さて、いよいよ最終回です。
本当に長々と皆様、お付き合いいただき、ありがとうございます。
今までこれだけ医療disをやってきた私。今度のドクターは違う、と思ったからこそ本を出す気になったわけですが、それでもトラウマがよみがえってしまい、けっこう大変な日々でした。
でも、今回これまでのことを色々思い出してみると、浅見処方(仮)の(仮)が取れて完成しているの気づきました。
それはこの連載を終えてからまた書きます。
なぜトラウマを受けることになったのか。よく分析してみると、時代ごとに違うトラウマを受けて、それが連続していました。
急性期と慢性期がありました。
時代順に書いてみます。
2001年 杉山ショック
↓
(2004年~2007年半ばまで、花風社ギョーカイ仲いい時代。花風社が言いなりになったこの時代を忘れられず、ギョーカイは「花風社はもうおしまいだ」と言い続けている)
↓
2007年~裁判をめぐるごたごた。ギョーカイが無能無意欲なことに絶望(だんだんギョーカイと離れる)
↓
2010年 『発達障害は治りますか?』出版前後の大炎上。ギョーカイときっぱりと決別。またそれ以降「治らない派アンチ」からの甘ったれた攻撃(エビデンスガー)がえんえんと続く。一方で花風社クラスタでは治った治ったの報告が続く。
↓
2015年 神田橋杉山対談で杉山トラウマ再燃。自分が何に傷ついてきたか。それはこの支援ギョーカイで「主体性の無視」が行き交っている事だと気づくきっかけになった事件だった。
↓
2019年 『NEURO』出版。ハッタツ大戦。発達に関係のない医クラまで飛び入り参加で大騒ぎ。
→花風社愛読者コミュニティサイト「治そう! 発達障害どっとこむ」創設に至る。
↓
2020年~ コロナ禍 医療のひどいのは発達の世界だけではないのを知る。前述医クラ、全員重症のコロナ脳を発症。今も完治せず口枷生活を続行中のよう。
という流れですね。
よくもまあ、これだけ医療(とそれに洗脳されている人々)に痛めつけられたもんですしその都度やり返しましたわ。
そしてこの流れを見ると、パンデミックの前にハッタツ大戦があったことが本当によかったと思う。だから打たないで済んだかもしれない。あのときに、医療従事者の低能さ、底意地悪さがよくわかったので、どう見てもこっちを思いやって打てと言っているのではないのがよくわかった。
先を急ぎます。
なのに、2023年後半になって、突然医者の本を出すことになった理由。
凡医と違いそうだから。
(注:ドクターご本人は私が凡医と呼ぶ精神科医のドクターたちも仕事はしているんだという見解を持たれている。が、私は現時点で納得していない。本の中ではスルーしているのでお楽しみに)。
ドクターの凡医は凡医ではないという見解はともかく、浅見がドクターと凡医が違うと思った理由。箇条書きにします。
1 脳神経内科医が原因を突き止めて治療するというのが新しい。
2 身体アプローチが世界水準であることを教えてくれる。
3 COVIDー19後遺症治療の経験さえ発達障害治療に役立てようとしているなんて20年見解を変えない発達凡医ズとは違いそうだ。
4 「ありえない恐怖感」を内科的解剖学的に病態解明し治療法を開発している。
5 先天的か、後天的か、の問いに納得のいく答えが与えられた。
そして今日は6です。
理由6をご紹介するために、本書の巻末を引用しましょう(今の時点・今後編集の可能性あり)。
=====『発達障害治療革命!』巻末より引用。
医療+民間の知恵で、発達障害治療に新しい時代を築こう
田中 これまで発達障害治療に関しては、かえって医療が不在でした。浅見さんたちが広めてきたような民間の知恵で助かった人もいた。そして今、脳神経内科医として、その正しさを医療側から証明できる時代が来たと思います。
発達障害治療に、新しい時代を築きたいですね。
完
=====
ドクター田中のこの言葉で本は終わります。
つまり、今後花風社(の著者たち)は、医療側とコラボしていくのです。
標準医療+花風社の積み重ねてきた知見 がマッチを組んで
診断→治療→卒業医療
の新しい流れを作るつもりなんです。
できれば、システム化しようとしているんです。
著者の方たちの何人かは、それにもう同意してくださっているんです。
私がどう関わるかは未知数です。どっちみち私は「わかりやすく伝える」が役目です。知見を持っているのは著者の人たち。
