治しやすいところから治す--発達障害への提言

花風社・浅見淳子のブログ
発達障害の人たちが
少しでもラクになる方法を考える場です。

花風社 新刊発表です

2020-11-27 11:39:56 | 日記
花風社、ほぼ一年ぶりの新刊です。
これからどんどん出しますよ!
新型コロナ禍を経て、パワーアップ。
医療や福祉をあてにできないことは、知れ渡った。
これからどんどん、発達援助の非医療化、脱福祉化を勧める本を出します!
その第一弾のご案内です。

↓↓↓↓↓

新刊タイトル 
発達障害・脱支援道
笑顔と自由に満ちた未来のためにできること

廣木道心著

大変なことになる前に治しましょう!

自閉症・発達障害の我が子を持つ親バカな父が語る。
育児・介護士・施設長を経験して見た障害福祉の世界。

~~~~~


目次

第一章 福祉という閉ざされた世界へ送り込まれないために

○すべてを話そう
○まずは自己紹介
○結論から先に言います。「大変なことになる前に治しましょう」
○もはや「脳の機能障害」ではない?
○神経発達の障害なのだから身体を整えていこう
○他者の自由を邪魔しないと自由に生きていける
○閉鎖的な福祉の世界に行かないで
○我が子のこと
○「障害者」になると世間から見えなくなる
○福祉のリソースは税金である

第二章 息子との日々

○幼い頃見せた特性あれこれ
○息子の障害を機に転職
○当時から診断は一年半待ちだった。必死でやれることを探した。
○「完全に自由にさせていればいい」は違うのではないか
○絵を通して成長していった
○特別支援ではないコースにこだわった進学
○親が頑張ればそれだけの成果は出る
○一般の学校に通い続けた理由は親亡き後の未来のため
○いい先生に巡り会っても、先に死ぬ

第三章 社会性を育むのは特別支援の世界ではない

○「専門性」はそれほどあてになるのか?
○社会性はまざらないと育たない
○誰かのために何かを補おうとするとき潜在能力は向上する
○中学校でのイジメの話と高校受験
○前例がないと拒否された高校の部活と友だちの優しさ
○特別支援教育は経済効果ゼロ?
○高卒後も進学する
○社会参加のためにも、パニックは止めなくてはならない

第四章 特別支援の世界でみた実態

○放課後等デイサービスで働く
○授産施設で働く
○ガイドヘルパーになる
○講師業を通じて感じた研修の仕組み
○障害者グループホームでヘルパーをする
○就労支援の現場で働く
○福祉事業者にとって、障害のある方は財源
○支援制度を利用する前に知っておこう 現場の実態とお金の流れの仕組み
 ☆療育・特別支援学校で多用される支援スキルに感じた違和感
 【以下、各種サービス事業所での実状】
 ◎放課後等デイサービス
 ◎作業所・授産施設
 ◎介護資格制度
 ◎ガイドヘルパー(移動介護従事者)
 ◎在宅支援(サテライト型住居)
 ◎グループホーム
 ◎就労継続支援B型
 ◎生活介護事業

第五章 身体への働きかけ 試行錯誤
○我が子に関する試行錯誤
○介護福祉士として覚えたことは、我が子には使わずに済んだ
○育児でやってきたことは、支援の現場でも必要だった
○感覚過敏は治そう
○生活の中で土台を作る

第六章 我が子を治すのは社会貢献
○精神科は薬局のような対応しかしない
○福祉サービスへ送り込むだけなら特別支援教育の経済効果はゼロ
○「揺り籠から墓場まで」を支えているのは現場の犠牲
○せめて、暴れる人は減らしましょう
○暴れる人の行き着く先
○家でできることはやりましょう

第七章 誰の子ですか?

○自分の子どものことだから支援者まかせにしない
○治すのは誰ですか?
