狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

「国籍同一性障害者」の集い  「軍歌の音が聞こえてくる」

2006-12-09 15:09:52 | 教科書
高知新聞 2006年12月08日


守れ教育基本法 県内元校長340人改正反対

 「愛国心や偏差値で、人間を測っていいですか?」「人間を壊していいんですか?」。雨の集会で、元小学校校長の声が響いた。戦後教育の柱となってきた教育基本法の改正案が国会審議で重大局面を迎える中、県内の小中高の元校長たちが「改悪反対」の声を上げている。その数は7日までに340人に達した。思想、信条を超えて多数の元管理職たちが反対の声を上げる本県は、全国でも極めて異例だ。

 「この闘いは国会外の多くの声にかかっている。どんどん反対のネットワークを広げよう」

 7日昼。高知市役所前の改正反対集会には、約100人が集まった。傘からぽたぽた落ちるしずくにぬれながら、マイクを握るのは平成元年から吾川郡春野町の東、西小校長を歴任した山本忠智さん(74)=同市丸ノ内1丁目=だ。

 「愛国心だとか偏差値だとかで、人を測っていいんですか? 金子みすゞは『みんなちがって、みんないい』と言った。人間一人一人の個人の価値を尊ぶのが教育基本法です。改正法案を葬り去る日までがんばろう」

 張り上げた大声に、拍手がわいた。

 集会を主催したのは「子どもと教育を守る県連絡会」。9月から県内の元校長たちを訪ね歩き、「改悪反対のアピール」への賛同を集めた。

 アピールは「わたしたちは教育基本法の改悪をやめさせ、現行の教育基本法のもとで、一人一人の子どもたちが健やかに成長できる教育をめざします」の一文だけ。思想や信条、宗教、出身組合などにかかわらず、その一点で一致できる人は賛同者に名を連ねてくれるよう頼んだ。

 その結果、全日本教職員組合(全教)や日本教職員組合(日教組)などに属した経験のある校長だけでなく、組合経験のない校長から賛同者が続々。1週間でたちまち160人を突破した。中でも幡多地域は存命している退職校長の9割がアピールに名を連ねた。

 「現職時代に立場を違えた人が、びっくりするほどたくさん賛同してくれる。他の県にはないことで、高知の風土らしいと思う。今の教育の問題は、教育基本法が悪いからじゃない、教育基本法が形骸(けいがい)化しているから。元校長は戦争を知っている世代が多く、憲法改正に危機感を持っている。教育基本法改正の向こうに『軍靴の音が聞こえだした』という人が多い」と山本さんは話している。

 【写真説明】「愛国心で人を測っていいんですか?」。マイクで訴える元小学校長の山本さん(高知市役所前)

                      ◇

 待ってました! 

軍靴の音が聞こえ出した」・・・この症状は明らかに幻聴!

欲を言えば「いつか来た道」の幻視症状が現れて

キナ臭い」ニオイの幻臭がし始めたら「国籍同一性障害者」の幻覚症状・三点セットの勢揃いだったのに。

当日は雨模様だったせいか幻聴だけに終わったようだ。

中川政調会長に「悪性腫瘍」と断じられては日教組も非組合員の元校長を動員してアリバイ作りに追い込まれた。

「軍歌の音」が聞こえるのは「悪性腫瘍」の日教組だけではない、・・と言う見え見えのパーフォマンス。(日教組と自治労は悪性腫瘍 

≪良性腫瘍」も教育基本法には反対しているのだぞ!≫

といいたい気持ちはよく分かる。

だが、彼等も元を正せば「悪性腫瘍」だったのですよ。

幻覚症状は「国籍同一障害」と「悪性腫瘍」の両者に共通して現れる症状。

この二つの病は複合して発症するのも特徴のようだ。

・校長が組合員でない事は理の当然であって、定年後の隠居暮らしの身では組合員であるはずがない。

彼等のルーツを辿れば校長の前はバリバリの「悪性腫瘍」だったことは自明でしょう。

暇を持て余し誰も相手にしてくれない毎日に退屈して、昔の組合員活動が懐かしく彷徨い出してきたのではないの?

何故って?

だって、既に幻覚症状が出ていますよ。

 

 

◆参考エントリー:教育基本法改正は軍国主義化への道?

 

◆「国籍同一性障害」についての参考エントリー

日本は全体主義に向かっているのか? 不治の病

従軍慰安婦に群がる女性議員達は「国籍同一性障害」?

