青いお祭りで青いコンドームを配るという仰天情報が寄せられたので見に行ったのですが、本当みたいですね。
自閉症啓発にコンドーム? というアイテムの是非はともかくとして、ここで解説しておきたいのは、高度にマーケティング化された日本社会ではふつう、「アメニティを配る」っていうのは無料ではやらせてもらえないということです。
「アメニティを配る」っていうことはそこに人が集まんないといけない。人を集めるのにはコストがかかります。お祭りならお祭りの告知とか、そういうのもコストです。もちろん方々を青く照らすのもコストです。
そうやって「こんだけ人が集まる」ということは主催者側にとってアメニティを配る側へのアピールになるわけです。
それをアピールして、仕掛けた人がなんかを配りたい人からお金をもらうことも可能だということです。
そしてアメニティを配るのにお金を払ったとしても、なんでも配らせてもらえるわけではありません。お祭りにはお祭りにふさわしいかふさわしくないかのお祭り的ブランドイメージがあります。考えてみてください。どこかの善意のコンドーム屋さんが皆さんがやっているお勉強会とかにやってきて、コンドームを参加者に配らせてくださいと言ったらどうします? 判断の分かれるところでしょう。うちのイベントは断ると思います。お子さんもいっぱいいらっしゃるしね。
福祉の世界で行われる大きな大会、たとえばアメニティフォーラムとかなんか夏にやるTEACCHのおっきいやつとかも、チラシ一つ無料では配れません。チラシ配れるけどどうする? こんだけ払う気ある? という打診が我々のような版元等に毎年毎年来るわけです。そして版元的には講演者を見て議題を見て、そこでうちのチラシを配ってもらいたいかどうか決めるわけですね。そこにどんな人が集うかを見て配るか配らないかを判断するわけです。だから私は、ギョーカイイベントの金太郎飴度合いに詳しいのですよ。
てわけで、何が言いたいかと言うと。
青いお祭りで青いコンドームを配ると決まったということは、「自閉症啓発にはコンドームでOK!」という感じの判断をした人が主催者側にいたということ
そして
もしかしたらそこでお金が動いているかもしれないということです。
「いや、コンドームくださるのなら無料でいいですよ!」という太っ腹の主催者さんもたまにはいるでしょうが、「高度にマーケティング化された世の中」ではわりとレア。配る方は配らせてくれる場を設けた人にお金を払うのがまあわりとふつうです。
そしてそのとき配る側にメリットとして感じられるのは
「人が集まる」っていうことです。
「自閉症啓発でね、人が集まるよ」というふれこみがコンドーム屋さんを動かしたのでしょう。
青いお祭りに出かけてコンドームもらうときには、ちょっとこういうからくりを頭に入れておくと楽しいかもです。人が集まれば集まるほど、主催者がうれしいのはそれだけ来年度のアピールポイントになりますからね。
そしてたくさん配れればコンドーム屋さんもうれしい。
コンドームは本と違って「終わったら貸してあげる」とかできないアイテムです。基本的に一個一回きりの消費財です。だからサンプル配ることのメリットは大きいですからね。
週末箱根に行ってきました。
麓は横浜より桜が早かったです。
きれいでした。
これは両陛下ご来臨記念のしだれ桜だそうです。
=====
あと4月29日第一部
残席3です。
お急ぎを。
第二部は定員が第一部よりたくさんなので(座学なので)
奮ってお申し込みを。
自閉症啓発にコンドーム? というアイテムの是非はともかくとして、ここで解説しておきたいのは、高度にマーケティング化された日本社会ではふつう、「アメニティを配る」っていうのは無料ではやらせてもらえないということです。
「アメニティを配る」っていうことはそこに人が集まんないといけない。人を集めるのにはコストがかかります。お祭りならお祭りの告知とか、そういうのもコストです。もちろん方々を青く照らすのもコストです。
そうやって「こんだけ人が集まる」ということは主催者側にとってアメニティを配る側へのアピールになるわけです。
それをアピールして、仕掛けた人がなんかを配りたい人からお金をもらうことも可能だということです。
そしてアメニティを配るのにお金を払ったとしても、なんでも配らせてもらえるわけではありません。お祭りにはお祭りにふさわしいかふさわしくないかのお祭り的ブランドイメージがあります。考えてみてください。どこかの善意のコンドーム屋さんが皆さんがやっているお勉強会とかにやってきて、コンドームを参加者に配らせてくださいと言ったらどうします? 判断の分かれるところでしょう。うちのイベントは断ると思います。お子さんもいっぱいいらっしゃるしね。
福祉の世界で行われる大きな大会、たとえばアメニティフォーラムとかなんか夏にやるTEACCHのおっきいやつとかも、チラシ一つ無料では配れません。チラシ配れるけどどうする? こんだけ払う気ある? という打診が我々のような版元等に毎年毎年来るわけです。そして版元的には講演者を見て議題を見て、そこでうちのチラシを配ってもらいたいかどうか決めるわけですね。そこにどんな人が集うかを見て配るか配らないかを判断するわけです。だから私は、ギョーカイイベントの金太郎飴度合いに詳しいのですよ。
てわけで、何が言いたいかと言うと。
青いお祭りで青いコンドームを配ると決まったということは、「自閉症啓発にはコンドームでOK!」という感じの判断をした人が主催者側にいたということ
そして
もしかしたらそこでお金が動いているかもしれないということです。
「いや、コンドームくださるのなら無料でいいですよ!」という太っ腹の主催者さんもたまにはいるでしょうが、「高度にマーケティング化された世の中」ではわりとレア。配る方は配らせてくれる場を設けた人にお金を払うのがまあわりとふつうです。
そしてそのとき配る側にメリットとして感じられるのは
「人が集まる」っていうことです。
「自閉症啓発でね、人が集まるよ」というふれこみがコンドーム屋さんを動かしたのでしょう。
青いお祭りに出かけてコンドームもらうときには、ちょっとこういうからくりを頭に入れておくと楽しいかもです。人が集まれば集まるほど、主催者がうれしいのはそれだけ来年度のアピールポイントになりますからね。
そしてたくさん配れればコンドーム屋さんもうれしい。
コンドームは本と違って「終わったら貸してあげる」とかできないアイテムです。基本的に一個一回きりの消費財です。だからサンプル配ることのメリットは大きいですからね。
週末箱根に行ってきました。
麓は横浜より桜が早かったです。
きれいでした。
これは両陛下ご来臨記念のしだれ桜だそうです。
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あと4月29日第一部
残席3です。
お急ぎを。
第二部は定員が第一部よりたくさんなので(座学なので)
奮ってお申し込みを。