愛甲修子さんのお勉強会、終わりました。
とってもためになりました。
ご参加の皆様も、満足して帰られたようで
主催者としてやってよかったな~と思います。
どうやって苦しみから解き放つかの話でした。
具体例は三つ。
1 幼少期から中年期に及び施設生活をしていた人の強度行動障害の治癒例。
2 知的障害があり施設に暮らしていた人が知的に伸びて施設を出て地域暮らしをしている例。
苦しみから解き放たれ、望みがかなうまでに、支援者としてどういう介入をしたか。
これは道徳入門にも書いてありましたね。
昨日私にとっても目新しい話だったのは
3 高機能の生徒の社会適応
ですね。ここで愛甲さんは見事に、個性に応じて手法を使い分け結果を出していらした。
神田橋先生の影響が濃く出ていましたが。
これは私も初めて聞きましたけれど、すっきり納得のいくものでした。
横浜の地域訓練会関連の方も何人か参加されていましたが
訓練会でやってきたことの正しさがわかったとおっしゃっていました。
うん。そうかもしれない。
逆に、自分の子に発達の遅れがあると言われたとき
なぜこんなことをさせられるのか疑問だったようなことも
愛甲さんの話を聞けば納得できただろうに、と
すでに二十代になった自閉っ子ママがおっしゃっていました。
やはりね、神田橋先生のおっしゃるとおり
「知らしむべからず、依らしむべし」じゃいけないのですね。
でも療育ギョーカイ、ともすればそっちに行ってしまいますよ。
だからこそ、意識的に情報を取りに行くのが大事。
ということを書いた自閉っ子通信もお配りしましたけどね。
参加者の方で、「愛甲さんの話し方や声が好きだった」とおっしゃった方もいましたが
そういうデータは蓄積していくといいと思います。
本物と本物じゃない人の見分けがつくようになります。
「人間音痴」じゃなくなるためには
生まれつきのセンスはもちろんのこと、リアルで人を見ることが大事です。
じゃあ私が自分の人間を見るセンスに自信を持っているかというと・・・
必ずしもそうじゃないのですね。
私は別の作戦を取っているのです。
これも経験上わかってきたことなのですが
私が好きになる人より、私を好きになる人のほうがいい人である確率が高いんですね。
相当心が広くないと近づいてきませんからね、私には。
愛甲さんも昨日笑いながら話していらっしゃったと思いますが
最初神田橋先生のお話を持ってこられたとき、ちょうど裁判を抱えていて、発達障害なんてもういやでいやで
おまけにそんなビッグネーム中のビッグネームの本を出すなんて、と消極的だった私。
いや、消極的っていう生易しいもんじゃないですね。
「めんどくさい話持ってきたなあ」とありありといやな態度。
おまけに愛甲さんに向かって
「私は臨床心理士は嫌いです」とか言ったらしい。
いや、本当に嫌いですけど。
当然、全員じゃないけどね。
(ろくすっぽ効果上げられないのにいっぱしのアカデミシャン気取りで
おまけに待遇にぶつぶつ言うタイプの臨床心理士は嫌いです。で、このタイプよくいる)。
でも愛甲さんは威張らないし、ちゃんと人を癒すし、愚痴も言わない方なので、臨床心理士でも尊敬しています。
いずれにせよ、愛甲さんのご紹介で、神田橋先生の著作をせっせと読み
「これはすごい」と思って、今度は本を出させていただく幸せをひしひしと感じて
そこから始まったおつきあいが、これほど実りのあるものになるのですから
私はやっぱり、寄ってくる人とつきあおう
なんて思うのでした。
さて、充実したお勉強会の間に
花風社のHPに、ニキさんの新刊情報がアップされていました。
1日くらいから発送していきますね。
いつものとおり1冊の方はメール便で
複数冊(他の本も含めてね)の方は普通便で送り出します。
今回のおまけは前述の「自閉っ子通信」です。
かなり本音を書いています。
書店売りはお盆前が目標です。
どうぞお楽しみに!