○社会が変わるより、自分が変わる方が早い
○率先垂範 自分で自らやりましょう
○わかり合えない人は放っておきましょう
○きれいごと抜きの現状
○親バカとして、今を生きる



ガイドラインと出口戦略

2020-11-18 11:27:57 | 日記


さて、いきなり硬いタイトルにしてしまいましたがこれは高松講演が大大大成功するまでの大河物語
たにしさん作「高松SOUL」完結を受けての記事です。
最終回はこちら。



この中でたにしさんが、なぜご子息を納税者に育てたいのか語ってくださっています。
「我が子を納税者に育てたい」と考える親御さんの条件は
・社会的視野の広さ
・社会の仕組みへの知識
そして
・「実際に治っている」
だということがわかります。


一方でGoToどころではないお金を毎月毎月使ってアリバイのような療育に通い、でも結果が全然はかばかしくない人は、いくら公費を使っていても「社会への感謝」を持ちにくいでしょう。だって治ってないんだもん。まあたにしさんの場合はたとえ効果が上がらなくても社会に感謝するタイプの方だと思いますが。

いや、これは無益な仮説ですね。なぜならこうやって機を見るに敏の動きができる方だからこそ色々情報を集めたからです。そして身体アプローチにたどりつき親子で実践なさったからです。

そしてたにしさんは地元の親の会に少しだけ出たときに行き渡っていた「生まれつきで一生治らない」は違う、ということを地元に伝えたくて今回のご尽力があったわけですが

では凡医ズが「生まれつきで一生治らない」と言い切っちゃうのはなんでだか私は改めて考えてみました。

そのときに昨今学校で行われている過剰でむしろ子どもの発達・成長を損ねる感染予防ガイドラインのことを思い出しました。
ちょうど智ママさんが書き込みしてくださっています。




その後よい展開になったようですね。
これは今日ここに書く私の仮説を裏付ける展開です。

ちょうど「週間教育資料」さんに「知的障害は治りますか?」の書評をご掲載いただき、見本誌をいただきました。



それに文科省の感染予防ガイドラインが載っていたので見たのですが、そんなにガチガチではないです。

おそらくそれを運用する側が盛ってしまっているのですね。
そして盛ってしまっている理由はゼロリスク思考です。
しかもこの場合目指すゼロリスクは子供たちではなく「現場が世間に非難されない」ことです。

ところが私が発達、新型コロナ、の二つを経験して知ったことは
それこそ高松講演で話しましたが
「国の行政はわりと大枠しか決めない」のが日本という国の特徴だということです。

そして行政は何もかも自分でやれません。
そこで制度をこしらえ、実働部隊にお金をつけます。
たぶんその中にアリバイ支援しかしない業者がまざってしまうのは織り込み済みです。
療育の流れはこういう感じでした。その結果療育業者は玉石石石石石石・・・になりました。

そして今回ふと思ったのです。
「生まれつきの脳機能障害で一生治らない」

って言ったって、2005年の時点で発達障害を数知っているお医者がそんなにいたわけじゃないです。
本当に一生に治らないかどうか、たしかめていない医者が平気でこう告知してきたのが現実ではないでしょうか。
それでみんなそれを信じ込まされてきた。洗脳されてきた。

発達障害なんか知らないけど、これからは発達障害というものに国が力を入れる、ということになり
にわか勉強した支援者たち(医療者たち)が相当いたはずです。

その頃私たち(ニキさんと私)もさかんに啓発活動に回っていました。
単純に予算が下りる時期だったので方々からお声がかかったのです。

そしてその頃同じように全国を回っていた支援者たちの顔ぶれを思い出せば、発達障害を知らない医者達に向けて出したなんちゃってガイドラインが「生まれつきの脳機能障害で一生治らない」ことになったのは想像がつきます。

この国は今回のコロナ禍でもわかったように出口戦略が苦手だからそれが今も口承伝説として受け継がれている。
それだけの話だと思います。


しかも一生治らないことにしておくと支援側は腕を問われませんので、都合がよかったですね。

でもガイドラインはガイドラインに過ぎません。

国が大枠な感染予防策を出し、各ギョーカイが盛りすぎのガイドラインを出し、そして現場はそれを臨機応変に使っています。それが民間の現実です。

そして、発達障害者支援法黎明期にギョーカイメジャーが触れ回ったなんちゃってガイドラインが「生まれつきの脳機能障害で一生治らない」だとしても

支援の世界の外にいた民間人だったがゆえに「え~でも治ったほうがいいよね」と言い続けた私が出した本を読んで

実際に治った治ったと喜ぶ人たちが出ています。
診断した医師が診断を取り下げたケースもあれば、たにしさんのようにドクター自ら脳波が変わったことを機械で客観的に確かめているレベルで治った人もいます。

けれども一方で、ガイドラインが変わった、と誰かその道の権威が宣言してくれないと怖くて前の説を変えられない人もいます。
本当はいやだけど誰かが外していいよと言ってくれるまでマスクをし続ける人たちみたいなもんですね。

でも国が「もうマスクを外して」ということは一生ないと思います。
そういう国ではないからです。
大枠しか決めない方針の国だからです。
あとは現場で回して、がこの国の現実です。


なのになのに
国民の方には命令される人が好きな人が多いのです。

だから誰かに言われなきゃ外せない人は一生することになるわけですが
そうやって自由を売り渡す人がとても多い国だということがわかりました。

まとめます。

・国は大枠しか決めない。
・現場が保身に走って盛りすぎのガイドラインを作る
