連日暑い日が続くと変わった人達が出てくるものだ。
奇人その一: 退院は救急車で
救急車盗み帰宅の男を逮捕 |
26日午後4時前、沖縄県豊見城市の病院から「救急車を盗まれた」と110番があった。豊見城署員が約3キロ離れた那覇市の駐車場で救急車を発見。約50メートル離れたアパートに住む男が盗んだことを認めたため、窃盗の疑いで逮捕した。 調べでは、男は那覇市の無職当山彦満容疑者(40)。病院で診察を受けた帰り、急患の入り口付近に止めてあった救急車を見つけ、そのまま乗って帰宅した疑い。 救急隊員が患者を病棟に運び込んだ直後で、救急車には鍵が付きドアも無施錠だったという。 当山容疑者は酒で体調を崩し、この日午後、訪問した那覇市保護課の職員の通報で救急車で病院に運ばれた。同容疑者は搬送時にも暴れ、警察が駆け付ける騒ぎになっていた。 (スポーツニッポン) |
[ 2006年07月27日付 紙面記事 ] |
動機を調べてるって?
「このクソ暑いのにタクシー拾うのは面倒くさいだろ!」
サスガ!沖縄。
動機よりも救急車で帰宅中、サイレンを鳴らしていたかどうかが興味アリだ。
でも乗り捨てずに自宅の駐車場にちゃんと駐車してあったとこを見ると、この男盗んだり強奪したつもりは無かったのかも。
何事も世界レベルだ!
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奇人そのニ: 馬に頭突き男
愈々奇人も国際的。
サンケイスポーツ 2006年07月26日 更新
英競馬界にもジダン?振り落とされた腹いせに騎手が馬に頭突き
馬に頭突きを食らわせた瞬間の写真を掲載した25日付の英競馬紙レーシングポスト
競馬界にもジダンが!? 英国競馬の若手騎手(26)が23日のレース直前、騎乗馬から振り落とされた腹いせに馬に頭突きを食らわせるという珍事があった。25日付の英国各紙は、サッカーのW杯決勝で頭突きをして大騒動となった仏代表のジダン選手になぞらえて大々的に報じた。この騎手には“レッドカード”は出ず、レースは4着に入ったが「2度とやらない」と猛反省しているとか。
◇
まさかあのジダン選手をまねたわけではなかろうが、前代未聞の愚行?で一躍、時の人となってしまったのはポール・オニール騎手(26)。
英中部のストラットフォード・アポン・エイボン競馬場で23日に行われた若手・見習い騎手限定の障害レース。オニール騎手は「シティーアフェアー」という名の馬に乗って出走した。
レース前、他馬と並んでスタートゲートに近づいた際に暴れたシティーアフェアーに振り落とされ、ムカッ。ヘルメットをかぶったまま、馬の鼻面にガツンと頭突きを1発食らわせた。
その後、何事もなかったようにゲート入り。レースが始まると人馬は仲良く? ハードルを飛び越えて3200メートルの距離を完走し、4着に入った。競馬場の係員は何も気づかなかったが、頭突きの瞬間が競馬専門テレビのカメラにバッチリとらえられていた。
オニール騎手は「今までにこんなことをしたことはない」「騎手帽の端が軽く当たっただけで力は入っていない。馬にダメージはない」と必死に釈明したが、後の祭り。競馬を日ごろ大きく取り上げない一般紙まで「ジダンのようだ」とサッカーW杯決勝で起きた“世界一有名な頭突き”を引き合いに出して写真付きで紹介。テレビ局も繰り返し映像を流した。
通算51勝のオニール騎手は障害レース専門で、まだ見習い身分の無名騎手。突然のスポットライトに困惑しながらも「ファンにこんなところを見せて申し訳ない。2度とやらない」と地元紙を通じ謝罪した。
紳士の国である英国は動物愛護に熱心。レース中のムチの使用回数にも制限があるほどだ。頭突きのような“動物虐待”には当然、ペナルティーが待っている。
24日には競馬監督機関であるHRAが問題の映像を入手。事実関係の調査するため、来週にも査問委員会を開く方針。オニール騎手には一定期間の騎乗停止などの処分が科されるとみられる。
競馬の母国のお粗末な出来事。日本中央競馬会(JRA)も「この20年、JRAでゲート入り前の馬の扱いをめぐり制裁を科すような出来事は1件も起こっていない。そもそも馬に頭突きをするなんてルール以前の問題では」(広報室)とあきれ顔だった。
(サンケイスポーツ特電)