それに私には延々と医療従事者にいじめられてきた歴史もありますので、トラウマに阻まれて、おいそれとは医療施設に足を踏み入れることすらできないのです。
でも、今後、もし医療機関を訪ねることがあったら、お化け屋敷と考えるのはやめようと思います。
鬼が島なんだ、と考えることにします。
そして私は桃太郎です。
みんなが「生まれつきの脳機能障害で一生治らない」を信じていた間、たった一人で「治そう!」と言っていたのだから。
バカにされたし、著者たちにさえ理解されないこともあった。でも私は「正しいことは正しい」と信じてやってきた。
今ようやく、医療がそれに気づいたのです。花風社が「ラクにしてあげたい」と純粋な赤心からやってきたことが正しかったと、ようやく医療が認めることになったのです。
だから私は「日本一」という幟を立てるような気持ちで出かけようと思います。
そう。この話が出る前は「今度医療施設に行くのは心肺停止になってから」と決めていた。それでも勇気を奮ってドクターに20回近く会いに行ったのは、ドクターの持っている鬼が島の一つが自分の行動範囲内にあったからでした。
奄美大島が好きということが共通していたり、横浜・桜木町に拠点の一つがあったり、会いに行ったら陽キャだったり、色々幸運が重なっての出会いでした。
そして画期的な本が出来上がりますよ。
この本で提示されたように、本当に発達障害の人々が医療の力も借りて「卒業医療」できるシステムが出来上がったとき
20年かけて培われてきた私の医療嫌いもようやく、ようやく治るのかもしれません。
それまで自分の寿命がもつか、それはわかりませんが。
『発達障害治療革命! 脳神経内科医からの提言』
花風社サイトでの販売始まりました。
こちらです。
おまけはどっとこむミニクリアファイルです。
新しい時代の始まりを告げる本です。
どんどん買ってください!
買うことによって、私たちの新しい試みを応援してください!
そして、新刊ご案内と私のトラウマ処理を兼ねた長い連載にお付き合いいただき、本当にありがとうございました。
皆さまとご家族が健康に恵まれますように。
完
本当に長々と皆様、お付き合いいただき、ありがとうございます。
今までこれだけ医療disをやってきた私。今度のドクターは違う、と思ったからこそ本を出す気になったわけですが、それでもトラウマがよみがえってしまい、けっこう大変な日々でした。
でも、今回これまでのことを色々思い出してみると、浅見処方(仮)の(仮)が取れて完成しているの気づきました。
それはこの連載を終えてからまた書きます。
なぜトラウマを受けることになったのか。よく分析してみると、時代ごとに違うトラウマを受けて、それが連続していました。
急性期と慢性期がありました。
時代順に書いてみます。
2001年 杉山ショック
↓
(2004年~2007年半ばまで、花風社ギョーカイ仲いい時代。花風社が言いなりになったこの時代を忘れられず、ギョーカイは「花風社はもうおしまいだ」と言い続けている)
↓
2007年~裁判をめぐるごたごた。ギョーカイが無能無意欲なことに絶望(だんだんギョーカイと離れる)
↓
2010年 『発達障害は治りますか?』出版前後の大炎上。ギョーカイときっぱりと決別。またそれ以降「治らない派アンチ」からの甘ったれた攻撃(エビデンスガー)がえんえんと続く。一方で花風社クラスタでは治った治ったの報告が続く。
↓
2015年 神田橋杉山対談で杉山トラウマ再燃。自分が何に傷ついてきたか。それはこの支援ギョーカイで「主体性の無視」が行き交っている事だと気づくきっかけになった事件だった。
↓
2019年 『NEURO』出版。ハッタツ大戦。発達に関係のない医クラまで飛び入り参加で大騒ぎ。
→花風社愛読者コミュニティサイト「治そう! 発達障害どっとこむ」創設に至る。
↓
2020年~ コロナ禍 医療のひどいのは発達の世界だけではないのを知る。前述医クラ、全員重症のコロナ脳を発症。今も完治せず口枷生活を続行中のよう。
という流れですね。
よくもまあ、これだけ医療(とそれに洗脳されている人々)に痛めつけられたもんですしその都度やり返しましたわ。
そしてこの流れを見ると、パンデミックの前にハッタツ大戦があったことが本当によかったと思う。だから打たないで済んだかもしれない。あのときに、医療従事者の低能さ、底意地悪さがよくわかったので、どう見てもこっちを思いやって打てと言っているのではないのがよくわかった。