・出口戦略が下手な国

という大前提があり

・その結果本当に大事なものは何かを見失いがち

なのがこの国の特徴です。
だって治った方がいいでしょう? 本当は。
なんちゃってガイドラインがどうであれ治った方がいいはずです。

そして

・誰か(えらい人)が宣言してくれないと怖くて公式見解から離れられない

というコロナに見られた運用で発達もやってきてしまったので

「生まれつきの脳機能障害で一生治らない」

と言う言葉で今日も絶望させられている人がいるのです。
それってただの、啓発活動さかんにやっていたあのころのギョーカイ人たちの出したなんちゃってガイドラインであるにもかかわらず出口が用意されないから出られない人が多い。
だからこそ「42万人説と同じ外れた仮説に過ぎませんよ」と教えてあげることが大事です。
高松ではその場を設けていただきました。

色々日本の脆弱さが出たコロナ禍ですが
逆に言えば、この国で、自分の頭でものを考えて実行に移せる人はレアなので、それだけで優位性を持てることもわかりました。
私がこの一年を遊んで暮らせたのがその証拠だと思っています。


繰り返しますが出口戦略の下手な国です。
だからこそ、出口は自分で作って出て行かなくてはならない。
私は読者のために出口の方向を示す本を作りました。
それを読んで出口を自力で作った人たちが「一生治らない」を降りたのです。

じゃないと現場が保身で決めた盛りすぎのガイドラインにいつまでも縛られることになります。
それはコロナも発達も同じです。

さて

たにしさん、本当にありがとうございました。
大阪の饗宴の雑談、あれがきっかけで大きな事ができました。
しかも来年もまた高松に行きます。雑談がここまでつながったのです。

美空ひばりさんの曲を私のイメージソングに選んでいただいてとてもうれしかったです。
でもそれがなぜかは、文字に残さないで
そのうち音声でお届けいたしますね。

仕事と遊び 季節外れの海水浴旅行 その4

2020-11-16 10:35:50 | 日記
11月5日の朝、また朝日は見逃しました。
ぐっすり眠っていたのです。
でも夫が写真を撮っておいてくれました。

神奈川県民にとって海からは日が昇るものであり、海に沈むものではありません。
そしてこの定宿においても夕日は山に沈むもの。朝は海からお日様が上がってきます。

その日は海も穏やかで、気温も上昇。
朝食から帰ってきたら、今度は二人で子どものように海で遊びました。
二人で遊んでいたので写真はなし。
泳ぎ納めは11月5日まで延びました。



先に夫が上がり、お風呂へ。
お風呂の順番待ちのため、私はもう少し海にいます。
地球金魚して、晴れた青い空を見ながら、奄美の海と空にお礼とお別れをしました。

ありがとう。
また来るね。

海から上がり、お風呂から上がり、荷造り。
ホテルの車で空港まで送ってもらいます。
ホテルのお姉さんは、「本当にGoToで助かっているんです。お客さんいっぱい来てくれて」と幸せそうでした。
よかったなあ、と思いました。

このホテルも緊急事態宣言下では、在庫のお酒を必死に通販したりしていた。
そうやってみんなが接触を減らし、感染予防に協力しました。
北の大地では電子クーポンを受け取り、マスクオンで人力車引いている若者達がいました。
みんな生き残りに必死です。

なのに自分たちの嘘は一切総括せず、ボーナス減ったとかGoTo行けないとか文句ばっかり言ってる医療。
患者が減ってボーナス減ったのなら、感染増えた今武者震いで仕事すればいいのに、とにかく他人への要求ばかりの医療従事者たち。
協力する気になるはずがありません。
自分たちにストレスかけない程度の仕事を持ってきて、ボーナスは減らさず、でも保身のために分娩時にはマスクしてもらいますよ。術後も酸素マスクの下にマスクしてもらいますよ。なくなった方のご遺体はすぐには渡しませんよ。陽性が出たら病院にがっぽりお金が入るから二回検査してから渡します。
これが最近、医療が一般人に対してやっていることです。
非人道性が目に余ります。

これまでずっと7割負担にあぐらをかいてきたのだから
それで無駄に医療を使っていた人も多いのだから
医療もこの際潰れるところは潰れればいいのではないでしょうか。そうしたら社会保険料も適正化するかも。


空港に着いて、お土産を買います。
私たちは誰憚ることなく旅に出られる職種です。
それは自分で選んだのです。
医療の人たちが医療を選んだように。
自分で選んだ職業なんだからぶつぶつ言わずに全うしてもらいたいもんです。

たったひとつのファミレスでランチ。
機内でうとうとしているとあっという間に成田でした。


現実的なこと。
今回かかった費用。

LCCで成田奄美往復。
4万円弱。これはGoTo外です。
宿泊、二泊で約6万円。
その他約2万円。

合計12万円。
ここからGoToの割引が約2万円
クーポンが9000円。

というわけで正規料金だと12万円の旅行が9万円になったという話。

一人頭45000円ですね。
それだけは自分で出しているのです。

GoToキャンペーンとは、こうやってキャンペーンがなければ眠っている個人個人のお金を市場にまこうという試みです。
そのために行政が色をつけてお金を引き出す。
各種業者を潤わせるためにです。
人が旅をしたら色々な職種に売上が回りますから。

そして私たちは、納税し、社会保険料は毎月払い、その後の残りのお金で楽しんでいます。
国民としての義務を果たしたあと残ったお金で遊んでいるだけです。
健康保険証など数ヶ月使わなくても、毎月毎月お金を払っています。

それはなぜか?
自分もいつかはお世話になるから?

