治しやすいところから治す--発達障害への提言

花風社・浅見淳子のブログ
発達障害の人たちが
少しでもラクになる方法を考える場です。

講演「医者が教えてくれない発達の話」大成功

2020-07-27 09:10:13 | 日記
さて、四連休(と知らなかった)の最終日、たくさんの方々にお越しいただきありがとうございました。
とは言っても昨日リアルタイムでお聴きになったのは、実はお申込者の半分くらいでした。
大事な家族の時間を過ごして後回しにされた方も多かったようです。

内容は圧巻でしたね。
実は栗本さんとこの話題について話し始めたのは去年だし、今年の一月にがっつり録音も取っています。
そのあとコロナ禍に入りました。
そして時間ができた栗本さんの知見の深まりがすごかったので、一度仕切り直した方がいいと思い、今度のレジュメに至ったわけです。

なかなか梅雨が明けず、当日朝も大雨だったのですが
実は今回会場の都合で無線でやることになっていました。
少しでも観客を入れる会を再開したかったので、それなりにスペースのある場所を取ったのですが、Wi-Fiは持ち込みでした。
というわけでお天気に左右されそうでした。

幸いその後は青空も見え、途中雨も降ったものの、回線も好調でした。
動画をお待ちの方が多いと思ったので、もし動画が失敗していたらもう一度機材をかついで小田原に行き取り直すつもりだったのですが、動画もきれいに取れていました。
今晩あたりからお送りし始め、8月10日まで視聴期間を延ばします。
しばしお待ちくださいませ。

「医者が教えてくれない発達の話」というコンセプトを思いついてからコロナ禍があり、その間に起きた社会的な変化としては、発達の分野にいた私たちが当たり前としていた「医療者ってダメ」なことを広い社会が知ってくれたことでしょうかね。
次々医療側からダメキャラが登場して社会をぶっ潰してくれました。
ここに来て今まで医療を信じていた一般市民が医療を信じなくなっています。
ついに政府が言うことを聞かなくなったのがいいことです。
政府はもう一段進んでほしいのですが、色々思い切ってできないところがあるのでしょうね。

私はこの夏もう何回も民間のプールで泳いでいます。
公営の戸外のプールは神奈川県の場合あまり開かないみたいですけど、インドアのところは一部開いているようですね。
緊急事態宣言前のジムに行っていても思いましたが、営業している方は必死の消毒作業をやっているのです。
それだけ必死になっているのですから、自分の身体が有害なウイルスをやっつける自信のある人はむしろ積極的に利用してその事業者たちの努力に応えるのが人の道っていうもんです。
自信がない人は閉じこもっていればいいです。

花風社クラスタは自信のある人が多いから(それは普段から運動栄養睡眠に気をつけているからですね)この四連休も積極的に出かけていましたね。
夏のうちに遊んでおいて冬に備えた方が、今後も続きそうなウイルスとの共存にはメリハリがつきそうです。

ダメな医療者たちは、最初は42万人で人を脅し、そのあとは二週間後で脅し、それも通じなくなってくると後遺症で脅しているようですね。
後遺症は発達障害同様慢性症状ですから、慢性不調になんにもできない医療は無力でしょうね。
本当に後遺症に苦しんでいる人がいるとしても、案外その人たちもころっと治る方法があるかもしれません。医療の外に。

お越しいただいた皆様、久々のリアル観客となってくださった三名の方、ボリンゴさん、そして栗本さん

ありがとうございました。

窓口負担にしか興味がない人の社会認識は役立たず

2020-07-25 08:20:07 | 日記
私は毎年秋口に咳が出るのが恒例でした。
時期が来ると止まるのですが。
秋口には毎年耳鼻科に行っていました。
その耳鼻科はいつ行っても満員で、30秒診察で薬を一週間分もらうと治りました。

その秋口の咳が「夏の汗の始末由来」と栗本さんの教えてもらい、何年か咳が出ない年が続いたあと、昨年は出てしまいました。
原因ははっきりしています。
去年の猛暑の中で、「サウナに入って水風呂浴びる」という荒療治を繰り返したことです。