先を急ぎます。
なのに、2023年後半になって、突然医者の本を出すことになった理由。
凡医と違いそうだから。
(注:ドクターご本人は私が凡医と呼ぶ精神科医のドクターたちも仕事はしているんだという見解を持たれている。が、私は現時点で納得していない。本の中ではスルーしているのでお楽しみに)。
ドクターの凡医は凡医ではないという見解はともかく、浅見がドクターと凡医が違うと思った理由。箇条書きにします。
1 脳神経内科医が原因を突き止めて治療するというのが新しい。
2 身体アプローチが世界水準であることを教えてくれる。
3 COVIDー19後遺症治療の経験さえ発達障害治療に役立てようとしているなんて20年見解を変えない発達凡医ズとは違いそうだ。
4 「ありえない恐怖感」を内科的解剖学的に病態解明し治療法を開発している。
5 先天的か、後天的か、の問いに納得のいく答えが与えられた。
そして今日は6です。
理由6をご紹介するために、本書の巻末を引用しましょう(今の時点・今後編集の可能性あり)。
=====『発達障害治療革命!』巻末より引用。
医療+民間の知恵で、発達障害治療に新しい時代を築こう
田中 これまで発達障害治療に関しては、かえって医療が不在でした。浅見さんたちが広めてきたような民間の知恵で助かった人もいた。そして今、脳神経内科医として、その正しさを医療側から証明できる時代が来たと思います。
発達障害治療に、新しい時代を築きたいですね。
完
=====
ドクター田中のこの言葉で本は終わります。
つまり、今後花風社(の著者たち)は、医療側とコラボしていくのです。
標準医療+花風社の積み重ねてきた知見 がマッチを組んで
診断→治療→卒業医療
の新しい流れを作るつもりなんです。
できれば、システム化しようとしているんです。
著者の方たちの何人かは、それにもう同意してくださっているんです。
私がどう関わるかは未知数です。どっちみち私は「わかりやすく伝える」が役目です。知見を持っているのは著者の人たち。
それに私には延々と医療従事者にいじめられてきた歴史もありますので、トラウマに阻まれて、おいそれとは医療施設に足を踏み入れることすらできないのです。
でも、今後、もし医療機関を訪ねることがあったら、お化け屋敷と考えるのはやめようと思います。
鬼が島なんだ、と考えることにします。
そして私は桃太郎です。
みんなが「生まれつきの脳機能障害で一生治らない」を信じていた間、たった一人で「治そう!」と言っていたのだから。
バカにされたし、著者たちにさえ理解されないこともあった。でも私は「正しいことは正しい」と信じてやってきた。
今ようやく、医療がそれに気づいたのです。花風社が「ラクにしてあげたい」と純粋な赤心からやってきたことが正しかったと、ようやく医療が認めることになったのです。
だから私は「日本一」という幟を立てるような気持ちで出かけようと思います。
そう。この話が出る前は「今度医療施設に行くのは心肺停止になってから」と決めていた。それでも勇気を奮ってドクターに20回近く会いに行ったのは、ドクターの持っている鬼が島の一つが自分の行動範囲内にあったからでした。
奄美大島が好きということが共通していたり、横浜・桜木町に拠点の一つがあったり、会いに行ったら陽キャだったり、色々幸運が重なっての出会いでした。
そして画期的な本が出来上がりますよ。
この本で提示されたように、本当に発達障害の人々が医療の力も借りて「卒業医療」できるシステムが出来上がったとき
20年かけて培われてきた私の医療嫌いもようやく、ようやく治るのかもしれません。
それまで自分の寿命がもつか、それはわかりませんが。
『発達障害治療革命! 脳神経内科医からの提言』
花風社サイトでの販売始まりました。
こちらです。
おまけはどっとこむミニクリアファイルです。
新しい時代の始まりを告げる本です。
どんどん買ってください!
買うことによって、私たちの新しい試みを応援してください!
そして、新刊ご案内と私のトラウマ処理を兼ねた長い連載にお付き合いいただき、本当にありがとうございました。
皆さまとご家族が健康に恵まれますように。
完
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