違います。
そういうみみっちい考えはしていません。

それが国家だから。
それが再分配機能だからです。
健康もお金を通じて再分配している。
その国家の仕組みを私たちは受け入れているからです。

だから納税し、社会保険料を納め、その残りのお金で楽しんでいます。

医療従事者が感染リスクのために遊べないとするなら
新型コロナの前はどうだったのでしょう?
感染リスクなどつねにあったのに、その頃医療従事者も自由に旅をしていましたよね。

だから医療従事者が自由になりたければ、一番速いのは指定感染症を外すことでしょう。
一般人にあれしろこれするなとか命じることではなく。

けれどもそれには上層部が反対するでしょう。
指定感染症のままの方が、上層部は儲かります。
遺族にご遺体を渡さず検査をして陽性になれば金になるのです。

そうやって医療の上層部が儲けるために現場に負担がかかっています。
つまり医療内部の問題で
私たちには関係ありません。

ここのところGoToが本業になっていました。
今の所年内はあと二回です。増えるかもしれませんが、近場の箱根などは取れないみたいですね。
それはそれでいいことです。

今年発見したことは
「私はいつのまにか遊んで暮らせる人になっていた」ということでした。
休職したこともなく、働きづめだったので気がつきませんでしたが、実はそうだったのです。
そしてなぜこういう状況になれたかというと、同調圧力に屈したからではなく、自分で自分の信じるところを突き進んできたからです。
だから今、人目を生き方の基準に選んでいる人たちが心底バカに見えます。

でもそろそろ仕事をしなければ
ということで先週、久しぶりの入稿をしました。

そして来年頭にどどっと本を出します。
GoToが延長したらそっちに忙しいかも知れませんが。

どうぞお楽しみに。





仕事と遊び 季節外れの海水浴旅行 その3

2020-11-15 10:30:31 | 日記
11月4日の朝
起きたら7時半近くでした。あれれ、お寝坊したぞ。
相当よく眠ったようです。おかげで楽しみにしていた朝焼けは見逃した。
外は強い風。いつもは徒歩七分くらいのレストランへの道をハイビスカス見ながら楽しんで歩くのですが、車で送ってもらうことにしました。
「すっかり寝坊しまいました」というとこの季節あるあるということ。
南国の奄美でも冷房を使わないでいい季節。島っちゅの皆さんにとっては「空気がからりとして過ごしやすい」そうです。関東の人から見るとそれでもまだ湿気がありますが。

朝ご飯を食べているうちに風も収まってきたので、帰りは散歩しながら。
夫がiPhoneで調べたところによると、風は午後治まるということ。
そこで午前中は探検をすることにしました。

この青の連なり。
写真ではもちろん、完璧には再現できないけど
この青を見られただけでも来てよかったな~と思いました。



ランチから戻る頃、本当に風がやんできた。
地球金魚タイムです。
外は寒い。
でも海の中はあったかい。
私はまずお風呂を張り←自分でやることを覚えた
海に入って行きました。

そして地球金魚。
私が地球金魚というたびに「果たしてなんだろう?」と思う人がいるみたいですが
今回貴重な地球金魚画像が撮れました。



人間がやることは、「大の字で浮く」これだけ。
そうすると波が金魚体操をやってくれます。
栗本さんの金魚体操は気持ちいい。あと電脳部長のボリンゴさんも金魚体操上手。
そして地球も上手です。やることが自然ですから。

このへんの海は深いので、ビーチから二メートルくらいでもう足はつきません。
足がつかないくらいの深さが、地球金魚には気持ちいいです。水がそれだけクッションになるので。

私は小さい頃父から習ったんですよね。
「人間は、力を抜いたら浮くもんだ」って。
それが私の人生を貫く身体感覚になり、人生観になっています。
波は怖くない(怖いときは入らなければいい)。
ぷかぷか浮いて脱力していると、ひょいと自然に身体を波の上まで運んでくれます。

たまに大きな波が来たらどうする?
さらに力を抜けばよいのです。
そうすると波はさらに高見に連れて行ってくれます。

これが幼い頃、自分が身体で学んだ感覚なので
怖がって足ついて逃げてしまう人とか(へたすると足を取られて高波を浴びることになります)
身体に余分な力を入れてやはり波を浴びてしまう人とか
そういう人たちと恐怖感を共有できないのです。
勝手に怖がってるだけ。
力を抜けば浮くのに、無駄に怖がって力を入れるから沈む。
怖がらなければうまくいく。
なのに怖がっている人につける薬はなさそう。
身体アプローチなら怖がりは治るけど。

HSPだろうと発達障害だろうと定型だろうととにかく怖がりの人がうっとうしいし、
怖がるのは勝手だけど怖くない人間まで巻き込むなよ、と思います。
「怖いのよ、わかって!」と泣き叫んでくる人たちの気持ちがわからなかった。
新コロ騒動も同じ。蔓延しなきゃ治まらないのになんで数字に一喜一憂するのか。
わからないままで一生終わっていいと思っています。

お風呂に入り、夕暮れのテラスに立ちました。
今日も楽しかった!