それで去年の秋は耳鼻科に行きました。
いつものとおり一週間の薬。
そのあとフォローアップに診察に行くと、喉も鼻の穴も見ずに五秒でさらなる一週間の薬を出され、「止まったらやめていいから」と言われましたが、その時点ですでに止まっていたのです。

なんにも見ずに薬を出す。
一応ジェネリックで薬は買いましたが、私の中にもともとあった医療不信が深くなりました。
薬は二日くらいでやめました。
本当はこういう処方はいけないんだそうですね。

いったいあの2回目の診察に意味があったのか、鼻の穴も喉も見ずに薬を出していいのか
というかあの五秒によって勤労国民が必ず納めなければいけない健康保険料をどれくらい使っているのか
私は健保からの通知を待ちました。
健康保険を使うと、窓口負担は3割でも、「あなたのこの病気のために健康保険をこれだけ医療機関に払いましたよ」っていう通知が来ますよね。それは雇用主のもとに届きますが個人情報ですから開封せず本人に渡さなければいけないことになっているはずですから、雇用主がサボっていなければ皆さんも見たことがあるでしょう。
扶養家族も含めた医療費全体(窓口負担だけではなく)と自分の給与明細を見れば、自分が健保的に見て赤字なのか黒字なのかわかるはずです。

その結果、私の去年の医療費全部、窓口負担数千円に対し(親知らずも抜いた)
健康保険は2万円ほど払ってくれていることを知りました。
収めているのが労使双方で200万円くらいですから、私から見ると198万円の赤字、健康保険から見ると198万円の黒字です。

そのお金がどこに行っているかというと、もっと病気をする人とかに行っているわけです。

世の中には様々な理由で医療費を減免されている人がいるはずです。
子どもだから。生保だから。手帳持っているから。
でもそれは医者がただでみてくれているわけではありません。
私のように健康保険が保険側から見て黒字の人から徴収した金を健保が医療機関に払っているだけです。

療育も同じ事が言えます。
一般のお稽古事で伸びた。療育では伸びなかった。
これをどちらを選ぶかは親御さんとご本人の自由ですが
一般のお稽古事のたいていが純民間で、親御さんが稼いだお金で謝金を負担しているのに対し、療育は社会がその多くを負担しています。
だから使ってはいけない、というのではない。
再配分機能が働いているんだと知ってください、という意味です。

そういう意味で障害者枠で一般企業で働くのと作業所で工賃もらうのも違います。
作業所には公金が入っています。
障害者枠の方が社会に負担をかけていません。
だから作業所がダメだということではないです。
だからこそこよりさんのおうちのように医者に「字も書けるようにならない」と言われたのに少しでも機能を上げてエッセンシャルワーカーとして会社の戦力になっていることは社会のためでもある、ということです。

そして「自分の窓口負担しか興味がない」人は
いかに再配分機能が働いているかわからず
無駄に社会を恨むだろうなと思いますね。

そしてそういう人が行うSSTは役に立たないでしょう。

ともかく、今年の秋は咳が出るとたぶん出歩けないと思うので
サウナは自粛しています。
というか今の所それほど暑くないですしね。
それにもう、あの鼻の穴ものども見ずに五秒で公金ほぼ一万円持っていったクリニックには行きたくありませんし。

首都圏民が訪ねるべきではない旅先(私見)

2020-07-15 07:46:17 | 日記
さて、私はお子さんたちの夏休み期間の旅行は自粛で、一応9月には予約入れました。
GoToキャンペーンが今後の感染状況を鑑みてどうなるか、私の旅行に適用されるかどうかは知りません。早めに予約して安かったので、適用されたとしてもたいした金額ではないからこの際申請はしないかもしれない。
予算は1.7兆。そんな金あるなら医療従事者に使え~と医療従事者がまた勝手なこと言っていますが観光業界の売上は裾野まで含めて55兆だそうです。桁違い。1.7兆は「とりあえずこれだけ官は補助するからあとは民間の自助でお願い」というだけに過ぎない。
最後はね、国民一人一人が稼いだ金で世の中回さなきゃいけないんです。
夜の街と医療だけ温存するという8割おじさん(極悪人)の政策を支持し、「命が優先」とか言ってた医療従事者たち。
今はその医療と夜の街が共依存みたいですね。ご褒美出して無症状者狩り→診療報酬三倍になった病床を二週間埋める という医療と夜の街の猿芝居。とことん仲がいいんだな。
使われているのは社会保険料であり税金なのだから都民は怒った方がいいと思いますが。

