なんでがちがちにギョーカイ式療育に取り組む人より、なんとなくやっている人の方が成果が上がるのだろう。
なんで就労支援に頼っている人より、途中までしかそんなもの当てにしない人の方が職場で長持ちするのだろう。
ずっとそれを疑問に思っていた。
ちゅん平さんの「自閉っ子的心身安定生活!」を読んでもらうとわかるけど
「生涯にわたる支援」を、当事者は必ずしも必要としない。
というか「生涯にわたる支援」が必要であっても
「生涯にわたる支援機関」は必要としない。
ある程度まで行くと、そのあとは自分で道を選ぶ方が健康だ。
そもそも発達障害の人って、得意不得意の差が大きくて
好きなことなら頑張れる人たちだ。
その人たちに向かって職種を限定した就労支援よりも
「自分で好きな仕事を選び」「それに向かって頑張れる環境作り」を支援した方が健康に結びつくのは当たり前。
賢ママさんのご長男は、別に就労支援センターに就職を世話されたわけではない。
勤労学生として、バイトを探してきた。
後から入ってきた人に、時給で追い抜かれたりした。
そこで親御さんは「障害があるから差別!」みたいなギョーカイ的ルサンチマンを雇用者にぶつけるのではなく
「時給は実力による」という「現実」を我が子に教えてあげた。これは正しい。
後から来た人に高い時給をつける雇用者は、実力を見ている。だから実力が上がればちゃんと評価してくれる。差別者ではなく、リアリストなのだ。
そしてその通りになった。正社員採用に結びついた。
LDで日誌が書けないから、それを肩代わりしてもらっている。
その分、誰よりも早く出勤し、職場を清掃して先輩達を迎える。
これも親御さんが教えたことではないそうだ。自分で生み出した工夫。
そして職場に受け入れられている。
かたややはりお友だちのご長男。
健常者と一緒の就職説明会に出て、質問コーナーに自分で挙手をし「障害者雇用はありますか?」と質問したとのこと。知的障害の判定が出ているそうだ。
「あります。挑戦してみてください」と言われたそうだ。
ここで挙手をし、質問ができたことが一つの成果だと思う。
合否は時の運もある。でも
自分でやりたい仕事を見つけて、履歴書どんどん送れるのは今までやってきた成果だ。
そしてこれを育むのはギョーカイではない。
こういう自発性は、就労支援ではなかなか培えない。
どうも、支援ギョーカイが紋切り型に「こういう仕事は無理」とか言ってしまう仕事に自発的についた人って、職場で長持ちしているような気がする。
そうしたら支援の実態を教えてくれた人がいた。
・専門家は、発達障害認定を受けた人間には、社会で人間関係を楽しむ能力はないと決めている。
・困難に対処する能力も皆無であると決めている。
なるほど。「二次障害回避原理主義」には気づいていた。
アインシュタインがエジソンが、というわりには、その才能を伸ばす気がギョーカイにないのは気づいていた。
そんなたいした才能の話ではなくても
「資質の開花」に目を向ける支援者がとても少ないのには気づいていた。
そういう支援なら
あればあるほど、受ければ受けるほど、悪くなる。
支援が必要ではないというのではない。
ただ自発性は大事にしなきゃいけないのに
心配性の保護者+固定資産化したいギョーカイのコラボで
健康な成人生活が妨げられないといいなと思っている。
なんで就労支援に頼っている人より、途中までしかそんなもの当てにしない人の方が職場で長持ちするのだろう。
ずっとそれを疑問に思っていた。
ちゅん平さんの「自閉っ子的心身安定生活!」を読んでもらうとわかるけど
「生涯にわたる支援」を、当事者は必ずしも必要としない。
というか「生涯にわたる支援」が必要であっても
「生涯にわたる支援機関」は必要としない。
ある程度まで行くと、そのあとは自分で道を選ぶ方が健康だ。
そもそも発達障害の人って、得意不得意の差が大きくて
好きなことなら頑張れる人たちだ。
その人たちに向かって職種を限定した就労支援よりも
「自分で好きな仕事を選び」「それに向かって頑張れる環境作り」を支援した方が健康に結びつくのは当たり前。
賢ママさんのご長男は、別に就労支援センターに就職を世話されたわけではない。
勤労学生として、バイトを探してきた。
後から入ってきた人に、時給で追い抜かれたりした。
そこで親御さんは「障害があるから差別!」みたいなギョーカイ的ルサンチマンを雇用者にぶつけるのではなく
「時給は実力による」という「現実」を我が子に教えてあげた。これは正しい。
後から来た人に高い時給をつける雇用者は、実力を見ている。だから実力が上がればちゃんと評価してくれる。差別者ではなく、リアリストなのだ。
そしてその通りになった。正社員採用に結びついた。
LDで日誌が書けないから、それを肩代わりしてもらっている。
その分、誰よりも早く出勤し、職場を清掃して先輩達を迎える。
これも親御さんが教えたことではないそうだ。自分で生み出した工夫。
そして職場に受け入れられている。
かたややはりお友だちのご長男。
健常者と一緒の就職説明会に出て、質問コーナーに自分で挙手をし「障害者雇用はありますか?」と質問したとのこと。知的障害の判定が出ているそうだ。
「あります。挑戦してみてください」と言われたそうだ。
ここで挙手をし、質問ができたことが一つの成果だと思う。
合否は時の運もある。でも
自分でやりたい仕事を見つけて、履歴書どんどん送れるのは今までやってきた成果だ。
そしてこれを育むのはギョーカイではない。
こういう自発性は、就労支援ではなかなか培えない。
どうも、支援ギョーカイが紋切り型に「こういう仕事は無理」とか言ってしまう仕事に自発的についた人って、職場で長持ちしているような気がする。
そうしたら支援の実態を教えてくれた人がいた。
・専門家は、発達障害認定を受けた人間には、社会で人間関係を楽しむ能力はないと決めている。
・困難に対処する能力も皆無であると決めている。
なるほど。「二次障害回避原理主義」には気づいていた。
アインシュタインがエジソンが、というわりには、その才能を伸ばす気がギョーカイにないのは気づいていた。
そんなたいした才能の話ではなくても
「資質の開花」に目を向ける支援者がとても少ないのには気づいていた。
そういう支援なら
あればあるほど、受ければ受けるほど、悪くなる。
支援が必要ではないというのではない。
ただ自発性は大事にしなきゃいけないのに
心配性の保護者+固定資産化したいギョーカイのコラボで
健康な成人生活が妨げられないといいなと思っている。