001」でも同じような安倍内閣の支持率低下を問われて、出演の麻生外務大臣が歯切れの良い回答をしていた。

「支持率」とか「世論調査」と言う言葉に、政治家は弱い。

同じく「視聴率」に弱いのはテレビも同じだが、

「世論」に一喜一憂する風潮を一喝した藤原政彦御茶ノ水大学教授の発言が記憶に新しい。

皇室継承問題で「世論」がゆれていた頃、同じ「報道2001」に出演した折、

「日本伝統の極地である皇室に関わるような重要な問題を、世論で決めるものではない」

「世論なんて一晩で変るものだ」

正確ではないが大体このような発言をしてテレビの妄動ぶりを一喝した。


ところで一昨日の麻生大臣だが、

安倍内閣の「支持率低下」を問われて、

「安倍総理のお祖父さんの岸首相や吉田内閣の時、支持率が当時あったら森内閣以下だったろう」

「そうだったら安保改定も単独講和も出来無かっただろう」

安倍大臣、お見事!

確かその当時、社会党、共産党の左翼政党と朝日を筆頭の左翼メディアそして東大に巣食う左翼教授連が煽る「世論」に学生達が暴走させられていた。

岸首相は左翼暴漢に刺されながらも安保改定を断行した。

また吉田首相は東大学長に「世間を惑わす不逞の輩」と一喝して単独講和を結んだ。

この二つの「世論無視」が今日の日本の繁栄に大きく寄与したことは論を待たない。

小泉元首相の「ワンフレーズ 明快発言」に比較されて、安倍首相は曖昧発言で「世論」の評判は良くない。

だが、安倍首相は見かけ以上にしたたかな政治化だ。

「曖昧発言」といわれながら、結局内閣発足以来僅か二ヶ月あまりで中韓の首脳会談を実現、「改正教育基本法」と防衛省昇格法案」の重要法案の成立を見た。

それにしても「世論」には評判悪いが

「(靖国神社参拝には)行くとも行かないとも言えない」

は最近の政治家が発した言葉では歴史に残る名文句だと思う。

・・・で、来年8月15日前後に問われたらって?

勿論、「行ったとも、行かなかったとも言えない」


一寸時期遅れだが、一週間前の東海新報のコラムを転載。


                ◇


東海新報 世迷言 ☆★☆★2006年12月17日付


 改正教育基本法と防衛省昇格関連法案が成立した。世論調査で支持率が五割を切った安倍内閣だが、小泉内閣でもできなかった重要法案をまず二つもクリアし、着実に加点しているということは外柔内剛、なかなかしたたかな首相の一面がうかがわれる▼両法案ともに問題ありとしている大新聞の論調を見ると、例によってあれこれ心配しているが、日本国民を骨抜きにして二度と足腰が立たぬようにするという、アメリカの占領政策とここで訣別し、その呪縛とくびきから解き放たれる一歩がようやく始まろうとしているのだから、ここは同慶としたい▼教育基本法の改正に民主党は反対したが、愛国心に関してはむしろ民主党が対案として発表した改正案の方がもっと踏み込んでいて、自民党内には政府案より好ましいという意見が強かったほど。だから、今回の反対は野党協力にヒビを入れないための戦術のように思える。右から左まで同舟している同党内には、改正支持派がいないはずがない▼防衛庁から省への昇格には同党も賛成したが、これにも党内左派から反対があったことは想像にかたくない。だが、小沢代表自身もかつては「普通の国」を目指すことを標榜していただけに、根底にある「譲れぬ一線」が浮上してきたのではなかったか。普通の国なら防衛をゆるがせにするなど考えられないからである▼同党は教育基本法の改正反対に野党共闘で臨んだが、審議拒否という禁じ手を使って非難を浴びた。これは真剣に政権党を目指すならやがて天につばすることになる愚策である▼次の参院選を標的にして対立軸を鮮明にすることはいい。だが、責任政党として将来の日本を考えるとき、視軸がぐらぐらしていては大局を見失う。

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朝昇龍が横綱審議委員会に挑戦!

2006-12-26 18:36:37 | 県知事選
 
 
大相撲九州場所で全勝優勝した朝昇龍の勝ち星の決まり手の中に「蹴手繰り」があったことに横綱審議委員会がイチャモンをつけた。
 
「横綱にあるまじき品格に欠ける手口」だと。
 
それに対して、当日記で「横審は相撲の四十八手「蹴手繰り」の意味も知らない相撲知らず」、と朝昇龍を弁護する記事を書いた。
 
 
当日記を朝昇龍が見るはずも無いが、昨日の「稽古総見」で横審委の面前で「蹴手繰り」の稽古をして横審委にあてつけをしたと言う。
 
横綱審議委員会は、そのいかめしい名の割には相撲を知らない。
 
「蹴手繰り」は立派な技。
 
往年の業師・出羽湊は相撲名鑑の力士紹介欄に堂々と「得意技 けたぐり」と明記してあった。(上記参考エントリー参照)
 
朝昇龍よ、初場所では「蹴手繰り」で勝って、・・いや、2、3番勝って、横審の鼻をあかしてやってくれ!
 