泳ぎ納めが11月4日まで延びた。
星が見られるかな。
もちろん秋の海に入っても風邪などひくことなく、また美味しい島料理で、夜は更けていきました。
明日は帰る日です。

続く

仕事と遊び 季節外れの海水浴旅行 その2

2020-11-14 09:09:03 | 日記
さて、昨日やっていた仕事が一段落しましたので連載再開です。
その間にどっとこむでは「高松SOUL」の連載が進行しています。
ちょうどよいタイミングです。

遊びと発達との関係については、花風社クラスタはよく知っていますね。
けれども愛甲さんが「脳みそラクラクセラピー」に書いた「資質の開花」を思い出してください。
あれは幼い頃の遊びにだけ関係してくるのではありません。
遊んでいる姿は、どのように仕事をし、どのような力を使って世の中を渡っていくかも示すものなのです。
そんなことを書こうと思います。

さて、11月3日午後に戻ります。
海を見ながらシウマイ弁当を食べ、本など読んでいるうちに、だんだん風が収まり海もなんとなく凪いできました。

「泳げそう」と思いました。
気温は微妙でしたが、多少身体を冷やしても風邪など引かないことは自分がよく知っています。
そこで泳ぐ準備をして波打ち際へ。
足を浸してみます。
温かい。気温より温かい水温。海はまだ夏の記憶をとどめているのでしょう。
これは泳ぎたい、と思いました。

そして「もう大丈夫だ」と思ってGOした瞬間をとらえた写真がこちら。



頭しか見えませんが、私は本人なのでよく覚えています。
「よし! 行ける!」思ってとりあえず20メートル進もうと思った瞬間です。その決意が表れています。
なぜ20メートルかというと、それくらい行くとここの海ではおさかながいるからです。

海は優しく温かく私を包みました。
本当に気持ちよかった。
おさかなのことなど忘れて私は波とたわむれました。
9月に泳ぎ納めのはずだったのに、11月3日まで泳ぎ納めは延びた。
私は心ゆくまで波と遊び、そして上がってきました。
海を離れたとたん、寒い。
夫が言います。「お風呂お湯はってあるよ」
ありがたい!

私は空港で買った黒糖焼酎をお風呂に入れ、一口飲みました。
これで風邪は引きません。
でもそれは普段の養生の成果。
冷えても暖まるコンディションを維持しているからです。
精神的にも身体的にも多少のストレスに負けない体調維持を心がけているからです。

黄色本で栗本さんは書いていましたね。
丈夫な身体とは、疲れない身体ではなく、きちんと疲れてきちんと回復できる身体。
それを可能にするのが養生。
そしてそれを発達分野に持ち込んだのがコンディショニングです。

その養生をふだんは「トンデモ」とか馬鹿にして、いざと感染症がはやると自分たちの産業のみを守ろうとする医療の傲慢さ、無能さにつきあう気はないなあ、と改めて思いました。
医療と海とどっちが健康に寄与するか。
海に決まっているのです。
医療と観光とどっちを守らなくてはならないか。
観光に決まっているのです。
観光の方が健康を守るのには寄与しているんだから、医療より。
そして日々の養生のための場を提供してくれるサービス業、お世話にならない日はない流通の人たち、食品関係の人たち。
この人達が医療従事者より守られるべきなのは自明の理ですね。

それを「GoToの金があるなら医療によこせ」という医療者たちはなんと欲深いのでしょう。
彼らはつねに7割公費負担のGoToホスピタルキャンペーンをやってもらっています。
そして社会知がないから、その自覚もありません。
自分たちが治さなくても職にあぶれないのは健康な国民、自腹で旅行したりして健康を保っている国民からも無理矢理社会保険料を取り立てているからという自覚もなく今このときも医療崩壊だけを訴えているのです。

一般人がそんな茶番につきあう必要はないですね。
そしてこんな医療に発達障害が治せるわけがありません。

私はお風呂であったまりさっぱりしました。
夫が「顔がつやつやしている」と言いました。海に入ると色々なものが流れていきます。
海は風邪を引くところではなく風邪が治るところです。

医療はまだ風邪すら治せない。
でも海は治せるのです。



そしてその日の私の遊び方

波の様子を見て「行ける!」と思ったらずんずん突き進む

が私の仕事のやり方に通じています。それは随所でわかります。

たとえば「高松SOUL」エピソード17より。
台風が来そうだったときの私の行動について、たにしさんはこう観察しています。

=====

そんなことを思っていたら、昼過ぎにに浅見さんから予定を早め、明日高松入りするかも?とのお知らせ。
台風接近前のタイミングで高松入りされる作戦です。
GOTOのパック旅行を組まれているはずだから、予定変更は、御自身で段取りしなければいけないはず。
浅見さんの何としても高松に来るというお気持ちが伝わってきました。
浅見さん、晴れ女ですし、過去に幾度となく台風をかいくぐって旅行をされて来ました。
単なるラッキーでそうなっただけではなく、状況に応じて随時判断しながら行動されてきたからでしょうね。
夜には、明日の最終便で高松入り予定、飛行機もホテルも段取り済みとの御連絡。
さすがです。

=====

ああ言われてみればそうかも、と思いました。
そして同じく「高松SOUL]」エピソード23より。
私の講演の一部について。

=====

その後10か月間、我が国はコロナ禍を経験し、今回の浅見さんのお話には、コロナのことも盛り込まれていました。
コロナ禍、医療関係者のビッグネームがどんな発言をしたか?