とってもためになりました。
ご参加の皆様も、満足して帰られたようで
主催者としてやってよかったな~と思います。
どうやって苦しみから解き放つかの話でした。
具体例は三つ。
1 幼少期から中年期に及び施設生活をしていた人の強度行動障害の治癒例。
2 知的障害があり施設に暮らしていた人が知的に伸びて施設を出て地域暮らしをしている例。
苦しみから解き放たれ、望みがかなうまでに、支援者としてどういう介入をしたか。
これは道徳入門にも書いてありましたね。
昨日私にとっても目新しい話だったのは
3 高機能の生徒の社会適応
ですね。ここで愛甲さんは見事に、個性に応じて手法を使い分け結果を出していらした。
神田橋先生の影響が濃く出ていましたが。
これは私も初めて聞きましたけれど、すっきり納得のいくものでした。
横浜の地域訓練会関連の方も何人か参加されていましたが
訓練会でやってきたことの正しさがわかったとおっしゃっていました。
うん。そうかもしれない。
逆に、自分の子に発達の遅れがあると言われたとき
なぜこんなことをさせられるのか疑問だったようなことも
愛甲さんの話を聞けば納得できただろうに、と
すでに二十代になった自閉っ子ママがおっしゃっていました。
やはりね、神田橋先生のおっしゃるとおり
「知らしむべからず、依らしむべし」じゃいけないのですね。
でも療育ギョーカイ、ともすればそっちに行ってしまいますよ。
だからこそ、意識的に情報を取りに行くのが大事。
ということを書いた自閉っ子通信もお配りしましたけどね。
参加者の方で、「愛甲さんの話し方や声が好きだった」とおっしゃった方もいましたが
そういうデータは蓄積していくといいと思います。
本物と本物じゃない人の見分けがつくようになります。
「人間音痴」じゃなくなるためには
生まれつきのセンスはもちろんのこと、リアルで人を見ることが大事です。
じゃあ私が自分の人間を見るセンスに自信を持っているかというと・・・
必ずしもそうじゃないのですね。
私は別の作戦を取っているのです。
これも経験上わかってきたことなのですが
私が好きになる人より、私を好きになる人のほうがいい人である確率が高いんですね。
相当心が広くないと近づいてきませんからね、私には。
愛甲さんも昨日笑いながら話していらっしゃったと思いますが
最初神田橋先生のお話を持ってこられたとき、ちょうど裁判を抱えていて、発達障害なんてもういやでいやで
おまけにそんなビッグネーム中のビッグネームの本を出すなんて、と消極的だった私。
いや、消極的っていう生易しいもんじゃないですね。
「めんどくさい話持ってきたなあ」とありありといやな態度。
おまけに愛甲さんに向かって
「私は臨床心理士は嫌いです」とか言ったらしい。
いや、本当に嫌いですけど。
当然、全員じゃないけどね。
(ろくすっぽ効果上げられないのにいっぱしのアカデミシャン気取りで
おまけに待遇にぶつぶつ言うタイプの臨床心理士は嫌いです。で、このタイプよくいる)。
でも愛甲さんは威張らないし、ちゃんと人を癒すし、愚痴も言わない方なので、臨床心理士でも尊敬しています。
いずれにせよ、愛甲さんのご紹介で、神田橋先生の著作をせっせと読み
「これはすごい」と思って、今度は本を出させていただく幸せをひしひしと感じて
そこから始まったおつきあいが、これほど実りのあるものになるのですから
私はやっぱり、寄ってくる人とつきあおう
なんて思うのでした。
さて、充実したお勉強会の間に
花風社のHPに、ニキさんの新刊情報がアップされていました。
1日くらいから発送していきますね。
いつものとおり1冊の方はメール便で
複数冊(他の本も含めてね)の方は普通便で送り出します。
今回のおまけは前述の「自閉っ子通信」です。
かなり本音を書いています。
書店売りはお盆前が目標です。
どうぞお楽しみに!