医療従事者は社会保険料にあぐらをかいているから金の計算はできなくなるんでしょうけど、55兆の産業が潰れたら社会保険料だって入ってこなくなりますよ~。
第一夜の街よりは所得を把握しやすい観光業の方がきちんと実態に見合った社会保険料を納めているのではないかしら。
どっちを優先させた方がいいか考えるまでもありません。

さて、そうは言っても首都圏民は方々で来るなと言われそう。
私はまだ県境またいで嫌な思いをしたことがありませんがとりあえず「嫌な思いをするかもしれないから行かない方が平和そうな県」を列挙しておきましょう。

東北は感染が少なかっただけに首都圏民嫌うところが多いですね。青森、山形、岩手あたりは来てほしくなさそう。
宮城と福島も知事が後ろ向きなようです。
地方の民は知事の言うことに従いますから、東北は基本的に避けた方がよさそうです。
せっかくJR東日本が大幅割引するのにもったいないことをすると思いますが、東北民が恐怖を感じているのだから仕方ありません。JR東日本の営業努力は不発に終わるでしょう。
西日本の人が東北に行くことはわりとレアだと思うので、東北民は東北内で自力でお金回してください。全部合わせても人口は神奈川より少ないみたいですが、ここは東北圏域でふんばるしかない。「来るな」というメッセージを発することを自分たちで選んだのですから。

神奈川の隣人である静岡も、近いだけに首都圏民への警戒感がすごかった。
「しずおかけん のぞみあってもひかりなし あとはこだまがひびくばかり」
ということで今後も素通りするのがよさそうです。

あと関所の岡山、島根、鳥取。
「行くつもりないけど?」という人が多い土地ですが、来てほしくないみたいだから行くのやめましょう。
鳥取砂丘とか、出雲大社とか、それなりに魅力がある訪問先はありますけどね。

長野や新潟もむき出しの警戒感でしたね。
やはり避けた方が良さそうです。

九州はどうするんだろ。
全県合わせても東京都に人口及びませんが域内で回すのかな
と思ったら鹿児島県はわりとオープンみたいです。
変な話、ショーパブでクラスターを出して、高齢者が多かったのに重症化せず、という体験を積んだあとだから逆にたいしたことがないと学びそうですね。
っていうかあのショーパブすごくないですか? これだけ経済が落ち込んでいる中で都民や福岡県民まで訪ねて80名もの陽性者を出したコンテンツってどんなものか興味ありますよ。
というわけで鹿児島はいいかも。
知事が替わったのも追い風かも。この時期に自公相乗りの現職を県民が追い出したのはたいしたもんだなあと思います。

そして我が神奈川。
凡知事がGWのときは「神奈川に来ないで!」とか叫んでいましたが、お上の言うこと聞く地方の民と違うのはそういうおかしな発言には県民が突っ込むところです。
私は五月に箱根に二回行きましたけど、品川ナンバー多かった。
よいことです。
静岡が来るなって言ってるからこの夏神奈川もよいかもしれませんよ。
静岡にあるものがないけれど、静岡にないものがあります。

ではでは皆さん楽しい旅の計画を。
行く人はね。
行かない人はステイホーム頑張ってください。
換気と日照不足にご注意。ビタミンDを作っておかないと冬に免疫力落ちますよ。