「42万人死ぬ」「10万人死ぬ」「来月に東京は目を覆うことになる」等々。
外れてるやん。
しかし、撤回しないし謝罪もしない。
それどころか説明もしない。
企業経営者がそんなウソ発言したら、会社が傾くよ。

発達障害界にも同じことが言えないか?
世界的診断基準が変わった今、昔から言われている「生まれつきの脳機能障害」「一生治らない」を信じてしまって、我が子の将来をあきらめていいのか?

改めてそんなことを思いながら拝聴しました。

加えて、浅見さんのこのお言葉に心が熱くなりました。

「私は、ぜーったいに治って欲しかったんです。」

高松で生まれたこの名言、ろくに治せない医療者、こんなこと言えるか?

=====

そう。私は「ぜーったい治ってほしかった」
だから波をかき分けてずんずん突き進んで行くのです。

状況を見ながら「行けそうだ!」と思ったらずんずん突き進む。
後は波に乗る。
私が大好きな遊びは、私の仕事のやり方に通じています。
そして今、社会が医療の傲慢さ無能さにがっかりしたところを狙って
ギョーカイを潰します!

そのための鋭気を養った海遊び。
私は海&お風呂上がりのさっぱりした顔で、予約していたレストランに出かけ
おいしい海の幸とワインをいただきました。
夫は島酒に手を出してたけど、私は眠くて無理だった。
海に入ったあとは眠くなりますね。
あれは金魚体操と同じ原理だと思います。

さあ明日は晴れるかな?

続く

仕事と遊び 季節外れの海水浴旅行 その1

2020-11-08 10:53:52 | 日記
三日休めればGoToしようと決めた我が家。
11月の平日に三日休めることが決まりました。ので、どこに行こうか考えました。
ちょうど直前に北に行く。だったら次は南?
という単純な発想で島の定宿を検索してみたら、空いてる。
人気の宿なのです。普段の年ならなかなか取れないのです。それが二泊、好みの部屋が取れる。
これは行ってしまおうかということになりました。

ためらう理由はいくつか。
一つはこの宿、今年、っていうか緊急事態宣言解除後、三度目なこと。
さすがにバカでしょう。
七月に首都圏民として重装備(当社比)しておそるおそる出かけ、とくにご迷惑もおかけせず、九月に堂々と出かけてGoTo割引してもらって、どっちもお天気に恵まれてたくさん泳ぎました。
十一月の初めに泳げるのか微妙。オンザビーチの宿だけに、泳げなかったら何すればいいのか。
でも去年も十一月一日にどうやら私は奄美大島にいてサイクリングと海水浴したらしい。
たしかあの日は夏日で結局2時間半も泳いだのです。
ブログに残っているので確かです。



ただ、二度行っても別に私たちが何も持ち込まなかったことはわかってもらっているということ。
これは好材料です。

それでもためらったもう一つの理由は、泳げてしまうと嘘つきになってしまうこと。
海外渡航できないコロナイヤー。9月に泳ぎ納め宣言したのに。

でもいいや。
嘘つきになってもいいや。
あわよくば海に入れるかも。
きれいな海を見ながらのんびりするだけでも価値がある。
とにかく今はGoToするのが仕事。
というわけで飛行機と宿を予約して当日を待ちました。

数日前に台風19号、20号というのが発生。
19号は日本と関係なくフィリピンの方に行ったみたいですが、20号は行方を注意しろと気象庁。
今年私はすでに、9号10号14号と三つ台風を飛ばしましたが、別に20号がこっちにやってこようと行く先で講演するわけでもない。行けなければ行けないでよいということで当日を待ちました。

台風20号はテレビでも話題にもならず、航空会社からもなんも言ってこず、っていうことは「42万人死ぬ」と同じように外れた予言だったらしい。
自然は人間の言うことを聴かない。
それは発達を止められないのも同じ。
あ、これは高松講演での浅見名言集になったようですね。
「発達は止められない」。
つまり、治る人は治ってしまうということ。

現地の天気予報もよさそう。ただ泳ぐには気温は低いかな。
ということで当日、成田行きのバスに乗りました。道中は雨。



国際線の飛ばない成田空港第一ターミナルはほとんど店がやっていない。
こういうことも予想して、もしかしたら機内、もしかしたら現地に着いてからのランチ用にシウマイ弁当を買ってきた用意周到な私たち。