                ◇
 
Photo朝青龍、琴欧洲に苦戦…横審へのあてこすりも不発
 朝青龍が切れた。初場所(1月7日初日)に向けての仕上がり具合はどうか。協会首脳や横綱審議委員の前で披露する稽古総見が25日朝、両国国技館内の相撲教習所で行われた。(夕刊フジ)
[記事全文]

  • 蹴手操り - goo 大相撲「決まり手一覧」
  • 横綱審議委員会 - ウィキペディア

  • 大相撲:朝青龍のけたぐり「品格にかける」…横審が小言 - 毎日新聞(11月27日)
  • 朝青龍 蹴たぐりで稀勢の里に雪辱 - スポーツニッポン(11月20日)

  • [意識調査]横綱のけたぐりをどう思う? - クリックリサーチ

    [写真]夕刊フジ
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    「朝日ーオオニシーNYT」の在日・反日コネクション

    2006-12-26 07:47:05 | 県知事選

    ニューヨーク・タイムズが朝日新聞と同じ穴の狢であからさまな反日記事の宝庫であることは当日記でも再三述べた。

    朝日新聞社の社屋内に事務所を構えるNYT東京支局で反日記事を配信しているのは大西充光記者。

    12月17日にも拉致被害者に悪意に満ちた事実歪曲の反日記事を書いていた。

    詳しくは12月18日付けの当日記で。

    ◆参考:「NYT記事「拉致日本の外でおきた遥か昔のこと」http://blog.goo.ne.jp/taezaki160925/d/200612

    これに対して「拉致被害者の会」の増本照明さんが怒りのコメントを発した。

    あのような憎悪に満ちた記事には心あるものなら誰でも怒る。

    増本さんの怒りは当然だ。

    以下に増本さんの怒りのコメントを転載。

                          *

    2006.12.20

    「強く抗議する!」

     ニューヨークタイムズ(17日付)が、「北朝鮮による拉致問題」が右翼勢力によってあおられているという記事を書いた。書いたのは東京支局長のノリミツ・オオニシという方のようである。

     「日本政府や拉致被害者の家族らが進める「北朝鮮人権週間」に右翼組織のメンバーが関与していると指摘。拉致問題への理解を訴えたポスターの図柄なども引き合いに出し、北朝鮮への危機感をいたずらにあおる内容だ
    と批判した。さらに「日本の国外では拉致などとっくの昔に言いふるされた」問題と指摘。日本国内では「民族派の政治家やグループ」の画策でなお連日ニュースで取り上げられているとし、「拉致問題が憲法改正や学校教育での愛国心育成と同じ“右翼好み”の課題になっている」との見方を示した。記事は、拉致問題をめぐる「より穏健な声」が右翼勢力によって暴力的に封じられているとする一方で、安倍首相は支持率がかげると「政治的な生き残りのため、拉致問題にしがみつくことになるだろう」


     「北朝鮮人権週間」に右翼組織のメンバーが関与しているという部分は、どのような取材の下にかかれたものであろうか?是では、まるで家族会が「右翼組織」に操られたものとの誤解を受ける。家族を取り戻そうと必死で動く私たちは、確かに素人同然であるが支援者の人々を「右翼」呼ばわりはないだろう。私たちは、この運動を右翼も左翼もなく、日本人として皆に理解して協力を仰いでいる。左翼系の人々が、協力をしてくれるのであれば、喜んでお受けするつもりでいるのであるが、その方々は、一向に協力してくれることはなく、あまつさえ邪魔をしようとしている。社民党のホームページに2002年10月まで「拉致はでっち上げ」という北川氏の論文を載せていたことでもわかる。今でも、「拉致被害者の救出」を言うのではなく、この記事に書かれているように「拉致などとっくの昔に言い古された問題」として、北朝鮮擁護に走っているではないか?
     それにしても、「拉致被害者」を見捨てるような発言をしていることに腹立たしささえ覚える。彼の意識の中では、「めぐみさんの骨と称してきたもの」も本物であり、北朝鮮の脱北者の証言も嘘なのであろう。でも、彼らが信じなかった「北朝鮮による拉致」は事実であったし、脱北者の証言の信憑性は疑う余地はない。彼らの無節操な言動の影で多くの北朝鮮人民が命の危険に晒されている。本当に人として、この事態を指をくわえて見ているつもりなのか?
     この記事では、「RENK」の李英和さんも「守る会」の山田さん、三浦小太郎さん、「難民救援基金」の加藤さんや野口さんさえ、右翼と断じているように見える。彼らが、右翼の人間でないことは多くの人々が知っている。にもかかわらず、このような記事で「日本発」の誤ったメッセージを世界に配信すると言うことは、拉致被害者の救出のためには、何等助けにならない。かれの言う「より穏健な声」が多くの人民を見捨てる行為であることを、彼は今後「北朝鮮政権が崩壊」し、事実が明らかになった時にどのように責任を取るつもりなのか?土井元社民党党首のように「間違えていました」ではすまないように思うのだが?
     彼らの主張を受け入れるわけにはいかない!
     私たちは、家族を忘れることはないし、金正日を許すことは出来ない!
    そして、人民の敵を支援するイデオロギーに凝り固まった人々を許すことは出来ない!

    ◆増本照明さんweb site「拉致被害者を救う!日本を救う!」http://www.interq.or.jp/power/masumoto/ms.html

     

    それにしても、この自称「日系人」と称する大西記者、何ゆえ何時も憎悪に満ちた反日記事を書き続けるのか。

    それも事実を歪曲、捏造までして。

    この疑問を「東アジア黙示録」さんが見事に謎解きしてくれた。

    「週刊金曜日」主催の「下劣市民集会」に関わる「進歩的ブンカジン」達の在日の仮面が引っ剥がされたのは記憶に新しいが、

    大西、やっぱりお前も在日だったのか!

    詳しくは下記に譲るが「東アジア黙示録」さんの解析は説得力がある。

    ◆東アジア黙示録http://dogma.at.webry.info/

     

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