コメント

傾聴に値する話  「傾聴ボランティア」

2006-12-09 08:50:47 | 年金・老人・身辺雑感

同期生の友人10名で毎月一度あつまって飲んだり食ったりして旧交をあったためる事を以前に書いた。(固有名詞なき会話

殆どが定年退職の隠居暮らし故、子供たちは既に独立して家族は少なくなっているのがメンバーの大部分。

中にはお子さんが海外に嫁入りした上、奥様に先立たれて一人暮らしの「気楽な」男もいる。

以前は午前様のご帰宅には奥様の顔色が気になっていたが、今ではそれも懐かしいというのは多趣味を誇るんN君。

夜遅く帰ってもお小言を言ってくれる奥様がいなくなると、外出も面白くないと最近では二次会も足が遠のきがちだという。 

おっと、言い忘れたが外出から帰ると全身で喜びを表して迎えてくれる愛犬だけが慰めだとは彼の弁。

ただ、件のN君、無類の博識を誇り、趣味はクラシック音楽鑑賞で、自宅の応接間にPCと連結した最新の視聴覚再生装置を構築。

更に音楽鑑賞に留まらず学生時代たしなんだチェロを弾き出して、地元のアマチュア楽団に参加して練習やらボランティア演奏会で連日多忙と聞いていた。

更に油絵の趣味もあり展覧会に出展の経験もある程の腕前。

その合間を見計らって海外旅行を楽しんでいる模様。

・・・となると羨ましい限りの老後の生活であり、有り余る時間を有意義に且つ多忙に過ごしているものと誰でも思う。

夜遅くご帰宅時の奥様のお小言に代わる愛犬との触れ合いは、彼一流のジョークと受け取っていた。

ところが今朝「同期生サイト」(メンバーだけの掲示板的プライベート・サイト)にN君がいつもの強気には珍しく「孤独」についての一文を寄せた。

一昨夜のNHK「クローズアップ現代」で放映したらしい(筆者は見てない)「傾聴ボランテリア}についてだ。

しばらくは同君の寄稿を「傾聴」して見よう。

独り者の情感が滲み出た名文である。

以下引用。

≪Date:  2006年12月8日(金) 午後11時12分
Subject:  傾聴ボランチア

水曜日のNHK11:00のクローズアップ現代での話題であるが、皆さん、この傾聴ボランティアなるもをご存知でしたか。

全国で既に4,000人程が登録し活躍を期待されているらしい。首都圏の市町村でこのボランティアの公募や訓練が日増しに増えている。

傾聴というのは、いじめや悩み事相談を聞くものではなく、ましてやうつ病患者の救済ボランティアでもない。一口に言うと、僕のような独り者で話し相手の居ない人の話を聞くボランティアである。世の中核家族が進行し、一人暮らしが全国に4,000万人(?)居るらしい。

勿論一人暮らしの中には、彼女は居るが結婚はしてない人も含まれるだろう。こいう自ら望んで一人暮らしをしている人は別として、職も無く、終日一人で家の中に居る人は話し相手が居なくて、自分が生きているのか死んでいるのかさえ、実感できないという人が増えているらしい。独身で退職して、家族も無く、友人、知人とは既に縁が切れ、一人で家の中で終日過ごす。こう言う人が増えていて、一人何を語るでもなく、さびしく死んでいく。死んでから1週間後に発見されるのはまだ幸いのようだ。中には、家賃の滞納で家主に3ヵ月後に発見されるというのもあるらしい。今は、隣は何をする者ぞと気遣う人も少なくなったようだ。≫

 寡聞にして「傾聴ボランティア」という言葉をN君の寄稿で始めて知った。

困った時のウィキペデリア頼み、とばかりにウィキペディアを検索しても未だ未掲載である。(12月9日現在)

2006年ウェブ大賞に輝いたウィキペディアにして未収録なのも道理、ネット上で各地域単位で「傾聴ボランティア」の普及を勤めているが未だ全国的には認知されていないようだ。

◆2006年ウェブ大賞:http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2006/12/07/14163.html

そうなると一昨夜のNHKの放映が全国的認知の鏑矢となるだろう。

しかし「傾聴」という堅苦しい言葉に逆らったのか朝日新聞は二月ほど前の都内版の記事で「聴き上手」という言葉を使っていた。

常日頃は朝日新聞のことはボロクソに批判している当日記だが都内版ではこのようなよい記事も書いているようだ。

「傾聴」か「聴き上手」か・・・、NHKの参入によってほぼ「傾聴」で決まりのようだが、「聴き上手」という言葉も捨てがたいとは思う。

 ◆「聴き上手」講座人気http://mytown.asahi.com/tokyo/news.php?k_id=13000130610190001

 件のN君と同じくNHK「クローズアップ現代」を見て「傾聴ボランティア」を扱ったブログを下記にリンク。

◆「ときどき★刻々」さんhttp://d.hatena.ne.jp/nasca/20061205

 

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