コンビニで買った珈琲で暖を取りながら出発を待ちました。
さてあっちはどんな温度・天気なんだろう。

飛行機は順調に進み、着陸直前のこの海。


この海を見るために私は、2時間半のフライトに窓際を予約するのです。

着きました。予定より早いのでお迎えの人はまだ。夫が売店に走ってビールとか黒糖焼酎とかを買ってきます。

お迎えの車で宿に着きました。
顔なじみのスタッフの方が「おかえりなさい」と迎えてくださいます。
そしてくれました。そう、地域共通クーポン。今回は9000円。ディナーに使えます。
スタッフは半袖ですが、私たちは長袖一枚でちょうどいい感じ。
風がとっても強くて、海は荒れていました。これは泳ぐのはきついかな。




沖縄の下にある低気圧の影響で東シナ海側は荒れていて、シュノーケリング勢は今日、太平洋側まで出張しているそうです。

とりあえず着てきた長袖のままビーチに出て、「着いたー」の雄叫びをあげてみました。






ただ風が強い分、海がきれいです。




私たちは海を見ながら、横浜から持参したシウマイ弁当を食べたのでした。

コロナの年はつまらないことがたくさんあったけど
海外に行けなかったおかげで
私の大好きな島に二人で来られるようになったのはよかったな~。
海を見て、シウマイ弁当を食べながら、私はそんなことを思っていました。

続く

図らずもベストタイミング 北の大地へGoTo その3

2020-11-02 20:32:55 | 日記
さて、3日目。
部屋から見える駒ヶ岳が冠雪していました。
昨日自転車やさんが「普段ならもう雪が降っている頃。あと数日以内に降る」と言っていたけど本当だ。
図らずもベストタイミングで来て、紅葉を楽しんだばかりか初冠雪にまで立ち会ってしまった私たちでした。

朝食後、ホテルの周りの森を散歩しました。さようなら、ありがとう。
そして駅に送ってもらいます。荷物は新幹線の駅に届けておいてくれるらしい。便利です。
ここから函館まで鈍行で行くのです。

切符買って待合室で待って(寒いので)時間が来るとホームに入れてもらえる。
そして一両編成。
こういう乗り方は久しぶりな気がしました。



途中地元のご婦人たちが乗ってきます。皆さん元気。
大きな声の北海道弁のおしゃべりを聴きながら、車窓の風景を楽しんでいたら函館に着きました。
いつもは小さい街だと思っていましたが、森から来ると大都会に見えます。

駅前の朝市には人がたくさん。
関東の言葉、関西の言葉、九州の言葉、そして地元のお客さんも多いようです。
みんないくら買ったりカニ食べたりしていました。
私たちも海鮮丼を食べ、いくつかお土産を買って、港の方を歩きました。

今日はきちんとカシミアセーターを着てきたけど、やっぱり寒い。
船を見ていたら、虹がかかっているのが見えました。




港は賑わっていて、色々なものを売っていましたが
寒すぎてソフトクリームとか食べる気になれないのが残念でした。
あちこちに人力車のお兄さんたちがいました。
驚いたことに、人力車に乗るのに、地域共通クーポンを電子で使えるそうです。
地域共通クーポン、とくに電子はなかなか使えるところを見つけるのが大変。鹿児島や高松では空港ですら使えない店が多かったのに。

考えてみたら電子クーポンを受け取り可能にするには端末が必要だし、今の所10月~1月末までの限定期間のクーポンだから、端末そろえるのもめんどくさいと思うお店が多いのかも知れません。
その点コンビニとかは完備しているんですけど。

とにかく、空港の店でさえ使えない電子クーポンを寒空の下立って客引きしているお兄さんたちが使用可能にして営業しているのを見て

たくましいなあ

と感心しました。
もしかしたら私がこの私的な北海道旅行のことを記事にしようと思ったのは、あの姿を見たからかもしれません。

威勢良くお客に声をかけ、電子クーポンで謝礼を受け取り、マスクオンで人力車を引いて走る若者たち。
きっと緊急事態宣言下では誰も人力車に乗る人が来なかったでしょう。

私はこの姿を覚えておこうと思いました。
令和二年、わけのわからないパンデミックで大騒ぎになり、人が動かなくなり、経済が冷え切ったこの国の晩秋
必死に生き残ろうと奮闘する若者たちの姿を覚えておこうと思いました。

そして、就労支援の根幹はこれじゃないですかね?