写真は、平日は全く密ではない神奈川の海です。
海開きはしませんが、みるだけでも気持ちいいですよ。

マイノリティとしての私

2020-07-11 05:50:00 | 日記

マイノリティとしての私





最近思うことです。

発達障害の人はマイノリティとしての意識を持っているかもしれない。

それは被差別感を伴っているかもしれない。


でもよく考えたら私もマイノリティだったなあ、一貫して。


それに気づいたのです。

ただ被差別感はないけど。


医療者たちは花風社の本を読みもしないでデマを言いふらす。

花風社崩壊しても手を叩いて喜ぶだけでしょう。

だから私は医療崩壊を防ぐために貢献する気持ちは一ミリもありません。

私はネット上の卑怯な攻撃に自力で対抗してきた。42万人死ぬというデマから生じた経済破壊からも会社を守った。

だったら医療も自力でやればいいと思います。

健康な国民を巻き込むのは迷惑だと知ってほしい。


私が労使双方で支払ってる保険料は年間二百万くらいかな。

病気しなくても制度だから払ってる。

それに対して使ってるのは二万円くらい。

あとは私じゃない人が使ってる。

中には無症状なのに検査され(ここで四万円。これを東京都は昨日七千件やったらしい)緊急事態宣言解除後診療報酬が三倍になったというコロナ診療のめんどりになっているホストの面倒みるお金に使われてるのかもしれない。

プレコロナポストコロナの医療の無駄遣いに比べればGoToキャンペーンとかささやかですね。


手洗いとうがいで風邪ひとつ引かないことがわかった人は多かったのではないでしょうか。

つまりこれからも医療はジリ貧かもしれません。


それに怯えるのでしょうか医療者は。


だったら弱虫だなあ。

私はなんの後ろ盾もなく起業しましたよ。

お金もコネも乏しかった。でも信念に基づいて自分の信じることをやってきたのです。

ニキさん藤家さんに会って自閉文化を伝えたいと思った。

裁判を抱えて治さないといけないと思った。

炎上に出会って医療者が腐り切っていることを知った。

医療も福祉も当事者をめんどりとしか見てないことを知った。

だからこれから医療福祉を潰すための本を出します。そのためのエネルギーを今は養っています。


それを全部「板子一枚」の世界でやってきたのです。

社会保険料にあぐらをかいて読みもしない本をこき下ろすような卑怯な行いができるのは

治しもしないくせに医療だと威張っていられるのは

社会保険料にあぐらをかいているからです。


そしてマイノリティであることが報われた夏を迎えています。

職務上、マスクの着用命令を誰からも受けず、毎日毎日思う存分新鮮な空気を吸って生きています。

マスク警察には会ったこともありませんが、会っても別に平気です。いくらでも言い返してあげます。飛沫はとぶでしょうが。


私がマイノリティであることこそ、自由をもたらしてくれたのです。

安定志向とさよならしたから、私は自由なのです。


今マスクをしなければいけない人は、それによって安定を得ているはずです。

私は何十年も前にそれと訣別する覚悟をしました。

だから毎日新鮮な空気を吸って、好きな場所で、好きなことをやって生きています。

それは何十年も前にリスクをとる覚悟をしたから、そして努力してきたから得られた自由です。

マイノリティであることは、自由です。


zoom講座「医者が教えてくれない発達の話」を開催します!

2020-07-08 10:07:00 | 日記
お世話になっております。花風社の浅見です。
花風社では7月26日(日)13時半より
栗本啓司さんによる講座『医者が教えてくれない発達の話』を開催することになりました。

我が子に・自分に何か生きづらさ・発達課題があると思って病院に行く。
けれども一向に解決しない。
そういう人々が、家庭でできる実践としての身体アプローチでたしかな手応えを得ています。
ではなぜ医療が解決しない問題が身体アプローチでは解決できるのか。
身体アプローチは何をどうアセスメントし、どういう風に発達への道筋を開いているのか。
それを栗本さんに語っていただく講座です。

☆この講座をお申込の方は、当日都合がつかなくても、8月2日まで動画視聴可能です。
また、講座をリアルタイムで受けた方も、8月2日まで復習が可能です。

受講ご希望の方は

・お名前
・配信先メールアドレス


zoom☆kafusha.com

(☆を@に変えてメールしてください)

にお知らせの上、花風社の口座のいずれかに3000円(一画面)をお振りこみください。


(口座番号等ご存じでない方は申し込み時にお問い合わせください)

入金確認後、講座URLとパスワードをお送りいたします。
携帯アドレスの方は、@kafusha.comからのメールを受け取れるように設定をお願いいたします。

なお、講座の理解を一層深めるために、下記の書籍を未読の方は一読をお勧めいたします。

『感覚過敏は治りますか?』




『人間脳の根っこを育てる』



皆様のご参加をお待ちしております。

今後とも花風社の本をよろしくお願いいたします。