とにかく、生き残れ。
そのために国は制度を用意している。

それが現行の就労支援では制度そのものの維持のために働きたい人たちの「たくましさ」を抑え着ける。
発達障害者支援においては「たくましさ」は肯定的な評価をされない。
むしろ「たくましさ」を発揮させまいとする。

それがギョーカイと私が気が合わなくなった一つの分かれ目であろう、と思いました。

でもたくましく生きる人たちは美しい。
私はこの旅で紅葉とか、湖とか、虹とか、美しいものをたくさんみたけれど
不可抗力に痛めつけられたこの国で
今、なんとか立ち直ろうと仕事に励む人たちもまた、美しかったことに気づきました。

函館の街に別れを告げ、新函館北斗へ。
お弁当やさんはしまっていました。
需要減のため入荷がないということ。

そして新青森まで車内販売はなく、その後もお弁当は売っていないということ。
需要減。
私は毎朝新横浜の駅に山と積まれ、全部売れていくシウマイ弁当のことを思い出しました。
人がいないと、物は売れません。
東北の知事ズも、コロナ脳をやっている場合じゃないです。
先日旅をした鹿児島も香川も閉鎖的じゃなかった。だから人がまだ動いている。
北海道も知事はともかく道民は歓迎ムード。
需要減でお弁当も売らない北海道~東北新幹線は、少子高齢化の全国の未来の姿かもしれません。
そういう不便な国になっていくのかもしれません。

それを食い止めるために私たち一人一人に何ができるのか
深く考えさせられる旅となりました。
来年は赤ちゃんがあまり生まれないそうです。
医療が保身のために妊婦にマスクでの分娩を強いる国で、この先何年も赤ちゃんは少ないままかもしれません。

新幹線は需要減をどうにかしようと、一生懸命安全性を強調し、数分で換気ができることを車内放送していましたが、本当だと思います。
なぜなら福島あたりに来たら、カシミアセーターが暑くなったから。

東京駅を降りたら、いつもの光景でした。
色々美しいものを見た二泊三日の北への旅でした。
しばらくはGoToを本業にしようと思います。そういうタイミングでコロナ禍に出会いましたのでね。



図らずもベストタイミング 北の大地へGoTo その2

2020-11-01 10:21:50 | 日記
さて、二日目の予定は湖畔一周。全長14キロとのこと。
私たちの体力脚力をもってすれば足で回れる距離です。
けれどもここはサイクリングで、というのが夫の計画でした。

湖畔には駐輪場が整備され、時おり自転車を置いて周囲を散策することもできるらしい。
というわけでホテルの車で大沼公園駅まで送ってもらい、そこでレンタサイクルしました。



自転車屋さんには二百台の在庫。
そして他にも自転車屋さんがあります。
人が多いときにはそれくらい需要があるのでしょう、自転車。
でもこの日私たちが見かけた自転車は我が家の二台を含め六台でした。
GoToをもってしてもまだ、観光が復興しているとは言えない状態と言えましょう。

私は一つ大きな見積もりミスをしました。
「14キロのサイクリング」ときいて「汗かくなあ」と思ってせっかく持ってきたカシミアセーターを着なかったこと。
ところが気温は8度で、自転車は電動アシスト。ラクチンです。
たにしさんと栗本さんとまだ暑さの残る高松で785段の石段を登った方がきつかった。
むしろ寒さとの戦いでした。

でも絶景。
最初曇天だったのが、どんどん晴れて行きます。
時々駐輪場に自転車を止めては、手袋もしていない手にふうふう息をかけて暖を取りつつ周囲を散策。
美味しい空気と雄大な自然を楽しみました。



ところどころ駐輪&散策し、途中であまりに寒くてカフェで一息ついたりして
2時間半ほどで湖畔を一周しました。



自転車屋さんに自転車を返し、精算しに行った夫が手袋を買って帰ってきてくれました。
そうそう、これがほしかった。

それからレストランに飛び込み、札幌ラーメン。
とにかくあったかいものが食べたい。

ラーメンと手袋で元気になった私たちは、今度は自然公園を散策することに。
ウォーキングコースは五つのオプションがあって、そのうち二つをこなしました。

なんだか一日で大沼公園を楽しみきっている感じ。


ついでに遊覧船にも乗ることにしました。

遊覧船の乗客は中国語ファミリーとハングル語ファミリー。
そういえばハングル語を聴いたのは久しぶりな気がしました。
それと白人と日本人の黒マスクカップル。
こういう布陣でしたので、ガイドのおじさんが繰り出すオヤジギャグに笑う係として我々夫婦が主力になってしまい、ちょっと生きづらかったです。
でも楽しかった。湖から見る駒ヶ岳は最高でした。

船を下りると観光地名物「強引に撮った写真を強引に紙焼きにして買わないか迫るセッション」がありました。
980円出して夫は買っていました。
こういうの、あとでみると結構思い出になります。二人とも楽しい顔をしているしね。

そしてまた珈琲で暖を取りながらホテルのお迎えを待ち
帰ったら温泉に飛び込みました。
とにかく風邪を引いてはいけない。
風邪症状があると帰りの交通機関も利用できないこのご時世ですからね。

それでも普段から栄養運動睡眠に気をつけている私たちは、温泉と売店で買った小さな赤ワインで風邪を回避しました。
黄色本の最後に栗本さんが言っていますよね。
丈夫な身体とは疲れない身体ではなく一晩寝れば回復できる身体。
それを発達方面に展開しているのがコンディショニングです。

そして楽しいディナー。
今回ホテル泊だったので、クーポンはワイン代に消えました。





今日一日で森は堪能したので
明日は街に出ようということになりました。

続く